96時間 レクイエムのレビュー・感想・評価
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ジェイソンか!
シリーズ3作目だけど相変わらずの面白さ。
リーアムニーソンはほぼジェイソン。まず死なない。もう死ぬだろ!ってシーンがたくさんあるがいつまでも生き延びる。なのに奥さんのファムケなんてあっという間に死んじゃうし…。最後の飛行機と車のチェイスもどう考えても時間軸がおかしい気がするけどまあいいか。
と、いうくらい気軽に楽しんでむると面白かった。つっこみだしたらきりがない…・
リーアム・ニーソンは文句なしに強い。
リーアム・ニーソンの親父爆発映画の3作目。今回は少し控え目だったか。
元CIA工作員のブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)。娘のキム(マギー・グレイス)を守るためには何でもやる。他人の命はおかまいなし。
今回は、ブライアンの別れた妻、キムにとっては母親であるレノーア(ファムケ・ヤンセン)が何者かに殺されてしまう。その嫌疑がブライアンにかかってしまう。
どうやってその嫌疑を晴らすか、という知的な展開は、リュック・ベッソン、ロバート・マーク・ケイメンの脚本コンビには望むべくもない。
ブライアンはすぐさま怪しい人物に当たりをつけ、尾行を開始するが、すかさず妨害が入る。私が怪しい、と自ら言っているようなものである。
オリビエ・メガトン監督の演出は少しせわしない。カーアクションなどはもう少しゆったり撮ってもいいのに、と思わせる画面構成であった。
レノーアの死で、シリーズは新たな転換を見せたが、ブライアンに孫が産まれるようだし、このシリーズ、まだ作られる公算が大である。
さすがミルズ一家!
前の仲間もでてて凄く面白かったです♪
自分も見事に騙されましたwwwwww
奥さんがなくなってしまったのはとても悲しかったですw
そしてあの、刑事役の人もすごくあってました!!!
96時間はいったい…
結論から言いますと、何で奥さん殺しちゃうのー。
リベンジで助け出したのに殺しちゃうのかよ(笑)
96時間はやっぱり最初のキムがさらわれるやつが1番いいね。
あれと比較しちゃうから続編がなんだか弱く感じちゃう。
ところで今回96時間って時間の意味無くなってないか??べつに96時間ってタイトルじゃなくていいやんか(笑)
今回も!
相変わらずこのシリーズは面白い。父の娘への愛情、妻への思いが伺えるから記号的なヒーローよりも感情移入しやすいんだろう。今作は今迄よりもミステリー風な作風が特徴。かと言って、得意のアクションがおざなりになっているわけではなく、キレのいいオヤジのアクションは健在。マンネリ気味とは思いつつも、安心して楽しめる定番シリーズだと思う。
ファザコン娘が父への期待をこめて見に行ってしまうシリーズ
お父さんが娘を守るために戦うという単純なお話。正義のためではないので、淡々と公然破壊しまくる。最高にクールでかっこいい。反面、家族だけには優しい顔をする。そのギャップもまたいい←
派手なシーンも頭脳戦もないし、娘のために迷いなく淡々とやっつけていくだけだからアクション映画として物足りなさはある。
とはいえ、(やり方はアレだけど)娘を想うお父さんってこういうものなのかな、うちもそうだといいなあ、とついつい見に行ってしまうんだよなあ 笑
バレンタイン、パパにどんなチョコをあげようかと考えながら帰った
最強親父の最終章(?)
