犬部!のレビュー・感想・評価
全148件中、1~20件目を表示
動物が可愛いし、ワクワクするし、感動する
序盤の犬のニコが可愛いかった。
十和田市の北里大学獣医学部がロケ地の中心で、アパートや駅など地元の見慣れた景色で好きな映画。
主人公が犬部を結成したり、がむしゃらに行動したりしてワクワクする。
自分が飼っていたペットたちを思い出したりしながら視聴した。
犬が好きなだけで観ましたが𓃡
獣医を目指す大学生の動物に対する愛
殺処分されそうになった犬を何としても
救いたい!!
優しさや決意が表現されたストーリーでした。
解剖実習は今は廃止されていることを
映画以外のドキュメンタリー番組を見て
知ることができました。
林遣都さんがレポートを書いて提出する場面は、後に良き獣医になれることを
示していました。
林遣都演じる花井と中川大志演じる柴崎が
再会したシーンは、獣医学の開拓と実践を
イメージする作品でした。
観たかったんだ!
先月たまたまTVで太田(劇中は花井)獣医師のドキュメンタリーを観て楽しみにしていました。
食い入るように前のめりで観切った2時間でした。
➖サッ処分される犬や猫が存在するのは、プロである獣医師と行政のせいでありボランティアである保護団体に委ねているのは、そもそもおかしな事。➖
と言い切る太田(花井)獣医師。
有言実行そのもの、一匹たりとも死なせない、
強い意志!
学生時代に命を奪ってまでの実習は要らない、と動物病院で手術の助手をして単位取得。
ここでご本人の太田獣医師が出演されていました。(茶色っぽい手術着姿の方)
柴崎さんが自分に注射しかけた時の言葉、
➖救っても救っても次々と新しい犬や猫がやって来る。➖
似たような言葉を以前聞いた事を思い出しました。
こちらから申し込むと小2の子供達に近くの保健所から犬を連れて話をしに来てくださいました
飼い犬や飼い猫を途中で捨てず最期まで飼って欲しいと啓蒙しに来てくださるのです。
その保健所長さん、いいおじさんでしたが、
➖次から次へと犬や猫がやって来る。➖と、悲痛な顔で仰り(もう死なすのは嫌だー。)と小声で子供達に聞こえないぐらいに呟いておられました。
施設の数を減らされて保健所は多忙過ぎるのかその年が最後になりました。保健所長さんは、➖来年からはもう来られへん、来られへん。せやから、最後やから、しっかり聞いといてな。➖
と何回も子供達に仰っていました。
誰しも罪の無い生きている命を奪うのは好きではない筈。だから、途中しんどくなったけど、
またセンターに戻った柴崎さんも強い!
➖誰かがしなくちゃならないから、俺がするんだ!➖
この作品、多くの方々に観ていただく手段は無いでしょうか?
保護犬の話で驚いた
・気分が重く、気楽な映画を観たくなり、タイトルが冗談みたいだなと思い観てみたけどペットの社会問題を中心に展開していって考えさせられる映画で驚いた。また、一軒のペットショップのみで話が展開していったのも驚いた。
・青森と東京、過去と現代とを行き来していて、今のシーンがどこなのかが若干混乱した。
・様々な動物医療に関しての問題があって、現場の方々が改善に向かって行動されていたという事を知られるいい話だった。殺処分のシステムがとても寂しかった。けれど、当事者の辛さを軽減していくとああなるのかなとも思った。(ケージの奥の壁が開いて、檻が壁側にスライド。追いやられるように犬たちが壁側へと誘導されて行ってそちらの部屋へ入り、また、壁が閉じる。その部屋でなのか、また少し誘導してかそこでガスで。。。というのが淡々としていてなんとも言えなかった。とはいえ、どうしてよいのか、とも思った。)
・問題のあるペットショップが金の事ばかり言っていたのが印象深い。金の話をするというのが、いわば社会通念の象徴という印象が寂しくもあり現実問題、、、と考えさせられた。
・研究施設で働いている方々が猫にある不治の病の研究をしているらしくて、猫にそういった伝染病?があるのを知って驚いた。
・シンプルに彼らが獣医などで活躍しているという事が羨ましかった。その状況での悩みもあると思うけど。
最初から諦めない事
動物を助けるために獣医になった
ノンフィクションだから、なんにも言うことはありません
普通なら不可能と諦めてしまう事をとにかくやろうとする事
そして成果を出す事
立派としか言えません
私利私欲にまみれた我が身が恥ずかしい
映画としては、大学卒業後15年にはとても見えない役に戸惑う
卒業して数日しかたってないようにしか見えない
とはいえ、入念に老けさせられてもなあ
作品の趣旨がぶれるだけだしなぁ
林遣都さん、どはまり役!(名演技)
ペットと人と取り巻く社会
獣医師という立場になる前からなってからを演じる林遣都さんの志。
おもちゃを持つように安易にペットが欲しいと言ってはいけない。
1人の獣医師とその獣医師仲間たちが葛藤と奮闘する物語が非常に高い熱量で描かれている。
愛護センターで行われる殺処分の現実
獣医学部で行われる生体実習
知らなかった現実を教えてくれる。
様々な理由でペットを飼いたくなる人はいるが、それは命を預かる責任も伴う事を決して忘れてはいけない。
林遣都君の先輩口調で単調!!
