劇場公開日 2019年11月15日

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殺さない彼と死なない彼女のレビュー・感想・評価

全171件中、161~171件目を表示

4.5序盤ほのぼの…

2019年11月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

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猫背

5.0〝感情移入〟というより〝同期〟

2019年11月15日
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鑑賞方法:映画館

泣けるからいい映画とは限らないけれど(愛くるしいワンちゃんとの交流と別れとか、前後のストーリーと関係なく映像的に刺激されてウルっときちゃうことがよくあります)、この映画は登場人物の出会いと心の交流の過程が丁寧に描かれていて、〝感情移入〟というよりほとんど登場人物の気持ちと同期する感覚になります。なので、全ての大事な言葉や傷みや一緒にいる時の幸福感がストレートに自分のことのように感じられます。

思春期に、自意識過剰でウジウジ悩んだり、気持ちがうまく言葉にできなかったり、相手に伝えるのが不器用だったりする(伝えたい気持ちと正反対の言動をして後悔したり)のはいつの時代の若者も変わらなくて、昔の自分の面倒くささやウザったさなども思い当たるところがたくさんあって恥ずかしさを覚えるほどでした。

鑑賞後、原作の4コマ漫画の内容が気になってシネ・リーブル池袋を出た直後、ルミネのくまざわ書店に寄って購入(税込1100円)。

驚きました。サイコキラーも含めて、3つのカップルのそれぞれのキャラクターの独特な味わいの映画における再現率が半端ありません。ラストにそれぞれの物語が繋がるのは映画オリジナルでありながら、原作のキャラクターを少しも損なうことなく、映画としての完成度も高いという離れ業をやってのけてくれてます。

原作と映画、どちらも素晴らしい点、『愛がなんだ』や『この世界の片隅に』などと比べても全く遜色がありません。

(どうでもいいことなのですが、どれほど感動したか、将来自分で思い出せるように追記します)

鑑賞後2日経ったのに、八千代くんと映画館(イクスピアリ)で再会する短いシーンだけの端役のさっちゃんのことまで、鮮明に思い出せるのです。そして、彼女のこれまでと現在の心のありようのことまで想像が膨らんで泣けてきそうです。これだけすべての登場人物に等しく、必要以上に寄り添いたくなる映画って、凄いと思います。ついでに言えば、小坂くんにライン🆔を拒否られてた女の子のこともなんだか愛おしく思い出せます。

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グレシャムの法則

5.0すべてにおいて最高な作品

2019年11月15日
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にじいろ

5.0映像美と青春

2019年11月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

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さんば

5.0こういう映画を待っていた

2019年11月13日
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原作未読で俳優も一人も分からない状態で、楽しめるか不安でした。
ですが、終わった後には涙腺ボロボロになってしまい自分でもびっくり。
ラブストーリーや青春モノの映画は結構見てきたつもりでしたが今まで観たものと何かが違います。
細かい心情、描写にこだわられているのが観ていて伝わります。
是非映画館で観ることをお勧めします!

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ru-

3.5泣いた

2019年11月8日
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鑑賞方法:試写会

三組の物語を通して誰かと一緒にいることの愛おしさと大切さが、自分の心にじんわり入ってくる。

思春期独特の感じと、不器用で甘酸っぱい恋愛と、いつもそばにいてくれる愛おしい友情と、切なさと涙。

見終わったあとには好きな人のこととか、親友のこととか、誰かのことをすごく想ってします。
あと、チョコかバニラか、アイスを食べたくなるかも。

【感想ブログ】https://toomilog.com/korokare-shikano

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gakuember

5.04コマの良さを生かしつつ、リンクする映画の物語

2019年11月3日
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鑑賞方法:試写会

まさか、こんなに泣ける映画だとは思っていませんでした!
久々に目が腫れるほど泣いた(T-T)
とりあえず原作本を即買ww
もし私のように何も知らずに見る方は「原作は4コマ漫画」これだけは知っておいて観ていただきたいです!
それを知らないと、エピソードがブツブツ切れる感じや、女子高生の独特な言葉遣いやモノローグが気になってしまうと思うので。

私なんて序盤から、ソフトフォーカスがかかったような画面が気になって、
「“殺す”とか“死ぬ”とか、とっかかりだけ過激な、いい雰囲気美男美女青春ラブストーリー映画かぁ?」と思ってしまいました。すみません;

それもこれも、4コマ漫画っぽさと、原作の持つ世界観を大切にした表現だったのだと思います。
しんどい物語を、みつはしちかこ先生のチッチとサリーをヘタウマにしたような絵柄で語る原作の魅力を映像化。すごいチャレンジです。

そしてラストの多すぎるブラックアウトは、4コマ漫画の読後感を表しつつ、映画としても観客が心で余白を補う間となっていて、より主人公の気持ちに寄り添えた気がします。

3組みのヤバくてクソ面倒な登場人物たちが繰り広げる、クソ面倒くさいエピソードを見せられるのですが、会話の中にハッと気付かされる瞬間があり…
いつの間にか、みんなが愛おしくなっていました。

