見えない目撃者のレビュー・感想・評価
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想像以上に面白かった!
NETFLIXでたまたま見つけて何となく見始めたので、正直あまり期待していなかったが想像以上に面白かった。サスペンスの要素だけでなく、ホラー要素もあり、また感動する場面も多々あったので2時間飽きることなく楽しめた。特に散りばめられていた伏線が最後にしっかりと回収されており、よく練られた構成であり、見終わった後にスッキリとした気持ちになれた。
あと、吉岡里帆の演技が素晴らしかった。私の素人目には、本当に目が見えていないのでは?と思えるくらいに演技が上手だった。映画を通じて吉岡の目に光がないように描かれていたが、最後のシーンでは弟の死と向き合い目に光が宿る様が巧妙に描かれていて、感動した。
不幸になる展開が見てられなくてイライラする
シチュエーションにハラハラして、悲劇が起こり、うわ~やっぱりそ~なった〜の連続。
無駄な場面がないことが分かるだけに、手に入れたアイテムは確実に使う。
そうなりそうなら、裏切らず必ずそうなる。
視聴中、ムカつく対象が犯人ではなく、わざわざ殺されに行く死に急ぎ野郎達にイライラしてしまった。
しまいには怒りの矛先が監督に向いていた。
ハラハラ蓄積値の自分の限界を見た。
それほど演出が上手かったのだろう。
絶望した者と絶望していない者の一騎打ちは見どころである。
いやー、面白い!
もうハラハラドキドキが止まりません
こちとらかなりのテレビっ子なので途中で犯人は分かっちゃうんだけど、それ込みにしてもトリックも演者の演技も素晴らしい!
途中で「おもしれ〜」って思わず声が漏れちゃったもん
お姉ちゃんって、妹弟のためならどんな目にあってでも救いたいって思うんだよね。私もそうだからこそ、所々にあるナツメちゃんのしんどさが伝わってきてキツかった…
あとこれは監督からしたら結構恥ずかしいと思うんだけど、一瞬だけ差し込まれたおちゃらけシーンが見事に白けててなんか異様にウケた
グロシーン豊富、耐性がある方向け。
いや~そんな死に方しちゃう!?
っていう死に方が多い。
死なないだろうと思っていた人が死ぬ。
サスペンスなんだろうけどホラーカテゴリでいいと思う。
吉岡里穂のかわいい&さわやかな雰囲気に騙されて見たらとんでもないグロサスペンスだった。
※犬は痛いですが無事です。
サスペンスとしては見ごたえがあると思う。点と点がつながったときに見えてくる犯人像、ああっ!て。
薄いサスペンスだと思ってみたらバリバリホラーで思ったよりかなり見ごたえのある作品だったと思う。
自分は好き。
全然関係ないけどスケボー少年が高杉真宙さんと最初わからなくて「ん~誰??横浜流星君?犬飼貴丈さん?」と最後にエンドロールを見てすっきりしました。
少年とわんちゃんと元警察官のバディサスペンス
事故で失明して弟も無くして塞ぎ込んでる元警察官が、誘拐事件の耳撃者になって奔走する話。
ジリジリ近づく事件にハラハラする前半。
犯人と警察側の「なぜそんな遠回りな行動する?」というツッコミがでる後半。
サスペンスとしてとても面白かった。
目が見えないからこその戦い方(カメラ機能、鈴)や、気配や触覚での視点の表現が凝っている。
地味にバディものとしても楽しめるかも。
濃厚な味
タイトルがすべてを物語っているような、一筋縄ではいかない奥行きのある作品でとても楽しめました。目で見るから見えなかったり、逆に目が見えないからこそ真実がみえたりというパラドックスに面白さを感じました。犯人は猟奇的な異常者かもしれないが、主人公の浜中なつめ(吉岡里帆)には、見ることができない。見えない恐怖を想像しながら、ずっとハラハラドキドキしてました。「見える目撃者」である国崎春馬(高杉真宙)となつめの関係性と事件の真相に迫っていく過程とかシンクロしながら進んでいくところも面白かったです。森淳一監督はあまり知らなかったのですが、「重力ピエロ」(09)はとても好きなので、ちょっと納得でした。
所轄の障害者差別
面白い作品ですが宣伝が下手糞というかなんというか(苦笑)。
警察学校を卒業した浜中なつめ巡査がやっと交番に配属される前日にヤンキーな弟に付き合って事故に巻き込まれて視覚障害者になってしまった。
不運ながらも仕方なく依願退職して民間人に戻った浜中なつめ。
視覚障害者になった事でホームズ顔負けの推理力と超人的な聴覚と嗅覚を武器に、
即席の名探偵として事件解決に活躍するという作品。
所轄がイラッとするくらいにやる気なしってのは後半に盛り上げる為の演出ですね。
踊る大捜査線を見ると分かりますが、
所轄は事件が大騒ぎになると本庁が美味しいとこ取りしてしまい、
結局は雑用しかさせてもらえないとすっかり屈折した組織になりました。
まあ所詮は地方公務員と国家公務員の違いですから要は逆恨みなんですが(苦笑)。
最後に見所は2つ。
一つは視覚障害者になりましたが何故か1%程度の視界があり、
点と線程度の視界の区別がつくのを時折映像で見せてます
(これが視覚障害者の現実を観客に見せて目が見えない緊張感を盛り上げてる)。
もう一つは犯人は警察官で事件を揉み消しているので、
事件として表沙汰になってないのが所轄のやる気のなさの要因になってます。
逃げ出したくなる、サスペンス
日本版「羊たちの沈黙」もしくは「セブン」。
犯人が模倣犯であるが故に、自身の儀式殺人になんの興味も無いというのが面白かった。女子高生という一貫性も最後には崩れていたことからもそれが分かる。
特に、「はい、頭終わり」というセリフはキレキレだった。
設定だけに頼りすぎた感
交通事故によって失明した元警察官が見えない中で犯人の存在を知ってしまうという、設定から入るととても興味深い作品。
ただ、主人公たちがあまりにも不用意すぎる。映画の流れ的にはこうした方が面白いのかもしれないが、犯人の狡猾さに欺かれるのではなく、主人公陣営の不用意が犯人にチャンスを与えるシーンばかりで、見ていて苛立ちがつのる。
ラストシーンに至るまで不用意の繰り返しで目も当てられない。
犯人が分かるまではドキドキしたが、そこからの展開で台無しになった感のある作品だった。
ただ視聴者に対し残虐性を煽るだけで、メッセージ性は特に感じられない...
