アメイジング・スパイダーマンのレビュー・感想・評価
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アメイジングな部分は
今までに 3本のスパイダーマンを観ているので 役者が変わってどんな作品になるんだろうと期待。 結果、キャスティングは良かったものの 互いの距離感が掴めない。。ちょっと不自然な 人間関係。
スタートから 伯父さん夫婦に預けられて10年以上一緒に暮らしているのに あまりなついている様子がないピーター(それとも大物俳を優相手に 萎縮したか?) 学校ではわりと干されている感じの気弱で冴えない子なのに クモに咬まれた途端 横柄な感じが腑に落ちない(だから伯父さんにも怒られるのに 逆ギレって…)
グウェンとも あっさりお近づきになれちゃうから "今まで思い続けてきた"の部分が 立ち消え。
コミック映画だから軽いノリで観るにしても 伯父さんや グウェンのお父さんが殺されても見当たらない喪失感。。父を亡くしたばかりなのに、なぜ笑顔のグウェン?(生死より恋愛って、軽いね~)
ツッコミどころは多くても、特殊な能力が身につくと 自分に自信がもてるという部分はしっかり描かれていたと思いますね。 後半は「頼んだぞ、任せたぞ」ってピーターを応援してました。 ただ、トビー(・マグワイア)は超えていません。
キャラクターに翻弄されっぱなしの アンドリュー・ガーフィールド(ピーター)。 ちょっと高校生に見えない落ち着き度の エマ・ストーン(グウェン)。 お母さんからおばさんへ、フォレスト・ガンプのママ、サリー・フィールド(メイおばさん)。 口元が入れ歯っぽい、昔のブロマイドも出たから満足したかも マーチン・シーン(ベンおじさん)など。
ウェブ監督という名前だけあってくもの巣の張り方が絶妙な演出でした。 タイトルのアメイジングな部分は、、高校生の工作なのに高性能な糸出す小道具と 手作りコスチューム、でしょうかね。
続編 出ますねぇ、何歳の設定にするんでしょうか。。。 アンドリューとエマが私生活でうまくいけば 大学生役か。。。 期待せず待ってます。
第一作にしてはgood!
私は昔のより、こっちの新しい方が好きです(^-^)
話の内容は単純ですが、とても興奮しました!
とにかくアンドリュー・ガーフィールドがかっこいい(笑)
ここがポイントですね★ミ
全然2Dでも楽しめますよ♪
観所は変われど。
リメイク、じゃなくてリブート、っていうんだ?今作は^^;
どちらでもいいんだけど(爆)なんでまた作り直し…?と
思うほど、前三部作は面白かった。
なんならS・ライミに生涯作り続けて欲しかったくらい(爆)
…な~んて思ったら、サッサと彼は三部作で終わらせた。
こういう潔さも大正解。(正確には降板したんだけど)
だからより一層の「なんで?」感が満載だった本作。
確かに主人公が少し(だいぶ?)カッコ良くはなったけど^^;
ところが観てみると、けっこう面白い!
さすがに第一作を観た時の躍動感には及ばないものの、
少し深みを増した人格形成、科学的根拠など見所がある。
明るく楽しいヒーロー物語!とはある意味一線を画した
内容であるのと同時に、世情を踏まえた身軽さや冷静さも
加味してあるように思われる。
まぁ…これはもう、好き好きとしか言いようがないので^^;
(どう味付けしていたって、スパイダーマンはスパイダーマン)
前作をキャスト一新でちょっと変えてみたんですが、いかが?
