藁の楯 わらのたてのレビュー・感想・評価
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見ていられないのに、惹きこまれる!
壮絶…
何が正しいのか自分でも分からなくなりそうなのに、それでも戦う主人公が辛くて見ていられなくて、何度も「もうやめて!」と目を背けたくなりました。
自分の中で何を貫き通すか、貫き通すことが出来るのか。
人類全てを敵にして戦う恐怖も、この映画を味わうポイントなのかな、と思います。
伏線の多さも個人的に好みです。
おすすめはしにくいけど、沢山の人に見てほしい、そんな映画でした。満足!
休日に観る最高の邦画
最後まで夢中で観た映画でした。始終張り詰めた雰囲気のまま物語が進んでいくような不思議でハラハラする作品です。藤原竜也さんの演技が好きな方は観るべき映画であると思います。松嶋菜々子さんも綺麗ですね、
『藁の楯 わらのたて』
やっぱ大沢たかおはイイ、いつ見てもイイ。
松嶋菜々子もイイよ。
10億円の賞金が無かったら殺してたってセリフにグッときた。
高橋和也、長江健一も良かった。
この映画でロリコンの心理が分かった。分かった上でやっぱ病気だと思う。
原作を食うキャスティング
飛ぶ鳥をも落とす勢いの藤原竜也が意外に犯罪者役をする不思議な感じ…だが、そつなくこなす所は流石。
キャスティングは成功と言える。
「もし、自分なら…」を考えて見ると共感出来る部分の多い作品。
ジレンマ
今作のテーマは、レビューのタイトルにも書いた、「ジレンマ」だと思います。
重罪人を守らなければならないSPの微妙な心境が見てる側にも伝わってきて、非常に考えさせられます。
ラストも、救いのないもので、心に残るものがありました。
10億円で警官が人生を売れるだろうか
総合65点 ( ストーリー:50点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
10億円と引き換えに殺人の罪をかぶり服役をしなければならない。簡単に書けば
10億円を獲得できる現実的な可能性>推定10年以上の服役+大きな不名誉
という不等式が成立したときに人は行動に移ることになる。その誘惑にかられる経済的に追い詰められた人はいるだろう。でも一般人にそのような人が現れるのはわからないでもないが、警察の中からたくさんの裏切りが出てくるのは自分には納得がいかなかった。そしてその条件を全国に知らしめる殺人教唆を出来てしまうのも不自然。また発信機を自分の体内に埋め込みそれを知らせる人がいて、その位置情報を受け取る人もいる。そのような組織を作り上げるという準備をどうやったのか。結末も安っぽくて、いかにもここで盛り上がりどころの人間劇を見せますよというのは現実無視している。
護送の途中経過にはクズの犯人に対する怒りと任務との葛藤があったり、被害者や国民感情の道徳的問いかけがあったり、次は誰がどこで突然襲ってくるのだろうかという緊張感もあった。その中で誰が信頼できて誰を疑って作戦をどう立てて任務を遂行するのか、あるいは本当に任務を遂行すべきなのかと自問する過程があり、そのような部分はそれなり。でも物語は素直に受け入れられなかった。似たような作品だが人間劇よりも活劇を中心にした「S.W.A.T.」のほうが活劇も水準が高くて自分は好み。
世界よ、これが邦画だ!
なにこれ?おかしくね?本当にこれで良いの?と本音で言ってくれるブレーンが、この監督には必要なんだと思います。
雑で適当で細部まで作り込まれていない、とても残念な作品でした。
見ていてイライラしました。
邦画にしては迫力ある
見応えはありました。サスペンス感が溢れていて、アクションも迫力があります。
残念な点はストーリーが薄っぺらいということです。ドラマとしての要素があまり感じらず、ただのエンターテイメントでした。
藤原竜也の演技は良かったです。
怒涛なサイコ
映画評価:40点
最初のシーン
「おそらく女性」
どんだけ惨たらしく殺したんだ…
そう思うスタートでした
最初からの1時間20分は圧倒するくらいの展開に見入ってしまった訳なんですが
よくよく考えると変な点が多すぎる
蜷川は10億や20億を余裕で出せる大富豪、その割りには孫娘の防衛に無力だったとか、考え出したらキリがないくらい多い
勢いがあってノンリアルな世界観は楽しかったが、最悪な犯罪と凶悪な欲望を前に気持ち悪くなってしまいました
【2014.6.4鑑賞】
テーマとエンタメのミスマッチ
重いテーマを展開の早いアクションサスペンスに仕上げた感じで、一気に引き込まれて観賞しましたが、重いテーマに対する結論がいかんせん軽すぎた。面白かったけど、重厚さに関しては肩透かし感の残る印象でした。
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