アニエス・バルダ

英語表記
Agnes Varda
誕生日
1928年5月30日
没日
2019年3月29日
出身
ベルギー/ブリュッセル

ベルギー出身で、父はギリシャ人、母はフランス人。第2次世界大戦中は母の故郷の南仏に疎開し、船上で暮らす。パリのソルボンヌ大学とルーブル学院で文学や美術を学び、写真映画学校にも通学。写真家として舞台の撮影を経験後、アラン・レネらの助力を得て、ヌーベルバーグの先駆的作品「ラ・ポワント・クールト」(55)を自主制作する。

初長編商業映画「5時から7時までのクレオ」(61)を発表後、映画監督のジャック・ドゥミと62年に結婚。「幸福」(65)でベルリン国際映画祭銀熊賞、「ダゲール街の人々」(75)や「歌う女・歌わない女」(77)を経て、「冬の旅」(85)でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。90年、「ジャック・ドゥミの少年期」(91)の撮影直後に夫と死別する。

「落穂拾い」(00)で改めて注目を集め、「アニエスの浜辺」(08)でセザール賞最優秀長編ドキュメンタリー賞受賞。15年にカンヌ国際映画祭名誉パルムドール、18年にアカデミー名誉賞を受賞した。共同監督作「顔たち、ところどころ」(17)も国際的に話題となる。19年、自伝的作品「アニエスによるヴァルダ」を遺し、「ヌーベルバーグの祖母」はパリにて90歳でこの世を去った。

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