劇場公開日 2023年8月25日

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春に散るのレビュー・感想・評価

全191件中、81~100件目を表示

4.0日本的ボクシング映画

2023年8月31日
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鑑賞方法:映画館

興奮

原作は読まないので、何処まで原作によりそっているかは知らないけどすっごくよかったです。
ハリウッドの映画とはやはり違うなとおもうし非常に丁寧に作っていると思います。横浜流星さん、窪田正孝さんは経験済みだけど今回は更に磨きがかかっていましたね。ボクシングシーンは本物に見えていました。

リングでのファイトシーンは迫力がありました。
只ラストシーンが正直いまいちだったかなと思います。

個人的には、三羽烏と言われた佐藤浩市さん、片岡鶴太郎さん、哀川翔さんのリングに上がっていたファイトシーン等があればよかったかなと思います。

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エンジェル・ハート

5.0流星くんの魅力にノックアウト!

2023年8月31日
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泣ける

興奮

萌える

様々な人間模様が描かれた中に懐かしい昭和の時代も感じられキャストの皆さんの演技力が素晴らしかったです。とにかく横浜流星くんがかっこよ過ぎた!

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ゆみっく

1.0しょぼい

2023年8月31日
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黒木がチンピラかぶれだったのに、橋本環奈の前では急に好青年になってるのに、おい!キャラ変わりすぎるでしょ!

黒木があれだけファイト見せたのに、じいさんは手術怖いって手術せず桜の木の下で花びらまみれで野垂れ死にするし。

たとえ死んだとしても、最後のシーンがしょぼい。
橋本環奈がもう家を出た黒木に走りよって新妻気取りでお弁当を持っていくのがわざとらしいし、おそらくマドンナ役なのに、ひたすら暗いのよ。
黒木はチンピラかぶれじゃなく、黒髪で話し方も好青年になり、リクルートスーツ着てるし、結局サラリーマンになるんかーい。

通勤途中、知らないじいさんとぶつかりそうになり、「見えてないんかい!」とキレられるシーンあるけど、黒木の表情だけで、見えてないと分かる表情やらが欲しかった。黒木の演技力が乏しい。
しかも、通勤途中、死にものぐるいで走った土手にきて、ずっと後ろ姿だけで、突然「走りゃいいんだろっ」とチンピラ言葉になり、ジ・エンド。
後ろ姿じゃなく、黒木の表情で様々な思いを伝えたっていいし、幻、幻覚、妄想、せめて空耳でじいさんの声くらい流しても良いよね。
1枚の桜の花びらで始まるなら、最後は桜の花吹雪くらい散らしても良いと思う。
映画を観る人の気持ちを考えていない。今時、読解力が必要な映画はめんどくさい。
非常に後味が悪い映画です。

邦画久々に観たけど、相変わらずしょぼいのにガッカリした。

レビューが良かったから期待した私が浅はかだった。

結局は、若造のわがままに振り回されて老人が死に、自分は片目になりボクシングも出来ず、そこまで犠牲を払ってようやくサラリーマンになると言う薄っぺらい映画です。

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りんりん

4.0迫真の演技

2023年8月31日
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と言うか、演技の域を超えた特に試合シーンでした。二人とも体が完全に出来上がっていますね。横浜流星さんがプロテスト合格や、窪田正孝さんの怪我ってこの作品の影響でしょうか。ストーリー展開も面白かったです。

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ごっとん

3.5すっぴんのハシカンは最高❤️

2023年8月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

なんだけど、、、

うーん、ストーリーがベタベタなのは分かりきっていたので、特にマイナスにはならないがw、例によって「制作者側は明白のことなのに、観客にはうまく伝わっていない」というシーンが見受けられた。

例えば冒頭の土手をダッシュするシーン。6本しか出来ない黒木に「10本出来るようになってからだ」と突き放すのだが、その“ダッシュ”の苛酷さがイマイチ分からない。草むらをハアハアしながら走っているだけで、ロングも無ければ主人公目線も無い。

そして最初の試合のシーンで、相手の妻子が必死になって応援している姿を見て黒木のラッシュの手が緩んだかと思えば、最後は叩き潰すような流れになり、ジンに呆れられて叱責されるが、何がいけなかったのか私には良く分からなかった。

