ボストン・キラー 消えた絞殺魔

配信開始日:

解説

1960年代初頭の米ボストンで起こった「ボストン絞殺魔事件」を題材に、事件を解決へ導いた女性新聞記者の奮闘を描いたサスペンスドラマ。

1962年、米ボストンで女性が自宅で殺害される事件が立て続けに発生。共通していたのは、被害者が犯人を怪しみもせず自宅に入れていたこと、そして殺された女性の大多数はストッキングで締め殺されているということだった。しかし、DNA鑑定の技術も発達していなかった当時は、すぐに犯人逮捕には至らなかった。そんな中で連続殺人事件の関連性にいち早く気づき、報道したのが、1961年にボストンで創刊されたばかりの「Record American」の新聞記者だったロレッタとジーンだった。彼女たちは自らの命を危険にさらしながらも、事件を解明するため独自の調査を進めていく。

女性の社会進出がまだ進んでおらず、「男は仕事、女は家庭」という価値観が強かった時代で、警察や男性の記者たちにジャーナリストとして認められない中でも、事件解明のために尽力した女性記者ロレッタをキーラ・ナイトレイが演じた。ロレッタとともに事件を追う同僚記者ジーン役に「ゴーン・ガール」「ゴーストバスターズ アフターライフ」のキャリー・クーン。Disney+で2023年3月17日から配信。

2023年製作/113分/アメリカ
原題:Boston Strangler
配信:Disney+
配信開始日:2023年3月17日

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(C)2023 20th Century Studios.

映画レビュー

5.0「SHE SAIDシー・セッド」と見比べよう

2024年1月12日
Androidアプリから投稿

2人の女性記者が巨悪に挑む姿は、「SHE SAID」と同じ。
本作は、ずっと昔が舞台。
「男は仕事、女は家庭」が当たり前の時代。
悪党だけでなく、「男尊女卑」「セクハラ」とも戦う彼女らは男の目から見ても「カッコいい」

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みっく

3.0ロンドンじゃないよ

2023年6月12日
PCから投稿

着衣や街並みや車など時代考証が精妙だった。記者の葛藤や逡巡が描かれ、スポットライトやゾディアックを思わせた。話題になっているShe saidもそうだがこの分野(記者目線の事件簿)は秀作が多い。本作も手堅いつくりだった。
が、おとなしい印象。こぢんまりとまとまった。

個人的なポイントはナイトレイのせいでボストンがロンドンにしか見えないことw。半分冗談だが半分本気で、ナイトレイ=イギリスのイメージが固着しているので、それが街を変えてしまうのだった。そういうエレガンスをもっている人だ。

共演はGBアフターライフに出ていたキャリークーン。姐御役だがナイトレイといると米英競演のように見えた。
男性陣はクリスクーパーはじめいぶし銀ぞろい。
かならず変人や病者を充てられる江頭似のDavid Dastmalchianも容疑者をやっていた。値千金なクセ顔。(奥方Evelyn Leighはすごい別嬪さんです。)

絞殺魔の事件簿であると同時に60年代初頭の性格差を語る映画でもあった。
現代社会では差別に相当する「女だてら」という言葉が使えなくなったが、この映画は早暁な時代に女性記者が女だてらに殺人事件を追う様子が描かれている。かつての女性にとって、すべての総合職においてそれを突き詰めることは挑戦だった。

クーンは42でキーラナイトレイは40だがキャリアはナイトレイのほうがずっと長い。
そろそろ中年期だが、しっとりした深窓の佳人みたいな役が多かったので、気どったセレブを想像していたが、インタビュー動画などで見る素は、饒舌でゲラ笑いするおばちゃんのような人だ。そっちの素なかんじのナイトレイが見たいと思っている。

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津次郎

2.5実話ベースですから。

2023年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

なんか盛り上がりに欠けた感じ。
しかも人物たくさんでちょっとわかりづらかった。
で、御多分に洩れず、活躍するのは
というか主要人物は女性ばっかり。
今のアメリカはこんな映画しか撮れない状況からなんですね。

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けはえ

3.5サスペンス好きなキーラ・ナイトレイ推しの方はぜひ!

2023年3月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

「何で入れるかなぁ」修理屋をなんの疑いもなく家に入れる…現代の感覚で捉えてはいけないのだと自分に言い聞かせていましたが
物語が進むうち2人の女性記者と共に事件の真相に深層して行く自分になっていました!

1960年代の男性優位社会に女性蔑視…この類の作品は最近少なくはありません
確かに完全解決とは言えない結末に棘が抜け切らない様な後味に不完全燃焼気味の方も多いかもしれません
が!そんなやさぐれた時代を強い意志と思いでぶちかまして突き進む2人の女性記者を演じたキーラ・ナイトレイとキャリー・クイン!
勇ましき女気溢れた2人を拝めただけで観る価値はありましたね!なので
個人的には劇場公開でも見応えあるのでは?と

…最近は笑顔満載の役柄がご無沙汰気味のキーラ、次回作は美スマイル期待しております⭐️

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ねもちゃん
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