インセプションのレビュー・感想・評価
全385件中、21~40件目を表示
ただのライバル企業相手にここまで…
人の思考に潜入しアイデアを盗み取るスパイが存在する世界。主人公のコブは日本人のサイトーの思考に潜入し、アイデアを盗もうとしたものの、失敗してしまう。
しかしそんな中サイトーから、ライバル企業の後継者ロバートの思考に潜入し、経営を失敗させるような深層心理を植え付ける「インセプション」を行ってほしいと頼まれるところからストーリーは始まる。
複数の階層から成る夢を設計し、ロバートに深層心理を植え付けようとするが、ロバートは思考を盗み取られないよう訓練されていたため、作戦は難航する。
夢の中のシーンは壮大で、コブの潜在意識と交錯し、複雑に展開する。
最初は理解するまでに時間がかかるが、話が分かり出すとおもしろい。夢なのか現実なのか、余韻を残す結末。
かなりスケールが大きい話だが、結局のところライバル企業の経営失敗を狙ったところが話の発端となっており、リスクの高いインセプションを行う必要性は疑問…
無限の夢を操る産業スパイ
レオナルドディカプリオ扮するドミニクコブは、渡辺謙扮するサイトーに夢から抜き取る策を提案した。サイトーは、コブに植え付けであるインセプション出来るかと逆提案した。
レオナルドディカプリオと渡辺謙の共演作なれど、夢だか夢の夢だか現実かが分かりにくくて難解だ。無限の夢を操る産業スパイとはよく考えたものだ。
やはりノーランらしい
久しぶりに観ました。
今見ても、夢と現実の二層だけでないアイディアは秀逸。
ただ、ダイブした世界でのアクションというと、どうしても「マトリックス」が浮かんでしまうんですね。
でも実際に観てみると、その設定でちゃんと棲み分けはできていたと思います。
最初は日本が舞台。さらに渡辺謙がキーパーソンという役どころは、日本人的に嬉しい限りでしたね。
ノーランらしく細かい設定を盛り込んでいるのですが、あまり深読みしなければ見易い世界観だったと思う。
ド派手な映像は序盤の街が畳まれるところ位ですが、やはり細かいところも手が混んでいて無重力のホテルとかは面白かったですね。
終盤は息を畳み掛けるような展開で目が離せなくなります。
そしてやはりラストでしょう。
コマでなく子どもを見た。
今みると「夢か現実か」より「何を選択したか」にも見えました。
この観客に委ねるラスト、やはりノーランらしいですね。
やっぱり面白かったです。
面白いは面白いんだから
映画ファンにおすすめの映画を聞いたら、大体クリストファー・ノーラン監督作品。中でも多いのが、「ダークナイト」と「インセプション」。ダークナイトは言葉にならないほどの最高傑作だったため、あれを超えることは無いだろうなと思いながらも、みんなこぞってこの映画を絶賛するから期待しない訳にもいきません。ようやく見れた本作。結論から言うと、TENET以上、ダークナイト以下の映画でした。
いの一番にツッコミたいのは、これってこんなに難しいストーリーなの?ってこと。TENETは難解ストーリーを構成によってより難解にしている感じがしたけれど、本作は単純でバカげたストーリーをわざと難解にしている気がしてならない。難しい映画は嫌いじゃないんだけど、こうワザと難しくしている映画は苦手。単純でバカげていていいから、普通に描いてくれたら良かったのに、なんでそんなに混乱させたがるの?笑
それでも、面白いものは面白い。
何が何だか理解出来ていなくても、俳優陣のリアリティのある演技力のおかげか、めちゃくちゃ引き込まれるし、どうなってしまうのか気になって仕方ない。やっぱり、この監督は脚本を書くこと以上に、編集能力が映画界でトップクラス。この人の映画が愛される理由はそこだと思う。ストーリーはどうでもいいから、とにかく目が映像を欲しがってるんじゃ!って感じ。