…という、大胆で繊細なこだわりが却って面白かった。
友人が言っていたが、
アンタも好きねぇ~♪スパイダーマン。という感じなのだ。
好きなものは、何度観ても(どう変わっても)好きということか。
A・ガーフィールド、顔からして妙に繊細で神経質な印象が。
今まで観てきた役も、利用されたり捨てられてみたりと(T_T)
あ~なんだかピーターにピッタリな感じなのだ。
トビーのピーターって、イケてないいじめられっ子なんだけど、
どちらかというと彼特有の(あっけらかん的)明るさが支配してか
今回のような暗い辛い傷だらけの印象がそれほど強くない…。
陰と陽の使い分け、とはいわないが観比べるのも面白いかも。
あと…どうなんですかねぇ^^;
一番の期待は、ヒロインなんじゃないですか!?だってあの当時、
散々叩かれてましたもん!ねぇ…K・ダンスト。凄かったですよ^^;
でもトビーと似合ってたと思うんですよね、ある意味(似た者同士)
今回はグウェンですか…E・ストーン。
こちらの二人も何気に似合ってると思うんですねぇ…私的には。
しっかりものの肝っ玉彼女と、ひょろいお兄ちゃん。って感じが。
もともとこのグウェンって、原作にも登場しているんですねー。
スタン・リーは、こっちをピーターの妻にする予定だったんだとか。
ベンおじさん(M・シーン)も、メイおばさん(S・フィールド)も、
皆巧いですね。今回の敵はコナーズ博士・リザード(R・エヴァンス)
だけど、この人も完全な悪役ではないところがいい。
悪役にドラマをもたせるのって、こういった人情系の対決モノには
不可欠な要素で、それがどの位作用するかで観客の感情が変わる。
今回のリザードは、化けてからがまったくつまらなかったけど^^;
ピーターと同じ負の要素が強いところが妙に哀しくて、やはりいい。
原作では協力関係にあるらしいけど。
既視感アリアリながら、楽しめたということは
どう違ったアプローチを仕掛けても、面白いものは面白いってことか。
相変らずクモは大の苦手なんだけど^^;
もちろん続編も観に行くぞー!という気だけは満々な私。
(グウェンのパパも良かった(T_T)しかしすぐ正体明かすのね、今回)
リアルなスパイダーマン
新しい「スパイダーマン」シリーズがスタートしましたね。
今作は前シリーズのスパイダーマンよりも”ヒーロー感”を抑えた作品でした。
ピーターがスパイダーマンになるまではとてもリアルですし、意外にもスパイダーマンでない状態で戦うシーンもありました。
スパイダーマンが使うクモの糸はコミックと同じ特殊な装置を使うことで使用できます。
そしてヒロインはMJからグウェンになりました。
このグウェン(エマ・ストーン)がめちゃくちゃかわいいんです。
グウェンとの恋模様がとてもよかったです。
高校青春映画って感じでした。
バリバリのアクションとして見に行くとあまり物足りないかもですね。
2回観たいと思わない
スパイダーマンだけあって見ごたえあります しかし辛口で言えば
ヒロインの声が妙に低いのが耳に残り、サブキャラもやたら殺されていく
悲しみという重き思いを背負ったヒーローを作りすぎた感がありすぎ
俺的にはサムライミ監督のほうが好きだったかな
まぁ今回のスパイダーマンは、お使いで頼まれたタマゴを買うまでのスペクタル映画と
言うことだなw
サム・ライミ版よりかはイタくない!?
サム・ライミ版よりは、観ててイタくならないのが良いです。
ライミ版って、コメディじゃナイのにコミカルをかなり繰り出すでしょ?
正直笑えないし、若干引いてしまうんですよね?
アメイジングの方のスパイディってば、キチンと青春してて爽やか!
ガーフィールド君が濃い目でクドいかも…なんて当初思ったけど、あたくしの
見当違いでした。彼ってば、とってもチャーミンGooooooooood!!!!!!!!!
満足度高め、これはい~よ~って思ったら、ラストに爆弾投下!!!!!wwwww
グウェンのお父さんとの“男の約束”を軽~く反故!
うそ~ん スーパーヒーローなのに、死に際の堅い約束を、ほ、反故ぉ~~!!!!!!!
マーク・ウェブ監督ってば、ビッグ・バジェットを前にして気が狂ったに違いないわ!