父親(ジンの兄)が死んで大分の実家が解体されてしまったハシカンが、(そうなるだろうけど)いつの間にかシェアハウスに住んでおり、いつの間にか黒木と恋仲になっているのが唐突すぎる。スマホで「これが広岡家の最後です」というだけでなく、少しは説明を入れてよ。

最後の日本人同士の世界タイトル戦なんて武道館や国技館、横アリレベルのデカい箱でやるのは当たり前で、あの三千人くらいの狭い会場なんてあり得ない。その辺りに日本映画の限界を見るしまう。

…とクドクドと言っては見たけれど、全体的には良く出来ていたと思う。ファイトシーンはどれも素晴らしかったし、最後のシメもアレしかない。

そして、タイトルにも書いたが、すっぴんの橋本環奈は素晴らしい。つい先日はミノムシのような汚い格好で出番も少なかったのに…これぞハシカンここにあり!かと。

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プリズナーN0.6

4.023-103

2023年8月30日
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鑑賞方法:映画館

ボクシングを諦めた男と
ボクシングに人生を賭けようとする男。

ボクシングも人生も不平等、
我慢して突き進む。
見てくれも人生観もバラバラだが、
全ての人が、
優しく
愛情に溢れ
心を動かされて行く。

良いドラマでした。

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航

4.0後悔しない生き方

2023年8月30日
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鑑賞方法:映画館

ドラマとして良く言えばそつがない。人物像がしっかり描かれていて
納得はした。しかし決して悪くない代わりにドラマ部分は想定の範囲内
というか、正直言って感情を大きく揺さぶられることはなかった。
その代わりボクシング場面は心に訴えてくるものがあった。

一番の見所は役に真摯に取り組んだ横浜流星のボクサー姿。過去に
様々な役者がボクサーを演じてきたが、素人目にもそれっぽく見せて
いるだけ?と思う人もいた。その点彼は別格だった。

役作りでトレーニングするのは当然として、日本ボクシングコミッション
(JBC)のC級(4回戦)プロテストに合格したというのだからどれほど
本格的に役になりきろうとしていたかが分かる。

鍛え上げた肉体、切れのある動きもそうだし顔付きや話し方まで
そこにいるのは「ボクサー・黒木翔吾」だった。

一度は挫折しながらも広岡仁一と出会い、一から出直して世界
チャンピオンを目指す。街のチンピラ風から始まり、ボクサーとして
人として成長するに従って顔付きが変わり貫禄も出てくるところが良い。

対戦相手役の窪田正孝・坂東龍汰も良かった。そう言えばボクシングを
題材にした映画でトレーナー役でよく見かける顔がいるなと思ったら
松浦慎一郎という人で、出演すると同時に役者へのボクシング指導も
していたそうだ。この人の貢献も大きい。

登場人物それぞれが心に傷を負っていたり身内に先立たれたりしている。
自分自身の健康状態が危うい者もいる。しかしどんな境遇にあっても
必死になって頂点を目指したり、あるいは目指している誰かを支援する。
そんな前向きな人生を生きている人達はやっぱり輝いて見える。

世の中は不公平だから努力がすべて報われるとは限らないけれど、
目標を定めて着実に進んでいく人にはその人しか味わえない達成感や
充実感が待っている。この映画は黒木翔吾や周囲の人間関係を通して
後悔しない生き方というものを見せてくれた。

俳優・横浜流星自身が、「後悔しないように全力で生きる」とコメント
しているのも黒木翔吾の人物像と重なって共感できる。

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終映後場内が明るくなった時、原作本(ハードカバー)を表紙が見える
ように抱えた初老のおじさんがいて、周囲のお客さん(面識なし)に
「こんな面白い映画久しぶりに見た!」と言って同意を求めていたのが
微笑ましかった。そのおじさん、劇場スタッフにも同じことを
言っていた。原作ファンとして相当嬉しかったんだろうな。

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toshijp

4.5骨太の見応えある映画

2023年8月30日
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今年暫定2位かな。
2回は泣きました。

