パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女のレビュー・感想・評価
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とにかくパク・ソダムが良い!
パク・ソダムがカッコいい。クールでツンツンした凄腕ドライバーが、殺された依頼主の小さい息子を、嫌々ながらも助けたら絆が深まり、命がけで守り抜いてしまうというお話なのだが、パク・ソダムという役者をここまで魅力的に引き出していることに、高い手腕を感じる。涼しい顔でハンドルを握りしめて驚異的なドライビングテクニックを披露するシーンがめちゃくちゃにカッコいいかと思えば、飼っている猫にデレデレしている姿が可愛い。あと、ドライバーなのに肉弾戦もかなり強い。あの格闘センスをどこで磨いたのだろう。
パク・ソダムの上司の運送会社のおじさんが良い味をだしている。韓国映画は、普段は世俗的で打算的だけど、いざという時に義侠心を発揮するおじさんを描かせるとやたら上手い。
共演の少年が『パラサイト』でパク・ソダムが家庭教師をしていたあの少年なのもちょっと面白いところで、なんかすごく良いコンビなのだ。パク・ソダムは小さい男の子と組み合わせると輝く女優なのかもしれない。
パク・ソダムの表情にサッと灯る感情が魅せる
『グロリア』や『レオン』や『ドライヴ』などといった往年の作品の影響を漂わせつつも、コミカルさとシリアスさの程よい緩急バランスの中でグッと本気度を見せつける快作。胸中のなかなか読めないパク・ソダムの表情に、瞬間的にギアを入れたみたいな鮮烈な火が灯るのも印象的だ。ソダムと子役の少年という、過去に共演済みの2人が醸し出す関係性もなかなかのもの。そうやって無表情かつ仏頂面にすら思えた主人公から、感情を引き出し、過去の経歴を引き出しつつ、一つの人物像のパズルが少しずつ埋められていく。脇を固める俳優陣もいいが、主人公を追いかける”第3の視点”とも呼ぶべき国家情報院の担当職員役にヨム・ヘランを起用したところがなんとも巧い。仮に仕事のボスが父親代わりだとすれば、一方のヘランとは母娘ほどの年齢差。こういった年代配置も味わいを付与し、思い切りのいいアクションと共に、見応えある疾走&ドリフト感を結実させている。
主演の女優さんがドライブテクはもちろん、 アクションも凄すぎてよか...
主演の女優さんがドライブテクはもちろん、
アクションも凄すぎてよかったです。
社長さんだけかわいそうでした。
成功確率100%の女
違法賭博の元締めという裏の顔を持つベテラン警察官でチームリーダー。公式の紹介だが作品のイメージではサイコパスなヤクザで人殺しが平気で出来るシリアル・キラー。海外ドラマ『デクスター』と似た役柄だが人を殺す事に迷いがない分筋金入りのサイコパス。最後はウナに殺されて終わるがここは猟奇犯罪者が警察官だったという事で逮捕されて死刑判決になるハッピーエンドを期待しただけに残念。
パク・ソダムさんが好きになりました!
絶対見た方がいいというわけではないけど、見ても損はないと思う。
チャン・ウナ演じるパクソダムさんが良い!役と本当にマッチしてる。邦題を見てただカーアクションメインでもう少し明るい映画なのかなと思っていたから、中身は少し違った。韓国社会の闇も感じながら進む映画。主人公ウナがあまり感情がないタイプでコーヒー?を飲みながら凛とした佇まいで車を運転して相手を巻くのがかっこよかった!カーアクションは思っていたより多くはないけどかっこいいし、主人公ウナが肉体で闘ってるところもこれは女性だと無理があるだろうも思うこともなくリアルなアクションで、良かったです。
評価がそこそこ良かったので
Amazonprimeで観たが、評価が星4以上だったので観たが期待は裏切らなかった。私は配信動画を観る場合、星の数が4以上のものを評価基準として観ています。つまり星4以上の作品はそこそこの人たちが平均以上の出来として判断しているとして間違いない。内容は韓国ドラマによく登場する極悪党との熾烈を極めた闘い。です。観て損はないと思います。
ストーリー
を少しは変えたい。
悪徳警官は痛め付けた上に最後は逮捕される。
ラストで主人公が生きていたが、あの状況で助かるのは無理があるのでは?
