劇場公開日 2019年7月26日

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アルキメデスの大戦のレビュー・感想・評価

全415件中、61~80件目を表示

4.5戦艦大和を巡る裏の話 大和のことを全く知らなくても楽しめる 戦艦を...

2020年10月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

戦艦大和を巡る裏の話
大和のことを全く知らなくても楽しめる
戦艦を数学という観点から見るのが新しい
菅田将暉の演技が少しオーバー気味なのが気になるところもあるが(役柄?わざと?)全体的に演技上手で面白い
役者も豪華
最後はまさかの展開で心にきた

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rian

5.0文句なしです

2020年9月20日
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始まり方、終わり方、とにかく秀逸です。原作は未読ですが、日本人なら...と思わせるものがあります。
よくぞこれを130分にまとめたな、と思います。
そして、菅田将暉の評価がうなぎ登りに上がった映画でした。

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みほきち

4.5戦艦大和は明治維新から太平洋戦争が終わるまでの日本の歴史の集大成という感じがする。

2020年8月26日
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戦艦大和ってすごくいろいろ引っ掛かるところがあってすごいと思う。

当時世界一の大きさを誇った巨大戦艦というだけでなく、明治維新から日清、日露の戦争を経て、対米戦に至るまでの日本の歴史の集大成という感じがする。

日本の歴史全部ではないけれど、その辺の時代を象徴していると思う。

考えてみれば、戦争になってしまったのは、陸軍の暴走のせいが大きい。

なんで暴走するかと言えば、幕末に薩摩、長州その他が暴走に次ぐ暴走で、テロだか革命だかよくわからないけど、結果的に幕府を倒してしまったという成功体験に基づいているような気がする。

日清戦争はいいとしても、日露戦争をして奇跡的に勝ってしまったことも、よかったようだけれども悪いこともあった。

対米戦を始めたのも日露戦争に勝ったという経験が大きいと思うし、大和を作ってしまった大鑑巨砲主義は、結局は日露戦争の時にバルチック艦隊を艦隊決戦で倒したという成功体験から抜けられなかったせいだと思う。

これらの成功は偶然に偶然、それにまた偶然が重なった奇跡みたいなものなのに、そのことが本当には分かってなかったと思う。

一度二度負けたり不都合が起こって修正した経験がないから、このままでいいと思っていた節がある。

もう時代も違うし、環境も全く違うのに、同じことをやろうとして大失敗したということのような気がする。

戦国時代でいえば、桶狭間の戦いを3回やろうとするようなもので、2回くらいは調子に乗ってうまくいくかもしれないけど、3回目は流石にやられると思う。

あとその辺のことについていつも思うのは、徳川幕府が薩摩、長州その他の反抗勢力をを退けて生き残って、徳川幕府を中心とする諸藩連合政権ができていたらどうなっていたかということ。

徳川幕府は弱いからたぶん戦争なしでなんとかやっていくかもしれない。

その場合はたぶん北朝鮮も韓国も存在してなくてロシア領。

中国の北半分もロシア領。

南半分と東南アジアは英仏蘭が支配していて、フィリピンはアメリカ領。

日本は遅れてアジア進出を企むアメリカの拠点として、植民地か属国みたいになっていたかもしれないと想像することがある。

これだと中国も韓国も北朝鮮も存在していなくて、日本はアメリカの植民地か属国みたいな感じで、今とたいして変わらない。

ロシアは怖いけど、英仏蘭とアメリカがいて互いににらみ合っているから容易に手が出せない。

歴史に”もしも”はないけど、こっちの世界の方がよかったみたいな気もしなくもない。

結果論だけど、当時の日本はアジアの人々がそれぞれに独立して暮らしていく為の人柱的な存在になってしまっていて、戦艦大和の撃沈は、当時と戦後のアジアの歴史の中の日本の立場も象徴しているような気もする。

