舟を編むのレビュー・感想・評価
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ことばの大切さ
自分のなかで久しぶりのヒット作品です。
辞書作りという地味な題材でありながら、辞書ができるまでの遠い遠い道のりが丁寧に描かれた作品です。
短くわかりやすく、そして美しく。ことばの意味、大切さを再認識しました。
オダジョーの役どころが映画に良いスパイスを与えていたと思います。
予告が面白そうで見たけど
内容はあらすじ通り。
思いを手紙ではなく言葉で伝えることで人生は変わった。その変化が素晴らしかった。
松田龍平、オダギリジョーの演技がとてもよかった。
ゆったりした時間
松田龍平さんしか出せない空気感と、ゆったり時間が流れていく感じがいい。
辞書って、こういう風に作られるんだ…と改めて、その作業の大変さを知りました。
演技派の役者さんが揃うと、個性がぶつかって少々うるさくなる映画が多いですが、この作品は全体がまとまっていてほっこりします。
思ってたよりかは
あまりこの作品は話題されてるほど期待してなくて、映画も行かなかったけど、その大した期待が無かったぶんよく観れたかな。
特別盛り上がりがあるわけでもないし、先の展開も読めてしまう。
それでも最後まで楽しめるのは原作がいいからかな?
観終わって思ったのが「原作を読みたい」でした。
あとは、やっぱり松田龍平とオダギリジョーのはずごい!
どんな役でもこなすし、かといって個性もある。
2人の役がいれかわってもこの作品が作れそうなきがする。
いい人達
いい人達に囲まれて幸せな物語。
努力や我慢や犠牲を美徳とする日本人らしい、美しい物語。
ほのぼのほんわかした気持ちにはなるけど、
かぐやとの恋より、まじめの仕事の方(すぐ普通に話すようになってしまったけど、もっといろんな人との関わりがあって成長したはず)をもっとしりたかったなー。
期待しないで見よう
本を読んで面白かったのとアカデミー賞6冠ということで、DVDを借りて見てみた。
この映画を見て良かったと思うのは、一つ一つの言葉を丁寧に扱い辞書を作り出す過程を垣間見ることが出来たこと。その中で自分はいつも適当に言葉を使っているなあと考えさせられた。
また主人公の馬締を演じる松田龍平の演技が良い。松田龍平さんはクールな顔立ちで、一見馬絞のような優しい雰囲気を作るのは難し
いだろうと思っていたのだが、演技が手伝って馬締の優しさや誠実さがよく表れていた。
所々に笑いが散りばめられており、その度に主人公含む登場人物への愛着が湧いていった。
しかし香具矢が馬締を好きになる過程や、アルバイトの人々が馬締に信頼を置くまでの過程の説明が不足している。その為二人の恋が成就した後の喜びや辞書を作り終わった時のカタルシスが薄れているように思った。
アカデミー賞を6冠撮ったということで期待していたが、そこまでの感動はなかった。
そら大変だよな〜
あれだけの数の言葉を一冊の本にするなんてそりゃ気の遠くなる大変な作業だよなー。
とゆう感想です…
俳優さん達はとても良くて前半はけっこう楽しめました。
ただ後半はサラーッと終わってしまいました。
地道な月日の積み重ねで辞書は出来る
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
地道に続ける地味な作業を、地味だけど真面目に描く。音楽も演出も控え気味。辞書作りをこんなに小さな部署でこんなに時間をかけて行っているとは思わなかった。少しずつ少しずつ月日を積み重ねないと出来ない仕事があった。その間に製作に関わっている人々も、結婚や病気といった人生の転機を迎えるほどの時間が経過する。長い割には淡白な展開だけど退屈するとまではいかず、彼らとともにゆったりと流れる時間をのんびりと眺められた。
辞書の魅力を伝える事に専念した映画
辞書の魅力は伝わるんだけど、それ以上のメッセージを受け取る事が出来なかった。泣けなかったし。ラストであの人が死ぬのも、「ここまで大した盛り上がりがないから、波要素入れとく?」みたいに見えてしまって…うーん、残念。
辞書を作る話なんて、地味そうな話だな、と思っていたらその通りだった(笑)けど、キャラの良さと、宮崎あおいの可愛さのおかげで、見応えのある映画になっている。ただ、辞書の持つ魅力は伝わったけど、それ以上のメッセージが無いのが残念かな…
松田龍平が素敵だ
この映画の監督、石井監督があの「川の底からこんにちは」の人だと知らなかった。
じわじわと来るいい映画でした…やっぱ、松田龍平がいい。ほんと、いいな彼は。
原作は読んでないので、勝手なことを言うが、まじめ君が恋によって、もっと壊れたとこが見れたら、もっと面白かったな。
あー、「用例採取」しちゃいそ(笑)
全体的に薄味で物足りない作品。
全く面白くなかった訳ではないが。
全体的に薄味で物足りなかった。
まず俳優陣が非常に豪華。
私が好きな俳優さんが沢山出ており彼等が動いているだけで胸躍るものがあるのは確か。
ただ全編通して薄味。
本作は辞書編纂に苦慮する仕事の話と、主人公と女板前の香具矢(カグヤ)との私生活の話、大きく二つに分かれますが。
…両方とも中途半端。
辞書編纂の作業は作業工程を見せることで途方も無い作業の道程を見せようとしていますが作業の説明自体は興味深いものの、10余年の期間がブツ切りで描かれるため苦労感が伝わり難い。
終盤、大きなアクシデントが起こっているような雰囲気有りますが盛り上がりを作り出すための、話のための話感が強かった。
プライベート側も序盤は主人公の不器用感やピントのズレをコミカルに描いていたものの中盤以降はすっかりと影を潜めて面白さの要素が減っていました。
また本来は話の一つの軸になり得る、宮崎あおいが演じる香具矢(カグヤ)の女板前としての苦悩も摘み食いはしたものの尻切れ蜻蛉の感が否めない。
結果、大した波乱も無く何か分からないけど上手くいっちゃった感が。
主人公も含めた周りの人物の成長した感じが薄かったような気がします。
ただ、薄味ですが安心して観れる作品なのは確か。
他人と観に行く上では安牌かと。
オススメです。
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