まあ。まあ、最終章と銘打ってはいますけども、どうなんでしょうか。第四弾、あるでしょ?あるんでしょ?ねえ?という、非常に非常に含みを持たせた終わり方でしたが。でしたが。あーいや、うん、気が早いですよね。取り敢えずまた戻ってきてくれましたって感じで、リーアム兄さん。それだけで満足なんですけども。今回も随分とお早いご帰還でした。前作から二、三年ぐらいですか?娘大好き!娘命!の最強親父が大暴走の名物シリーズ『96時間』の第三弾が開幕致しましたよ。
リーアム兄さん演じるブライアン・ミルズというキャラクターの持っているポテンシャルはまだまだこんなにあったのか!と。衰え知らずというかパワーアップしてるっつーか、見事に、フルに咲き誇っております。いやいや無敵過ぎるでしょ?と。あんたの現役を知らないけど、本当は今こそが現役なんじゃないの?と。
シリーズ毎度の冒頭で、少し哀愁漂わすお父さん像を見せてきて、物語のアクセルが踏まれるや突如として鬼ソルジャーに変貌するお決まりの流れでまずニヤリとさせられるんですね。あ、今スイッチ入ったね、と。で、このお父さん、正義の味方って訳でもないもんだから、公共物を平気で破壊するわ爆発炎上させるわ、罪なき民間人も(多分)負傷者のオンパレード。他人にとっちゃ大いなる迷惑でしかない行為を何度も繰り返すっつー、あのパターンが今回は飛躍的に進化しとります。ちょっと笑っちゃうぐらいです。元妻殺しの容疑をかけられて真相探る為に逃亡図った兄さんなんですけども、妻殺しどころの騒ぎじゃないだろこれ!ていう超絶破壊ですからね。
で、まあ、そういう意味では満足度は高かったんですよ。ですけど、元々この『96時間』ってのは、続編を強く想定してなかったと思うんですよね。だから原題が『Taken』なのに、こっちだと邦題に『96時間』て付けちゃったぐらいで。でも、ほら、もう96時間は関係なくなってるじゃないですか。「誘拐された被害者が無事な状態でいる猶予」的な意味の96時間であって。あと一作目は「何者かに誘拐された娘を必死に探す無敵のお父さん」という1コンセプトのみでストーリーのサイクルが回ってた訳じゃないですか。もうね、三作目となると、そのコンセプトから大きく外れちゃってるんですよ。「普通」のアクション映画になっちゃってる。そこがね、まあなんというか、少し残念ではあります。嗚呼、うん。「普通」だよね、と。前作のリベンジからもうかなり無理を感じてたんですよね。『96時間』らしさ出すのって辛いよなあ、と。
まあだからこそ、第四弾を期待しているんですが。娘の誘拐はもうネタとして使っちゃったので、次回は、ほら、また別の身内?新しい家族?の誘拐とか。
続編、待ってます!
親子の絆
大好きな、このシリーズもいよいよ最終章。
初めて観た時、ブライアンのスペシャルスキルと暴走ぷり、そのキャラクターの魅力に引き込まれました。
1作目は娘を助けようとする暴走パパ。
2作目は父と娘の連携プレイ。
そして今作は共通する大切な人を失い、父と娘がお互いを支え合ってる印象でした。
父と娘はもちろんですが、ブライアンと元奥さんの関係だったり赤ちゃんだったり、今までより家族の絆が濃く描かれていたように思いました。
これまでは、単に悪に立ち向かう父でしたが今作では行くてを阻む警察とも対峙します。
ある種、正義と正義の戦いなので新鮮でしたね。
ブライアンは相変わらず流石なんですが、それに食らいつこうとする頭の切れる警察の指揮官の存在も話を盛り上げてくれたと思います。
これが並みの指揮官では物足りなかったでしょう。
ブライアンチームも見所でしたね。
古くからの付き合いとわかる勝手知ったる感じ、命を預け合える仲間というのが伝わってきました。
まだまだ続きを観たい作品ですが、締めくくりとして、いい終わり方だと思いました。
最終章だからって…
主要人物を死なせないと成立させられない話なんてもう時代遅れ〜!!(これはネタバレではないですよね。あらすじを読まない私も知っていた前情報ですから)
って事で、なかなか楽しめましたが、殺さないでも惹きつけるストーリーじゃないと高い点数は付けないことにします。今後は。
(何様ですか、私)
それにしても、ダグレイ・スコット…悪役顔になり過ぎ〜
シンデレラの王子様役勤めた事もあるのに。
トロポヤのマルコから6年。
「96時間 レクイエム」見ました。初日です。他に見るものがなくて。
が、第1作はとても楽しくて、作品自体はファンです。特に、映画史屈指の拉致られシーンに痺れた記憶があります。2作目は嫌いです。ストーリーに無理がありすぎだし、第1作に感じた話のスピード感がないし、退屈だった。
今作は、結論から言うとつまらない。
第1作のような斬新さが無いし、第2作同様にスピード感が薄い。そして一番の問題は、TAKENじゃないこと。プリズンブレイクが脱獄物じゃなくなった理屈と同じ。
だが相変わらずリーアムニーソックスはかっこいい。彼の雰囲気は、最強CIA工作員という設定の説得力を感じる。抱かれたい。
そしてフォレスト・ウィテカーの登場がこの作品の人気高騰と、進化を感じる。すごい。
ただし、少しの工夫は感じられる。追跡劇から脱走劇への転換や、元CIA仲間との連携プレーを見せたり、どんでん返し風にしたりとか。敵が白ブリーフ一丁で立ち回るのもか。しかしその全てが巧いとは思えないしないし、この内容なら90分くらいにまとめてもらえたら飽きずに、爽快に楽しめたと思う。そこが残念。
ただ、「GOOD LUCK」を使う間が悪いのか全く響かなかった。しかも警察相手に言っちゃうあたりが、PART1での使い方と意味が180度違うと思った。関心しなかった。
あれこれ言ったが、及第点の仕上がりにはなっているかと。やはり観客が見たいのはミルズの”特殊なスキル”であり、彼の追い詰められる姿だろう。それをきちんと見せてくれたのだから、ありがとうと言いたい。そして、ミルズを疑った警察へ。彼がレニーを殺すわけがないだろ馬鹿野郎と言いたい。
ミルズ、アベンジャーズ参戦への機は熟したか。
緊迫感
シリーズの96時間というタイトル、もっと緊迫感があった方が良かったな、ストーリー展開が予測できたのと 結末も予想どうりだったので途中飽きた場面もあった。
ロシアの悪党もあっけなさすぎて 盛り上がりにかけたかな、どうせなら誰一人殺さないで犯人に逆にトリックを仕掛けるようなストーリーでも面白いんじゃない^ ^
犯人はなぜ娘を連れて逃げる必要があるのか? とっととトンズラすりゃ良いものを、この手の結末を終わらせるための理由づけだろうけど飽きてきた。リーアムニーソンかっこいいねあんな親父になりたい。
“ダメなお父さんが実は凄腕の元特殊工作員でした”シリーズの3作目。...
