ライダーズ・オブ・ジャスティスのレビュー・感想・評価
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想像と違ったけどこれくらいのが気楽
気楽に見れました。
最後、赤い服に髭にとリアルにサンタさんみたいで笑いました。
中盤暗くて、まさかの人違いで人を…??ってことも、そううまく事が進むかい!ってことも、これくらい最後にみんなでワイワイ楽しそうな姿見たらどうでも良くなる!笑
映画だから細かいことはいいし、気楽に見れるから良きでした!
隠れた名作
まずマッツの容姿がインパクト大。坊主と髭ですよ。
ベースは亡くした妻の復讐劇。
が、本質はそこではなく、無くしたもの・足りないものを探し築いていく物語。
また、話が観客の想像斜め上に進むので、何だかんだとずっと楽しいんですね。
随所にコメディなパーツを散りばめハリウッド的な見やすさに整っていますが、皆が抱えている寂しさが所々で刺さるんです。
段々と集まっていく彼らは持っている困難を皆で乗り越え、クリスマスを迎えたラストではもう家族のようでした。
出来ることなら公開も12月にして欲しかったですねこれ。
もっと広く公開して欲しい隠れた名作、とても心温まる作品でした。
でも、あれだけ死人が出てお咎め無し?なのは謎w
こんなマッツもアリ!!!!
流石デンマークの至宝なだけある。
いつものサラッと艶髪スタイルの
カニバリストなマッツもいいけれど、
こんな乱暴で不器用すぎる姿も様になるのね…。
そんな彼を囲む愛すべきキャラクター達。
みんな少し足りなくて、少しはみ出している。
愛さずにいられるか!!!!
ストーリーもそんじょそこらの
復讐劇と思ってもらっては困る。
映画館で観られてよかった!!!!!!!
やってしまった…。
電車事故で妻を失ってしまった男が、妻が亡くなったのは事故ではなく、悪の組織の策略に巻き込まれたからだと聞き、悪党どもに復讐していく物語。
アクションが中心の作品かと思いきや、人の不安定な心や偶然の産物、親子関係や友情まで描いたドラマ作品でもあり、非常に見応えがあった。おまけに笑える要素がどっさりと‼
結論から言って、ここ約1年の間に観た作品の中では圧倒的に面白かったかも。
笑えて少し泣けてキャラクターがみな立っていて…ワタクシの好きな要素のフルコース‼
初見、滅茶苦茶変人だと思ったオットーが、開始10分後には至極まともな人間に見えてしまう程の取り巻きw
メインの4人は素晴らしかった。ふざけたことばかり言っているように見えるレナートやエメンタールも、過去に深い傷を負っている模様…。コメディ感溢れるレナートの偽セラピーシーンでも、一瞬見せた表情に、哀しい過去が垣間見える。。からの、君は太っている、ですよw
アクションシーンも良かったし、ストーリーとしてもゾッとさせるどんでん返しもあり、ホントに見応えは抜群‼何故上映館が少ない!?もっと多くの人に観てほしいですね‼
とにかく異端な性格故、まともに人と交流できない4人が、それぞれの長所を活かし協力していくなかで築く関係にはホッコリしたし、哀しみに向き合うこと、人に助けを求めることの大切さを教えてくれた作品だった。
エンディングロールは急にハンドルを切った感があって戸惑ったけど(笑)
ってか、この人達許されたの?? …まぁ、細かいことは気にしない(笑)‼
ベストシーンは、オットー演じるニコライ・リー・コース氏のアップ場面。時間が止まったかのような空間を作り出して見せる業…ホント名優さんですね。
是非とも、名優たちの表情・仕草ひとつひとつに注目しながら観てほしい作品です♪
個々人それぞれの行動が不思議
みなさんの評価が高かったので、鑑賞しましたが、オイラには合わなかった。いや、なぜこれまで評価が高いか正直良く分からん。
終始薄暗い画面。おじさん達ののんびりした絡みがダラダラと続くような展開。
確かに、ストーリーが意表を突くといえばそうだが、それはちょいと意味が違い凡人には理解し難いストーリー展開で、特に個々人のとるそれぞれの行動は、不思議と言った方が正解なのかも。
マッツなら、なんでもOK❗️
娘の彼氏をいきなり殴る→マッツだからOK
友人を殴って車から道端に捨てる→マッツだからOK
力加減間違えて人を殺す→マッツだからOK
ギャング団を勘違いで大勢殺しても、捕まらずにクリスマスパーティをする→マッツだからOK
もう本当に軍人にしか見えないマッツの大暴れが圧巻。
サスペンス、アクション、ヒューマン、コメディとごっちゃ煮で、童話のような導入部とエンディング。トッピングの寓話も効いて、もうなんとも言えないお味!
