ダークナイトのレビュー・感想・評価
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アメコミ映画の範疇を超えて
映画史に残る名作のひとつであることは疑いようがない。今回はリバイバルIMAX版で鑑賞。
「自分は善悪の判断がきちんとできる」と考えるのはヒトの浅はかな考えに過ぎない。
プレハブのようなヒトの価値観は、外部環境やメディア、周囲との関係性であっけなく壊され簡単に変わっていく。
TwoFacesのコインの表裏のように簡単に善にも悪にも「変身」できてしまう。
Jokerはディストピアな「人間社会」でありTwoFacesは「わたし」なのだ。
今の日本社会において、フェリーの「奇跡」がおきるようには哀しいかな、まったく感じられない。
『唯一無二』とはこの映画のジョーカーのことを言います
DVDで観ても深く突き刺さる作品ですが、公開時以来の大劇場で再びの鑑賞(IMAX)。
またもやジョーカーの人の心理を操る〝天才〟に圧倒されました。この作品を観ちゃうと、やっぱりジョーカーはこの作品のジョーカーでいて欲しい。そう思わずにはいられませんでした。
ノーラン監督の新作『テネット』の特別予告編。
どうやら、ロシア(劇場名がロシア語っぽかった)?のオペラハウスで何やら恐ろしい企てが幕を開けるらしいのですが、良さげな雰囲気がプンプン。
楽しみがまたひとつ増えました。
個人的には2000年以降の最高傑作!
クリストファー・ノーランの新作のプロモーションを兼ねた再上映が行われているので改めて鑑賞。
死して伝説となったヒース・レジャー。
この作品がメガヒットになったのは彼が死後にオスカーを追贈されたというエピソードもかなり影響を及ぼしているとは思う。
ただ、それを抜きにしても彼でなければ、ここまでの絶賛の声はなかったのではないか。
主役はバットマン(ブルース・ウェイン)のクリスチャン・ベールだが、存在感は完全に食ってしまっている。
スーパーマンのクリストファー・リーヴやジェームズ・ボンドのショーン・コネリーのように善良なヒーローで名を残した俳優は多かれど、完全な悪役でここまで成功した人はいなかったのではないだろうか。
むしろ、たった1作だけだったのが、かえって人々に強烈な印象を残したのかも。
ジャック・ニコルソンやホアキン・フェニックスのジョーカーも悪くはないが、イカレっぷりではこちらのほうが上。
能弁なソシオパスという特異なキャラクターを見事に作り上げている。
裂けた口のせいで喋りづらい為に、一言一言咀嚼するかの如く言葉を発する姿などは子供が見れば、トラウマになってしまうのでは? というくらい恐怖感がジワジワと心に浸透してくる。
返す返すもこの人が早逝したのが悔やまれる。
この作品が強烈な印象を残したのは多分に脚本の出来の良さもあったからだろう。
ジョーカーの口から出るセリフは人の真理を突いたものも多く、心に突き刺さってくる。
また、バットマンが完全無欠のヒーローでなく人間味を感じさせるのも大きい。
犬に噛まれて怯んだり、執事の偽メッセージを見抜けなかったり・・・
一般市民と囚人達それぞれの自己保身と良心のせめぎ合いも身につまされるものだった。
そういう意味で単なるアメコミの枠を飛び出しヒューマンドラマの一面も持ち合わせた異質の作品であったのが世界的大ヒットの要因だったのかと思う。
バットマンシリーズの中では突出してます。
IMAXシアターにて先日再視聴しました。
バットマンはやはりジョーカーあってこそ魅力が格段にあがります。知性と狂気を持ち合わせた敵であるジョーカー。この難しい役柄を完璧に演じたヒース・レジャーはやはり素晴らしいの一言です。
少し尺は長いですが、十分退屈しない仕上がりになっているので、見てない方は是非おすすめします。
IMAX x ハンス・ジマーのスコア
映画館で見損ねていたダークナイト、TENETの公開に合わせIMAXで映画館で再見。
10年以上前に何気なく観たビデオでひっくりがえるくらい驚いたストーリーの重厚さ、私はこの映画と第1作のトランスフォーマー、そしてアイアンマンは子供の映画と侮ってビックリ映画3作品と位置づけています。
さて、改めてのIMAXでの鑑賞。
今回は2019年のJOKERとの比較と思い鑑賞。
やはり、私にとってのジョーカーはヒース・レジャーに尽きる。あの佇まい。あの笑い声。そして人の世全てを掌握しているようなオツム。頭が上がりません。そのヒース・レジャーがわずか28歳だったなんて。
やはりこの映画はジョーカーの映画であること間違いありません。凄いです。
凄いと言えば、クリストファー・ノーランxハンス・ジマー、IMAX鑑賞で改めてハンス・ジマーのスコアが映画全体を紡ぎ出していること、再度発見。
やっぱり映画は大画面x大音響で観ないとね。
アクションだけでなく、心理描写も絶妙
DCコミックなのでアクションが主と思っていました。
確かにアクションもとてもワクワクするもので楽しめたのですが、それよりも間に入ってくる心理描写がいい。バットマンとジョーカーの心理描写もいいのですが、それに関連する人、またゴッサムシティの人々の心理描写まで描かれており、そこはさすがだと思いました。
あとストーリー構成もとてもいいですね。
ここで終わりかと思うと、次の展開が来る。これはとても刺激的でした。
アクションに心理描写、そしてそこにかかるストーリーで、
少し長い映画でしたが、私は時間があっという間に過ぎていきました。
アクションものだけでなく、いろんな観点からも見れる映画。
私はIMAXで観ましたが、音の迫力もあり、とてもいい時間を過ごさせて頂きました。
ぜひ見てみて下さい。お勧めします。
ノーラン監督の思惑!
