ミッドサマーのレビュー・感想・評価
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夏至祭り
日:20/12/27
方法:アマゾンプライム
メモ:妹も親も失って傷心しきった主人公は彼氏と友達と北欧の夏至祭りへ。そこで巻き起こる恐怖体験。
感想:衣装が自然がとても綺麗。なのに気味の悪い映像でカメラワークも素敵。
怨念も、霊も、悪魔も、サイコキラーも出てこないのでホラーではないと思う。
彼等はコミューンの中で伝統に従ってピュアに生きている!カルチャー映画だ!と思った。連れてきた友人が「僕の両親は火の中で死んだが、僕は悲しくなかった。ここでは皆が家族だ」みたいなこと言ってたし、住んでいる人達は幸せなんだろう。
少数な異文化は受け入れられにくい。非科学的な伝統は頭がいかれてるように見える。この映画の場合は人殺してるので犯罪ですが、、
最後志願して燃えた人間が1番恐怖と痛みを叫んでた。栄誉な筈なんだけど。それがリアルなとこだよなと思った。
なるほど。こうきたか。
話題なので、どんな内容だろうと視聴。
なるほど。印象的なシーンが、1つ、1つと増えていく。
進行はゆっくりと、展開がおそい気がするが、それは、セレモニーをじっくりとなるべく同じ時系軸で見てほしいという監督のおもわくか。
最初のシーンが長いという意見があるが、あれはもともと他人の態度や意見などにふりまわされたり、アドバイスをきかないと安心できないような自分がない情緒不安定の主人公が、さらに悲劇に出会い、苦しんでいるのを見せるためだった。
そして、あの集落の人々が、「共鳴」することで、
主人公は、自分が悲しいときに、まわりも同調し悲しんでくれることに、心の平安を手にしたのではないか。
最後の主人公のほほえみ、それが何よりもの印象だった。
それは何を意味しているか?
それは「裏切る」彼氏よりも、確固とした信頼をおける「クイーン」の位置ゆえで、それを手にした安らぎの笑顔だったのではないかと思う。
それは、最初のシーンで描かれた、人の態度にふりまわされたり、人の態度で自分がどう思われているかを気にする主人公とはまったく変わっている。
そうさせる、この集落の良さであり、怖さ・・・・
全ての共有
そのリアルさにぞっとする。
1つ1つの絵や、木の文様など作りこんでいる演出。
そして、暗い、見えない怖さで見せるのではなく、
まばゆいほど明るみの中で見せるシーンが、今までには無い切り口だった。
好きとしか言いようがない映画
牧歌的で善良そうな人達からなるコミューンで
脈々と受け継がれてきた想像を絶する恐ろしい伝承。
世界のどこかで、もしかすると日本でも、そんな民間伝承が今も
ひっそりと受け継がれ守られている所があるのかもしれない。
誤解を恐れずに書いてしまうと、そう思わせるところにある種のロマンを感じる。
ただグロ耐性がある人でも、色んな意味で相当好みが分かれるだろうから
あえてはお勧めしない映画。
(鑑賞日は既に忘れたので[鑑賞日]は適当です。)
"いにしえから続く儀式"のリアリティー
この地にいにしえより続く伝統の儀式
そのリアリティーを全く感じる事が出来ず、鑑賞中に冷めてしまいました…
ロケ地、建物、装飾、小道具、その全てに"いにしえ感"が無いよね、特にラストの肝心な決め事をする小道具がビンゴの機械だったのには失笑してしまった、これは美術スタッフのミスだと思うし、あれにOK出した監督のミス。
「ウィッカーマン」の巨大人形、あれぐらいのインパクトの有る小道具が有ったならば…
心理的に迫るカルト映画
さすが実験的作品を次々と世に送り出すA24。今までも無数のカルト映画がつくられてきたが、基本は現代文明から逸脱した生死観や性を描いていて、わかりやすく「おかしい」。
この作品の新規性はおそらく、その奇妙さがうまく説明できないところだと思う。初めから人類学の研究であることが旅の目的とされているので、西洋文明と異なる概念だとしても、違和感は覚えない。ホルガの生死観も「輪廻」という普遍的な考えであり、受け入れられないような代物ではない。
それなのに、どこがが奇妙なのだ。画の中心ではなく背景で奇妙なものが映りこんだり動いていたり、何やら不穏な空気が延々と漂う。さらにはフラッシュバックなど、様々な仕掛けが観客を考えさせる。
「ミッドサマー」とか言っておきながら真冬である冒頭シーンが全てを物語っており、また要所要所に伏線が張ってある。見返さないと全然回収できない。
最後のシーンもまるである意味ハッピーエンドだが、エンドロールで流れる曲で繰り返されるフレーズは「太陽はもう輝かない」。これも意図的としか思えない。
おもしろいとか、怖いとか、そういう観点ではない。これはもう言葉にできない。
絶対夢に出て来るこれ
ホラーって元来スピード感をもって
次から次に恐怖が襲って来て
「あー怖かった」と思うものだと思ってたけど、
今作はのんびりゆっくり、何かおかしい、どこか不気味な
状況が続く。
とにかく気持ち悪い。
悪夢を永遠見せられてる感じ。
ちょっとした仕草や会話、
壁の絵、
謎の歌、踊り、
しきたり、儀式、
食べ物、かき混ぜて飲ます飲み物、
何から何まで気持ち悪い。
感覚的にはバットを額に当てて10回回って
視界がグルグルなってるような感覚。
北欧版「グリーンインフェルノ」は
スウェーデンを恐ろしい国に
仕立てあげたと思ったのは僕だけだろうか…
しかし、長い。120分内にまとめてくれたら
もっと見やすかった気もするけど、
日本で女性を中心に当たったわけだから、
今作の魅力が分かってないのかもしれない。
一つ言えることはら私はアリ・アスター監督が苦手だ。
私にはこの映画を見る感性は備わっていない気がした。どうなるんだろう...