“ダメなお父さんが実は凄腕の元特殊工作員でした”シリーズの3作目。2作目がイマイチパッとしなかったのはリーアム・ニーソンのダメお父さんぶりがさもなかったことになっていたからだと思っていたわけですが、この3作目ではちゃんと原点回帰、彼氏と同棲を始めた娘の誕生日にぬいぐるみを持ってヌケヌケと自宅訪問するKYぶりからスタート。ついに元嫁を殺されてしまったのに殺害容疑をかけられてFBIに追われながら真犯人を追う、それじゃ『逃亡者』と同じじゃないか?という、心がいつまでも中学生のリュック・ベッソンがいかにも考えそうな容赦ないお話が展開。ダメお父さんをサポートするダメ親父集団の活躍、FBIの敏腕捜査官フォレスト・ウィテカーの存在感が印象的な映画でしたが、何より年頃の娘を持つ父のどう接したらいいか解らない系のもどかしさがなによりリアルで胸が痛かったです。
96時間シリーズでなくても・・・
『96時間 レクイエム』を鑑賞。
リーアム・ニーソン主演のシリーズ3作目。
制作・脚本もこれまで同様リュック・ベッソン。
1、2作目同様に何より大切な家族(離婚した元妻と実娘)を守る為にはどんな事でもする元CIA工作員である無敵の父親の物語。
前作であれほど苦労して守り、以降関係が深まりつつあった元妻が殺害され、その容疑者として追われる立場になってしまう。
残された娘を守り、真犯人を突き止める事はできるのか。
これまで同様に100分前後のノンストップアクションとなっており、今作でもおなじみの父親の無敵っぷりが光る。
ところが、観終わってみると何か物足りない。
相変わらず突っ込みどころは満載で、自分の家族を守る為には他人の事などお構いなしのご都合主義。
そんな父親の性格になど今更突っ込んでいられないし、シリーズファンであれば気にもならない。
今シリーズ最大の魅力は、元CIA工作員の父親がどんな困難な場面においても冷静に行動し、わずかな情報を元に頭脳とスパイ経験を駆使して切り抜ける爽快感である。
しかし、今作ではそれが明らかに不足しているのだ。
キャラクターもシリーズ共通だし、味付けも従来のそれであるものの、残念ながら普通のアクション映画になってしまっている。
これなら何も96時間シリーズである必要はない。
アクション映画としては決して悪くはないし、シリーズ未観でも問題なく楽しめる造りとなっている事も評価できる。
しかし、実際には観客のほとんどがシリーズファンである事を考えればやはり物足りないと言わざるを得ない。
続編と作る上でマンネリ化せずに魅力を維持し続ける事は本当に難しい。3作目ともなれば尚更である。
それでもシリーズものに頼らざるを得ない今の映画業界は、もしかしたらどんな映画よりも危機的な状況にあるのかも知れない。
リーアムが勿体無い
リーアム・ニースンの哀愁漂う演技以外取り柄のない内容。
邦題の「レクイエム」とは何の事かと思ったが、妻を失った悲しみを表現したつもりなのか、全編通じて暗すぎる雰囲気をしてレクイエムと称しているのだろうか?
元々家族愛がテーマのアクションということで、世界観が小ぢんまりするのは是非もないが、今回奥さんが殺害される理由が余りにも下らないので、説得力が無く、ストーリーに没入出来ない。
「手強い敵」と言えばアフガン(せめてチェチェン紛争に出来なかったのか?ブライアンをロートル呼ばわりしたマレンコフは一体何歳なんだ!?)の歴戦の強者が率いるロシアンマフィア、というステレオタイプにもうんざりする。
肝心のアクションも明らかに前2作より控え目で、リーアムの地味ながらもキレのある格闘シーンを期待していると肩透かしを食う。
脚本のアラが目立ち、アクションとしても消化不良の為、3作目にして最大の駄作となってしまった。
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