普段なら「こことここは辻褄が合わない」なんて、納得できない箇所があるとついつい辛口批評になってしまう私ですが、この映画はもうそんなことはどうでもよくなるんです。マッツ様が演じてるから、そして脚本が面白いから。
帰りに映画業界の方と偶然感想を交わし、デンマークの映画事情をお聞きしました。デンマークは国営の映画学校があって、無料で入学できるのだそうです。しかも外国人も。良い映画が多いのが頷けました。
バイオレンスアクション父と娘の仲直り。
いい映画だった~。
列車事故で失った妻の復讐に燃える軍人の姿を描いたアクション、との事なんだけど、かなり豪快にバンバン銃をぶっ放し、大殺戮のバイオレンスでありながら、色々ツッコミどころ満載だったり、なんかほっこりしちゃったり、不思議な味わい。
終わってみれば、なんか、癒された。
ディテールが大雑把なところもあるのに、キャラクターのバックグラウンドや性格の描写が妙に細かくて、それぞれ感情移入できる。
地下鉄事故陰謀論の設定も、信じられるか信じられないか、ギリギリの所を突いてきている。
力加減が素晴らしい!!
ウクライナ人の話す、クマとお姫様の話は、めちゃめちゃ笑ったんだけど、私以外、誰も笑ってなかった。
このぽっと出のウクライナ人ですら、悲しい生い立ちなのにあっけらかんとしていて、礼儀正しく愛情深い。
母親を亡くし、父親と分かり合えずに傷ついている娘ちゃんを心配して、せっせと世話を焼いてる、とかキャラクターが作り込まれている。
他のおっさんたちも、みんな娘ちゃんを大事にしていて、ちょっと泣ける。
ほのぼの。
助けが必要な状態に陥ってるのに、それに気付かずに走り続けてしまい、取り返しのつかないことになる、というのは、現代には案外ある話だと思う。
悲しい時はちゃんと悲しむ必要がある。
生きていかなきゃいけないんだから。
エンディングでみんなが着てるニット、ダサカワ。
面白いけど違和感?
この映画は、どういうジャンルなんだろう?
はじまりは、シリアスなクライム・クライシスやトラウマを描くヒューマン・ドラマ的ですが、途中からブラックコメディー的な様相を呈してきて…。
あれだけやっておいて、何もお咎めなしなんて、ご都合主義でも許されるコメディー以外なにものでもないだろう…と。
どっちも?
そういう意味で評価が高い?
まあ、そう言われると、そうなんだろね…って感じ?
各論では良かったけど、総論はダメ?
#10 ジャスティスはどこ?
デンマーク映画は理論的なものが多いのに、本作は気の荒い主人公がひたすら人を殺しまくって何故か罪に問われない非現実的なお話。
殺した人たちは彼の心の中の邪悪を表した比喩なのか?
バタフライエフェクトみたいに、見知らぬ国の誰かが青い自転車を欲しがったせいで主人公の妻が死んじゃう。そしてそれを誰かのせいにしないとやるせない主人公が更生するまでのお話。
人間似た者同士集まって癒し合うのがやっぱり良いと思う。
それにしても主人公の娘のボーイフレンドは、あんなウチの子供の彼氏をよく続けられると感心しきり。
うーん😔…。
家族愛、友情が悪を倒す的な内容。
結果論ですが、期待したよりは…。
物語には顔認証が登場するが、わずかのパーセンテージで対象者を誤り、後戻りできない方向へ。何事においても完璧(100%)はないし、ジャッジも信念に基づいて進んで行く必要有るなーと思いました。
最後に正義は勝つ的な話ですが、人間一人ではできないことが多いなーと感じさせられました。
観る人が、現在置かれているポジションによって、見かた感じかたが異なると思います‼️
フランスのポリ車は青い回転灯なんですね。
マッツの演技に拍手
素晴らしい。
この演出と迫力と緊張感は、映画館でしか
味わえないなと。
テレビで見るとそこまで伝わらないと思います。
なにか雰囲気だけで伝わってくる緊迫感は
ドキドキしました。
良さを損なわないような、絶妙な笑いも
散りばめられ、
誰がまともなのかイカれてるのかもわからないような登場人物も面白い。
あれ?そういや、最後どうだっけ?
