勝手にふるえてろのレビュー・感想・評価

タイトルの意味が理解できなかった。

“二”の見下してるような感じと馴れ馴れしさがダメで「マジで着いてこないで！」ってウザくてしかたなかった。私も完全“一”が好きでした。・・がっ！後半、“二”は純粋で一途で良い子で・・最初の印象と違った。もう、観ていて可愛くなってしまいました。

妄想とかするけど・・その域を越していて、不安定なところが共感しがたく、合わないかも…と思っていたのですが、いつの間にか観入っていました。
何かよく分からないですが・・終わってから…あー面白い！、と感じる話でした。
凄く不思議な感覚です。。

松岡茉優、好きです。彼女の“腐女子”っぷりが見事です。

原作未読。気にはなってたんだけど、そんなに期待してなかったので劇場には行きませんでした。
が、素晴らしかった。自分の中に閉じこもっていた主人公が、外界と関わる生き方を選ぶことで世界が変わってゆく。だけど、そこで終わらなかったのがよかった。観終わったあと、勝手にふるえてしまう映画でした。

暴走ラブコメディ、いいね！
こーゆーぶっ飛んでる系、大好きデス。
スピード感もあってラストまで飽きさせない演出が◎

個人的には「視野見（造語）」が刺さりました。ちょっと身に付いてる・・・かもw

松岡最高

世界に 負けたくなくて まだ一度も できたことないのに 彼氏できた！ って友達に 嘘ついたのおもいだしちゃった . この映画に本当の 自分 が共感してしまったの秘密にしたいや . あーファック！人生まじファック！ってなるの 私だけじゃないよね ．自分で変な歌作っちゃうのも 私だけじゃないよね？ 自分しね！お前もしね！って思うの私だけじゃないよね？ 私あなたのこと興味ありません（うそ！） って素振りするのも 私だけじゃないよね ！
わからない！わからないけど！やっぱおまえがすき！って思うのも 私だけじゃないんだ 。

「芥川賞作家が原作」ということで、勝手にシリアスな恋愛ものと思い込んでの鑑賞。
なので始まってしばらくは松岡茉優さんのやらかす奇妙な言動(ある意味シリアスなんだが…）に戸惑いつつも、気付けばニヤニヤ笑っていた。

コメディって俳優陣が下手だと観ていて疲れてきたり白けたりするけど、主役２人が絶妙に上手いし演出がいい。
やりすぎ一歩手前ですっと引き、真面目なやりとりが続くと良いタイミングでハズシが入る。

それにしても、松岡茉優さんを脳内妄想炸裂のブスキャラにキャスティングしたのは大正解ですね。
見た目は可愛いのに残念すぎるところが本当に魅力的。

渡辺大知の良さも、今回個人的に大発見。
バカ丸出しっぽい笑顔を見ているうちに、「彼女とやっていけるのはあんたくらいしかいないよ、頑張れ！」と応援したくなる。

何の気なしに観て「大当たり」と思えた映画は久々でした。

男も女も同じ孤独感あるんだね。薄っぺらいストーリーが多い日本の映画の中で久々に面白かったよ。
松岡茉優っていいね〜。万引き家族でもいい役回りだったし。主演もどっちもいけるね〜、社長！

松岡茉優のヨシカも素晴らしいけれど演出も最高！すっかり大九監督のファンになりました。

女って男が「〜だわ」って話すと思ってるけどそんなうざい奴あんまいない。
だから二が話すたびに違和感あったしきもかった。

話もなんかあんま面白くないなぁ。
インストールは最高だったから見たけどこれは駄作。
タイトルの勝手にふるえてろってのもラストシーンで言うけど何故あのタイミングでふるえてろってどういう事よ。
中途半端な作品だった。
あと渡辺大和ってやつが顔も声もきもいキャストミス

二面性を持つが為に「1と2」の間で揺れ動いているのかと思いきや、実は孤独な一面しか持ち合わせていない寂しい女性と知った時の転結には唸ったな。

地方出身で地味に暮らしている人の方が実は多くて、ソーシャルメディアでリア充がクローズアップされるから見えないだけ。

多くの人が共感するのでは無いだろうか。

主人公が「スーパーこじらせ女子」という設定を除けば、かなり王道の恋愛ストーリー。
そんな本作をここまで引き上げているのは間違いなく松岡茉優の演技力と存在感で、他の女優だったら多分、ここまでの作品にはなっていなかったと思う。

とんでも妄想女の恋は破れてしまったけど、
それ以上の恋に出逢えた。

そこそこおもしろい。

ゆっくりだらだらとみるのがいいかも。
途中ででてくる愛して無いけど、滅茶滅茶すきみたいなセリフは、リアルでよかった。

松岡茉優さんが好きですしレビューも高いのでワクワクしながら見てましたが...悪くはないと思いますが友達に勧められるレベルでもないかな...

北村くんが出演してるので観ました
面白かったです

映画史上こんな可愛らしい応援したくなるカップルいましたか？と言うくらい魅力的なカップルだった。

謂わゆる腐女子みたいな人の脳内を見てるようで、仕事柄面白いけど、怖ぁと思って観てました。

好きなモノにはとことんのめり込み、勝手に好きが増幅し突っ走り、そのモノがあればどんな世界でも輝いたキラキラした世界になるし、一回裏切られると世界は崩壊し、他者に対し攻撃的になる様は映画的には面白いけど、リアルだとこわすぎかた。

二役の渡辺大知くんもとてもナチュラルで良かった。あの存在がこの映画を救ってるようにも思えた。自然体で誰も傷つけない純真。とても愛らしかった。

そして松岡茉優！変わった人と言うイメージだったけど、素晴らしかった。ヨシカそのものだった。
不器用で狂ってて純粋で、感情を爆発させたり、1人悩んだり、泣いたり笑ったり、ヨシカ自体は苦手な人種だけど、可愛かったもの。
松岡茉優の魅力をたっぷり見せつけられました。

とても良い映画でした。
松岡茉優、そして監督の他の作品も注目していきたいと思います。

はまり役。

でもメインカップルに嫌悪感を抱いてしまって、期待してたけれど合わなかった。

普通に働く一般経理女性の物語。

彼女の性格はアンモナイト好きとかタモリ倶楽部好きとかマニアック一直線。かなり変わっているし、男性目線で言えばかなり笑わせてくれる。

この性格である程度周りの人間と付き合えるんだ〜と感心していただけに、後の展開は衝撃的。

CMなどでも魅せる松岡茉優の天真爛漫な演技で無ければ、この作品は魅力的に映らなかっただろうなと思うし、脚本はかなり優秀。

残念なのはラスト1/4が精神的に病みすぎて怖い。
惜しいなぁ〜。今までの3/4の展開が勿体ない様な。

「勝手にふるえてろ」よりは「勝手にもがいてろ」感がある本作。機会があればどうぞ。