ただ視聴者に対し残虐性を煽るだけで、メッセージ性は特に感じられない。では娯楽映画として楽しめるかと云えば、ストーリーもリアリティが無さすぎて入り込めない。
脚本が大きく変えられていて、 中国版の犯人像とは違っている。 中国版と比してテンポが良くないなと思っていたが、 犯人が誰か判った終盤から物語は大きく動く。
動画配信で映画「見えない目撃者」(2019)を見た。
劇場公開日:2019年9月20日
2019年製作/128分/R15+/日本
配給:東映
吉岡里帆
高杉真宙
大倉孝二
田口トモロヲ
浅香航大
酒向芳
松大航也
國村隼
渡辺大知
栁俊太郎
松田美由紀
中国版「見えない目撃者(2015)」
を見て面白かったので楽しみにしていた。
吉岡里帆は元警察官。
自らが運転する事故で弟を亡くし、
自分も失明しつらい毎日を過ごしている。
3年後、吉岡里帆は別の事故現場で異変を感じる。
現場で女性が車の男に拉致されたのではないかと言う疑念。
警察署で証言するが、
目が見えない人の証言に警察官たちには
信憑性が薄いと当初は相手にされなかった。
しかし、ひとりの刑事(田口トモロヲ)が
吉岡里帆の証言を詳しく聞いてみると
なるほどと思わせることがいくつかあった。
捜査を進めるにしたがってこれは確かに事件であるということがわかる。
脚本が大きく変えられていて、
中国版の犯人像とは違っている。
中国版と比してテンポが良くないなと思っていたが、
犯人が誰か判った終盤から物語は大きく動く。
そこから緊迫感が最後まで途切れないストーリーで、
胸が熱くなる場面もあった。
吉岡里帆、高杉真宙、大倉孝二、田口トモロヲ
のキャスティングも絶妙だった。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
ご都合主義
なんだろう・・・。
物語を作るための物語という感じ。
目が見えなくなった理由がいまひとつピンとこない。
盲目で殺人犯を追うって面白そうじゃない!?
というアイディアありきでシナリオ下記はじめて
ディテールは無視という感じ。
警察は非協力的で、
それでも障害をもつ主人公は諦めないという
対立構造の作り方もいいかげんな感じ。
猟奇殺人犯に六根清浄とかいう
理由をつける、なんじゃこれな展開。
セブンの二番煎じな感じ。
盲目=暗闇の中で対峙する殺人犯。
羊たちの沈黙の二番煎じな感じ。
警察の応援を待たずに突っ込む安っぽい展開。
しかも急いで突入する意味がまるでゼロ。
都合よく拾う拳銃。
屋根裏部屋という意味のない設定。
死体処理場は風呂だとかいう、単純な展開。
屋根裏の隠し部屋に行く前に普通風呂行くでしょう?
警察官は簡単に殺すクセに、
主役級二人はなぶり殺しにするという優しい殺人犯。
まだ殺されていない人質。
夜が明けてから到着する警察の応援。
はい!みなさんはこういう展開好きなんでしょ?
ディテールとかこだわらなくていいんでしょ?
という、観客を小ばかにしたようなシナリオ。
最後に、なにかの拍子で主人公の視力が
回復するというアホシナリオじゃなかったのが
唯一の救い。
吉岡里帆さすがだなあ
吉岡里帆の演技がさすがすぎた、今までもドラマや映画で脇役として出てるの観てきてどれも演技力すごい人だなって思ってたけど、主演の映画を観て、さらに盲目っていう難しい役柄の吉岡里帆を観て、やっぱりさすがだって関心させられた。
話はまあラストシーンで息を飲むくらいドキドキしたしそれが最初の事故にあったときのことと繋がっててスッキリした終わり方だったのは覚えてる。
そこそこグロ要素ありで浅香航大の汗でキラキラした背中は最高でした(きも)
パルが吉岡里帆のこと置いてったときえーーってちょっと笑っちゃったけど犯人がいぬ蹴ったときは許せなかったです笑
障害者の気持ちを考えると・・・
オリジナル鑑賞したことないので比較は出来ないけど、大まかな流れは一緒で、多少日本流にアレンジしている感じなのかな。
警察官の設定なのに、視覚を失う理由が・・・
別のやり方無かったのかな。
と、思える。
犯人の狙いだったり、ターゲットになる理由。
物語の展開とか。
作品自体悪くはないと思う。
主人公が多少超人過ぎる部分は、気になるが。(笑)
ただし・・・
実際、視覚障害者の気持ちになって考えると、素直に楽しめない作品かも。
普通の生活でも、毎日が恐怖なんじゃないかな。
外出は特に。
個人的にはこう思うから。
犯人は途中からわかったけど、 それでも面白いなと思った。 後半とか...
犯人は途中からわかったけど、
それでも面白いなと思った。
後半とか結構振り切ってる感じがしたので、すごいなと思ったら韓国映画のリメイクだと知って
日本のこういう映画だと無さそうな残虐さもあって良いと思いました。えぐいけど。
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