というのはありましたが。
上映劇場数が少ないのがとてももったいない
ですね。。。
※字幕後のオマケはありません
独特の笑いがこみあげた
いい意味で予想を裏切りながら進む良作。
不器用で、軍隊における戦闘・殺人技術しか取り柄のないマッツ・ミケルセン演じるお父さんが、犯罪組織「ライダーズ・オブ・ジャスティス」を生贄に、家族の死と向き合い、父娘の関係性構築をするという、ハートフル&セラピーストーリー。
「ライダーズ・オブ・ジャスティス」は単なる殺られ役で、ほんとにかわいそう。
首領は娘もいるのにw
お父さんだけだと単なる復讐モノアクション映画になりがちなんだけど、この映画を独特の味わいにさせているのは3人の数学研究者たち。
彼らの存在が、ブラックユーモア溢れる独特の笑いを産んでいました。
お父さん、すぐ殴る〜
軍人の主人公。頭に血が昇るとすぐ手が出ちゃう。
戦場では一瞬の判断が重要だから仕方ないのかな?
運命、偶然。そんな意図して変えられないものが重要?なストーリー。
銃をバンバン打ったりかなりハードな内容だけどみんなそれぞれ心に痛みをもってるという内面のストーリーも良い。
よくある復讐もの、ではなかったです。
予告編を見て、マッチョとオタクがチームを組む様な良くある復讐譚かと思っていましたが、いやいやひねりが効いていて飽きない展開でした。
笑っていいのか悩んでしまうジョーク、皮肉もたっぷりあり、これでいいのかと想うエンディングも含めて、デンマーク・北欧の味付けの映画なんでしょうか。ハリウッドでリメイクされそうです。
2022 上半期トップ10 ランクイン
いやぁ~笑た!!
痛快・リベンジ・アクション映画かと思いきや…
笑える笑える…21時過ぎの上映回で眠くなったら、どうしようと不安でしたが、正に杞憂でした。
でも、ただ笑えるだけでなく、器用に人生を生きられない人達の憂いが描かれていて、奥深い。
あれだけ乱射されたら、死んじゃっても仕方ないわな…えっ生きてたの、良かった(^^)/
もう一度、観ようかな♪
"てんぷくトリオ3人組が笑わせます?…"な映画
アフガニスタンから帰国した軍人マッツ・ミケルセンが、"お笑いてんぷくトリオ3人組"と共に、「偶然」に翻弄されながらも、亡き妻の復讐?のために、犯罪組織"ライダーズ・オブ・ジャスティス"に立ち向かっていくというお話…and …時々一人娘と喧嘩したりして…というデンマーク産のアクション?映画作品です(笑)
それなりにガン・アクションはあるにはあるんですが…
ハリウッド産の様な、こてこてのハード・アクション・ムービーを期待する向きには、全くオススメ出来ない事は付け加えておきます(笑)…イライラが収まらないと思います(笑)
その原因は、普通のアクション映画なら、出て来て多分5分以内に殺されてしまうであろう「てんぷくトリオ3人組」が、しつこいぐらいに生命力が強いから…
…以上(笑)
圧巻のマッツ・ミケルセンと想定外展開が飽きさせません。
まさか、「アナザー・ラウンド」のマッツ・ミケルセンだとは・・・。見えない見えない。まるで違うキャラを見事に演じていらっしゃいます。素晴らしい役者さんですねぇ。
なんと面白い映画なんでしょうね。復讐劇のようで実はセラピー映画。喪失と再生のお話だったりするんですね。
偶然と必然そして因果。行動には理由がある・・・のかもしれない。しかし、発生事象を積み重ねても考えても仕方のない出来事ってある。それを運命とか神の思し召しと言ってきたのかな?人間は。その運命とやらで悲しい思いをした時、人はどう抗うのでしょうね?何もかもが信じられなくなり、我を張り続けるのか?助けを求めるのか?誰かと支え合うのか?そんな辛い内面をほんわかと温かく包んでくれるようなお話なのです。
しかーし、味付けはハード。ハードなんす、バンバン人が死んでいくし。入り乱れるさまざまな価値観と愛情が引き起こす大渋滞。けどね、人間って繋がれるんですねぇ、いつの間にやらファミリーになっていく。素敵やん。ジェットコースターみたいな展開とシビアな描写にブラックな笑いがバンバンとテンポ良く入ってくるので、とにかく面白くって面白くって。余韻も半端なかった。いやぁ、実はこの作品見た後に別の作品を見たのですが、うわの空に近くなってました(笑)だって、レビューに書く言葉が思いつかないほどでしたもんね。
なお、ちゃんとお話としては綺麗に締めています。少々取ってつけたような感じはありますし、綺麗にまとめる気満々なんだろうなぁってのがわかっちゃいますがご愛嬌。ぜひオープニングのシーンやセリフを頭の片隅に残しながら本編を見ていただきたいです。「フリ」ですからね。
あれー?なんだかうまく書けないや。
とにかく面白かった!上映館が少ないのに大きな疑問!