シリーズ1作目にしてすばらしい出来
マークウェブ監督によるスパイダーマンのリブートシリーズの第1作目ですが素晴らしい出来でした。
鑑賞前は、監督が「(500)日のサマー」のマークウェブ監督、
ピーターパーカー役には普通のイケメンとしか思えないアンドリューガーフィールド、グウェン役にはコメディの天才、エマストーンということもあり
不安要素が大きかったです。
しかし、実際はストーリーの骨組みもサムライミ版よりしっかりしていて、俳優たちの感情表現も素晴らしく、全体的にシリアスな雰囲気を保ちつつも
コメディや恋愛映画の要素がとてもイイ配分で混ざっていました。
また、3Dも有効活用ができていました。
次作に期待大ですね。
上品なれど新しさがない
「誰も待ち望んでいない、期待の大作が登場!」
「アメイジング・スパイダーマン」に対する率直な意見。
これは「バットマン・ビギンズ」「インクレディブル・ハルク」でも感じた事。
しかし「バットマン・ビギンズ」が過去のバットマンの世界観を一掃させて、新たな興奮を覚えた時は感動した。
「アメイジング・スパイダーマン」にも同様な期待を持った。
確かに単独で観ればいい出来だった。ドラマとアクションのバランスが上手い。
しかし残念な事に、観ている間はサム・ライミ版とずっと比較してしまった。
あまりにも展開が同じで、新しい世界観がそこには無かった。
脚本自体は「アメイジング・スパイダーマン」の方がよく出来ている。ただそれは前シリーズを補足しているだけ。
ヒーロー、ヒロイン、敵も役者の魅力は前の方が上だ。アクション演出は五分。
しかし最も大きな差を感じたのが、監督のスパイダーマン愛。
サム・ライミはオタク的に本当にスパイダーマンが大好きなのがよく感じられて、それはそれはとても居心地のいいものを感じた。
「アメイジング・スパイダーマン」は丹念な人間ドラマ、3Dでアップしたアクション(鑑賞は2D)、ハメを外さない演出と、とてもよく出来ている。
しかしそこには新しい世界観を見出すことが出来なかった。
IMAX3Dにて3割り増し。
前シリーズと比較されて当然なリプ−ト作。
製作費高騰によりスタッフ一新、7500万ドルて撮影するという
噂があったが結果として2億ドル以上かかっているみたいですね。
そうなるとリプ−トする意味があったのかは個人的には微妙です。
3D効果は非常に高いですが、前シリーズのイメージ範疇。
鑑賞環境が良いせいもあり前シリーズの第一作目に比べると良い出来なのではないでしょうか。
コブリンとの着ぐるみコントの様な戦いを見て時はニヤニヤしたものです。
世界観を決定付けたのはスパイダ−マン2だったと思います。
そうなると新シリーズ続編が本当の勝負でしょう。
ピータ−は貧乏臭くなるのか?
スパイダ−マン2を越えられるのか?
微妙にチャラく性格の悪いピータ−は大人になるのか?
原作未読の僕は続編期待します。
まだ未見の方は是非IMAX3Dでの鑑賞をお勧めします。
予定調和
皆さん、こんにちは(いま7月9日9:45頃です)
アメリカン・コミックって、ひとつの世界を持っているよね。
バットマンにしても、スーパーマンにしても、このスパイダーマンにしても。
もちろん、超人的で強い、負けない、女の子にはやさしい。
その強さの裏で、普通の人間にはなれないもどかしさのある。
そのなかでも、人間的な悩みを強く持ってるのがスパイダーマンだと思う。
この「アメイジング」は主役陣が大きく変わって、その人間くささはどう変わったのだろう。そこが大きなポイントでもあった。それが見どころのひとつであるとの前評判でもあったから。
まず、そこに行く前、映像としてのスパイダーマンの描き方はよく出来ていると思った。どうせ見るなら、3Dで見たのだが、はっきり言って映画的アメイジングに満ちていると思った。
だが、ストーリー、その中に深みがあったか?
彼の悩みはどこまで描かれていたか?
といったら、浅いとしか言いようもないものだった。
両親との別れ、おじさん夫婦との関係、彼女との恋愛、
彼女の父親との約束、悪役の恐竜になる教授の必然性
などなど・・・。
どれも中途半端だ。もっと悩みを掘り下げるなら、どこかに焦点を絞らないと。
僕は映像のおもしろさよりも、そこに至るストーリー性
神は細部に宿る的な物語性に重きを置きすぎるきらいはある。
それなら、こういう映画は見るなよ、と言われるかもしれない。
でも、バットマンの前作「ダークナイト」みたいにアメリカン・コミックから抜け出してひとつの世界観を作り出した作品もあるのだから。
それから、主演の彼彼女は、前作のほうが(トビー・マクガイヤー&キリステン・ダンスト)断然、スキですね。
アメイジング・スパイダーマン
アメイジングを見る前に、「大丈夫?」と思った、前三部作で主役の印象などは結構強かったし、心配だった。。
見たら、「やばいよ!!これ}
すごい!監督はすごい!!
そこまで自信があったからこそこの映画ができたかなぁと思う。
映像の斬新な撮り方、繋ぎ方、一層ヒーローを高めた映画だ。
前三部作はちょっと恥ずかしいを感じる映画ではないかなぁと思う、、トビー・マグワイアの行方は心配だ、、仕方がないけど、実力だからなぁ、、
「ダーク・シャドウ」や「MIB3」にイマイチ消化不良だった人もようやく大満足!これぞハリウッド・エンターテイメント、そしてハリウッド大作の夏がやって来た!