難しいとはいっても、TENETよりは難しくなかったし、かなり楽しめた。長尺ながらに、観客を飽きさせない工夫が施されていたしね。だけど、キャラクター設定がどうも微妙。主人公だけを的当てすぎて、なんだか物足りない。いい俳優沢山出ているのに、生かしきれていないのは残念かな...。
あれこれ言っていますけど、いい映画だということには違いありません。あと思ったのは、これは映画館で見るために作られている映画だと。クリストファー・ノーランは配信で見ることを想定して作っていない、映画館で見ることを前提として作っていると、どこかのインタビューで聞いたことがあるくらいだし、そのくらい映画館でこそ輝く作品なのでしょう。ですから、映画館で見たら感想は違ったのかも。彼の新作が出たら、映画館で見ることを心がけるようにしときます。
難しくて面白い。まさにノーラン作品
確かに難しいし、わかりづらい。
でもTENET程じゃないから、ついていけて楽しかった。
この考えさせられるラストも見事。
バチバチのアクションで何度も本当にここは夢の中なのでは?と思わされる。
アクションの迫力もさることながら、物語の展開もハラハラドキドキ出来て純粋に楽しめた。
ホテルのシーンとか、ほんとにどうやって撮ってるんだろう、、、。
素晴らしかったです。
最後に好きなセリフを。
「どうせ夢の中だ。ド派手にやれ」
深層心理に記憶を植え付けることにより人のHISTORYを創り変えるという大胆で斬新な発想の映画です。
人の深層心理に入り込んで、意図した記憶や意思を植え付けるという斬新な発想の映画です。
主演はレオナルド・ディカプリオ、共演として渡辺謙が出演しています。
表面的なやりとりではなく、人が本当に大切にしている根底の部分が人生や生き方(HUMAN STORY)に大きく影響しているということを実感します。
より深い領域に潜り込むたびに、現実世界に対する経過する時間が長くなるという考えは、かなり体感がある話だと思います。
潜在意識を上手く使いこなせれば、現実世界での大きな成果を作ることにつながるのではないかなと、ちょっと可能性を感じる映画です。
何層にも深いところにまで潜り込んでいたり、複数の人の潜在意識がコラボしている感じで描かれているので、理解を深めるために、きっと何回か観たくなると思います。
そして、気になるラストは・・・
潜在意識?現実?
人によって意見が分かれるであろう結末です。
どなたか答えを教えてください♪
チンプンカンプン
自分には難しすぎた。2度3度観ればわかるかというと、そうとも思えない映画。映像なんかはすごいと思ったけど、ほんと内容が入ってこない。
高評価の皆さんをある意味で尊敬するとともに、これは夢でないかと感じる。あまりについていけなくて。
考えなきゃいけない映画は疲れる。
噂に聞くほどの難解さはない、そこが良い
昔からずっとCM等で見かけていて、色んなところで「難しい」「意味がわからない」と散々聞いていた個人的には噂の映画を初鑑賞。
もちろん期待を高められていた点はあるにしても、そこまでの難解さは感じなかった。
だからといって面白くなかったわけでもなく、独創的で程よい難しさを持った設定と激しさと個性を持ったアクションが特徴的な、かなり面白いと感じさせてくれる映画だった。
また、序盤から続く緊張感やワクワク感を最後まで途切れさせることなく終わりもスッキリまとまっていた点も良かった。
(正直この手の設定がウリで細すぎるタイプの創作物は収拾がつかなくなってしまい、ドタバタ劇な最後を迎えるイメージがあるので)
しかし、訴えたいテーマが実は明白かつ分かりやすいものであった点には少しびっくりさせられた。
そこで設定の難解さの中和を行っているのかな?
映画としては強面ではあるが、実は大衆的なものになりうるのでは無いかとも思う。
公開当時、CGを使わずにすごい映像の映画だとTVでやっていたため、...
