殺さない彼と死なない彼女のレビュー・感想・評価
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こんな凄い映画!
ネトフリに出てきたので何の気なしに見てみたら。
いや、危うく知らずに死ぬところでした。Netflixありがとう!
このダラダラしたテンポ、いちいちメモりたくなるようなセリフ回し、絶妙なカット割り、邪魔せずしっくりな音楽、斜のかかった映像、若い俳優たちの空気感を掴んだ絶妙な演技、この脚本、演出、全てが完璧にブレンドされた大傑作でした!
誰ですかこんな映画作ったのは。小林監督。これから過去作拾って見ます。
泣いたわー
間宮祥太朗のこけかたがよかった
あんな血まみれでもスマホの写真を眺めるところとかとても良すぎてまた泣いた
ひなこちゃんの声が好き
可愛すぎるやろあんなん。
尊いか!
サイコパスな自分は、他殺と自殺じゃあ会えないんだってのセリフの後
もしかして
このあと、ひなこを殺すんではないか!?とか
あの世で会えるのでは?とかまで思ってしまった
結局そこはなかった
でも
点と点が繋がった所とか
あーそうだったんかーって感じでとてもよかった。
途中百合展開発動するのかと思ったけど発動はしなかった
きゃぴこもまた色々悩んでんだなとか
なでしこちゃんふところすげえな
とか
女の描き方がそのまんますぎて
是非世の中の男どもに見て女という生き物を学んでほしいなと思った。
そして自分も見て学んだ
なんやかんやいうてきておきながら
彼氏はきっと私のこと好きなんだろうなって
思えて
見て良かった。
所々間宮祥太朗と垣間見えるところがあったわ
なるほどな
男ってこーいうもんか。
うむ。
時間軸と間がとてもよく、沢山時間を使っている映画ではあるが
それがとても心地よくて良かった。
自分の目で見たかのような逆に見えずらいレンズの撮り方?が
擬似的な感覚になり
シンクロさせて
うまいと思った。
この監督の作品を漁ろうと思う。
また新しいの出たら見ます。
人殺しじゃなくて殺される間宮祥太朗も素敵よ
ひなこちゃんもほんとすき!!
推しと推しがみれてありがたかったです。
そしてきっと天国の彼、私のこと見守っていてね。
多分、昔の私はきゃぴこなのかもしれない?
きっと今の自分だったら彼の事こんなに好きになっていなかったと思う。
だから
ありがとね
今の彼氏も、私を変えてくれて?ありがとう。
良い作品でした。
なんとなく入りきれなかった
前半は少し退屈だった。セリフ回しも学芸会みたいだった。それも段々と気にならなくなり、後半の展開は良かったけど、全体的にはイマイチかな。ちがう役者さんだったら、イメージがかなり違っていたかも。
7-058
間宮祥太朗ファンではない為か、それ程 響かない
評価が高かったので見てみたが、あまりピンとこなかった。
そこでレビュー内容を読んで納得。
高評価の原因は間宮祥太朗だったのか。
瀕死の状態ですることが、写真をみるだけというのも
わざとらしくて、好きになれない部分。
だいぶ前に観たんだけど、思い出したので、夢で‼️❓
大変前に、TSUTAYAのレンタルで観ました。
その店は最近潰れた。
何で、思い出したのか、主人公に同化した夢を見た。
なんだか、とにかくセツナカツタ。
間宮祥太朗にはそんな心象風景が似合う気がする。
近くにTSUTAYAがないのでテレビで放送されるしか再度見る方法がない。
この映画の題名を見るたびに切なくなる。
感傷的になれる、ときどき笑いも感じられるかも、最後に命の大事さに気づかせてくれるかも、不思議な映画、どうぞ。
偶にはブラウザ版も見てね
「映画.com」のブラウザ版で、
プロフィールに「生涯ベスト5」みたいなのがあります。
偶に更新するのですが、
他の方のもよく参考にします。
その中で、
高明なレビュワーであるmasamiさんが、
邦画限定とはいえ、
今作を1位にしておられました。
他の4作は知ってます。
(嘘です。「ちはやふる」は一つも観てません😭)
でもこの1位は何❓
とっくに上映も終わっていたので、
アマプラでマイアイテムにクリック。