強気な主人公なのは印象的ですが、林遣都君の発声が終始ぶっきらぼうな先輩口調で、演技も単調に感じました。映画としても緩急がなく、最後も盛り上がらず、ずっと同じで地味な感じでした。
犬たちを救うことで、人をも救うことを成し遂げた若者に敬意を表する
WOWOW放送の録画にて。
ペットは人を癒し、人を励まし、人の友となり、人を支えてくれる。
然るに、人はペットの愛護を放棄し、ペットを虐待し、ペットを殺す。
なんとも納得のいかない人間のワガママに立ち向かう若い獣医師たちの物語に、胸を打たれる。
北里大学獣医学部に犬部を作って活動した学生たちのノンフィクションを原案としているとのこと。
「僕らは動物たちのお陰で食べてるんです」
「動物を救うのが獣医師の仕事ではないのか」
動物の命を救うために獣医になっても、捨てられた動物を救えない矛盾に抗う若者たち。
林遣都が演じる主人公はかなり誇張されたキャラクターだ。どんなことにも挫けない一途な精神の持ち主。動物を救うことに全精力を傾ける。
捨てられる子犬を増やさないために去勢手術を無償で施す彼の活動は、犬たちには可哀想だと思うが、更なる不幸を防止するための尊いことなのかもしれない。
しかし、動物病院を開業していてボランティア医療に没頭していたら、資金繰りに窮することになりはしないかと、余計なお世話かもしれないが心配になる。
学生時代の彼が住むアパートは、当然大家に許可を得てるとは思うが、相当清潔にしていてもあれだけの犬を室内で飼っていたら、退去時のハウスクリーニングが大変だろうと思う。これも余計なお世話。
一方、中川大志と浅香航大が演じるキャラクターの卒業後の姿にはリアリティがある。
多くの人間は、若い頃の理想に燃えていた自分の行動を「若気のいたり」などと言って、現実に順応していく自分を肯定したりする。そしてその大多数が、ギャップに苦しむことすらしないのだ。
だが、この二人は主人公を際立たせるためだけのキャラクターではなく、理想と現実のキャップに苦しむ存在として、社会の不都合を浮き彫りにする。
彼らに救われる人々や犬たちが登場する。
かつて引きこもりだった少女は、老犬のお陰で外界に出られるようになったのに、生活の重心が友人やクラブ活動に傾いてしまって老犬の最期を看取れなかったことを悔いている。
売れ残った犬たちの処分に金がかかるという理由で面倒もみずに放置している廃業したペットショップの主人には、亡き妻が残した愛犬への特別な思いがあった。
それらエピソードの一つ一つにはに人情の機微が織り込まれていて、それぞれの関係者たちが犬部をキーに繋がっていく仕掛けが秀逸だと思う。
この映画は、主人公と大学の仲間たちの10年程を描く青春ムービーでもある。
学生時代に築いた濃厚な関係は、ある意味で家族よりもお互いを理解していて、尊重し合っている関係だ。
社会に出て、異なる環境で異なる経験をしたことで、異なる判断を下した者たちが、多少の時間がかかっても、また仲間に戻れる美しい関係。
自分は学生の頃にそんな濃厚な関係を築けなかったので、本当にうらやましい。
気になったのは、十和田と東京はそこそこ距離があるはずだが、その位置関係が分かりづらかったところ。
途中から、今の舞台が東京なのか十和田なのか分からなくなってしまった。
そんなことは、映画を評価するにはどうでも良い。
目標!!殺処分ゼロ!!