横浜流星が兎に角良かったです。
そこまで注目していた俳優さんでは無かったけれど、
見直しました。
嘘喰いのチャラい顔付きとは一変で、ヤサグレてるけど、優しくて芯が強い矢吹ジョー感満載。

私の方が心臓止まりそうでした。
心を掴まれて持っていかれる映画に高評価を付けがちですが、見終わって暫し放心でした。

役者さんや製作陣のエネルギーが詰まってます。

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ゆうすい

4.0桜の花びらが印象的

2023年8月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

賛否両論あると思うが、自分の限界を超えるまで頑張った人(仮にそれがボクシングではなくとも)は、充実した死を迎えられると思う 佐藤浩市の死顔は正にそうだったと思う 山口智子は年取ったけどいい味だしてた
僕の人生これでいいのか…不安になる

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ろくさん

4.5熱い試合だった

2023年8月30日
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本当のボクシングを観戦している気分になった。見終わってすぐ、また見たい!と思った。
スローの打ち合いは映画だからあって当然なんだけど、自分的には最後まで本当の試合のように見たかった。あと、佐藤浩市さんが番宣で元気でなんだか安心した。

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Olivia

5.0とてもいい

2023年8月30日
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泣ける

みたら感動します

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しょ

3.0ストーリーがベタでいいです

2023年8月30日
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キャスティングも最高です。
ベタなボクシング映画が好きです。
横浜はボクサー役やって欲しいなあと前に書いた記憶があります。実現して嬉しいです。
居酒屋からのヤンキーに絡まれるスタートがもう最高です。
ただ最後スローモーションの演出と撮影はどうなんだろう。私は興ざめしました。惜しいです。

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SUZUKI TOMONORI

3.0おじさん構文の様な映画

2023年8月30日
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その昔、ボクシング映画にハズレなし‼︎が合言葉だった。
邦画から足が遠のき映画館で観る機会が減っていたが、YouTubeに流れるCMを見て合言葉宜しく一人でレイトショーに。
久しぶりの映画館での邦画、それもボクシング映画。
往年の名俳優の演技、そして時代が経ったことを感じさせるそれぞれの顔。世代交代をした主役達。
あぁ自分も歳とったなぁと思うと、出て来る登場人物のキャラ構成もどっか懐かしい。
安定感のある名優達の演技がこの物語を支えている。
しかしその物語。
現代風にアレンジされてるが、それがおじさん構文みたいに色々とズレている。端折り具合も連ドラの1話を見逃したくらい端折る。
あと橋本環奈な…これ一番さむかったかな。ここは無名どころで塩顔な子が良かったな。流星と並ぶと絵面が一気にシラけるんよ。温度と合ってないというか。
題材はすごくいいから、監督はファーストラブの寒竹ゆりで連ドラにすれば良かったかもしれない。世代間ギャップをうまく繋いでくれただろうし、ノスタルジーと昭和の価値観の描き方は彼女の得意なとこだろう。
もしくはコーチ編、出会いと初戦編、最終戦編 の3部作の和製クリードにしても良かったかもしれない。
まぁここまでグチグチ言ったが、高評価なのは何となく理解出来る。わかりやすく誰も悪者もいなし、おじさんが若者に向けた無粋なエールだからかもしれない。

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MR POPO

4.0横浜流星、いいっす!

2023年8月30日
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ボクシングをテーマにした映画は、
どうしても既視感のある物語に
なりがちだ。
数々の名作があるから、どこかで
観た場面が出てくるのはしょうがない。

でもこの映画は、長年ボクシングと関わってきた
沢木耕太郎の原作だけあって、一味違う。
佐藤浩市を始めとする、三人のおっさん、
片岡鶴太郎、哀川翔をコーチ役にしたのも、
新味を加えた。

そして何しろ、主演二人、佐藤浩市はもちろんだが、
横浜流星がいい!
どうしようもない現実を、拳ひとつで変えようとする
若者の焦燥、苛立ちが、がんがん伝わってくる
面構えと肉体だ。

