鳩の撃退法のレビュー・感想・評価
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予想範囲内で終わった
原作について全然しらなかったのですが、話題になった作品なのでしょうかね?
事前の予備知識はほぼ無しで、こちらでのレビューをチラミ程度で映画を観ました。
ミステリー作品が山程あふれる時代。
作品には自分の想像もしなかったエンディングを用意して、予想を裏切って驚かせて欲しかったかな。
笑い、恐れ、悲しみ等々、何かしらの感情を揺さぶられたい。
欲を言えば謎解きだけではなく、深く考えさせられたい。
どの点においても、K点を超えてくれなかったのが残念ですが、及第点で飽きずに面白く観ることはできました。
安定の藤原竜也と豊川悦司。
土屋太鳳に桜井ユキ、佐津川愛美等々豪華な役者陣がたくさん出てきたのも楽しかったですね。
濱田岳君までもが、あんなちょい役で出てくるから、ネバーランド絡みで一波乱あるのか期待しちゃいましたよね。
孤児院関係の時間をもう少し取ってくれたら、ストーリーに深みが出てきてくれたんじゃないかな〜
なんて言い出したら切りがありませんので、あきらめます。
ところでオープニングの風間君と藤原竜也との出会いのコーヒーショップでのやりとり。
坂元裕二を意識したような、セリフまわしとテンポ感。
なんだか少し違和感感じちゃいました。
鳩が豆鉄砲を食らったような気持ち
駄作ではないが良作でもない。原作ものの邦画の中では役者の演技力もあり、健闘しているように思えたが、まず主人公の背景や状況が全くわからない状態が続いていく。やっとなんとなく理解してきたところで場面説明を意図したような描写が現れる。行き過ぎた表現を避けようという意図があるのであれば、それは最後まで初志貫徹されるべきだったのではないか。その場面をもってしてもこの映画のテーマ、目的がはっきりとしない。私たちが明らかになって驚くべき謎は何なのだろう?私たちは何を見せられているんだろう?この描写は描く必要性があったのか?など終始疑問符がつきない。そして、音楽や場面転換などからクライマックスの盛り上がりを迎えているのだろうが、こちらの気持ちが追い付いていない。フェスのステージで1人盛り上がるボーカルについていけていない観客の困惑に似た感情を抱きながらスクリーンを見つめる。怒涛の種明かしの末に私が得たものは何なのだろうか。そこで感じたことは、ああ、そこが言いたかったんだ。え、でもそれだけ?というのが正確なところだと思う。
説明が不十分かもしれないから、、と差し込まれたような描写によってすっかり興ざめし、逆に客観的にこの映画を見てみようというふうに思えたのは逆の意味で功を奏していたと言えるのかもしれない。この映画の鑑賞後の「気持ち良くなり損ねた感」は何とも言い難い。沸き立つような感動や伏線をもう一度確認するために再度映画館に足を運ぼう、というような感情は沸かず、まあわからなくてもいいかな、という程度に記憶に残り、他の作品によって上書き保存で容易に消えていくような印象しか残らなかった。画面や演技は良かったのだとすれば、構成や説明の仕方、誘導の仕方によってはかなり良い映画になっていたのかもしれないという「惜しい映画」というのが正直な感想である。原作はさぞ面白い作品なのだろう。原作に触れるきっかけにはなると思う。
ただ観客まで撃退していては映画を作る所詮がないとは思いませんか。
鳩はどこへ消えた
2021年映画館鑑賞83作品目
9月12日(日)イオンシネマ新利府
原作未読
予告編の出来栄えは良くワクワクしたが本編はそうでもなかった
その典型
かつて直木賞を受賞した作家津田は今では東京のバーでバイトしている
数年前に柳美里のようなことをやらかしてしまい訴えられた影響で作家活動休止に追い込まれたのだ
それでも筆を折らない津田はブランクを乗り越えてバーで編集者の鳥飼に新作の原稿を読ませる
内容は高評価するがまたノンフィクションではないかという疑念が消えない鳥飼は確認のため舞台の富山に出張する
富山の山山は雪化粧の美しさ
それなのな街の女はどいつもこいつもすれっからし
男たちはヤクザとかデリヘル経営とか裏社会の人たちばかり
PTAのおばさんたちが「模範的ざます」と感心するような映画ではない
富山の地域おこしにはならない
富山の面目丸潰れ
3枚の偽一万円札がトラブルの元
セリフがなくても爪痕をしっかり残すリリーフランキーはやっぱりすごい
脚本的には自分には合わなかった
最後までこの世界に馴染めなかった
だけども映画を観た後すぐ近くにある書店で原作本を買った
これは珍しいことだ
それだけでもこの映画の功績は大きい
上下巻の長篇でこれを映画一本にまとめるのは無理があった
原作本を読破すれば映画の感想も変わるかもしれない
あとやっぱり源氏名に加賀まりこをチョイスする大胆不敵に恐れ入る
ようこで銀幕のスターといえば南田洋子だと思うが自粛したのは正解
洒落にならない
気がつけばのめり込んでた