先程 大阪エキスポシティIMAX4Kレーザーで観てきました。ノーラン監督がなぜ実写にこだわるのか?なぜ IMAX
フルサイズ(1.43:1)にこだわるのかが分かりました。
要所要所がフルサイズになるのですが その途端第三者として観ているつもりが いきなり その場に掘り込まれた様になるのです。
第三者ではなく演者と一緒の空間で体感しているのです。3Dメガネをつけているわけでもないのに 立体に そこにあるかの様に感じるんです。凄い❗️半端ない感覚❗️
CGではこの感覚にはならないでしょうね。
実写と視野角いっぱいに広がるスクリーンサイズだからこそ体感できるのではないかと思います。
ダンケルクはまさに戦場に掘り込まれるのでしょうね。
映画の概念が変わりました。
私は前から6列目中央よりで観ましたので大迫力でした。
素晴らしい作品を有り難う御座います。
次作のテネットが楽しみでしょうがないです。
暗い、重い
これはジョーカー有りきの映画。存在感が圧倒的過ぎる。
どんな正義感に溢れる人間も経験によっては鬼になるという事。自分が助かる為に相手を殺すか。人の本性を試すジョーカーの実験にみんなが翻弄される映画。
名作と呼ばれるのはこのジョーカーの凄さによるもので有ることは間違いないだろう。
バットマンシリーズ最新作のジョーカーを観た時もそうだったけど、悪役...
バットマンシリーズ最新作のジョーカーを観た時もそうだったけど、悪役であるはずのジョーカーになぜか肩入れしてしまう。
たぶんバットマンよりもジョーカーのほうが共感できる部分が多いからではないかと。バットマンって仮の姿は父が築いた会社のCEOというセレブな立場だし、本人の強さよりも武器や装備の凄さが際立っていてお金がないと成立しない状態。そういう一般人にはかけ離れた設定である反面、ある意味破壊行為でもある彼の活動の動機が世のためなのか個人的感情からなのかが判然としないというところが、妙に人間臭くて自分にはちょっと受け付けない。。
他の人がどう捉えているのかとても興味がある。
最後ちょっとモヤモヤする。バッドマンの良いことをすべて晒さず隠し、...
最後ちょっとモヤモヤする。バッドマンの良いことをすべて晒さず隠し、無法者と叩かれる姿をみると理不尽だなと思った。それ以外はアクションシーンや話の全体は面白かった。正義が憎しみで悪になる姿は恐ろしいものだと思った。また、ジョーカーの悪ぷりや騙し方も徹底されていて観ていて面白かった。バッドマン本当にかっこよくアメコミのヒーローの中でも一番魅力あるキャラクターだと思った。
宿敵ジョーカーとの闘い!心理戦!
バットマン第2作目!
今回も素晴らしいストーリーでした!
宿敵とも言える、ジョーカー登場!
ヒース・レンジャーの狂気に満ちた演技は、
圧巻でした!
光の騎士である、ハービー・デントと
闇の騎士である、バットマン。
ゴッサムを犯罪から守るという志は同じくし、
共に戦うが…
ここにもジョーカーの悪が介入してくる。
そして、レイチェルの想い。
レイチェルが愛しているのは、
デントなのか?ブルースなのか?
孤独なダークナイトーバットマン
とても切なくなります。
どこまでも深い闇
最初ダークナイト=闇夜かと思ってた。
一応闇の騎士のダークナイトなのだが、鑑賞してやっぱり闇夜だと感じた。
闇夜はバットマンやジョーカーの心やゴッサムシティにピッタリなワードだからだ。
演技も凄い!
バットマンがもはや脇役でジョーカーが主役になってる。
もちろんバットマンの演技が下手なのではなくジョーカーの演技が凄すぎる。
こんなヒーロー映画があっただろうか。
この作品はヒーロー映画ではなく、正義を題材にした社会派アクション映画じゃないか。
言うまでもない名作
出てる人全てパーフェクト。個人的にはマッチョなクリスチャンベール大好き。 作品もパーフェクト💯
その中でも光ってるのがヒースレジャー。遺作とは何とも残念。
ヒースレジャーの輝く作品もっともっと見たかったよ。
見応えあった!苦しいくらい
それはそれは見応えあって暫く余韻に浸って
おりました。
ホアキンのJOKERからの初見!
ダークナイト(闇の監視者)!そういう意味かー!
と最後に全てふに落ちたものの
バッドマンの正義が報われたのか、そうでないのか
爽快感がないものだから
最後追われる展開になったバッドマンの活躍する姿を
もっと観たかったなーと思わせられる作品。
ヒース・レジャーのJOKERは、ホアキンとは
全く別物ですね!
こちらは悪党のプロフェッショナル感!
ホアキンは悲哀と皮肉の狂気、そう感じました。
エンターテイメント的にはこちらのJOKERが
好きでした。
ジョーカーの絶対悪に魅了される
ジョーカーが完全に映画を支配いていた。一作目と比較すると魅力的な悪役の重要性がわかる。
故ヒース・レジャーの怪演が醸し出すジョーカーの狂気を、クリストファー・ノーラン監督が絶対悪に仕上げる。神出鬼没で予測不可能な展開に翻弄され続けることで苦悩するバットマンとシンクロ。最後にバットマンがダークナイトに落ちた瞬間は何とも言えない敗北感を感じた。
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