映画の内容に戻ると、本作は原作通りに作りながらも、最後をちょっと変えてうまくまとめていた。

この変更になった最後の部分が肝だと思う。

これを見るだけでも見る価値はある。

たぶん原作よりもよくなっている。

原作以上の映画はなかなかないけど、この映画は原作以上の出来だと思う。

山崎監督はVFXが得意で、監督したいろいろな作品で、原作を超えてくる部分があるけど、この映画は内容で超えてきた。

原作も最初はこの映画みたいに、大鑑巨砲主義と航空主兵主義の対決の話だった。

だけどこの映画の製作時点の原作では櫂少佐も乗り気で、戦艦大和を作りましょうみたいになっている。

そして作るなら最強の戦艦にすると意気込んでいて、設計段階から対空装備を完璧にして、ドイツのユダヤ人技術者呼んできて、対艦ロケット誘導弾つけちゃいましょうみたいな話になっている。

個人的には原作読みながら、空母より戦艦の方が丈夫だし、大和がそんなすごい戦艦だったら、時間の問題ではあるけれども、そこそこ戦えたのかもしれないと考えていた。

それはそれで面白いのだけれども、別の話になってしまっているので、この映画の終わり方で終わった方が、現実的でなおかつ深いものがあってよかったのかもしれないと思った。

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Push6700

3.5設定の面白さがあります。

2020年8月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

史実、それに絡めたストーリーの組み立てが面白く、終わりまでグイグイ引っ張られました。やはりハリウッドとは異なり世界を相手にしていないだけ予算規模も異なり、CGや戦艦のセットにチープさを感じざるを得なかったところは残念です。

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Misty

0.5山本五十六を正義と描くことには疑問しか無い

2020年8月7日
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 戦艦大和より空母が大事という論点はいいが、この映画の原作者は歴史に対する造詣の深さがないようだ。
 山本五十六は近衛文麿と蜜に連絡を取り合い、日本敗戦への決定打である真珠湾攻撃を猛烈に推進した張本人であり、これにより、最適とされた北進(ドイツとのソ連挟み撃ち)は愚か、北進を否定するために近衛らが秋丸機関(陸軍省経済戦争研究班)に考えさせた、南進から西進し、ドイツとイランで合流し、地政学的覇権を奪取するという策すら破綻させた。
 これらの戦後日本では隠されてきた知識は林千勝らの著書の功績により、無関心層へもさらに認知されるであろう。
 つまり、山本五十六は日本で敗戦革命を目論んでいた一派とつるみ、日本の敗戦を確定した工作員だということだ。
 おそらく、山本五十六の虚像を伝えたい勢力にとっては都合の良い映画の一つとなっているだろう。

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一二三四五

3.5クライマックスの計算式?にガッカリ

2020年8月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 クライマックスまでの進行にはそれなりに面白かったが、あれだけ苦心惨憺の描写で割り出した建造費の計算式が、鉄の総量で決まるってのが呆れる程ガッカリ、全くリアル感無し。
せめて、鉄の総量、主砲、副砲の口径、総排水量、最高速力、空戦装備、程度の要素を取り入れての計算式となれば、リアル感が増したと思う。
蛇足だが、建造費のグラフ説明でも、ここの建造費が高いのは潜水艦って説明が有ったが、潜水艦をグラフに入れる事自体がナンセンス。
 それなりに面白い進行で有ったが、最後の場面で全くリアルさが無く白けてしまった。

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玉ちゃん

4.5菅田将暉が良い

2020年7月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

萌える

戦艦大和建造に関する物語で数学を駆使した原価計算などが見所。緻密に比較計算することも大切なんだが、決定は「戦争終結のため」という別の理由で判断されるものだなよなぁ、って同意した。菅田将暉、浜辺美波が良かった