2021年。原作・原案は片野ゆかのノンフィクションで『北里大学獣医学部 犬部』
監督は篠原哲雄が、脚本は動物保護のドキュメンタリー映像作家でもある山田あかね。
内容はとても重いのですが、可愛いワンちゃんに癒される時間でもありました。
青森県北里大学に実在した動物保護サークル「犬部」をモデルにした青春ドラマです。
16年前。
獣医学部に入学した花井颯太(林遣都)のアパートに迷い犬が現れる。
やがて獣医学部の助手たちが、犬を探しに現れる。
一度、手渡した颯太だったが、その犬は再び逃げてきたのだ。
そしてその犬が獣医学部の生体実験に使われる犬・・・実験犬と、颯太は知る。
「この子を殺してはならない」
ひとつの命を守る。助ける。
それが颯太の人生のテーマとなった日でした。
そして16年後、獣医師となった颯太の過去と現在が行きつ戻りつしながら
紡がれていきます。
颯太と親友の柴崎(中川大志)
理想に萌え、犬の命を守るため、危険をも顧みずに突っ走る花井颯太(林遣都)の生き方と、
組織の内側から変えて行こうとする柴崎涼介(中川大志)の生き方。
2人の対照的な生き方を中心に、重くなりがちな題材を、林遣都の熱血獣医師が吹き飛ばしてくれます。
明るいです。
ブレないし一直線です。
しかし、どうしても触れなくてはならないのは、
☆犬猫の殺処分の現実。
☆保護犬の譲渡会。
☆当時在籍の獣医学部で行われていた生体実験。
特に犬に行われる「生体実験」の文字を聞いただけで、激しく動揺する自分がいました。
(ペットに振り回せられる人々に、半ばシニカルな気持ちもありましたが、・・)
これは辛い。
実験実習を断固として拒否した颯太。
卒業も危ぶまれる危機に!
対する柴崎は、どんなに辛くても実験実習に参加する。
動物愛護センターに保護された犬や猫は、保護期間が過ぎると順番に殺処分されます。
颯太は「殺処分ゼロ」との信念を曲げない。
ここでも柴崎は「殺処分を少しづつ減らして、将来はゼロにする」と、
自らは動物愛護センターの職員に就職するのでした。
この柴崎の選択が重いです。
精神的に本当に辛かったのは、柴崎だったのではないか?と、思いました。
愛護センターでも譲渡会でも、早く貰い手がつくのは、愛らしい子猫や子犬。
病気の犬猫、年老いた犬猫は殺処分にいち早く送られるのです。
(人間社会同様に、ほんとうに現実は厳しい)
あと犬や猫は寿命が短いので「看取り」の問題があります。
看取りに後悔の念を持つ人も、出てきます。
人工透析を受けるネコちゃん。
白内障の手術を受けるワンちゃん。
癌も人間並みに多いし治療も基本人間に準じます。
スーパーでは犬猫用のオムツも普通に売られています。
治療費は手術代含めて膨大です。
(捨ててしまう人も、泣く泣く捨ててる人が大勢いるのも、分かります)
命は愛おしいです。
愛する犬をチカラの限り、出来る範囲で守り抜く花井颯太が、
最高に格好良かった!!
(エンドロールのワンニャン・小動物たちは、もう、可愛くてたまらんワン!)
(エンディング曲の歌詞も映画にマッチしてて、メチャ良かったです)
犬がかわいい!