カウンター
「アナザーラウンド」ですっかり惚れてしまったマッツ・ミケルセンの主演作、しかも「アナザーラウンド」「カオス・ウォーキング」とは全く風貌の違うイカつい軍人という新たなミケルセンの魅力を堪能できると思い鑑賞。よくある復讐系の作品かなと思いましたが予想とは違うものに仕上がっており、見事にカウンターを受けてしまいました。
主人公マークスが妻が電車内での爆発事故に巻き込まれて亡くなり、その電車に乗っていた数学者のオットーが事故ではなく事件だということを伝え、ぞろぞろやってきた他の学者たちも巻き込んでマフィアへの復讐劇が始まる…みたいな触れ込みだったのですが…。
今作のメインテーマはアクションでも復讐劇でもない、大切なものを無くした人の精神面な不安定さを描く作品でした。これがまた中々見たことのないジャンルミックスだったので驚きでした。マークス、マチルダ、オットーがそれぞれ葛藤する場面が中盤からラストにかけて濃密に描かれます。マチルダは母を失った悲しみをずっと背負っており、母が亡くなるまでの「流れ」を一つずつメモに記して壁に貼っていたり、心理カウンセラーを強く頼っていたりと、最初から最後まで精神的不安な状態を映しています。オットーは娘を交通事故で亡くしており、その反動からか家族の関係にとても敏感で、マチルダの面倒をよく見てくれます。「流れ」そのものに言及している場面も多々見られ、優しさがとにかく滲み出ています。マークスはかなり強がっていましたが、終盤で一気に寂しさ悲しさを爆発させ、1番感情的なのもあり洗面所の鏡に頭突きして見事に割りますし、風呂周りのものを全部壊しまくりますし、管を壊そうとしたけど壊せなかったりと、茶目っ気のある暴れっぷりはクスッと笑えてしまうものにもなっていました。
他にもアナ○セ○クスなどの拷問を受けたボダシュカやマチルダの彼氏のシリウスなど、何故かみんな集まって擬似家族的な形に仕上がっていくのもちょっぴり面白い要素になっていました。
でもアクションもほんと少ないながら良かったです。マークスが一撃で殺したり、銃で乱れ打ちしたり、自宅に突撃された際は必死の抵抗をしたりして、ピンチになった時はオットーはじめ銃の訓練を手がけた学者の皆様方が一斉に発砲しマフィアを一掃するという雑だなという見方もできますが、これが中々に爽快なものでした。躊躇なく撃ち殺すのもまた良い。
最終的にはクリスマスパーティというマフィアをぶっ潰した後にそんなハッピーなことするんだ!?というある種新鮮な映像体験でした。さっきまでの銃撃戦を忘れたように楽しそうにプレゼント開封したり、ホルンを吹いたりとなんとも楽しそう。ホワホワした映像にほっこりしました。序盤の自転車のくだりの伏線回収もここで行うあたり憎めないなぁとニヤニヤしました。
もっと派手なものが見たいなとか途中思いましたが、これはこれで良かったです。
鑑賞日 1/26
鑑賞時間 20:35〜22:40
座席 L-1
デンマーク発・とばっちり迷惑アクション
マッツ・ミケルセンが復讐に燃える軍人のアクションと思いきや、心理ドラマなのかコメディなのか、よくわかんない作品でした。戦闘のプロと数学者やハッカーのプロチームと言うより、暴力癖のあるガンコ親父とトラウマどっぷりのオタク集団ですね。とは言え、映画の方向性がはっきりしない割には、アクションは派手だし、登場人物の内面描写も意外としっかりしているので、なんとなく最後まで観られるから不思議です。最後のクリスマスパーティーのオチと、皆さん着ているセーターにも笑えます。マッツは丸坊主の軍人で迫力あるけど、むしろ家族とうまく折り合えない父親の内面演技が達者ですね。
全109件中、61~80件目を表示