劇場公開日 2002年12月7日

マイノリティ・リポートのレビュー・感想・評価

全78件中、1~20件目を表示

4.0Dates Well in some Ways, Not So Much in Others

2020年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

幸せ

The special effects in Minority Report hold up, and the plot ranks more imaginative than many of the sci-fi blockbusters that have come out in the previous decade. Tom Cruise's escape in a car factory is as comical as any Indiana Jones adventure sequence. The traffic jam sequence is as over-the-top as Ready Player One. As surveillance moves us to real-world pre-crime, this classic hits the mark.

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Dan Knighton

3.0「ブレードランナー」とは異なり、原作本を読みたいとの気持ちまでには…

2024年3月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

各映画祭でも、
またキネマ旬報ベストテンでも
高い評価は受けなかった作品だが、
なにせ監督がスピルバーグで、
原作が「ブレードランナー
(アンドロイドは電気羊の夢を見るか?)」の
フィリップ・K・ディックということで
鑑賞してみた。

この作品、
ひとつはマイノリティーへの理解や大切さ、
また、
技術(ここでは予知夢で犯罪防止という、
セキュリティに関してのシステムだったが
荒唐無稽過ぎて技術と言えるかどうか?)の
発展は人類に幸福をもたらすだろうか、
との問い掛けもあるのだろうとは思う。
ラストシーンで、予知システムは廃止となり
手間の掛かる体制に戻した。
暗に、時には非効率な体制の方が、
より良い社会を構築すると
言っているようだ。

また、映画「オッペンハイマー」のように、
この作品でも、新しい科学技術は
世界を危機的状況に導く可能性に
警鐘を鳴らしているようにも。

しかし、映画としての出来としては、
主人公が逃亡を図るシーン等々で
特撮をアピールしたかったのか
やたら冗長感がある一方、
肝心の核心部分への集約性が
弱くなっているようで残念だった。

同じ原作者による「ブレードランナー」は、
アンドロイドのリーダーが
己の命が尽きると知って
自分たちを追い詰める人間の捜査官を助ける
という命の大切さを謳う内容に、
(そう言う意味では、
主人公がアンドロイドだと解釈して
ユニコーンの夢を見るシーンを加えた
リドリー・スコット監督の
ディレクターズ・カット版は好きではなく、
原題のように、人間が羊の夢を見るように
アンドロイドが電気羊の夢を見たとする、
虐げられたアンドロイドが人間の命を助ける
という構図こそがこのドラマの核心で
あるはずだから、
私は最初の劇場公開版を好きだ)
是非、原作を読みたいと思わせられ
一読したが、
この映画ではそんな気持ちに
させてもらえなかったのは大変残念だった。

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KENZO一級建築士事務所

4.0転がり落ちる球体、近未来都市

2024年3月24日
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鑑賞方法:VOD

知的

アメリカ同時多発テロ事件後の情報統制へのアンチテーゼを含んでいる。
監督はスティーヴン・スピルバーグ。
2002年劇場公開作品。

2054年、デジタル技術による犯罪予防システムで殺人発生率はついに0%。
そのシステムはプリコグ(預言者)3名の予知能力に頼っている。
刑事ジョン・アンダートン(トム・クルーズ)が、マイノリティ・リポートの秘密にたどり着くという話。
司法省の調査官ダニー・ウィットワー(コリン・ファレル)のサスペンダー姿と正義感は格好良かった。

転がり落ちていく球体の物が頻繁にズームされる。
落とさないようにしたり隠したり、落としたり失ったりする。
球体は地球の象徴かもしれない。
それは太陽の周りを秒速29.8kmで公転しているらしいが、計算上であり仮説である。
今作の犯罪予防局は、国家の上部組織の象徴であり、秘密を保持し情報統制をしている。
球体説のような、この世界の大いなる捏造は転げ落ちるかもしれない。
などと想像を掻き立てられた。

内容の面白さだけではなく、斬新な映像も魅力。
ワシントンD.Cの描写は、手塚治虫作品『鉄腕アトム』の近未来都市風景のようで、それだけでも見る価値がある。
劇中に登場する赤いクルマ「レクサス2054年式」は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のタイムマシンとして人気の「デロリアン・DMC-12」ほど目立った活躍をするわけではないが、未来を感じさせるその美しいフォルムデザインは印象深い。

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Don-chan(Daisuke.Y)

3.5おもしろかった。 予知能力を利用した犯罪予防とは非現実だが、興味深...

