アルキメデスの大戦のレビュー・感想・評価
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大和建設の新しい見方
火曜日はイオンシネマで1,100円で映画鑑賞
できるという事で、少し気になっていた本編を
観ました。結果は大当たり🎯
もっと戦争映画っぽくドンパチするシーンが
多いのかと思っていたら、そうでは無い意外な
ストーリーでした。
史実をヒントにしたフィクション、との事ですが
最後の方で戦艦大和の建設に関する私見が
述べられて、これは「そう言う見方もあるなぁ」
と考えさせられました。
もうじき終戦記念日。いつまでも平和で戦争が
無い事を心から祈ります。
数学?算数の間違いでしょ。
天才数学者が活躍とあったので、ついつい見てしまいましたが、やってることは算数。単なる近似式なのに、全てズバリ数値が当たってしまうのもなんだかなあ〜という感じです。しかも、一変数だし。
むしろ、天才的なのは数学よりも、あっという間に船の設計図を書いてしまうところですね。リアリティゼロですが。
菅田将暉くん一歩も負けてない。予想を裏切られる感動が素晴らしい
この作品には、ある意味 予想を裏切られる喜びが・・・
菅田将暉くん演じる戦艦大和の製造案を阻止しようとした天才数学者、という設定だけで、ある程度勝手に頭の中で想像していたストーリーとは違って、いやぁ〜、クライマックスというか、山場で、軍上層部を数字でやっつけた!と思いきや、怒涛の展開に。
あれ?なんで泣いてるんだろう私…😅?
そうきますか!そう揺さぶりますか!
邦画らしからぬテンポの良さ、そして音楽もとても良い。
こんな風に予想を裏切られるのは大歓迎。
これはいい映画だと思うし、山本五十六演じる舘ひろしさん他、取り巻きに芸達者な大ベテランの俳優陣の中、菅田将暉くんが堂々と光ってます。やっぱ天才だ、彼は。。
フィクション???
会議の迫力、菅田将暉の演技力は良かったけど、調べて実際にはなかった話でちょっとがっかり。
毎年この時期は戦争に関する映画やドラマを見るようにしてるけど、もう少し、戦争の悲惨さなどを伝える内容が良かったかな。
菅田将暉は変人やらせたら上手い!
一般人が天才(柄本祐と菅田将暉)を
話しの流れのなかで理解していく姿がうまいなぁ…と思った。
人が人を尊敬しちゃうってそういう事なんだなぁと
戦争映画と思って観るとつまらないと思いますが
天才数学者と仲間たちの冒険物語(冒険と言っていいのか?
)としては凄く良かったと思います。
圧巻の演技
史実に基づくフィクションだそう。
その史実とやらに、櫂直に、平山忠道に大いに興味が湧いた。
もちろん原作も読みたい!
戦争は回避したい。
だが、盲目的に原理原則を主張しても、それはかなわない。
すべての人々が満足できる落としどころはなく、欲深い衆愚が大半だ。
そこに数学を武器に殴り込みをかける様は、痛快だ。
世間知らずでいいように利用されているとは言え、一種のヒロイズムを感じる。
菅田将暉がよく演じているし、取り巻く柄本、浜辺もいい感じ♪
それをはるかに凌駕して圧倒的な存在感を誇るのが田中泯!