はじめはよくわからないまま進んでいってた。色んな場面の同時進行?って感じで、私に理解力が無いんだなと思いながら。でも、暫くしたら線になっていって、過去がいつの間にか現在になってるし失踪事件と偽札がこう繋がるのか、風間さんが突然する拍手の意味もなる程ねって感じで。私的には豊川さんが不気味でしたね。観終わってみればそれなりの充実感。構成とか私は評価出来るけども、推理小説?って期待して観ると人によっては残念感出るかな。ジャンルに拘らず月に1度は何かの映画を観る様にしている私には良かったのかも。
つまんない
何かよく分からない物語が進んで行くのですが、伏線回収する出来事と伏線回収せずに終わって行く出来事が有ってちょっと消化不良です。
って言うか、面白くなかったです。
出演者はかなり豪華なのに、それが行かされてないですしね。
フィクションとノンフィクションの狭間
主演が藤原竜也さん。藤原竜也はどの役を演じても藤原竜也なんだけど、ちゃんとそれぞれの役になれてる。今回は藤原竜也だけど、ちゃんと津田伸一でした(笑)
小説と現実が交差しながら進むストーリーで、しかもそれが本当なのか、空想(ウソ)なのか考えながらどんどん物語がすすんでいったって感じでした。
終盤は、「やっぱりそうか」「お、そうなのか」「ん?そうなの?」と物語の答え合わせの時間。
受け取り側次第で色々想像できるエンディングで終わりでした。
コーヒーショップの店員の沼本さん役で出演してた、西野七瀬さんが、なぜだか印象に残りました。
なんか、この先少し楽しみな女優さんだなぁって思っちゃいました。
スッキリしたエンディングではなかったけど、悪くはない感じでした(・∀・)
眠くなった
人気な映画だったから
楽しみにしていたけど、暴力シーンが
多くて観ていて疲れました😿
つまらなくて、途中寝てしまった😅
原作読んだほうが
楽しめたのかな?
でも、風間俊介、演技の幅が広くて
びっくりしました。
「鳩」の意味が分かったときぞくっとする!
見終わったとき、「なんか見落としてるかも?」「もう終わっちゃったの?」という疑問符が浮かぶ。
藤原竜也の憎み切れないクズっぷりが秀逸。他のキャストの個性もキラキラでそう来たかって感じ。もう一回見ないとな。
ひねくれて観れば分かってしまう。期待外れでした。
役者陣も申し分なくかなり楽しみにしていました。敢えて小説やネタバレも見なかったが、ひねくれた気分で映画観ると途中で大体内容が分かってしまった。そのまま大ドンデン返しがあるのかと思いきや終わってしまった。「だから何なの」って気持ち。最後の井上陽水のエンディングみたいに気持ちが吹雪。
やや難解だが良く出来ている印象
2021年劇場鑑賞19本目 秀作 66点
個人として、作品の大まかな善し悪しは、タイトルやキャスト陣の紹介の字幕の出し方やタイミング、それまでの映像の流れでわかるのですが、この作品は冒頭での印象を少しだけいい意味で裏切られた作品でした。
演技ですが、リリーフランキーさんについて、重要な役回りではありましたが、あまりシーンは多くなく、その中でもキャラクターを感じられる演技で、流石でした。
内容ですが、確かに一部で言われているように一回では理解出来ないというのもわからなくないですが、映像が流れるその時その時にイメージして、頭で整理しながら進めれば理解できるし、その様が一連通して楽しめた要因だなあと思った。
是非。
原作読んでみます...
観たときは、なかなか面白いミステリーね、とは思ったんですが、
観たこと忘れるぐらい、記憶に残ってなかったです。
コメディっぽくしたかったのか、シリアスにしたかったのか、
なんだか中途半端だったような...。
登場人物たちを、小説の中の人みたいにしたかったからなのか、
キャラクターを濃く演出にしているようには感じるんだけど、
そこが、反って浅くって、なんだか残らなくって...。
全体にチグハグに感じちゃいました。
違う演出、脚本バージョンが観たいかもです。
坂井真紀さんと、リリーさんが良かったなー。
つがいの鳩が飛んでいるのを見なかったか?
申し訳ないけど、つがいの鳩、の意味が最後まで分からず。万券がなぜに鳩?そもそもその符号で伝わると思っていたのか?
原作未読なせいもあって、それ以外にも伏線らしきものが回収されないままが多くて(気づかなかっただけなのか?)、脚本を端折った時にでも肝心のシーンを切り落としてしまったのか、と想像してしまった。
藤原竜也が良かったからいいか。ああいう、理不尽に振り回される役、はまる。
一言でいうと、大人のミステリ。ストーリーについていくには、画面をよ...
一言でいうと、大人のミステリ。ストーリーについていくには、画面をよく見てないとおいていかれそうな感じだった。最近のテレビのミステリのような過去を引きずってどうのこうのがなく、そのあたりが割り切れていた。
富山という地方都市を舞台にしているので、偶然が重なっていても、わざとらしさがなく、これが大都会だったら、ありえないことがうまく起きていた。
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