2024年1月25日
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鑑賞方法:VOD

興奮

難しい

おもしろかった。
予知能力を利用した犯罪予防とは非現実だが、興味深い切口だった。

タイトルである「マイノリティ・リポート」、途中なぜこのタイトルにしたのか?と疑問だったが、後半アガサの過去が明かされることによって納得した。

なんとなくモヤっとしたのは、宿敵かつ、頭脳明晰な切れ者キャラとして描かれていたダニーが、あっさり後半退場したこと。
せめて黒幕を見破るくらいの活躍はさせてあげても良かったのでは…

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しょたごん

3.0未来を決めるもの

2023年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

公開当時は劇場で観た記憶。
未来を決めるのは運命なのか、それとも自分なのか。
設定が面白いわりにテーマの掘り下げが弱かったと思う。
まぁエンタメ方向に振ったと言えばなくもないのかな。

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mar

3.0近未来にしてあり得ない特殊能力

2023年4月5日
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鑑賞方法:VOD

描かんとする事は分かるけど、本作における人間の特殊能力系とその描写がしっくりとこなかったな…

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Iwarenkon

3.5PKD meets Tomさん into Spielberg

2022年12月20日
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鑑賞方法:映画館

2002年劇場公開時鑑賞。原作既読。私の中では当然「少数報告」なんだけど映画のタイトルとしてはちょっと弱いしね。
最初は「ディックがスピルバーグでトムクルーズ?!?」と大いに不安だったが、メインアイデアはちゃんと残して、うまく肉付けして追っかけっこからのハラハラドキドキで、きっちり楽しめるお話に仕上げてくるのは、さすがというべきか。
ディストピアかユートピアか判断が分かれそうな世界は、確かにPSYCHO-PASSの元ネタなのかも。まあ扱い方が全然違うけど。

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なお

3.0斬新さが古く見えるよ。

2022年12月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

20年前に近未来社会の犯罪防止を描いたお話し。

でもね。
ファイルの保存が物理的に存在しているのが、古く見える。
その時代にクラウドって発想が無かったんだって思える。
今から20年後、どうなっているかな?

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April

3.0設定は面白い

2022年10月21日
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鑑賞方法:VOD

舞台は2054年の未来。ツールだったり車だったり色んなものが未来設定で、現実の未来も全てこんなだったらちょっと怖いな...と思いながら観ていた。まぁ、設定は面白いけど、途中から何となく先が読めてしまったので、あっと驚くこともなく...。最後、予知能力者があんな人里離れたところに3人だけで隔離されてちょっとかわいそうじゃ?と思ってしまった。

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Ran

4.0予知能力者によって未来を予知して犯罪を未然に防ぐ社会。 SFものだ...

2022年6月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

予知能力者によって未来を予知して犯罪を未然に防ぐ社会。
SFものだけどサスペンス要素が強い。倫理的に社会派な感じもする映画です。
設定もおもしろく、ストーリー展開が惹き込まれるつくりになっている。
トム・クルーズが犯人にされてしまい逃げるという設定もおもしろい。
映像などやはりスピルバーグだなぁと感じる映画でした。

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よっしー

4.0凄い想像力

2022年1月10日
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 今から20年前の映画で、50年後を描いている。こんなことが実現すれば,世の中殺人事件が減って、少しは平和になるよなあ。
 ジョンが家に帰って電気,といえば明かりがついたり、今、実現してるぞ〜、家の窓からそのまま車に乗って会社まで直通、実現したら便利だよなあ🤔
 ただ、アガサたち3人の人権は無視されてるけど、犯罪にならないのかなあと思いながらも、なかなか面白い発想で、とても面白かった。

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アンディぴっと

3.0ちょっと強引SF設定ながらも楽しめる

2022年1月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

この時代の描く「近未来」は、夢が詰まっていて面白い。
最近のSF作品は実現可能性の高い近未来で現実感が強いけど、
今作は実現しそうにない非現実的な近未来。

予知能力(プレコグ)によって殺人事件が未然に防がれるようになった世界での物語。プレコグが予知した「殺人を起こす予定の人」が逮捕され、治安が維持されている。あくまでも予知夢での殺人であり、
現実では未遂の人たちを殺人の罪で逮捕するのは倫理上問題がないのか、作中でも議論されてる。そんな中、主人公自身がプレコグによって殺人を犯すとされ逮捕されそうになる。

