悪の教典のレビュー・感想・評価
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わかりやすくし過ぎた感はあるものの、面白かった。ハスミンの人物描写...
わかりやすくし過ぎた感はあるものの、面白かった。ハスミンの人物描写が粗削りで観終わると軽い作品だったように思えてしまう。
最悪。危険な映画なので観るな‼︎
こんなことを書くとじゃあなんで観たんだと言われそうだが、原作のミステリー要素が好きだったので観たわけで何も端折りまくったバイオレンス映画を観たかったわけではないというのが正直な感想だ。
年に200本近く映画を観る、我こそは映画通だと気取るイタい映画批評家の人達にとっては今作はさぞ「ユニーク」な映画なのかもしれないが、普通の映画好きが今作を観なければならない理由が私には思いつかない。
映画をレビューしているyoutuberが今作を絶賛してたがそういえばそいつも変な映画を好みたがるかなりイタい奴だった。
スリル満点
いくつかサイコパスの映画は見たことがあったのですが、冷静に殺人を犯す主人公の心情をうまく表していると思いました。
アメリカ時代の記憶?の回想シーンがとても不思議で現実離れしていて怖かったです。
伊藤英明というキャスティングもかなりいいと思いました。
予告編見てたら、完全犯罪を狙って…と思ってた。 そうではなくて、蓮...
予告編見てたら、完全犯罪を狙って…と思ってた。
そうではなくて、蓮実のもつ生まれながらの特性がそうさせたんやね。もちろん他人になすりつけることはしておいて。
マックザナイフ、とってもノリのよい曲で自分でも弾いたことあるけど、あんなに怖い詩だったとは初めて知った。
あんなにさわやかな曲にのせて、大虐殺していくギャップを狙っているのはよく分かり、感情がドロドロではなく、感情の欠落からの快楽殺人的なものが伝わってくる。
最後に生き残った、女の子の眼が気になってしょうがなかった。炎やパトカーの光に照らされて瞳の色が変化しているのかと思ったけど、あれは蓮見によってそのスピリットが受け継がれてた瞬間だったのかもしれない。そういう意味で次回作があるのかもしれない。
蓮見が刑務所の中からも影響力をもった存在、そんな次回作のスタートがちょっと浮かんできた。
そういえば、蓮実の家って「冷たい熱帯魚」での殺した死体を処理してた家と同じ??と思った。ま、どうでもいいんだけど。
途中でめっちゃトイレに行きたくなったんだけど、銃声のたびにチビるかと思ったわ。
原作本の面白さが全く活きていない
先に原作を読んでいたので、あまりの物足りなさに途中で観るのを何度も断念しそうになりました。伊藤英明はハマリ役でしたが、他の先生のキャラが全く作り込まれておらず、山田孝之ら豪華キャストがもったいない使われ方していました。生徒の殺し方も工夫がなく、演出もイマイチ。本みたいに上巻下巻と分けて、原作に忠実につくったほうが良かったかも。この監督は当たりハズレがあるけど、これはハズレ。
原作はとても面白かったけれど映画は正直つまらなかったです。 何もか...
原作はとても面白かったけれど映画は正直つまらなかったです。
何もかもが中途半端というか。
原作はじわじわと恐怖が迫ってきてドキドキしましたが、映画は茶番っぽく感じてしまいました。
ただ拷問しようとするシーンは痛々しくて、映画館の大きなスクリーンで見たので思わず目を背けてしまいました。
なにを感じればいいのか?
映画のメッセージ性にわずかな期待を込めて、あまり好きではないジャンルの映画をがんばって観てみた。
思った以上になにも中身の無い映画にビツクリ。
二階堂ふみが出ていなければ途中で止めていたが、観終わったあとにはやはり途中で止めればよかったと少し思った。
伏線がなくて、メッセージがなくて、救いがない。
この映画、グロの極み。のみならず、あらゆるゲスも出てきます。淫行、...
この映画、グロの極み。のみならず、あらゆるゲスも出てきます。淫行、セクハラ等々。
この映画、興行的には大ヒットしたようですね。でも評価は高くないですね。そりゃそうだ。これ高評価だしたら、自分がやばい奴に思われそうだ。途中退席した大島優子、あんたは偉い(笑)
最近起こった事件のように、こんなサイコパスが世の中本当にいるんだと思うとゾッとします。
山田孝之をあんな役で出していいのか?ちょっと笑ってしまいました。
to be continued で終わる今作、まだその続きはない。
小説のあらすじの映画化
薄っぺらいなと言うのが感想。
小説では生徒たちのキャラをしっかり立ててサイコパスなハスミンの前では無慈悲に殺されて行き生とは死とは?と考えさせられる作品だったと記憶しているが、
映画版はただの快楽殺人者のように写りハスミンと言う怪物に襲われるパニックホラー映画になっていた。
ハスミンはただ気に入らないから人を殺す人、生徒はただハスミンから逃げ惑い殺される物と言った感じで、人が無残に死ぬって面白いよねと言うアプローチが嫌いだった。
音楽や原色で華やか過ぎる学園祭のセットもハスミンのキャラをミスリードしている要因にも思う。
エピソードも途切れ途切れで分かりにくい。
三池崇史監督が は何で沢山映画が撮れるんですか?と人に聞いた時、
低予算と短い期間でそれなりの物を作るからと言ってたが、まさにそのような作品だと思う。
単なる暴力礼讃映画
文庫本の解説をこの映画の監督の三池崇史が書いてて、それを読んで映画を観る気は失せていたのだが、連休の暇つぶしにレンタルで鑑賞。
思ったとおり。暴力好きの三池崇史らしい、原作からハスミンのサイコパス全開のエグさを薄めて「惨劇の夜」の凄惨さだけを嬉々として撮った監督の笑顔が背後に浮かぶような映画になってた。
や、元々原作にもたいしたテーマ性があったわけでもないんだけどさ。
いくつかの原作からの改変箇所のおかげで、ハスミンがクラス全員虐殺を決意した理由が判りにくくなっている。
だって原作ではあの時点で、確かにハスミンにとって事態は致命的だったわけで、それを切り抜けるためには、その場にいた全員(つまりクラス全員)を一夜のうちに速やかに皆殺しにするしかなかった状況。
だからといって本当に短時間のうちに計画を練って実行してしまうところがハスミンの人間離れしたところなのだが、映画ではほんのわずかな違いによって、ちっとも致命的ではなくなってしまっている。
なのでクラス全員虐殺、に着手したハスミンの動機が、原作未読の人にはさっぱり判るまい。
学校にはびこる腐食を一掃するために、なんて勘違いをする人まで出てくる始末。いくらなんでもそれは原作未読でも映画のそこまでの話をちゃんと見てれば、そんな正反対の勘違いはしないだろうよ・・・と思うんだけどな。
文庫本の解説で、三池崇史がハスミンを英雄視したようなことを書いていたので、こういう映画を作るような気はしていた。
元々の原作も、いくらサイコパスでも「惨劇の夜」はやりすぎ感が大きかったのだが、そこに惹きつけられてハスミンを英雄視するのは胸糞が悪い。
確かにこの手の暴力描写には一種の爽快感がある。でも、そこを正当化しちゃいかんでしょ。
1から100まで自分の都合だけで殺戮をしたハスミンを英雄視できる神経は理解できないし嫌悪感を持つのも当然。
大島優子は正しい。
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