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りあの

3.0ヤマトの名に込められた意味は、という一点だけの映画。

2020年7月19日
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鑑賞方法:映画館

戦艦大和の見積もり価格を、戦争嫌いの天才数学者に査定させ、見積もりの甘さをテコとして計画を諦めさせようというお話です。

至るところに無理がありすぎる話で、そもそも彼が価格査定に使ったデータの件数であれば、たとえ天才の作る関数式でも、あるいはスーパーコンピュータでAIを駆使したところで,有効数字1桁か,せいぜい大甘に見ても2桁ぐらいしか算出できないはず。

ピタリ賞を当てられるなんてのは、まさにマンガの世界だからでしょう。

時代考証もけっこう甘過ぎ、たとえば会議中のどの将官の胸にも同じ略綬が飾られているあたりなど、噴飯物としか言いようがありません。

略綬の意味をまったく分かっていない人が考証しているのでしょうけど。
薄ら寒く感じるだけでした。

でも、唯一、なぜ戦艦大和に「やまと」の名を付けたのかという解釈については、素晴しい着眼点だと思いましたので、その点に免じて★3つに評価しておきます。

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お水汲み当番

4.0誰もが戦争を止めたかった。

2020年7月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

戦艦大和建造を巡って、天才数学者が海軍に数学で立ち向かう物語。
原作を知らないで観たが、期待以上に面白かった。
この話はフィクションではあると思うが、「日本人は負けるのが下手だ」という言葉は、今の日本にも当てはまるのではないか。

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七星 亜李

3.5数学

2020年6月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

面白い切り口でした。

個人的に距離を置いてた菅田将暉さん、暑苦しさにも慣れました~。

浜辺美波ちゃんが良い✨

大戦なんて仰々しいタイトルじゃなければもっと観る人がいたのでは、、。
評価高いから観たものの普段は選ばないであろう映画。

観て良かったと思ったからこそ、タイトルが残念だったかも💦

記憶に残る映画です✨

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R♪

4.0観てよかった。

2020年6月12日
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最後のシーンもまた、よかった。

菅田将暉さん、どの映画に出てもいい仕事してますね!

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ちびたまろ

5.0やっぱりフィリップだ!

2020年6月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

天才・菅田将暉が数式を解いていく姿は、仮面ライダーWのフィリップにしか見えない!これで、急に気絶とかしてくれたら鼻血モノなんだけどなぁ〜(笑)

私はメタ視点で楽しめましたが、普通にとても面白い作品でした。
大和建造費算出をめぐる謎解きパートは、時間という制約をもったスリリングさがあっで、緊迫していて面白い。

その後の戦艦・大和に込められた思いをめぐる話も、二転三転していく中で、どれも納得のいく内容であり、最高に面白い!!

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サケビオース

5.0誰でも楽しめる。マニアックな人間からしたら最高な映画。

2020年6月6日
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正直言って今まで見た映画で一番素晴らしかった。
キャスト、演出、全てにおいて完璧。
序盤のシーン、終盤のシーンは鳥肌が止まりませんでした。
未来の日本と引き換えに戦艦大和を希望として国民を我にかえらせようという平山と櫂の想いに心打たれました。
今回は二回目でしたが一回目よりなにか感慨深いものがありました。
これは私を数学好きにしてくれた思い出の作品です。

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よあ

3.0これ実話?

2020年6月3日
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これは戦艦大和の実話ですかね??実話なんてものはないのか?

菅田将暉さんの人間味あふれる演技が凄くいい味だしていて良かったです。戦艦の映像の迫力とスケールを台無しにしていないそれぞれのキャストの演技が印象的でした

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ぱん

5.0長年の疑問が晴れました。ありがとう。

2020年5月30日
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泣ける

興奮

知的

長年、なぜあんなバカバカしい巨大戦艦が造られたのか理解不能でした。
多分作者の考えは当たっています。
自分の中で非常にしっくりはまりました。
☆が五個しかないのが残念、十個つけたいくらいです。

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VF25

5.0なるほど、見てよかった

2020年5月29日
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一言「あっという間の130分!」

◎よかった点◎
・原作コミック未読、菅田将暉さんと舘ひろしさんが出演。
その程度しか知らなかったからでしょうか。
他の出演者のアクの強さ・いい仕事っぷりがナイスだし。
数字の話がメインと思わせつつ、終盤「話の裏の真実」が切れ味鋭い。