すでに多くの方もレビューで言っているが、「スパイダーマン」をスタッフ・キャストを一新して再スタートさせると聞いた時、誰もが“ハァ!?”と思ったハズ。
サム・ライミ版はアメコミ映画史上に残る快作で、サム・ライミ以外にスパイダーマンは撮れない!とまで思ったほど。
しかも、新しい監督マーク・ウェブは大作経験が無く、抜擢されたアンドリュー・ガーフィールドもアンタ誰?と思った。
でも、マーク・ウェブの「(500)日のサマー」は魅力溢れる秀作で、アンドリュー・ガーフィールドも「ソーシャル・ネットワーク」で繊細な演技を披露し、ちょっとずつ期待し始めた。
そして完成した新スパイダーマンは、レベルの高いリブートを成功させたアメイジングな快作だった。
物語の要素はサム・ライミ版とは変わらないが、アプローチは変わった。
サム・ライミ版はコミック感覚溢れる作風だったのに対し、さすが「(500)日のサマー」を撮った監督だけあって、より繊細な感情溢れる青春&成長ドラマとなっていた。
また、サム・ライミ版ではあまり語られなかったピーターの両親の存在に重みを置いた事によって、より等身大の青年として描かれ、エンディングのオマケ映像と共に次回作にさらに期待が膨らむ。
スパイダーマンが市民の協力でクレーンを使ってスウィングするシーンは、“市民のヒーロー”としてのスパイダーマンの姿が色濃く出ていて、何だか一体感を感じた。
悪役リザードはゴジラのような暴れっぷりで、個人的にニヤリ。
(でも、コナーズがリザードになって、急に人類に脅威を向ける心境の変化には“?”。オズコープ社が憎かったのでは?)
サム・ライミ版とどっちがイイ?という問題ではないが、これだけははっきり言える。
ヒロインはマーク・ウェブ版の方が圧倒的にイイ!
エマ・ストーン、キュートで最高!
何だかんだで楽しんだ。
新しいスパイダーマンも大歓迎!
アメイジング・スパイダーマン
改めて詳しくコメントすべくもなく高い口コミを覆すことない、ストーリーなどは追っ付でどうでもいい、これぞハリウッドエンターテイメント。
前半のけだるさが後半秀逸な3D映像によって一層極まるスピードと迫力に圧巻。五感全てを刺激する。
文句なしに面白い
5年ぶりの新作で出演者を一新してのリブート。今作からヒロインとなるグウェン・ステイシーというキャラクターは「スパイダーマン3」(2007)にも出てくる。そのときグウェンを演じたのはブライス・ダラス・ハワードだ。彼女は「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」(2011)で婦人会の意地悪なリーダーをやっていて、それをやっつける小説家の卵・スキーターを演じていたのが、今回グウェンを演じるエマ・ストーンだ。
個人的にはトビー・マグワイア&キルスティン・ダンストのコンビよりも、今作のアンドリュー・ガーフィールド&エマ・ストーンのほうが華があって好きだ。
前シリーズが始まったのがちょうど10年前。ストーリー設定は同じでも、科学的な裏付けや映像表現に大きな進展が見られる。
3D映像は誇張したところがなく、非常に見やすく、しかも効果的だ。とくにラスト20分ほどの、夜のビルの谷間を飛び回るシーンは臨場感がある。また、吐き出された糸のしなりと、その糸に体重が乗った時の張り具合が絶妙。
音楽はジェームズ・ホーナー。重厚かつスリリングなサウンドは聞いただけでホーナーによるものと判る。
EDが日本語の歌に置き換えられていたが、オリジナルを聴きたかった。
監督は「(500)日のサマー」のマーク・ウェブ。若者の恋を描くのが上手いうえ、気の利いたウィットを持ちあわせている。
「(500)日のサマー」のラストも笑ったが、今回も卵と学校でのつぶやきによる着地技が心地良い。
p.s. ピーターの叔母を演じたのはアカデミー主演女優賞を二度受賞しているサリー・フィールド。彼女は60年代後半のTVドラマ「いたずら天使」で、風に乗って空を飛ぶシスター(修道士)だった。甥のピーターがビルの谷間を飛び回るスパイダーマンと知ったところで驚きはしないだろう。
「ファントムメナス」か影のうっすい「バットマン・ビギンズ」か
結局そういう運命の映画。
比較をしない方向でいくつもりだが、アクションシーンについては比較どうこうというより、まあ、このぐらいはやるだろう、という域に留まった、という印象。それ以上はない、というか、3Dを効果的に見せる演出が2Dでみるそれと大して変わらない。改めてライミ版の変態アクションと「トランスフォーマー ダークサイドムーン」の3D演出の凄さを再認識した。
内容だが、まあ、あんまり面白くない、が正直な感想。たぶん続編ありきの急展開もあるんだろうけど、それでも「猿の惑星ジェネシス」のような、単品のみでドキドキさせるようなものがなければ、さすがにオレのような一般人は楽しくない。
スパイダーマンだろうが、バットマンだろうが、高嶺竜児だろうが、マンガのヒーローにはそもそも興味が無いオレはこの手の映画を見るときは、おねえちゃんと一緒なのだ。
また、続編ありき、と考えたなら、既に1号が終わったあと、一文字隼人の2号の誕生秘話をやっても、ほぼおんなじことをすると、やっぱり盛り上がらないわけで、急展開のためだけの伏線でしか本作の存在意義はないことを露呈する。
これって運が悪ければ、「ファントムメナス」。運がよければ「影の薄いバットマン・ビギンズ」にしかならないのではないか?