それは誰かの陰謀か、はたまた自分は衝動的に殺人を犯してしまうのか、葛藤を抱えながら真相にたどり着こうとする主人公。
ドラ〇もんみがある近未来道具の数々を駆使した逃走劇は、
少し強引感はあれど、将来こんなことも可能になるのでは?!と思う人の夢が詰まっているよう。

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スクラ

3.5設定が独創的

2021年7月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

未来予知システムで被害者がでる前に殺人事件を未然に防ぐという設定が独創的。
その設定を存分に活かしたストーリー展開が面白かったです。

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光陽

4.0予防検束

2021年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

未来の話で、犯罪を予知して未然に犯人を拘束してしまう試験が行われていた。
主人公(トム・クルーズ)は警察官だったが、自分が犯罪予備軍として拘束される事態に陥り・・・。
理屈はよくわからないが、スピルバーグ監督のとてもスリリングで面白い作品。

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いやよセブン

4.0目を見張るサマンサモートン

2021年6月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2054年、トムクルーズ扮する犯罪予防局ジョンアンダートンは、予知システムにより犯人逮捕を行っていた。予知システムだから実際には犯罪を犯しているとは限らない。しかし、何と36時間後の犯罪者氏名としてジョンアンダートンの名前が出て来た。ジョンは逃げたが果たしてジョンの運命や如何に? 勝手にシステムから名前が出て来たら迷惑な話だな。それにしても網膜スキャンを逃れるために目玉を入れ替えるなんて恐ろしいね。サマンサモートン扮するアガサの演技とジョンに対するフォローは素晴らしかった。全体的にも重厚感があって面白かったよ。

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重

2.0面白かったのは設定だけでした。。。

2021年6月26日
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興奮

犯罪を予測し、未然に防ぐシステム。
しかし、自分が犯人になってしまうという面白そうな展開。

設定や逃亡中のアクション、世界観づくりなどは面白かった。

ただ、ストーリー展開は分かりやすく、読めてしまった。

心揺さぶるような感動や発見は一切なく、ただただ、刺激の強い映像を見るだけの2時間半だった。

普通に映画館で見る映画としてはいいが、ならではの感動はなかった。

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ソニK

5.0さすがトム。もうほんとトム。

2021年3月13日
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泣ける

楽しい

興奮

いやもう最っ高。
昔の映画ってなんでこんなに完成度高いん?!
トム・クルーズの作品ではミッションインポッシブルが大好きだったけどこの作品も一二を争う傑作。

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ニッカ

4.5マイノリティ・リポート

2020年11月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

設定良い。
近未来感がかっこいい。
ミステリーチック。
叫び声や音楽からホラーっぽさも感じる。
どんでん返し(?)もあり。
飽きずに最後まで見れる。
ラストも悪くない。

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ABCD

5.0ここまで判って位置情報だけがわからないというのはおかしいんじゃない...

2020年9月11日
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ここまで判って位置情報だけがわからないというのはおかしいんじゃないかと思った。

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collectible

4.0今のコンピュータ時代を予言?

2020年8月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

 ちょっと目が痛くなるような退色させたデジタル・フィルム撮影。コンピューターはスケルトンでマウスの代わりに手で操作する仕組みだ。犯罪の被害者、加害者の名前が木彫りの玉だったり、予言は3人のプリコグ(予知能力を持った人間)という発想が面白い。全体的にハイテクとアクションで魅了するのだが、目玉のエピソードや発明者のおばさんなんかをカットしてもいいくらいの長さかもしれない。また、息子への復讐心ももうちょっと煽った方がわかりやすい。

 ヒッチコック作品や『時計じかけのオレンジ』や『ブレードランナー』へのオマージュや、カメオ出演も多数あると話に聞いたけど、見直してみよう!という気にはならなかった。

 『CODE46』でもいい演技をしていたサマンサ・モートン。改めてこの映画を見なおしてみると、同じ雰囲気を醸し出している。コリン・ファレルもこの映画からスターダムにのし上がった?

【2002年12月映画館にて】

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kossy