私にはこの映画を見る感性は備わっていない気がした。どうなるんだろう〜何が言いたいんだろう〜と思いながら最後まで来て、結局何もかも分からず、ただ言いようのない不愉快さだけが残った…
人生は「季節」だ
映画「ミッドサマー」(アリ・アスター監督)から。
この映画のジャンルは何だっただろうか。
「フェスティバル・スリラー」と書かれていたが、
「夏至」(ミッドサマー)が、フェスティバルと結びつかなかった。
しかし「常識を破る形容しがたい大傑作」の評判で、
それが理解できなかった私の感性さえ、自信喪失状態となった。
メモはそれなりにしたが、作品に結びつくようなフレーズがなく、
当たり障りのない例えを取り上げてしまった。
「人生は『季節』だ。18歳までの子供は「春」。
18歳から36歳までは巡礼の旅をする、濁ったよ「夏」だ。
そして36歳から54歳は労働の年齢、季節は「秋」、
54歳から72歳は人々の師となる」
言葉はなかったが、それが「人生の冬」に相当するようだった。
さらに「72歳の後は?」の問いかけに
「首切り?」のジェスチャーで表現していたのが印象に残る。
20歳ごと、40歳、60歳、80歳ではなく、18歳ごとのサイクル。
もうすぐ日本も「成人」の定期が「18歳」になる。
だからかな、この「18歳」サイクルが、とても新鮮だった。
内容は、スリラー、ホラー系が苦手な私にとっては、
目をつぶってしまうシーンが多かったなぁ。
クセが強いです。
パッケージに惹かれて借りました。
よく宣伝で衝撃の作品として話題になっていたためどんなものなのかな?と思いながら拝見しました。
なぞの、乾杯の前のホォッハァッの時間があります。
風習なのでしょうが、意味を知りたかったです。
歩いてきた人を、食事後は椅子に乗せて移動スタイルにも
少し笑ってしまいましたが、それも決まり事なのでしょう。
奇妙な気持ちで見た瞬間から奇妙になりますが
民族ってそれぞれ生まれも育ちも考えも全て異なるわけで、それが当たり前なら当たり前の習慣になるわけで、誰もそれを変とは思わない空間であって、他から見たら初めて見る光景と言うものは衝撃があったりするものなんだと思いました。
私たちがしている、手をあわせていただきますだって、やらない国もあるわけで、育った場所がそうさせている作品だと思いました。
人の当たり前の習慣を怖いと思ってしまうという心理をざわつかせてきました。
音の使い方が怖がらせるの上手い使い方でした。
と思って見ていたのがはじまって20分間くらい。
まだそんなに異変は起きていないのに
岩の上に立っている人を見て
女の子が怖がりすぎだろって思ってたら
怖がった後に、その人が飛び降りてきて
こっちが、ホォッハァッでした。笑
90年に一度の儀式で、飛び降りる謎の儀式。
飛び降りて死ぬのに失敗すると、みんなが泣き叫びます。
あのシーンは鳥肌でした。
失敗すると、棒で顔を潰されて殺されます。
おばあさん飛び降り方うますぎて
おじいさん足から行っちゃってました。
でもこの国ではその風習が当たり前なわけで
それを受け入れられないひとたち。
老いて病気になって死ぬよりも
全てやりきって自ら命をたつ喜び的な風習のようです。
最初に書かれていた布の絵は
好きな人に陰毛を食べさせて、結ばれるみたいな絵でしたが、実際にそれをされちゃってました。
手を繋ぎながら踊るダンスで失敗すると吐いてる女性いてわらいました。笑
しかも優勝しちゃってメイクイーン。
クリスチャン役の男性の表情の演技がすごく上手いなと思いました。
目だけで演技できる感じ、すごいです。
練り歩く全裸のおばさん久しぶりに拝見しました。
全裸の女性に囲まれながら、取り憑かれたように
やってしまいますね、しかも真横で
歌歌われ出して笑っちゃいます。
ラローラロー言われます。
ああーああーを奏でてきたときも笑っちゃいますw
なんかシュールです。
そしてダニーは、ああーの奏でるシーンを見てしまい嘔吐です。
なんかもう後半戦はちょっとわけわからないです。
結局一緒に行ったみんな殺されてましたね。
あのフニャフニャの飾られてるやつは遺体ですか?