以前も書いたかもですが、
フライヤーからタイトルから、
「高校生の恋愛事情」みたいなのが前面にくると、
どーしても倦厭してしまうオジサン。
で、主演が櫻井日奈子と間宮祥太朗。
お二人はよく存じないですが、
コメディっぽい印象が何となくある。
コレだけ期待薄で、
大逆転の感動作というのも過去あったけど、
さて如何に。
3組のカップル、いや仲良しが、
全然違うのが良いですね。
小坂と鹿野のプラトニックな関係。
地味子ときゃぴ子の不動の友情。
八千代と撫子の初恋感。
ヤバいな。こーゆーの大好きやん😍
それぞれがキャラの立った白眉な演技を見せ、
この3組の結末が無茶苦茶気になります。
そのオチのフックになっていたのが、
序盤に拡散されていた動画だとわ‼️
そして漸くあのシーンで繋がると。
繋がってもないけど、
観てる側に時系列を説明する為のシーンではあります。
その微かな繋がりがまた良い余韻です。
この3組の中で、
小坂、きゃぴ子、撫子は
とても愛おしいキャラでした。
「ブッサイクだなー」て言いながら
キスするツンデレ男子の極みが良い❗️
きゃぴ子の
「自分でかわいいて言わなきゃ、
誰が言い続けてくれるの❓」
結構名言だなーと感じる。
すかさず「きゃぴ子はかわいいよ」
という地味子の、
漫才の相方並みのフォローが良い❗️
撫子ちゃんは、
トータルの言葉使いがとてもツボでした😍
無垢感も相まって、
「オレも好き❗️」
惚れてまうやろー‼️
成程、良い映画でした。
こーゆー小さな作品で良作って、
邦画ではよく見かけるけど、
どーしてビッグバジェット作品になると、
残念なのが多いのだろうか。
忖度が多くなるんでしょーね、多分。
と言うわけで、
masamiさん、
勝手にお名前使用した上、
良い作品を教えて頂き、
誠にありがとうございました‼️🙇🏻♂️
※
冒頭のプラウザ版のプロフィールに、
SNSのID載せたので、
気軽にアクセスしてみて下さい🙏
特に何もやってません🤣
恋愛はその人への興味から
希望をなくしたような厭世的な彼、ちょっと変わったところのある自殺願望の彼女。相手への興味が次第に恋愛に移り変わっていく感じ。交わす言葉は少なく、照れ隠しの正反対の言葉で突き放すものの、一緒に屋上で過ごし、一緒に帰り、一緒にアイスクリームを食べることが魅かれ合っている何よりの証。
ほかに2組の高校生の恋愛模様を描いていて群像劇なのかなと思いきや、後半になって急遽、シリアスな展開になるのがこの映画の特徴でした。
相手の死によって、好きなこころがむき出しになって、好きだった記憶はいつまでも残る。死は極端だったけれど、それまではああした若さゆえの、恋愛のひとつのかたちをみたような映画でした。
わたしの王子さまが…消える
…気になる子
それは好きなる子
お互いに死ぬ殺すと
短い言葉で話す
究極のコミュニケーション
幼稚園児の様
孤独だったふたりに
心地よい空間ができた
何でも話せる相手だった
言葉が悪くても
彼の優しさが垣間みられる
彼女を気づかって見守っている
…彼がいた
…彼が居なくなって
夢の中で…彼からのメッセージ
前を向いて生きて欲しい
…そして
時どき僕を思い出してほしい
死ぬことばかり考えていた
鹿野にとって
…生きる意味が持てた
前向きになっていく鹿野が
清々しく感じる
漫画の世界だけど…
上手く映像化されてる
思春期のナィーブな心情を繊細に掬い取った傑作
題名以外の前知識は何も無かった。
なので正直言って後半の展開に衝撃を受けました。
まさか?
思ってもみなかった。
前半は「死ね!」「殺すぞ!」「ブス!」の言葉が多用され、
小坂れい(間宮祥太朗)の鹿野なな(桜井日奈子)への言葉は殆どがその3言。
それが、優しい余韻なのね。
だから反対の意味合いなんだろうと想像はついた。
間宮祥太朗が美しい。
白シャツが美しさを引き立てる。
見惚れてました。
杉浦日奈子は孵化前の芋虫みたいで、正直鈍臭い。
その鈍臭い日奈子が、リストカットして「死ぬ」を連発する。
相当に苦しんでるし屈折しています。
10代中から後半ってこうやって鬱屈を晴らしているのだろうか?
