Mr.ノーバディのレビュー・感想・評価
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シンプルに面白い!!
自宅レイトショー『Mr.ノーバディ』
面白い面白いと聞きながらも公開時は、コロナ禍+上映時間のタイミング合わずで観れなかったんですよね。
ジョン・ウィックシリーズの脚本家の作品とあって、無骨でシンプルな出来栄えでした。
仕事でも家庭でも冴えないオヤジが、ある事件をきっかかにブチ切れるんですが・・・
このオヤジは、元ヒットマンって事で、実戦に強い!
年老いた元FBIのお父さん役の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのクリストファー・ロイドが、最高で最強w
この部分だけでも見る価値あり^^!
ラストの新居での奥さんの一言もGOOD〜続編あるかもね!?
ちょっと気弱な中年男、でも実は
毎日仕事に行き、火曜日のゴミ出しを出しそびれたり、家族からはあまり頼りにされていない中年男。ある時強盗に入られるも、犯人が女性と分かると殴ることも出来ない優しいところもある。でも家族からは頼りにならないと呆れられる。
そんな時にバスの中でキレて、若者相手にケンカするが、なかなか強い。でも殴られもする。でも実は殴られたりしたのはただカンが戻ってなかっただけだった。実は過去の仕事が、、、。
施設に入っているお父さんも実は同類、親子でそうだったのか。一緒に戦う場面は爽快!
普段気の弱い中年男が頑張って悪い奴をやっつける話と思っていたから、親子揃っての過去の仕事歴などの設定がなかなか面白かった。
エゴだよ、それは!
人助けという大義名分で装ってはいるが、実際は己の「衝動」を満たすために暴れたいだけであり、それを称賛するという、いかにも肉ばかり食ってそうな奴らが考えそうな映画です。
似たような設定の映画は過去に何本も観てきたが、ここまで「衝動」を前面に出して開き直っている作品は初めてかもしれない。
評論家風に言えば、「誰しもが内面に暴力的欲求は抱えていて、正当化する理由を探して結びつけては発散しようとしている。そういった人間のエゴイズムを表現しようとしている映画」とかなんとか言うんですかね、よくわからんがw
内容スッカラカン大衆向け娯楽映画は個人的に好きでよく見るけど、その手の映画で一番重要なのは「視聴者をいかに気持ちよくさせるか」だと思う。
この映画で一番視聴者が気持ちよくなるポイントは「冴えないジジイが実は強い」ってギャップなので、「冴えないジジイパート」と「実は強いパート」はギャップが大きければ大きいほどいい。
ゆえに「ジョン・ウィック」シリーズでも思ったが、主人公が「凄腕」なら最初の戦闘シーンはセガール並みに無敵感を演出した方がいい。
ブランクがあることを表現したいのか正当防衛の理由作りなのかは知らんが、バスの中で町のチンピラ相手に泥仕合はどう考えても悪手。
敵に触らせさえしない、自分は一滴も血を流さないぐらいでいい。
「主人公強ぇーw」ってのを視聴者に解らせてから、ブランクあることやピンチを表現すればいい。
じゃないと終盤で強い敵が出てきたときに敵が強いんだか主人公が弱いんだか見ている側は混乱するんですw
そういった意味でもお話としてはアクションの魅せ方を含めてお粗末としか言えない。
作品評価は凡作ということで☆3、レビュー評価との落差で☆‐1。
しかしまぁ、この映画がウケるってことは、みんなコロナ禍ストレスで限界なのかもねw
Good!
平凡な日常を送る…的なところは他の作品でもあるけど
単純に強いだけではなく、まぁまぁ敵からのダメージも食らうあたりは良い表現かな。
平凡な日常の繰り返し的な感じもちょうど良かった
今回みたいな平凡な人が実はめちゃくちゃ強いというギャップを活かした作品は多々あるけどギャップの出し方やタイミングもいい感じでした。
続編とかいけそう
普通が1番だよ
めっちゃ死ぬやん。めっちゃ血が飛び散るし、びっくりした。退屈な男じゃなくて、普通の家庭に憧れて殺し屋?を辞職してまで持った家庭なのに、過小評価されすぎてバスで切れる。悪いやつ相手やからいいけど(いいのか)その喧嘩が元でマフィア?の弟が死んで大事になってのドンパチ。
老人ホームに入ってるお父さんも実は殺し屋?バックトゥーザフューチャーの博士やん!ってなった。
面白かったけど、痛々しい場面多くて、スカッとはしなかったです。なんか敵はまだ存在するようなので、続編があるのかもと思った。
ただ暴れたいだけ
3文字の組織の会計士というのが、どんな役割なのか知らんけど、まぁとにかく凄腕らしい。
で、平凡な幸せを望んで引退。
最初は良かったもののそのうち壊れたレコードの様に繰り返される毎日の上に、妻ともご無沙汰です。
あーイライラする。
昔みたいに暴れたい!