作った人形なのか、中身を取られたから
あんなにフニャフニャなのですか?
って思ってたら熊をきせられてました。笑
そして燃やされていく姿を花を見にまとって
ダニーは見てました。
後半戦が本当に理解がふっとんでました。
叫ぶと叫ぶモノマネしてきます。
お母さんお父さん娘さんが亡くなった理由は
一体なんだったのでしょうか。
クセ強い映画でした。
よくわからなかったけど最後までしっかり見てしまう作品でした。
コメディじゃないけど、一周回ってコメディに見えました。
宗教とかクリスチャンとか民族とか儀式の意味とか
全く詳しくないため詳しい方が見るともっと楽しめたのかな?と思いました。
退屈だった
この先、何かあるのだろう、あれ?まだかなと観ていたら、終わった。。しかし、長過ぎる。両親を亡くし、失意の主人公がカルト教団に入り、彼氏もその友達も殺されるが、自分は女王になり、笑顔で終わる。私には理解不能でした。
自己満宗教映画
映画に詳しくないので、この監督がどんなに凄い人なのか知りませんが、思いついた綺麗な映像と不気味なストーリーをただ詰め込んだだけの
ホラ見ろ!凄いだろ!映画でした、、、
儀式に一貫性がないし、結局何を伝えたいのか全く分からない、、それって映画として一番ダメな事では、?
衝撃の連続だけど最後には…
心が不安定な主人公。依存してしまうように愛している恋人とその友人たちとの旅行先で目にしたものは…。ハッとするほど美しい映像の数々、そして残酷さ、恐怖…と、思いきや、実はそれは主人公の心を解き放ち解放されるものだった。こころの不安と失恋の痛みが描かれていました。観ているうちにちょうど主人公とかさなるな、というところがあり、最後は共感し、心が解放されたスッキリとした気持ちになりました。
明るい中の狂気。
軽い気持ちで見始めたが、何と2時間越えの作品。
しかし、家族で見る内容ではないため、家族が寝静まったあとに一人で見るしかない。
衝撃的な狂気にキラッと起きてしまい、朝までコース。
エロ&グロ耐性が無いと無理だと思う。
吐く人は吐くしトラウマになる人はなると思う。ある程度の覚悟がいるかも。
特にエロはぶっ飛びすぎて狂気すら感じる。ええ…なんやこれ状態。
グロはだいたい「はい、偽物ね。人形感強〜。」って思うんだけど、なんか、この作品は生々しいというか、本物のグロをみせつけられているようなリアリティがあった。
グロシーンの忘れられない「音」がある。
中盤までは本当にホラー?と思う程普通の映画っぽい。ただ、ちょいちょい変な違和感があるシーンがある。村についてからの狂気っぷりが段々ゾワゾワ、迫って来る。伏線が非常に多いため、見終わったあとも完全解析サイトなどで2度狂気を味わうことができる。「何、あれ…?」と思ったら伏線だと思ったほうが良い。
他人にお勧めするかといわれたら考える作品。いろんな意味で。
ただ、一度見ると、ディレクターズカット版も見たくなる。
私もミッドサマーワールドに足を踏み入れてしまった。
気が滅入る
前々から評判を聞いていた映画。
体調整えていざ。
映像美は見事で、細かい描写にも設定があり見ていて飽きなかった。
その一方で、ごりごり削られる精神力。
2時間ちょっと見切った後の脱力感は、
本当に経験した事が無いものでした。
今まで経験した事がない感情を抱かせる映画。
一見の価値はあると思います。
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