ダークナイトのレビュー・感想・評価
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善悪をテーマに掲げているようだが、浅い。ジョーカーの好演がなければ...
善悪をテーマに掲げているようだが、浅い。ジョーカーの好演がなければ途中でやめてた。
文句無し
この三部作は大好きでDVDを購入したほどです。
三部作の中でもダークナイトは格別ですね。
やはりジョーカーの存在でしょうね。
歴代ジョーカーの中で最高だと思います。おそらくこの先も。
善人を悪人に染めてしまうジョーカー。最悪の悪人ですが、そこが最高にクールだと感じてしまいます。
もちろんこの三部作のバットマンが1番好きです。まさにダークナイト。
見事に進化したバットマンか─
バットマンをじっくりと味わったのがクリストファー・ノーラン監督の映画から。それまでの、アニメにしてもドラマにしても、ティム・バートンの映画にしても、魅力を全く感じなかったのだが、この「ダークナイト」に関しては、周りから異常にまでにすすめられ、半ば仕方ないなぁという気持ちで「ビギンズ」から観賞に至る。
「ビギンズ」はあくまでも序章に過ぎないけれども、確実に見ておかなければならない、それを見ずして「ダークナイト」の真価を知り得ず。
「ダークナイト」は「ビギンズ」での試みを発展させつつ、その反省を反映させることで、見事に進化しているように思う。さらに、ストーリーを洗練させることにより、コミックヒーローというカテゴリーを超えたシリアスドラマが出来上がっている気がする。
ジョーカーを単に面白おかしく仕立て上げるだけでなく、あらゆる社会に影響を及ぼすような恐怖の存在として、あらゆる細部が綿密に構築されているように思う。
様々な人間関係や駆け引きがジョーカーという存在から派生し、複雑に絡み合う結晶だけを目の当たりにする。ヒーローものにありがちな勧善懲悪という概念は、この作品には皆無であり、そこがまた言い知れぬエクスタシーを生んでいる。
正直、バットマンやウェインさらにジョーカーなど、誰にも感情移入などできないけれど、それでも深く映画の中へと引き込まれる。
有り得ないほどのテクノロジーが駆使され、有り得ないほどに街が壊される、それでも映画のリアリティーは濃密であり、それが気持ちをこの映画から離さない要因となっているように思える。
ラストはきれい事であり、美化されすぎの感はあるけれども、まさにバッドヒーローバットマンを見事に表現しているものと捉えることができる。それ故に、この作品は多くの人の支持を獲得しているのだろう。
2020年、劇場のバカでかいIMAXで再び観賞。この作品は、どの部分がIMAX撮影なのか否かが分かりやすいので、それが結構気持ちよかったりする。じゃない箇所で内容に集中し、である箇所では思いっきり絵に浸る、といった感じの繰り返しで、長い時間も存分に楽しめる。
それもこの内容があってこそ。ジョーカーとかデントの演技演出が凄すぎて多少嫌な気持ちになってしまうけれど、最後の最後の“ダークナイト”最高です。
正直。
とても期待していた、大ヒットしたという、ダークナイト。やっと観れました。
面白かった、かっこ良かった、スケールが大きくなった。
でも、ブルースは前作の方がカッコ良さが良く出ていた。
ただ、話の展開の切替方が雑。ダイジェストをみてるのかと思ってしまうくらい、早い。無駄を省いたつもりなのか…にしても長い。
正直、私はこの監督さん、クリストファー・ノーランの作品とは合わないらしい。とにかく長い。伝わらない。インターステラーも長いし、わけ分からんし。
この作品が名作と言われる所以は、間違いなく悪役のジョーカーの存在だろう。本当にすごい。冒頭の登場シーンとか、大好き。あれこそが、悪役。狂気。かっこいい。
ダークナイト=ジョーカーが出来上がる訳だ。
雰囲気と存在感と
多くのことは言いません。
ヒースの存在感。それに尽きる。
たくさんの人が唯一無二の悪役だと言ってますが、その通りで。
全体的なダークな雰囲気。クリスチャンベイルのダークヒーロー加減。脇役の味。
何をとっても大好きです。映画館で見れて良かったな、と思える作品。
以上!