なんだかんだ理由付けて暴れたいだけなのね。
まぁ、おとっつぁんも言ってたけど。
凄腕なんだろうけど、スマートじゃないから、自分も周りも被害甚大。
とんだ迷惑野郎です。
好きでも無い弟の仇打ちなんてしたばっかりに、暴れたい盛りのオッサンに絡まれちゃったユリアン、お気の毒。
幸せ求めて
バトルバトルのつもりが、ただのバトルジャンキー?!
ハードボイルドダディも奥様にはやっぱり弱い?見覚えのあるお爺ちゃんの笑顔が素敵だった。
音楽が良く、時間的にもちょうど良くて、気楽に楽しめる映画でした。
あんまりピンとこない
冴えないオヤジが実はすご腕だって話よくあるし、よくあるけど嫌いではないんです、エコライザーとかおもしろかった。でも何でしょう?これは全然ピンとこなかったな。冒頭の冴えない表現が地味すぎるからかしら。あともっと気になるのが元FBIなんでしょ?そんなに特殊能力身につくのかい?会計係ってなんの暗喩?今も仲間がいるみたいだけどなんの組織?お父さんも同じタイプの人だけどFBIって世襲制じゃないでしょ?などなどもしかして前作あったのかい?と途中で投げ出したくなるほどの疎外感。
ジョン・ウィックの二番煎じ
宣伝文句から、社会的地位の低い「ノーバディー」が社会に復讐する的なのを想像してた。評価も高いので期待大。
と思ったら、平凡なおっさんが家に押し入られて復讐して、攻撃した相手がマフィアで、付け狙われたと思ったら全然平凡なおっさんじゃなかった……って、完全に「ジョン・ウィック」なぞってるだけ。しかも発端はただの八つ当たりって。
いまいちでした。
ギャップ萌え
冒頭から警察の取り調べ室らしきところに手錠に繋がれた中年親父、ポケットからツナ缶を出したと思ったら、なんと子猫ちゃんまで登場、まるでブレイク・スナイダーの「SAVE THE CATの法則」と教科書どおりなのだが、BGMはなんと往年のヒット曲「悲しき願い(Don't let me be misunderstood)」と明らかにひとを喰った、一癖ありそうなオープニング。
一見、どこにでもいそうな気弱な中年親父、判で押したような平凡な暮らしぶりにあまり生気は感じられない・・・。
ところがどっこい、彼こそ敵に廻したらどんな悪党でも地獄をみる、正真正銘のRED(Retired Extremely Dangerous)でした。
彼だけではなく老人ホームでテレビの西部劇を観ているだけの父親も元FBIの強者、親子そろってREDでした。
ユーモアも交えながらやるべきことはきっちり、これほど過激で痛快なアクション映画は久しぶり、おそらくタランティーノも北野監督も舌を巻くでしょう。
クライマックスの工場に引き入れての戦いはランボー・ラストブラッドを思わせます。
いやー凄かった、ギャップ萌えです。
ナメてた相手が的な
クローネンバーグの「ヒストリー・オブ・バイオレンス」や「イコライザー」に「ランボー ラスト・ブラッド」が記憶に新しい、けれどこの三作品にはシリアスな緊張感と皆、一人で戦う男の美学を醸し出す。
ダメ親父振りが中心にありながらも普通のオッサンでは無いのが一目瞭然と、家族を犠牲にするのは当たり前な危機感に晒される描写も甘チャンで。
年寄りに無理をさせ過ぎながらもマイペースなアクションシーン、でもクリストファー・ロイドは楽しそうだ。
監督の前作「ハードコア」から何ら変わらないゲーム感覚な映画作り。
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