「ファントムメナス」が公開されたときは期待に期待され、開けてみると、
「まあお祭りだしぃ、待ったぶん観れて良かったしぃ」
という映画の評価を下すこと自体が野暮、というか犯罪のような雰囲気だった。
「ファントムメナス」が今日の扱いの位置にいるのは、ジャージャーのせいが90%ぐらいだろうが、のこりの10%はそのあとの「クローンの攻撃」のチュッチュが原因だろう。次が「シスの復讐」だったら「メナス」はそこまでの扱いにはならなかったように思う。
そういう意味では、すでに本作は、「ファントムメナス」の穴に片足突っ込んでいる。本作ははじめっから次回作でしか評価されない映画なのだ。
本作は「ファントムメナス」のように「待ちに待った」ではない。
むしろ「なぜ」の疑惑の中、製作され公開された。
それをうけ、本作を評価する人ってなぜか決まって「その部分」を強調して、「思ったほど」とか、「期待してなかったけど」とかいう前置きをしている。
そんなことわざわざ言わなくてもいいのにさ。
ますます「メナス」臭がするなあ。
確かにアンドリューはジャージャーに似ている。
ほかいいところ
一生懸命考えたけど、普通に背の高く顔にちっさい、頭がよくって、正義感が強くって、ワイルド兄ちゃんともじゃれあい、惚れたねえちゃんに臆せず告れた兄ちゃんがとくに問題なく普通にクモに指されて、熱出してうなされたあと、変異し・・・・
ええっとどこを面白いといえばいいのか分からない。
あえて本作だけで言うなら、「アンチダークナイト」というべき作風が興味深く面白いんだけれど、続編以降は「ダークナイト」路線でいくと思われるので、その感想もムダだな、きっと。
ヒロインがいい!
前シリーズでの唯一の汚点がMJだと思っている諸君、喜べ!今回のヒロインは可愛いしビッチじゃないぞ!!
まあ逆にピーター・パーカーはリア充だけどね!
今回はピーターの両親にまつわる謎に主軸をおいているらしく、スパイダーマンやヴィランの誕生にも深く関わっている様子。ただこの辺は今後の展開みたいですが。
監督のマーク・ウェブは「(500)日のサマー」で一躍時の人になったけど、今回も主人公の苦悩や恋愛をいいテンポで見せています。
なによりヒロインの好みが一貫してるなあ、というのが強く印象に残りました。
グウェンの髪型、サマーそっくりじゃん。
感動どころはクライマックスの、タワーに向けてのアクションシーン。
傷つきながらも前に進むスパイダーマンを、市民が全力で支えるシーンは涙がでました。
IMAXで視聴しましたが、その迫力はかなりのものでした。
まるでUSJのアトラクションのよう(ほめてます)。
気になったのはエンドロールの音楽が日本版イメージソングだったこと。
字幕版だったから、最後に日本語が流れるとすごい違和感。
面白くない・・・
私、この掲示板の評判を見て、映画に行きましたが、ぜんぜん面白くありませんでした。
最近は駄作でも意図的に良い評価をして報酬を得る仕事もあると聞きましたが、この掲示板ではそのようなことはないことを祈っています。
映画についてですが、まず、細かなディテールにおいて無理が目立ちます。
主人公が別人に化けてセキュリティをごまかして侵入しますが、どう考えてもありえない。
トカゲの怪物となった科学者の解毒剤が出てきますが、それならばスパイダーマンをもとの人間にもどす解毒剤もできそうなものです。
ビルの谷間を飛ぶスパイダーマンにクレーンが列を作って助ける場面は笑ってしまいました。
トカゲの怪物がいつでもスパイダーマンを殺せるくらいの傷を負わせているのに、そうはせず、一方で警察官を簡単に殺してしまうのは、スパイダーマンが主人公だからでしょう。
そんなご都合主義の映画、面白いわけがありません。
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