DIVOC-12

劇場公開日:

DIVOC-12

解説

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けているクリエイターや制作スタッフ、俳優の継続的な創作活動を支援するためソニー・ピクチャーズが発足した映画製作プロジェクトで、12人の映画監督が12本の短編を制作したオムニバス映画。「新聞記者」の藤井道人監督、「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督、「幼な子われらに生まれ」の三島有紀子監督がプロジェクトの中核となり、一般公募で選ばれた新人を含む9人の監督が3人ずつ、藤井・上田・三島の各監督のもとに集結。「成長への気づき」をテーマに掲げる藤井監督チームは、横浜流星主演の藤井監督作「名もなき一篇・アンナ」など4本、「感触」をテーマに描く上田監督チームは、松本穂香と小関裕太が共演する上田監督作「ユメミの半生」など4本、「共有」がテーマの三島監督チームは、富司純子と藤原季節が共演する三島監督作「よろこびのうた Ode to Joy」など4本で構成される。

2021年製作/129分/G/日本
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2021年10月1日

スタッフ・キャスト

監督
脚本
藤井道人
上田慎一郎
三島有紀子
志自岐希生
ふくだみゆき
山嵜晋平
林田浩川
中元雄
齋藤栄美
廣賢一郎
エバンズ未夜子
加藤拓人
製作
冨田みどり
齋藤巌
企画
菊地洋平
伊藤主税
プロデュース
菊地洋平
伊藤主税
フロテューサー
山田久人
鈴木伸宏
山田真史
撮影
川上智之
曽根剛
阿部一孝
アイバン・コバック
山村卓也
井前隆一朗
工藤哲也
中條航
飯田エリカ
照明
上野甲子朗
北川泰誠
常谷良男
森田賢司
北川泰誠
中田祐介
藤田貴路
山田拓実
坂本充
録音
吉方淳二
村原孝麿
浦田和治
野呂博
西條博介
臼井勝
寒川聖美
柳田耕佑
美術
宮守由衣
布部雅人
福島奈央花
布部雅人
三藤秀仁
湯本愉美
松岡拓
塩川節子
五十嵐綾乃
装飾
布部雅人
徳田あゆみ
庄島毅
西岡萌子
衣装
中村祐実
御手洗優
浜辺みさき
馬場恭子
スタイリスト
皆川bon美絵
佐野旬
ヘアメイク
橋本申二
菅原美和子
吉野節子
河本花葉
有田信
白銀一太
岩咲希しのぶ
編集
藤井道人
上田慎一郎
加藤ひとみ
志自岐希生
長瀬万里
林田浩川
中元雄
エバンズ未夜子
VFX
山口幸治
音楽
鈴木伸宏
伊藤翔磨
田中拓人
masaki kawasaki
佐藤那美
主題歌
yama
キャスティング
伊藤尚哉
杉山麻衣
関友彦
助監督
戸祭朝美
國領正行
山嵜晋平
多賀夕夏
加藤拓人
中嶋将人
内田知樹
野本史生
滑川将人
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映画レビュー

3.5【オムニバス形式で見る映画の楽しさを思い出させてくれた短編集】

2022年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD

悲しい

知的

幸せ

<特に好きな短編>

1.「YEN」 山嵜晋平監督 蒔田彩珠/中村守里出演

2.「海にそらごと」 齊藤栄美監督 中村ゆり出演

3.「よろこびのうた Ode to Loy 」 三島有紀子監督 富司純子/藤原季節出演
 “皆、不安だから・・、ずっと不安だから・・”

4.「名もなき一篇・アンナ」 藤井道人監督 横浜流星出演
 ”明日を生きて・・”

<助監督、今や一流監督が製作した12の映画。当たり前だが、夫々のテイストがあり、夫々良い。
 最後の、三島有紀子監督と、上田慎一郎監督と、藤井道人監督の鼎談も、面白い。>

<2021年10月   刈谷日劇にて鑑賞>

<2022年 1月4日 上記4編を別媒体にて鑑賞。他の監督スイマセン・・。>

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共感した! 5件)
NOBU

3.5オムニバスにまさか短編のオールタイム・ベストが生まれるとは!

2021年10月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

コロナ禍で立ち止まったクリエイターたちに光を。そんな想いの詰まった12の短編。テーマも設定も自由に、時間だけ平等に表現する。やっぱり映画が好きだ。

『ユメミの半生』にボロ泣きしてしまった。短編のオールタイム・ベストになる程大好きな作品。映画に魅了され、映画の神様によって開かれた上田慎一郎監督だからこそ出来る技。松本穂香のべしゃりによって引き立てられる半生のエピソード。そこに映し出される時代と映画がたまらなく愛しい。10分をフルスピードで駆け抜け、映画にエールを贈るようなラスト…足繁く映画館に足を運ぶような人生で良かったと心から思えた。

その他作品で言うと、『あこがれマガジン』と『死霊軍団 怒りのDIY』と上田慎一郎チーム強しという結果に。独創性とその中にある画の凝りがとても良かった。その他実力派の監督はポリシーを強く感じたし、気鋭の監督たちはフレッシュさと挑戦の気概を感じた。後者は少し半端に映ることも多かったが、それもそれで楽しい。

豪華キャストだとは知っていたが、ここまでだとは。渋川清彦や渡辺いっけい、塚本晋也に窪塚洋介といったベテランもエールに賛同し、華を添えている。また、円井わんや中村守里、藤原季節といった面々も素晴らしい。駆け込みになってしまったが、映画館で観れて本当に良かった。

コロナ禍のおかげで映画鑑賞に火がついたので、無かったらここまで観ていないのかもしれない。しかし、この時期に辛い思いをしたクリエイターたちが沢山いる。だからこそ、この状況を救ってくれた映画を映画館で観て、思い切り感情を揺さぶることが、自分に出来る一番のエールなのだと思う。

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共感した! 3件)
たいよーさん。

4.512人の監督の創作熱溢れた『DIVOC-12』その中でも…

2021年10月26日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
アッキー

5.0よろこびの時

2021年10月21日
スマートフォンから投稿

12本の中で心に沁みたのは三島有紀子監督の『よろこびのうた Ode to Joy』

老い、孤独、金…不安の中で、アンマッチな2人が出会い、小さな喜びを分ち合い、それぞれの心の隙間を埋める。
希望の蕾が見れた、そんな気持ちになった。

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共感した! 3件)
だんじり丸
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