実話ベースということもあり、殺処分される犬たちの運命を見ていてハラハラしながら、1匹だって殺したくないと奮闘する主人公花井颯太(林遣都)と柴崎涼介(中川大志)にエールを送りたくなりました。犬たちの演技もすばらいかったですね。どうやって撮影したんだろうと、不思議なほどの名演技でした!犬と人間のつながりは1万年以上と言われていますよね。わが家でもずっと犬を飼いつづけていますが、オオカミにはない表情筋も発達していて、目と目で通じ合うことができるすばらしい相棒ですよね!アニマルウェルフェアなども徐々に言われるようになってきた昨今ですが、動物の命について改めて考えるきっかけになる作品でした。
一言「命に大きいも小さいもないよね」
作品冒頭に、実話をもとにしたフィクションとありました。
「犬部」を作って、保護・譲渡活動をする獣医学生時代と。
16年後、それぞれが違う道を進んでいる今。
この二つの話が、行ったり来たりするので(キャストの見た目もさほど違わない)。
ちょっと戸惑うところはあったけど。
主人公の獣医学部での実習のリアル話は、わかるけど結構きつかったし。
ペットショップ等での、多頭飼育崩壊の現場の話。
そこから主人公が「譲渡会」へと行動していくパワフルさ。
林遣都君の、取り憑かれたような演技が暑苦しくもあり、頼もしかった。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「俺たち道は違っても、目指すところは同じだ」
動物保護をテーマにしたドキュメンタリー、生きた犬を研修に使うのはお...
動物保護をテーマにしたドキュメンタリー、生きた犬を研修に使うのはおかしい。でも、その一つの命で多くの命を救えるようになる…。
難しいテーマの作品です。
ストーリーが粗いが。
愛犬家は観なくてはいけない映画だろう。家族揃って観た。殺処分ゼロの世の中になってほしいと心から思う。犬部というものが実在したと聞いて驚いた。ストーリーが粗いと思ったが実話ならば許せる。田辺桃子が可愛らしい。
ペットショップへ行く前に
自分は犬も猫も飼ったことないけど、この映画観ちゃうと、とてもじゃないけど飼えないよ⤵️
でも、飼う覚悟を確認するにはとても良い映画ではないだろうか
これから犬を飼おうと思っている人は「僕のワンダフル·ライフ」よりこちらをオススメ
林遣都、「しゃぼん玉」も良かったし、これも良し!
動物ものは心が癒やされる
犬好き、猫好きにはたまらない映画で後半は号泣シーンの連続。
おまけにエンドロールもずっと見てしまう。
近くに動物愛護センターがあり少しその存在の勉強にもなった。
人間にもそれぞれの過去があるように犬にもそれぞれの過去があるというのがよくわかり、この映画を見たら犬や猫を飼いたいと思った人が一杯いて愛護センターに足を運んだ人も多かったのではないだろうか?
学生時代の親友がそれぞれ違う仕事に就くが、みんな悩みを持っていて、でも花井の呼びかけで一つの目的に向かってまた団結する。
役者と動物がぴったりかみ合っていて素晴らし映画でした。
私も「犬か猫を飼えへん?」と嫁に提案したが即拒否。
ダメ元でこの映画を見て貰ってから提案すべきだったか・・・
熱い獣医さんたち
道は違っても目指す場所は一緒だろ?
でしたっけ? 動物と子供で釣るのは邪道…なんて言葉が吹き飛ぶ様な力作!
泣けて泣けてしょうがなかったです(T_T)
十和田と東京
学生時代と現在
が、行ったり来たりで分かりにくいのが難点ですが、そんなものを吹き飛ばすくらいの力があり…。
熱い熱い主人公に引っ張られ協力する仲間たち、そして優しい親友。
六郎?の最後を看取れなかったことを悔やむ女子大生(田辺桃子)は最後はエルザを引き取ることに…。
人物もキチンと描かれていました。
林遣都君と田辺桃子さん 中川大志君と田中麗奈さん 大原櫻子さんと坂東龍汰君
それぞれに明るい未来が待っているのだろうか?
安藤玉恵さん素敵でした。。。
タイトル情報だけで観ない方が…
花井の、動物を思うが故に「全部引き取ります!」は、それはそれでほんとに大丈夫なのか???と思った。獣医になったからはまだしも、獣医を目指す段階でそれは違うのでは?と。
倒れた柴崎をまもるワンちゃんたちに泣きそうになった。
全148件中、1~20件目を表示