パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女のレビュー・感想・評価
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幸薄い細腕ドライバーに心を持って行かれる!!
クールな中に儚さを感じさせるウナと彼女が運ぶ、
不幸な少年に心揺さぶられる。
ウナは天才的ドライブ・テクニックで
違法な商品を運ぶ「特送」のドライバー。
運ぶ商品が途中から「少年ソウォン」になってしまう。
「グロリア」や「レオン」➕「タクシー」的な映画です。
子供と猫には勝てません(笑)
野球賭博に関与したソウォンの父親は大金を隠した金庫の鍵を
息子ソウォンに託す。
だから死に物狂いの追っ手がしつこく迫る。
大金を巡って暗躍する黒幕がなんと警官とは??!!
韓国映画では、いつものことなので驚きませんが。
カーチェイスは市街地を走るのでスリルが半端ない。
車を盗んで乗り換えるテクニックも凄腕!!
ウナは肉弾戦でもかなり強い。
なかなかのプロフェショナルなアクション女優。
「半地下の家族」の家庭教師役(パク・ソダム)と、
教え子役の(チョン・ヒョンジュン)なので、
息もピッタリ。
2人とも、すれてなくて可愛い。
韓国映画らしい血塗れの拷問シーンに殺戮シーン、
ウッ!!顔をしかめる私。
でもそれがお約束のエンターテインメント。
100%とまでは行かないけれど満足度80%!!
快作でした。
スリル満点!!カーアクション!
配送、運び屋のような仕事をする女性ドライバーが冴え渡る運転のテクニックでした。
報酬をもらおうとするドライバー、
不正を働く警察、お父さんを亡くした
純心な男の子と女性との出会い、
ホテルや港での危機一髪なアクション
仕事の依頼人との駆け引き
ラストでの女性ドライバーと少年との再会!
カーステレオで流れた音楽と共に疾走るシーン
は実に爽快でした。
ジェイソンステイサムのトランスポーターの女性版のみにあらず。
トランスポーターシリーズは大好きな映画で似たような映画かなと思いながらも女性の運び屋に興味津々。
カーアクションはやり過ぎ感もあるけど迫力あって良い、何よりもストーリーがすごく良い。
主人公の生い立ちや巻き込まれる事件の背景、次から次へと出てくる悪いやつら。
八百長に警察内にいる極悪非道な奴、韓国国内の問題も描かれていて単純なアクション映画ではないところが良い。
韓国映画はあまり見てないが結構面白くあっという間にラストを迎えた。
ひとつ気になったのは音楽の音量が大きすぎて驚いた。
トランスポーターは単純に男が惚れるほど格好いい運び屋、この作品の運び屋はそれだけではない魅力がある。生い立ちから来るものも含めてやさぐれた感じもある一方で優しい一面や時おり見せる美しさもあって魅力的であった。
パク・ソダムのカッコよさに溺れる映画
パク・ソダム演じる主人公のカッコいいドライビングテクニックやカッコいい生き様(たまに愛猫と戯れる女性らしい可愛さを見せるのがまたいい…)を観る映画です。ストーリーに雑なところがあるので…運び屋である主人公ウナを追う刑事とその部下のヤクザ(ここらへんの人間関係は観れば分かります)、そこにウナが脱北者という事がバレて国家情報院も絡んできて…と登場人物は多いのにどれもその活躍の描写が薄く駆け引きもなくて、人物同士のドラマが全て中途半端だったり、子供と母親のエピソードはいるのか…?あんな少しなら入れない方がいいのでは?と思うところもあるし、結局300億ウォンはどうなったのか?とか、主人公は手錠をかけられて海に落とされた状態でどうやって助かったのか?などの観ている方が感じる疑問は置いてけぼりにするエンディングはかなり雑で残念だが、どことなくトランスポーターを彷彿とさせるストーリーやベイビー・ドライバーを彷彿とさせるカーチェイスはめちゃくちゃカッコいいし観ればパク・ソダムのカッコよさに魅了されること間違いなし…!(女性も例外ではないと思う)
北の国から来たグロリア... 凄腕ドライバーがヤクザと警察を向こうに渦中の少年を守り抜く人生再生のカーアクションドラマ映画!!
