リドリー・スコット製作×キーラ・ナイトレイ主演 連続殺人鬼を追う記者を描く「ボストン・キラー」3月17日から配信
2023年2月24日 19:00
巨匠リドリー・スコットが製作を担い、キーラ・ナイトレイが主演する映画「ボストン・キラー 消えた絞殺魔」が、3月17日からディズニープラスの「スター」で配信されることが決定。あわせて、日本版予告編(https://youtu.be/syAxcaNa1QQ)とキービジュアルもお披露目された。
本作は、1960年代初期に米ボストンを震撼させた連続殺人鬼“ボストン絞殺魔”事件を解決へ導いた、ふたりの女性新聞記者の勇敢な姿を描く、実話に基づくクライムサスペンス。女性がアパートで殺害される事件が、立て続けに発生した。共通していたのは、被害者が犯人を怪しまず自宅に入れていたこと、大多数がストッキングで締め殺されていたこと。当時は DNA鑑定の技術も発達していなかったため、迅速な犯人逮捕に至らないなか、連続殺人事件の関連性にいち早く気付き、報道したのが、61年にボストンで創刊された「Record American」の新聞記者、ロレッタとジーンだった。
予告編では、連続殺人事件に興味を持ったロレッタが独自に証拠を探り、事件の真相を暴こうと奔走するさまが映し出されている。彼女は事件を引き続き報道しようとするが、男性記者たちは聞く耳を持たない。しかし、事件は容赦なく起こり続け、ロレッタの身にも危険が迫る様子が、スリリングに切り取られている。
キービジュアルには、電話を片手に背後を気にするロレッタを活写。「男性は仕事、女性は家庭」という考えが当たり前だった当時のアメリカで、警察や男性記者がジャーナリストとして認めてくれず、相手にもされないなか、諦めずに真相究明に尽力する姿に注目だ。
ナイトレイ(「つぐない」)がロレッタ、キャリー・クーン(「ゴーン・ガール」)が同僚の記者ジーンを演じ、アレッサンドロ・ニボラ(「アムステルダム」)、クリス・クーパー(「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」)らが共演。プロデューサーには、「グラディエーター」「ハウス・オブ・グッチ」などで知られるスコットをはじめ、ケビン・J・ウォルシュ(「マンチェスター・バイ・ザ・シー」)、ジョージー・マクナマラ(「プロミシング・ヤング・ウーマン」)らが名を連ねている。
「ボストン・キラー 消えた絞殺魔」は、3月17日からディズニープラスで配信。