対する窪田正孝も、さすがプロのライセンスを取った
だけあって、殴り合う場面はとてもリアル。
片岡鶴太郎の芝居も初めて、いいと思った。

ボクシング、やっぱり、映画に向いてるなぁ。

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高坂圭

5.0来年の桜が観れるだろうか‼️❓いや、悔いなく生きれるだろうか‼️❓

2023年8月30日
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この映画はとても原作を🎞省略しています。
だから、この映画を観るためには、行間を鑑賞者が埋める必要があります。
例えば、ガソリンスタンドのエピソード、唐突ですよね、でも、このボクサーの生きる根源です、母親を守るためにボクサーになる、暴力男からボクサーアイテムを返してもらう、それでも、無謀だけど、不器用な象徴でもありますボクシング自体判定は理不尽です。
映画には演技が必要ですが、演技を超えるものがあれば、我々の魂を揺さぶります。
例えば、トムクルーズですが、日本にも稀有ですが例があります、チアダンでは演技の数十倍訓練してました。
この映画で、横浜流星や窪田正孝は演技の数十倍トレーニングしています、それはただ肉体だけでなく精神のぶつかり合いです。
こんな命懸けの映画に出逢えることは🎞凄い幸運です。
ありがとうございました😊😭これからも生きる糧になりました、最後のシーンで、私も走ることにしました、本当に良い映画でした🎬🎟

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アサシン5

5.0期待通りの良作

2023年8月29日
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2023年劇場鑑賞202本目。
ボクシング映画にハズレ無しだと思っているのですが、今作も例にもれず最高でした。
佐藤浩市の大ファンというのもありますが、窪田正孝も好きで、主役じゃないのかぁと思いましたがなんかムカつくチャンピオン役をさすがの感じで演じていたのでこれはこれでよし。「初恋」でもプロボクサーを演じて二回目ということで、身体はボクサーっぽい筋肉になっていましたね、横浜流星もそうでしたが。
本当の元プロボクサーの片岡鶴太郎もいい味出してましたね〜。

タイトルで大体最後の展開は予想できるのですが、その後も物語は続いて、最後のセリフで涙腺が崩壊してエンドロールになっても涙が止まらなかったのは山崎努の「長いお別れ」以来でしたね。いい映画でした。

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ガゾーサ

5.0今を精一杯生きる

2023年8月29日
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泣ける

楽しい

興奮

原作未読で、ボクシング映画も格別好みではないが、評価の高さに惹かれて鑑賞。大変感動した。
ボクサーとして鳴らし、渡米したが、不公平な判定に納得できず引退した広岡仁一(佐藤浩市)。ホテル業に転身して成功するが、心臓疾患が判明して事業を譲渡し、帰国してかつてのボクシング仲間と一緒に静かに余生を送りたいと望む。
一方、母子家庭に育ち、母親(坂井真紀)を守りたい一心でボクシングを始めた黒木翔吾(横浜流星)。やはり不公平な判定に納得できず、半引退生活を送る。そんなとき、酒場で騒ぐ若者たちをたしなめた仁一が、逆恨みされて襲われるものの、これを簡単にノックアウトするのを目撃して、弟子入りを志願する――といったストーリー。
試合に勝ち続けてタイトル戦をつかみ取る翔吾だが、直前に網膜剥離の症状が判明。仁一は試合の辞退を説得するが、「今しかないんだ!」という翔吾に押し切られてしまう。たぶん仁一自身、翔吾の雄姿をその目に収める最後のチャンスだと悟ったのだろう。「今を精一杯生きる」というのが本作のテーマだと思う。
流星さんはプロ・ボクサーとしてまったく違和感のない鍛え上げた肉体とキレを見せてくれた。窪田正孝さんも自分のなかでは線の細いイメージがあったが、本作でふてぶてしいチャンプ・中西利夫を見事に演じている。予算に限りのある邦画でも脚本次第で十分に勝負できると感じさせてくれる作品。
ただ、平日とはいえ観客が自分を含めて4~5人だったのは気になる。