主人公がずっと、おばさん呼ばわりはいくらなんでも可哀想、お姉さんと呼びなさいと言わせてあげたい(笑)
映画はとても楽しめた。
グロリアとベイビー・ドライバーをごちゃ混ぜした映画。しかしパク・ソダムがそれを覆い隠す。
この映画を観る前に「ベイビー・ドライバー」を見たのが良くなかった。クルマの逃走シーンの稚拙さは否めない。逃走経路やドライビングテクニックや追跡車を撒くアイデアはベイビードライバーを越えられてはいなかった。そして、母性に目覚める手法もグロリアを越えられず陳腐な表現で終始してしまっていた。
これは主人公ウナの脱北者としての哀しい背景だけに押し込んでしまった所為なのだろう。また、子供の異常な大人びたセリフが余りにも陳腐な所為かもしれない。あまりにも腹立たしく可愛げのない言い回しが少ないのが余計に子供ぽさを強く印象ずけてしまっていた。
しかしながら、パク・ソダムの存在がこの映画の良さのすべてだ。パラサイトの長女役ほどの色気を排除しストイックでなければこの世の中は生き抜けないと言う潔さが身体全体から放出されていて、観るものをハラハラドキドキさせてしまう。
切なさを漂わせるには本物の哀しみが必要なのだ。
細かいアイデアが良い
釜山で廃車処理場を営むペクの依頼で、特捜を請け負う女性ドライバーのウナ。賭博に関わる元野球選手ドゥシクと幼い息子ソウォンが、海外逃亡のための仕事を引き受ける。しかし賭博元締めのギョンピルの組織の妨害により、ソウォンだけを乗せることになる。警察にも通ずるギョンピルは、執拗にウナを追う。
細かいカーアクションのアイデアが良いです。そうか主軸は、鍵か。
「ベイビードライバー」を思い出しました。イマイチな邦題。
パク・ソダムの魅力全開!
いいおねショタ映画だった。
何といってもパク・ソダムの魅力を十二分に堪能できて満足。
子役の男の子もかわいい。悪役のおっさんも最後までしぶとさを見せてくれて良かった。
中ボス的なヤバそうな奴の退場が意外と早かったのがちともったいないが。
劇場で見るべき案件だった
冒頭5分で、テンションが上がる勢い。
特送事務所=依頼された“物“は、どんな手段を使っても送り届ける。
主人公のアクション、車テクニック。見たことない、こんな豪勢なの。
その辺の車を「拝借」する方法、ドライバー1本でやってしまうし。
途中からだんだんきな臭い話に巻き込まれていって。
子供を送り届ける=守る。
終盤は大出血サービスシーンの続出、ハラハラ。
最初は「ベイビー・ドライバー」→徐々に「グロリア」。
かつての名作を彷彿させつつ、今時の展開に目が離せない。
あっという間の100分ちょい。私のアンテナは正しかった。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「俺たちはプロだ。配達を完了させるぞ」
悪役は強いほど面白い!
パク・ソダム←ジャン・レノ
という構図の韓国版『レオン』といったところか。
カーアクションは圧巻。
ソン・セビョク演じる悪徳刑事は冷酷さが際立ち、主役を引き立てる。
善悪の線引も明瞭なので、観客は安心して?(笑)感情移入できる。
展開に意外性は少ないが、安定の品質を手に入れた韓国製アクション映画の典型と言える。
パーフェクト・ムービー 成功確率100%の映画⁉️
「ザ・ドライバー」+「ドライヴ」+「ベイビー・ドライバー」+「グロリア」+ 「レオン」 +「トランスポーター」+ 「TAXi」+「子連れ狼」+クールなパク・ソダムにスパイスとしてキムチを少々‼️「パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女」の出来上がり〜‼️
何で?だらけ
どこかで見たことあるようなシーンを寄せ集めたような作品でした。また、主人公にあまり魅力がなく、この役にはまだ未熟な感じがしました。さらには、ツッコミどころ満載で冷めてしまい全く楽しめませんでした。ツッコミどころを全部は書きませんが、ほんの一例を挙げると
・これから命がけで逃げようというのに、野球場で子供にスマホを渡し、そのスマホから子供が動画をアップして居所が見つかるってどういうこと?見ようによっては、あの父親は子供のせいで死んだようなもので、そんな筋書きは嫌いです。
・成功確率100%のわりには、平気で監視カメラに写るし、スマホを使って居所がバレるし、主人公に全く警戒心が無く、とても凄腕とは思えない。
・囮の部屋を用意したりして、少しは頭を使うのかと思えば、せっかく囮の部屋を用意したのに、廊下で直ぐに見つかってしまい、簡単には逃げられていない。いったい何階と何階に借りたの?そもそも、囮の部屋は関連性が分からないように複数の部屋を用意することに意味があるので、当日に1人でフロントに行って2部屋借りても意味がないと思いますが。
などなど…
もちろん、アクション映画ですからある程度は目をつぶりますが、あまりにも整合性が無さ過ぎる脚本にがっかりしました。もっと、成功確率100%らしい作品を見たかったです。
パク・ソダムはおばさんじゃないよ~!