とある港湾地区で自動車修理工場を営む怪しげな零細企業、而してその実態は・・・というアウトローもの。
その秘密結社の如き会社に身を置くチャン・ウナはどんな荷物でもどんな状況下でも必ず制限時間内に指定場所へ届ける凄腕ドライバー。
とあるシングルファーザーとその息子を密出国させる依頼が舞い込んだもののピックアップ直前に父親が殺され、彼に野球賭博の莫大な売り上げと証拠を奪われたヤクザ、さらにはその背後に控える悪徳警官までもがカギを握る息子を付け狙う中でウナは・・・・・・という筋立て。
ここまででの流れだけでも察せられるように『トランスポーター』『グロリア』『レオン』等の往年の名作映画のパッチワークではあるのですが、それが絶妙な配分でミックスされたうえにアクションのスケール感がグレードアップしており、さらには韓国のお国事情も上手くキャラクターへ昇華したことで独自性もきちんと打ち出したスタイリッシュアクション大作です。
ラストは綺麗に終わったというか、あまりに綺麗過ぎたというか、これだけの大作ながら続篇を期待させるような"引き"がほぼ無かったので、それはそれで勿体無い思いがしてしまうのが私の悪いクセッッ!!
もちろん、あまりに造り過ぎると食傷気味になって本作も霞んでしまうのでしょうが、出来ればシリーズであと1,2本は観てみたいところで…。
観た後爆走したくなる
どうやって撮影したんだろう、と思うくらいの圧巻のカーチェイス!!
手に汗握る展開の中、とにかく坂口健太郎君似のイケメン子役が可愛い。
この子は確かに置いていけないわ。
色々可愛すぎる涙。
誰が最後までワルなのか分からないサスペンス物とは違って、最初から悪者(いやそもそも裏稼業だけども)がわかってるけど、とにかくハラハラドキドキな場面が続く。
血が苦手な人はちょっと覚悟してみた方がいいかも。
かなり集中して見てしまった。
とにかくカーチェイスがすごい、目が離せないよ!
車で爆走したくなる!!
むぐー、期待外れの人情ものだった。
もっともっとハードなかっこいいカーアクションバリバリの物語を期待していましたが肩透かしでした。日本題に踊らされてしまった。ベイビー・ドライバー的なものを期待してましたが・・・。
原題は日本語に訳すと「特送」、英題は「Special Delivery」。そう、本作はドライブは二の次なのです。特別配送のお話なのです。そこの物語なのです。邦題考えた方の術中にハマってしまいました。
ということで、訳あり女性+非運少年×韓国映画=感動させたい作品 ということなんですよね。ドラマとしてもアクションものとしてもいい塩梅で中途半端な感じで・・・・何だろう???ちゃっちゃっと作りました!感がありまして(笑)。。。そんなちゃっちゃっと作れませんけどね、映画は!けど、高いレベルの韓国では「ちゃっちゃレベル」なのではないか?と邪推しちゃうのです。
あまり緊張感のない逃亡っぷりや、そんなに黒を感じさせない敵役とか、あまり機能しない別捜査チームとか、ラストもなぁ〜。えーー、そう終わらせるぅ????とか・・・言いたいこと山ほどある中途半端エンタメだったなぁ。
おばさん
パク・ソダムは韓国俳優では珍しくい○っていないヒコロヒー顔なのだが、愛嬌があって男好きする顔である
序盤ベイビードライバー風で始まるが、途中からグロリアになり、最後はアクションで〆る
最初の客が大泉洋、子供の父親が大谷翔平、敵が佐々木蔵之介と内野聖陽を足したような顔だった
ラストは少し泣ける料金分の価値は充分!!
母性本能と父性本能
基本的プロットは、
『レオン』『グロリア』と同じだけど、
アクションの撮り方、画像の美しさ、
個性的なキャラクター達が、
割りと新鮮な感激を連れてくる。
子供に対して命をかける、
父性本能は逃す事に命をかけ、
母性本能は守る事に命をかけている。
不器用ながらも、
命をかける瞬間の顔の演技が、
どちらも素晴らしい。
ラストは、
解るけど、台無し感もある。
狭い道のチェイスは、
とても新鮮で地に着いているのが、
とても素晴らしい。
いやー参った!!
予告も良かったですが、本作もそれ以上に良かったです。
んーー韓国映画恐るべし!シンプルなんですが満足度が高いんですよね!邦画も見習って欲しい…女優がいませんが(*´Д`)
恐らく予算も、それほどなんですがキャラとストーリーで上手く演出しており安っぽいんですが良作という!
(本作で気付いたのですが、韓国映画は子役オマセさんしがちですね笑)
アクション映画が好きな方は是非映画館でご観賞を !!