カルネアデスの板がそこら中に
究極の二択を連発する表現手法や、二面性を前面に押し出す演出は、
個人的には大味に感じた。
ていうかジョーカーが無敵すぎてなぁ。なんでもありなんだよな…。
臨場感あるCG映像や二転三転する展開、少年心に刺さるメカ、
ジョーカーの怪演など、エンタメとしてのクオリティーは高い
宙吊り生け捕り放置プレイ
序盤から観ている側のテンションを上げマクりなクライムアクション的要素と、ヒース・レジャー演じるジョーカーの素性が知れない不穏感がひしひしと伝わる衝撃が押し寄せる展開。
ブルース・ウェイン、ゴードン警部補やハービー・デントの三人をバランス良く描けている正義側と、一人で全てを掻っ攫うジョーカーの悪としての存在感が登場する場面毎にワクワクしてしまう興奮度も最高潮にヒース・レジャーのメイク越しからの表情や不気味な佇まいからの身振り素振りに魅了され、特殊な力や能力は無いにしても"スーパーマン"にすら勝てそうな無敵の狂った人格に精神状態が圧巻の一言に尽きる。
ショッキングで潔いヒロインの扱いから二人目のヴィランとしてトゥーフェイスになる理由と顛末が悲しくもあり、正義を貫く為の選択はギリギリの勝利でありながらも敗北を認めざる終えないジョーカーの不敵な存在感。
エンディングは宙吊りのまま不気味な笑みを浮かべながら嘲笑うジョーカーの顔がアップで物語が終わる姿を想像してしまう。
純然たる悪
かつてこれほどの
存在感を放つキャラクターを
自分は見たことがない。
有無を言わせぬ
圧倒的な存在、ジョーカー。
この映画は
完全に彼に支配されている。
哲学を持つ純粋な悪が、我々を魅了する。
彼は誰しもが底に抱えている
悪意をユーモアたっぷりに引き出し、
試そうとするのだ。
ジョーカーが映っていないシーンでも
彼の影がどこかに見えて、不安に駆られる。
彼のひとつひとつの動きが見逃せない。
ヒース・レジャーの
壮絶な役作りによる完ペキな演技に
酔いしれる150分。
冒頭からラストシーンまで
ジェットコースターのような展開を見せる本作。
この映画を初めて観た時の
衝撃を決して忘れることはないだろう。
この作品は、
自分にとって映画という世界への
入口になったモノでもある。
とてもいい出会いだった。
2015/01/17鑑賞
追記:2017/4/5
丸の内ピカデリー3の爆音映画祭にて再度鑑賞。
映画館で本作を観るのは初めて。
素晴らしい体験だった。
最高のヒーロー映画
やっぱりノーランは人間の感情を描くのが上手い。いい。この映画でやはり賞賛されるのはジョーカーに扮するヒースレジャーの演技でしょうか。
ジョーカーはただ狂って破壊と殺人を楽しんでいるだけのように描かれています。確かに彼は狂人的ですが、彼の台詞ひとつひとつを取ってみると、人間の本質を突きつけられるような、半ば的を射ているような発言をするのです。
でも街の人々がジョーカーに屈しなかったシーンがあります。そこで安心するわけですね。人の心はこんなに弱いものではないと。
善と悪とは何なのか。正義とは何なのか。
バットマンは街が最悪の状況に陥り、秩序など全く崩壊してしまっていても決して諦めませんでした。
どこにでも犯罪が存在するこの世の中、バットマンというヒーローは現実にいないとしても、他人事ではないなと思います。
それにしても全員の演技がいいですね。個人的にはアルフレッドを演じるマイケルケインの演技が好きです。
ゲイリーオールドマン、やばい ^^;
レオンのゲイリーオールドマンの印象がまずあって。『え⁉︎この人もゲイリーオールドマンなの!』ってなる事が多い。
『ダークナイト』のゴードンしかり、色んな映画であとからしか気付かない…
あ〜すげっ
思い出補正なしで人生で最も好きな映画
こんなに衝撃的な映画を見たのは初めてだった。
始めから終わりまで電気が流れたような感覚。
洗練された映像、音楽、コマ割り、セリフ、間合い、そしてヒースレジャー。
脚本もおもしろかった。
なんて考えさせる展開なんだろう。
道路下、ジョーカーがトラックから現れるシーン、シンプルな登場なのに脳裏から離れない。
史上最狂の悪役。
クールでクレイジーで、ヒースレジャーを超える悪役は後にも先にもいないのではないだろうか。
この映画を見てから、悪役というものに魅力を求めるようになった。
いつもどの映画でも、ジョーカーと比べてしまっている。
ストーリーで悪役に魅力があるパターン、役者そのものに魅力があるパターン、いろいろあるが、これはどちらも本当に素晴らしかった。
なんという相乗効果だろうか。
ヒースレジャー、ここまで役作りできる天才がいるのかと感動した。
結果として、ジョーカーというキャラクターが本当に魅力的だった。
映画館で観たかった。。。いつか見れますように。
ブルーレイ購入。
20191006
何度目かの再鑑賞。
ホアキンジョーカーを観た後に、無性に観たくなって。
ずっとジョーカーに浸っていたいという衝動。
20200713
池袋グランドシネマサンシャイン
【IMAXレーザー/GTテクノロジー】にて鑑賞
この作品が最大画角のフルサイズで上映されるのは、日本では今回が初。
公開当時はこれを投影できる映画館は日本に存在しなかった。
圧巻の一言。これがノーラン監督か。
一瞬で引き込まれる世界。
何度も何度も観ているのに、冒頭は必ず全身の身の毛がよだつ。震える。
大好きなあのシーンこのシーン、普段のスクリーンサイズより40%も広がった世界では、こんな風に見えるのか。
幸せだった。
後にも先にも、思い出補正なしで純粋に作品として最も好きな映画は間違いなくこの『ダークナイト』。
1秒として無駄なコマがない。
全ての言葉が重厚で、意味がある。
後半は刺さる言葉のオンパレードで、それを頭の中で反芻するのが間に合わないくらいだ。
胸が苦しいほどいっぱいになる。
観るたびに尊敬というか感謝というか、不思議な気持ちが湧いてくる。
全ての感覚をもっていかれる感じ。
この映画に出会えたから、生きていて良かったと思える。
公開時、映画館に観に行くことが出来なくて、ずっとずっと後悔していた。
観られる日が来るとは。しかもフルサイズで。
グランドシネマサンシャインと、今回の再上映に心から感謝しています。ありがとうございます。
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