訳ありブツを運ぶ凄腕ドライバー。
バリバリアクションのステイサムの『トランスポーター』や実話を基にしたイーストウッドの『運び屋』、逃がし屋まで兼業すると古くは『ザ・ドライバー』や快作『ベイビー・ドライバー』などが思い浮かぶ。
そこに新たな有能ドライバーが。韓国から、しかも“おばさん”…!?
ペッカン産業。表向きは廃車処理会社だが、裏の仕事は訳ありのブツを運ぶ特殊配送会社。略して“特送”。
そこのドライバーのチャン・ウナ。確実に仕事をやり遂げる腕利き。
社長とは金の配分で絶妙な掛け合いをし、若い修理工からは“姉さん”と慕われている。
そう、姉さん。決しておばさんじゃない。
彼女を“おばさん”と呼ぶのは、今回の依頼人。
成功確率100%の彼女を以てしても、今回の仕事はヤバかった…!
元プロ野球選手の賭博ブローカー。大金とさらに膨大な金が収められている貸し金庫のキーを持って、幼い息子を連れ立って国外逃亡を図る。
ウナは待ち合わせの場所から港まで父子を運ぶ仕事を依頼された。報酬はいいが、かなりヤバそう…。
言うに及ばず、父子を賭博の黒幕が手下のヤクザを使って追う。その黒幕は何と、刑事。刑事としてはチーム長で、ヤクザをも束ねる悪徳。
父親は捕まり、殺される。その直前、キーを息子ソウォンに託して逃がしていた。
ソウォンはウナに助けを求める。
訳ありの依頼人とブツを乗せて、ウナは執拗な追跡から逃げるハメに…。
悪徳刑事。
配下のヤクザ。
同じく、サイコパスな殺し屋。
さらには、脱北者を調査する国家情報院にまで。
ウナは脱北者。捕まったらアウト。本当に今回の仕事はヤバくて面倒。
でも彼女にとって最も面倒なのは依頼人の方かもしれない。
明らかに子供が苦手。と言うか、仕事関係者以外とは対人も煩わしそう。唯一心を許すのは、飼い愛猫。
ソウォンには身寄りも居ない。返品も不可。
追っ手も迫り、さあどうする…!?
“おばさん”と幼い依頼人の逃避行…。
ヤバそうだったら手を引く事は可。
金だけ貰って、置き去りにしたっていい。
実際そうしようとしたし、社長が手配したアヤシイ請負人に任せもした。
が…。
結局またこの子を連れて。
父親は内緒にしていたらしいが、母親が居るという。会いに行くが…。
社長と連絡が取れ、偽造パスポートを作って海外へ逃がす事に。
その時ソウォンが言う。おばさんは一緒に来ないの…?
最初は反抗ばかりしていたが、いつしかこの“おばさん”を頼るように。
言わずもがな。それはウナも。
最初は面倒しかなかったが、いつしか放っておけなくなった。
危機に次ぐ危機を一緒に行動する内に芽生えた交流。
それは命を懸けるに至るまで。
遂にウナたちは追っ手の手中に…!
運び屋なので、勿論カーアクションはたっぷり見せ場。
華麗なドライビング・テクニック。
迫力のカーチェイス。
韓国映画十八番のバイオレンス。思ってた以上に痛々しく、拷問シーンはゾッとするほど…。
肉弾バトルも身体を張って。
一運び屋の若い女性がヤクザらを相手に渡り合って強すぎ…とも思うが、話の分かり易さ、エキサイティングなアクション、テンポの良さもあって、面白さはフルスロットル!
『トランスポーター』や『ワイルド・スピード』なんかに負けないわ!
何と言っても本作は、ウナを演じたパク・ソダムに尽きる。
本作の魅力のほとんどと言っていい。
仕事時のクールさ。見惚れるほどカッコいい!