100分無駄のない映画
中弛みなく最後まで面白かった。ストーリー云々に粗探しをするような映画ではない。超絶テクニックを持つカーアクションに韓国映画得意の超絶悪人の警察。
アジョシと、レオンを思い出しながら最後の最後まで楽しめた映画です。パート2できてもおかしくない。
ベッソン映画のタクシーシリーズ➕グロリア(1980年1999年リメイク)➕バイオレンス描写
パク・ソダムが快演をしている。
冒頭、,007流につかみで、映画タイトル100パーセントならではのドライビングテクニックで、逃げおおせる。その時の表情は淡々としていて、こそがなかなか心寄せる始まりとなった。ベッソン監督関連のタクシーの女版といったとこ。が、韓国映画血みどろの残痕シーン有りで進行。パク・ソダムが、前半仕事に徹してのソナが無表情であったが、少年を匿ううちに心が表情に現れ、ミッションで終わらすことができなかなるあたりの変化とともに、そこからが内面のこの映画の見どころにもなる。韓国警察の腐敗絡みに追い込まれ、どう松年とユナは逃げ切るかに、かかってくる。
今の日本映画の元気、かつての日本映画の洋画に負けない予算は無いが創意工夫の洋画に挑むカーチェイス、アクション。韓国にはその頃の力が見える。ただ、お国柄、血生臭い残酷描写が強すぎで残念。ネットのイカゲームにしろ、マスキング表現を習得してほしい。
作品的には、パク・ソダム、今は見なくなったカーテクニック、今はあまり見なくなった(日本)街中暴走カーチェイスからの心の葛藤ドラマ+そこに迫る悪徳警察+犯罪集団。
★Digital5.1CH鑑賞
★重低音 ─
★分離度 ○
★移動音 ○
★サイド(左右、後、活躍度)─
★サラウンド ─
前面スクリーンでの左右音声ならびに音楽は前面に出てくる元気の良い鳴り方。カーチェイス音はあまり感じず。
カーアクションが面白い
総評としてはとても面白い映画。
なのだけど、主人公の行動原理、社長の行動原理、それぞれの理由付けがちょっと弱いような気もした。
その選択が大惨事を招くのだから、そうせざるを得なかったという説得力が表現できていたらさらに良い作品になったのではないかと思う。
とはいえ、大方の邦画より遥かに面白いのは間違いなく、日本映画のレベルの低さを実感して悲しくなってしまったかな。
儚げなのに、尖って強靭
パク・ソダム演じるウナのカーアクションが一貫して頭脳的。力技で押し潰したり、ドッグファイトで引っ掻き回す感じではなく、逆走して振り切ったり、ひっそり隠れたりしてスマートにずらかってしまう。「特送」の呼び名通りにクール。
◉ヒロインが優しい、優しすぎる
そうしたスマートさもあって、ウナに血塗れで脱北してきたエグさは無かった。とにかく見た目が華奢で、内に秘めたストイックさを抱きしめたい……ような風情のお嬢さん。それだけに、返品できないボーイを抱え込んだロードムービーには、いつ悪徳警官グループに捕獲されても不思議ない危うさはあった。
いったん捕らえられた所から、返り血を浴びて復活する姿も見たくなりました。ウナは、そんなサディスティックな欲望を密かにくすぐってくれた。
◉悪者の笑み
ソン・セビョク演じるギョンピルの薄ら笑いも、この映画のキモだった。ここまで堂々とポリスマンがヤクザを兼業すると、作り過ぎでやや白けるとは言え、八百長の駒であるソウォンの父親を撲殺する鈍い音は、一気に犯罪ストーリーを加速させた(実際は瀕死で生きていて、その後、息子を守るために死んだ)。ギャグを飛ばす軽さと、残虐さのギャップは悪くなかった。鋲打ち機が活躍!
ギョンピルの片腕のイケメン(ホ・ドンウォン)は、この仕事を最後に足を洗う気配を見せていましたが、ペク社長の捨て身の一撃で命を落とした。悪事の果てはそんなものだ……と言う、犯罪ものらしい落とし所。
観終わってみると、やはり若いウナと幼いソウォンのこれからが気になってならない。
映画を検索していて気がつきましたが、「パーフェクトドライバー」と言う、商品があるんですね。
かっこカワイイけど、カーアクションとしては少し物足りない
たまにはスカッと見られる映画をと思い、ふらっと鑑賞。
最初から期待通りのカーアクションとハイテンポな音楽と、ジュース飲みながらの余裕たっぷりのドライビングで痺れる!
このまま、コメディ調で安心して観られるかと思いきや途中から、結構残酷な悪役との逃走劇になる。ちょっとしげき強め。
カーアクション自体も良かったけれど、それと同じくらい、アクションも多く、華奢な身体でバタバタと薙ぎ倒していくパク・ソダムはカッコ良くもあり、かわいい。
宣伝の通り、パク・ソダムを観る映画と言っていい。
ただ終わってみると少し物足りない。
次のカーアクションはまだかまだかと期待してもどかしくなる場面が多かったので、カーアクションだけを目的に観に行くと肩透かしはくらうかも。
2023年劇場鑑賞18本目
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