公開当時、CGを使わずにすごい映像の映画だとTVでやっていたため、どれほどすごいのだろうと思い映画館へ足を向けた記憶がある。
CGを使っていないということを念頭において観ると、映像はやはりすごかったという印象。
どうやって撮ったのだろうと思うと感心した。
夢の夢の夢へと段階を追っていくストーリー構成と映像のすごさにどんどん惹き込まれました。ストーリーがややこしいので少し疲れるけど(笑)
とてもおもしろかったです。
むっずかしいー!
この映画、お友達に勧められて鑑賞してみましたが、"ながら鑑賞"してしまった為に、なかなか内容がはいってこず、しかも、そもそも設定が難しいし、複雑すぎて、SF映画をあまり観たことのない私としてはハードル高すぎた!!
でも!
それでも、なんとか最後まで鑑賞して、ミッションコンプリートされたのね!
はわかったものの、やはり、理解不足だったので後ほどネタバレ検索してようやくいろんなことが理解できた〜
いやぁ〜こんな設定よく考えつくもんやねー。絶対賢いんやわ考えた人。
ただ、一度見ただけでどれだけの人が理解できるんだぃこんな映画!!
ポップコーン片手にコーラ飲んでたら間違いなく映画館出るとき2割くらいの理解で映画館を後にしなければいけなかったやろうな私は、、、自宅でよかった笑
久しぶりのレオの演技にはただただ感動!
相変わらず素晴らしい!
コレを機に、レオの作品をもっとみたくなりました。観てないのまだまだいっぱい!
とにかく、自分なら選ばないジャンルを勧めてもらえてよかった!
これだけ沢山の人がレビューを残してるところを見る限り、ファンが多いんだろうなぁ。
もう一度見直してみたらきっと楽しめるのは間違いなさそう。複雑だけど、主人公の心の闇の部分が映画をさらに面白くしていたと思ったし。理解した上で再鑑賞やな!
評価に注意、普通に全然わからないです
さっぱりわかりません。
予備知識なしで一回観て理解できる人は一万人に一人です。
観終わった直後にあらすじをいくつか読んでも、あらすじ自体がわかりません。
難解とか、哲学的とか、深い、とか好きな人ってマルクス主義、大江健三郎、進歩的文化人以来、結構世間には多いので高評価はそのためです。普通の人は普通にチンプンカンプンです。
2001とか砂の惑星とかと同じ。
渡辺謙は英語をニワカで話している人なのでセリフが一本調子で上滑り気味、わかり易く言えば演技が「クサイ」残念です。
ただ、映像的なスケール感は高いし、特撮系もなかなかなので大ハヤリの「世界観」ってヤツが好きな人には面白いんでしょうね。
2回見てわかるこの映画はバケモン
1度目は、作品を追いかけるのに
必死だが
2回目鑑賞で
心を打ち抜かれた
とにかく熱い
一コマ一コマに無駄描写が一切ない
全て最後に繋がる
現実にいるのに夢の空間に引き込まれる
この感覚はノーランしか作り出せないと感じた
終盤からラストに向けては、本当に鳥肌が止まりません。
夢の階層を整理してノーランワールドを体感しよう!
よくぞこんな映画を作ったものだと、改めてノーラン監督の凄さを実感。
映像、世界観の凄さはかなりのもので、グイグイ夢の世界に引き込まれます。
ただしかなり難解なストーリーなので、冒頭から気合を入れて集中しましょう(笑)
現実世界から夢の中へ。
夢の世界から更に夢の中へ…
と深く潜り込み、それが同時進行していきますので、場面と夢の階層を頭の中で整理しながら見る必要があります。
しかし脳内パニックにならずにきちんと進行が理解できていると、かなり面白い作品です。
ラストシーンは色々意見が飛び交いますが、私はハッピーなエンディングだと解釈しています😊💞
終わり方が絶妙!
あのラストだけは現実であってくれ!
夢の中が舞台で何でもありの映画。
ぶっ飛んだ設定だが、それに触れず当たり前のようにストーリーが進んでいくのは清々しくもある。そのおかげで随分時間短縮できるわ。
全385件中、21~40件目を表示