アクションも身体を張って体当たり。
愛猫と戯れるオフ時のキュートさ。彼女のPVです。
社長らとのコミカルな掛け合い。
次第にソウォンへ向ける優しさ。
魅力100%パーフェクト!
そんな彼女がまたまた面倒見る事になったソウォン役のチョン・ヒョンジュン。
本作の話題の一つ、『パラサイト』の半地下家族の長女と上流家庭の息子が再共演。
『パラサイト』の時より絡みは深く。どちらも“訳あり”なのはご愛敬。
にしても、パク・ソダムを“おばさん”って…。
再共演の二人だけではなく、周りも個性的。
悪徳刑事役のソン・セビョク。憎々しい存在感を発揮しつつ、妙なコミカルさも。それがまた憎々しさ倍増。
社長役のキム・ウィソン。時々ウナに手を焼くが、彼女の手腕を高く評価している。これまで雇ってきたドライバーの中でもベスト。元脱北ブローカーでもあり、ウナの脱北の手引きも。頼れ、人情家で親代わり的。拷問されても口を割らず、ウナを守る、泣かせるぜ社長!
その工場で働くあんちゃん修理工も好キャラ。
最初は凄みあったサイコパス殺し屋だが、途中あっさりと…。国家情報院のおばさんもあまり役に立ってなかったような…?
最後はあのまま…でも良かった気がする。それはそれで別の感動あり。海中に鍵も落ちていったとは言え、ちょっとご都合主義も…。
が、彼女は成功確率100%のドライバー。どんなものでも確実に。
それは今回もやり遂げた。
訳ありブツを運ぶ裏稼業。
でもその実は、爽やかな感動を送り届けてくれる。
運び屋+アクション残酷すぎる 60点
結構思ったより面白かった。
が、なぜ韓国の映画はあこまで血がすごく出てとにかくグロい、、
車のレース(まるでワイルドスピード)、アクション(女性のアクションはカッコイイ)良かった!
ストーリーは中途半端だが最後は泣ける。
ちょっとタフすぎる!
パラサイト 半地下の家族で非常に印象的だったパク・ソダム主演のカーアクション映画。凄腕のドライバーが犯罪の手助けをするこの手の映画は、「ザ・ドライバー」を始め、大ヒットした「トランスポーター」、最近では「ベイビー・ドライバー」など王道のストーリー。今回は主演が女性であることが特徴的。
想定していない荷物を受け取ってしまうことも毎回おなじみの展開。
トランスポーターでは若い女性だが、今回は小さな男の子。男の子役は、パラサイトでパク・ソダムが家庭教師をしていた男の子で2度目の共演といったところは面白い。
物語の肝は、主演のパク・ソダムと男の子の関係。自分の境遇と重なってだんだん兄弟のような関係になっていくのが可愛くてよかった。
パク・ソダムのドライブテクニックは、ありえないほど凄まじかったが、物語の背景の中でそれほど違和感はないストーリー展開になっていた。
ただ生身のアクションはタフすぎ。もう何度も死んでてもおかしくないシーンがあったが、強かった。
全体としてはストーリーにスピード感があって飽きずに見られた。おすすめ。
幸薄い細腕ドライバーに心を持って行かれる!!
クールな中に儚さを感じさせるウナと彼女が運ぶ、
不幸な少年に心揺さぶられる。
ウナは天才的ドライブ・テクニックで
違法な商品を運ぶ「特送」のドライバー。
運ぶ商品が途中から「少年ソウォン」になってしまう。
「グロリア」や「レオン」➕「タクシー」的な映画です。
子供と猫には勝てません(笑)
野球賭博に関与したソウォンの父親は大金を隠した金庫の鍵を
息子ソウォンに託す。
だから死に物狂いの追っ手がしつこく迫る。
大金を巡って暗躍する黒幕がなんと警官とは??!!
韓国映画では、いつものことなので驚きませんが。
カーチェイスは市街地を走るのでスリルが半端ない。
車を盗んで乗り換えるテクニックも凄腕!!
ウナは肉弾戦でもかなり強い。
なかなかのプロフェショナルなアクション女優。
「半地下の家族」の家庭教師役(パク・ソダム)と、
教え子役の(チョン・ヒョンジュン)なので、
息もピッタリ。
2人とも、すれてなくて可愛い。
韓国映画らしい血塗れの拷問シーンに殺戮シーン、
ウッ!!顔をしかめる私。
でもそれがお約束のエンターテインメント。
100%とまでは行かないけれど満足度80%!!
快作でした。
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