・ストーリー展開も核の登場人物もシンプル。
要は「そんな巨大戦艦を作るのに、その見積もりの安さは何故よ?」。
現代人にもよくある話なので、わかりやすい。

・主人公の「真実を知りたい」熱意・真剣さが、周囲の人を動かす様もいい。
「数字は嘘をつかない」って、なるほどね。

△いまいちな点△
・まあ若干。車窓と人物の違和感を感じてしまうところあり。

久々に邦画で「見てよかった!」と思えた1作でした。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「数学には世界を変える力がある」by主人公。

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ゆき@おうちの中の人

3.0菅田将暉くんの演技が凄い!って評判を聞いて鑑賞。とくにすごくはなか...

2020年5月24日
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菅田将暉くんの演技が凄い!って評判を聞いて鑑賞。とくにすごくはなかった。
やはりおっさんたちが素敵だった。

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まるぼに

4.0良かった。

2020年5月18日
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ストーリーが良かった。
菅田将暉の演技も良かった。

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tatsu tatsu

4.0全てが水泡に帰す

2020年5月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

WOWOWにて視聴。
予告やTVCMなどで何となくの知識程度で。
非常に良い映画でした。
DVDなどで持つほどではないが、
TVで流れてたら観たいな、と思います。
テーマは「数字は嘘つかない、嘘をつくのは人間」かな。

菅田将暉さんの演技をちゃんと観たのは初めてだがら難しそうな役をテンポ良く演じていて良かった。
田中少尉との掛け合いも軽妙、「国のために」という目的は同じで手法考え方が違っていただけなので、理解するのも早かったのかな、と思う。

嶋田少将や大角大臣のような政治屋は現代にもいそうだなと思わせられ、一国の政の重大な決議があのような会議で為されていたら…と恐ろしくもなる。
針小棒大な誹謗中傷や妨害工作など、駆け引きとしては必要なのかもしれないが、「国のため」に何が必要で何をせねばならないかを判断していただきたいところ。

そういう意味では数字は嘘をつかないし、エビデンスが求められるのも当然。良きにせよ悪きにせよ、判断するための材料を公平に集めなくてはならない。

たとえそれらにより冷静に判断されたとしても、ラスト付近の平山造船中将や山本少将の言のように、誤った(後から見ると)報告に進んでいくことを止められないのであれば、如何に早く終わらせる、リスクを少なくするかを考えていく。

この映画の中で櫂少佐が果たす役割は、どれだけもがいても大きな「時代」という うねりの一部分に過ぎない。
最後の涙の意味も深いものになっていく。

過ちをおかさないための数字なのに、人の感情は止められないのか。
戦争反対というよりも現代日本への提言のように感じた。

以下、印象的なセリフ(うろ覚え)
「君は測りたいと思わないのか…変わってるな」
「日本人は負けを(負け方を)知らない民族、だから…」
「私には大和が日本そのものに見える」

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うむぼんず

1.5私には面白みを感じることが出来ませんでした。

2020年5月13日
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戦前の日本。時代にそぐわない大和の建造を阻止するべく、数学の天才が奔走する物語。

冒頭の海戦シーンは迫力がありましたが、それだけ・・・というのが感想。
BSのレビューを見て、「戦艦の費用対効果の低さ」、「空母や潜水艦の効果の高さ」等について、丁々発止の攻防を行うものだと思っていました。新しい戦術や、効果的な戦い方等の話が出てくるのだと思いこんでいました。
映画の中にも、主砲の命中率の話をするシーンがありましたが、そんな話が積みあがれば見応えを感じることが出来たと思います。
しかし、この映画では見積を「積み上げる」、或は「想定する」ことのみを行っていて、残念ながら面白みを感じることが出来ませんでした。

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よし