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ココヤシ

4.0横浜流星、スパーリングの時はネックレス外そうよ

2023年8月29日
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悲しい

興奮

不公平な判定で負け、日本を離れ、アメリカでホテルマンとして成功を収め、40年ぶりに帰国した元ボクサーの広岡仁一と、同じく不公平な判定負けでやけになってたボクサーの黒木翔吾が、居酒屋で出会った。騒ぎを起こした3人組に絡まれた仁一は3人を倒したあと、将吾も仲間だと思い、強烈なパンチを浴びせてしまった。仁一に人生初のダウンを奪われた翔吾は、配達のバイトをしながら彼を探し、やっと見つけ、ボクシングを教えてほしいと頼んだ。最初は断わってたが、かつてのボクシング仲間の佐瀬と次郎から河川敷ダッシュのテストをやらされ、それをきっかけに仁一は将吾にボクシングを教えることになった。仁一は翔吾に激しいトレーニングを課し、ボクシングを一から叩き込んでいった。翔吾はその後東洋太平洋チャンピオンとの戦いを制し、世界チャンピオン・中西との世界戦が決まった。さてどうなる、という話。

横浜流星も窪田正孝もさすがの迫力でボクシングシーンは素晴らしかった。観てて熱くなった。
佐藤浩市はもちろん味があったし、片岡鶴太郎も元ボクサーらしく形が決まってた。
山口智子は久々に観たが、相変わらず綺麗だった。
春に散る、って何だろう、って観てたが、なるほどね、だった。
ひとつ気になったのは、翔吾が2Rのスパーリングした時ネックレスを付けたままだった事。金属のものは危ないから外した方が良いと思った。
それ以外はほんと素晴らしく、感動した良い作品だった。

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りあの

4.0これをやらずに生きても仕方ないって言えること

2023年8月29日
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鑑賞方法:映画館

通常の人間が観られない景色を観ることができた人、自分が果たせなかった夢を継いでくれる人を見つけた人、自分を守るためにボクシングを始めたと言ってもらえる人、大切な人と出会い再出発を一緒に迎えられた人、いろんな勇気をもらえた人、…。何だかんだ言っても幸せな人たちが集まる作品でした。
そして、散ってしまう前が大事なんだと気付きながら生きている人たちでした。

ボクシングの試合風景の見映えに救われたかな、試合結果が出来過ぎかな、とも思いましたが、人との出会い、つながりの大切さを感じることができました。
ジムにあった「人生に消しゴムはない」て言葉が気になりましたが、消しゴムはなくても誰かが補正してくれて赤ペンではなまるくれるときもあるんですよね。

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Eiji

5.0ボクシングが際立たせる生命の輝き

2023年8月29日
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素晴らしい作品でした♪
還暦越えした自分にはじんわりと心と五臓六腑に染みました、まだ佳い余韻の中にいます

高校生の時、眠るのを忘れて読み耽った沢木耕太郎氏の「深夜特急」に若い自分は生きることの意味や勇気を考えさせられ、元東洋チャンプだったカシアス内藤を扱った傑作ノンフィクション「一瞬の夏」で人生の挫折との向き合い方を学んだ生意気な若造だったあの頃、自分の人生の区切りの付け方や終え方なんて想像だにしなかった

この映画はボクシングという生命を昇華させる至上の競技の魅力、芸術的な凄さと美しさ、そして残酷さを余すことなく映像化することに成功している

同時に人生の挫折を乗り越える勇気の振り絞り方と自分なりの区切りやケジメの付け方も照れや衒いなく真摯に描く
それを僕は難なく素直に受け止めることが出来たことをまず感謝したい

原作は沢木耕太郎氏の小説「春に散る」
瀬々監督は沢木耕太郎がフィクション、ノンフィクション作品で生涯をかけて表現することに挑んでいる世界観を自分の文法で映画化
役者たちは一人残らずリスペクトに値する抑制の効いた演技で応えた結果として自分のような天邪鬼で頑固ジジイの心をゆっくりとほどくように開いてくれた

佐藤浩一さんの演技は円熟の極み
もう一人の主役、横浜流星さんは肩の力の抜けた演技でおそらくは新境地へ到達
共演者たちへの賛辞も惜しみなく贈りたい

まだまだ言い足りないが、殺人的猛暑にめげず是非劇場へ足を運んでいただき、あなたにもこの優れた作品を心で受け止めてもらいたいと、このジジイは素直に思ったわけであります
この作品を世に送り出してくれた関係者に感謝いたします😇

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あさちゃん