そんな心情を掬い取るのが小林啓一監督は、
天才的に上手い。
他に強い友情で結ばれるきゃぴ子(堀田真由)と地味子(恒松祐里)
毎日「好き」と八千代(ゆうたろう)に告白する撫子(箭内夢菜)。
ある意味で撫子は自信がある人だと思う。
受け入れてくれない八千代に、10数回もトライするのは、
勇気のある証拠。
後半で小坂に起こることは不条理で私なら受け入れられないし、
挫ける。
鹿野が予想外の強さを発揮して乗り越える姿は意外だった。
「涙の数だけ強くなれるの・・・だろうか、」
それにしても切ない。
小坂のように鹿野を見守ってくれる異性なんて、
一生現れないかも知れないんだよ。
でも鹿野ななは小坂れいがいつまでも、そしていつでも
見守ってくれると信じて
前を向いて歩いて行く。
成長した姿が凛々しい。
学園物だけど異色作
「殺す」と「死ぬ」が口癖の2人。
「好き」といい続ける彼女と断り続ける「好き」じゃない自分が好きなんだろうと思っている彼。
あとは自分が好きなキャピ子と支える地味子。
この3種の人間関係が時間軸も異なって展開していくのが、なにか観ていて心地よい。
評価難しい。刺さる人には深く刺さる。
主な登場人物は2人×3組。
思春期の悩みを抱えながらそれぞれが生活している。
「死にたい」そう思ったことのある、悩んだことのある人には理解できる世界だと思う。
個人的に、キャピ子のエピソードがあまり刺さらなかったが、全体的に不思議ワールドの中に現実味のあるドロッとした部分が入って中和されている感がある。
あまり例えようのない作品だった。
不器用同士のやりとりが好き
個性豊かな登場人物たちで、コミカルで時にシリアスながらに心温まる映画だった。小坂と鹿野の少しずつ距離が縮まっていくところや、不器用な二人のやり取りがとても好きだった。なでしこちゃんと八千代くんのやりとりはすごくかわいらしかったし、地味子ときゃぴ子の二人の互いを知り尽くしたような関係性もいいなあと思った。
さ、さらに・・・な、なんですかこれ????
この監督は天才ですか???過去に少女の心の移ろいを描いてきた監督は数多くいます・・大林に始まり、相米信二、岩井俊二・・・でもやっぱいずれも男目線です。この小林監督、もう少女そのものとしか言いようがありません・・・。特に今作品、小林作品3作目ですが出だしは一番ストレスフルで、見てて絶対評価これで下げると思いました・・でも周りの評価は高い・・ありがちありがちと思いながら見ていくと後半・・・・大号泣が待っていました!!!
それも一回ではないのです!!何回も何回も大号泣の波が来るのです。そしてそして最後に回収ではない、本当の意味の収斂がカタルシスとしてやってきます。。。。5点満点なら7点やってもいい作品です!!!
🎦シン・ウルトラマンも🎦トップガン・マーヴェリックも控える今年のラインナップで、🎦恋は光がそれを凌ぐ出来と思っていましたが、なんとそれをもしのぐ出来なのがこの🎦殺さない彼と死なない彼女・・・・もう凄すぎる。見た中でナンバーワン!!!。未見な方いましたら・・出来れば🎦恋は光を見てからこれを見て貰えたら、この監督の凄さが肌身に沁みること間違いなし。
とにかくこの作品の最初がか、なりストレスフルな展開でしたし、最後まで見れるか不安であったがそれに騙されてはいけない。その不快だったやり取りがいつの間にかじわりじわりと効いて来るための仕掛けだったと気が付いた時にはもう遅いのである。
気が付いた時にはもう完全に物語の虜に・・・・しかも押しては返す感情の海の渦に飲み込まれ、大号泣に溺れてしまう・・しかも何故こうなったのか・・・?客観的な評価が出来なくなる程飲み込まれてしまい心地よさから抜けれなくなる。
この監督の一連の映像思想はメチャクチャ哲学的でプラトン主義やネオプラトニズムにも通じる内容を持っている。まずはその辺を解明したいところだ。エロスにタナトス。光と偶像。母なる光・・・全てプラトニズムに見られるファクターである。少女たちのしゃべりがすべて舞台がかっていると思ったら実はそれは母が子に諭して言う時の口調である。ここにこの小林監督の思想の原点があるのかもしれない。
でもなぜ明治の政経出身のこの監督が、こんな哲学的表現スタイルを身に着けるまでにに至ったのか・・・庵野監督のようにルーツが見えない。とにかく今後もメチャクチャ楽しみな監督である。
間宮―――――――――――――――――――!(凄くネタバレあり)
死ぬな―――――――――――――――――――!!!!!!
原作若干知っていて、彼氏君が死ぬのも知ってたけど
無理でした。
あの、、二人が関係を深め合っていく描写を丁寧に描きすぎです。最高か?
何故好きになったのかいまいち伝わらない作品も多い中
この作品は凄いダイレクトにお互いがお互いじゃないといけない意味が伝わってきました。
日奈子ちゃんに感情移入しまくりました。
イカ焼きのエピソードは最高。
だからこそ、途中から怖かったです。こんなに幸せそうなのに彼氏君殺されちゃうんか...?と、ずっと涙目でしたし、実際に死んだときは大号泣。彼氏君が彼女ちゃんの写真見て微笑むところで、嗚咽。
めっちゃ喉痛いのに。嗚咽が止まらない。
間宮君最初は高校生役無理ないか?と思ってましたが
すーぐどうでもよくなりました。凄く引き込まれた。
浮いてる感じもある意味役と合ってたし。
本当に、忘れられない映画のうちの一本になりました。観てよかった。
因みに、後日間宮君が出てる作品を見るたびに、い、生きてる....!と泣きそうになるので注意が必要です。(私だけ?)
全171件中、1~20件目を表示