そして、ちょっと唐突に思えるセリフやエピソードは、全てラストに繋がっていて…。

3つの物語が繋がることで、改めて語られるのは
誰かと一緒にいること。ただそれだけでお互いが影響しあって生まれる化学変化な気がします。
「死にたい」「愛されたい」「スキだと伝えたい」それぞれ自分の主観のなかで生きてきた少女達が、他者と一緒に時間を過ごすことで影響を受け、他者に目を向ける事ができるようになり
何でもないけど、かけがえのない時間だったと気づく日が来る。

彼から受けた影響で彼女は変化して、それがまた他の人に影響を与えていく。
絶望した人を救う希望の言葉となって、出会った人のなかで生きていく。
撫子ちゃんは、未来を作る為に何度でも八千代くんにスキだと伝えるでしょう。

私も彼女たちの青春と一緒に居て、彼女たちから影響を受けたと思えます。

追記:撫子ちゃんが超絶可憐で、八千代くんビジョンの連続告白シーンに悶絶(≧∀≦)
でも、自分に自信があるはずも無いのに、あんな可愛いコに告られたら、何かの罰ゲームかと思うわなσ^_^;

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shiron

4.0不思議な女子世界

2019年11月2日
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何となく男性目線でない恋愛へのアプローチ。私を好きになるから好きとか私を嫌いなあなただから好きとか文学的な匂いにサイコが混在していました。主人公カップルは微笑ましかったです。

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rakugoya1

5.0夢と現実

2019年10月31日
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鑑賞方法:試写会

ストーリーの時系列さに騙されました。夢か現実かを錯覚してしまう演出となっており、原作のファンタジアを上手く表現した作品となっていたように思います。

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ふんわりご飯

5.0今一番大好きな人と一緒に見れたら幸せですね。

2019年10月31日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

幸せ

萌える

絶対ラブコメだと思っていたのに、全然違っていたという衝撃。

これは、なんと!
涙が止まらない。゚(゚´ω`゚)゚。
こんなに優しい映画だとは思わなくて、軽い気持ちで観始めた自分が申し訳なくなりました。
ごめんなさい。

この映画は、今一番大好きだと思う人と一緒に観てほしい。
そして、今その人と一緒にいられる幸せを感じられたら、さらに素敵(о´∀`о)

試写会では周りにいる高校生が、みんな号泣していたのが印象的でした。
私も本当は泣きたかったけど、やっぱり大人だからそこはグッと堪えてみました。
そして、一緒に行った友達とは「良かったよね」と一言いう…。
静かな感想(*'▽'*)

でも、心の中はすごく大興奮!
・:*+.\(( °ω° ))/.:+
「良かった!良かった!切なくて泣けた!みんな可愛くて大好き!みんなみんな良かった!」というのが、正直な気持ち。
心を爆発させたいくらい、私の中ではどハマりした映画でした(*^o^*)

DVDが出たら買っても良いかもしれないと、ふと思うくらい私の心にしっくりと来る作品。

何がそんなに良かったかと言えば、やっぱりキャストの皆さんの独特な演技力。
ちょっと普段言わないような言い回しでセリフを言うので、まるで小説を読んでいるかのような雰囲気でした。
でもそれが逆にこの作品に合っていて、私の気持ちはストーリーにどんどん引き込まれてしまいました。

映画の中では3組のカップルが出てくるのですが、彼女側の気持ちがみんな可愛くて可愛くて…!
どの彼女も特徴的で、とにかく可愛い!
女の子が恋に頑張る姿を観ているだけで、心が幸せになるというか、ほっこりするというか、幸せな気持ちに包まれました。

本来なら、主役の間宮祥太朗くんと桜井日奈子ちゃんのはずなのに、観終わってみたら2人の話がメインじゃないことに気がついて…。
この作品は、それぞれのストーリーがちゃんとそこに生きているから、こそ完成されているんだなって実感しました。

キャストの人が若いからと観るのを躊躇している男性、そしてラブコメは観ないと思っている社会人の方々。
そう言う人にこそ、観てもらいたくなる作品。
高校生の心を揺さぶるのはもちろんですが、大人の人の心も十分に揺さぶってくれます。

始めはこんなもんかと思っていても、後からじわじわと心の中に響いてくるから凄い。
予想を遥かに裏切られる素敵な作品に出会えたことに感謝です!

急遽登場していただいた監督にも感謝!
素敵な試写会をありがとうございました。

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ガーコ

3.5未来の話をしましょう

2019年10月29日
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照明をあてず自然光で撮影したという本作はすべてが自然体。
教室の空気や夕暮れの陽の光や、クラスメイトのざわめきなんかが何気ない日常の一コマとして入ってくる。

「殺すぞ」「死ね」が口癖の主人公と「死にたい」が口癖でリストカットを繰り返すヒロインと、そこに微妙に交差する他の登場人物とが織りなす青春物語。

空気を読んで周囲に合わせるJK像ではなく、ひどく孤立した立ったキャラの登場人物が物語が進むにつれ次第に愛おしく思われる。

後半の予想外の展開にすすり泣きの声がかしこに聞こえ、逞しくも未来を見据えるヒロインの姿にラストは鼓舞し、鼓舞される。

大切な誰かと未来(あした)の話がしたくなる観賞後です。

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いも煮