表も裏も知り尽くした深い洞察力は圧倒的で、
数学以外では幼稚さの残る主人公を寄せ付けない。
誤りを認めて身を引く潔さにも惹かれる。
眼鏡の奥の眼光の鋭さには、背筋がぞくぞくする。
舘をはじめとする盆暗軍人どもとの対比でよりその鋭利な感覚が際立つ。
影の主人公は間違いなく彼だ。
賞など欲しないだろうが、助演男優賞は決まりだろう。
樹木希林ロスになっていた私にとっての救世主。
感服した。
大人の鑑賞に耐えうる傑作
やはり櫂と平山が、あるものを前に対峙する場面が白眉。平山の認識は大幅にフライング気味じゃないかという思いもあるけど、当時保田與重郎擁する日本浪曼派の著作物を、批判しつつ多分に同調的に読んでいた橋川文三みたいな人間がいないとも限らなかったので、この想像力の闊達さは見事です。もうちょっと年配の方向けにパブリシティし直した方がいいのではないだろうか。
どこまでがフィクションなのか。
凄かった!本当にありそうな話で終始釘づけだった。
日本が敗戦国になった理由の一端を垣間見ることができた気がする。『日本人の誇り』という事を重んじる当時の軍部は戦い続けるしかないと思っていたようで、なんだか悲しくなった。
一つ驚いたことがあります。この作品は『アルキメデスの大戦』というだけにほとんどが数学の計算をしていく内容だったこと。この意外性も面白いと思った理由の一つです。
総評
今後来るかもしれない第3次世界大戦の予知夢のような映画だった。
いろんな考え方を知れる
数学のことについては少しツッコミどころを感じなくもなかったが、話のテンポが良くて、一筋縄では行かないところが面白かった。1つの事柄でも、様々な解釈が出来るのだなと納得させられた。
菅田将暉は学ランが似合うなと思った。
深い
原作未読
どこまで楽しませるんだっていうくらい緩急自在なストーリー、すごい。最後の平山さんのお話を聞いてから冒頭の大和沈没シーンを振り替えってみると、また胸アツ。
映像は落ち着いた感じだけどキレがあってよかった。大和の見せ方はダイナミックでカッコいい。あと音楽(メインテーマ?)のサッパリした感じが好き
音楽の躍動感ほど数学を感じない
評価が高かったので観に行きました。が、個人的な評価は高くありません。
拳でなく筆で戦う映画なので、戦争、と構えなくて大丈夫でした。
他の戦争映画とはストーリーの着陸の仕方が違い、面白かったです。音楽素晴らしかったです。
戦艦大和の建造をめぐって主人公が奔走します。
ただ内容は、序盤と終盤意外リズムが悪く、主人公と付き人のコンビは、どうだオレたちのコンビいいだろと言わんばかりでくどいです。主人公は天才の数学者というより、ドタバタと行動力のある数学者でした。走り回ってばかりで肝心の数学で戦うシーンが、映像として物足りなく感じます。
ベテラン俳優勢のおかげで主人公の情熱につられた白熱戦のようにならずに済んだのかな、と。船酔いしそうになりました。
エンタメ映画としては面白い、原作の映像化としては?
戦争の結末を知っている観客には平山中将のセリフは納得のいくものだが日本人特有の情緒的な滅びの美学に論理的思考で抗うのが原作の面白いところなのでラストで急に日本人的な詫び寂びに櫂直がなったらダメやろぉ…。原作の結末があらためて楽しみになった。冒頭の大和は映画館で観てよかったな、あと田中少尉の役者さんファンになった。
久々に映画館で見るべき映画を見た!
冒頭の迫力満点の映像
時間を感じさせないストーリー展開
俳優人の名演技にスクリーンに釘付けでした。
ラスト30分過ぎからのシーンは見応えあり♪
菅田君と田中泯さんの演技に引き込まれます。
戦艦大和の存在意味について・・・開戦をのぞまず阻止しようとした主人公の思いと決意がラストシーンの表情と襟章で表されます。
久々に映画館で見るべき映画と思わせてくれる感動作品でした("⌒∇⌒")
紅一点の浜辺美波ちゃんは可愛いですよ♪
期待はあまりしていなかったが、面白かった
第二次大戦の前。これからの海軍の戦力が、これまでの大艦巨砲主義なのか、あるいは、航空主兵主義なのか。戦艦大和建造計画を舞台に、両派の駆け引きを描いた作品。
当初、見に行く予定は無かったのですが、とある人から「あれ、面白かったよ。」と言われたので、見に行ってみました。
平山忠道って、平賀譲だよね?藤岡喜男も、藤本喜久雄だよね?その他の、山本五十六とか、大角岑生とか、永野修身とか、嶋田繁太郎とかは実在の人物なんだけど、何で彼らは架空の人物?ちなみに、宇野積蔵も実在の人物です。
さて、描かれているのは、1929年の平賀の金剛代艦私案をめぐる、海軍内の対立と混乱の様です。歴史的には、その後、戦艦大和が建造され、最終的には撃沈されているので、物語的には大和を建造しないわけにはいかないのですが、それでも、100年に一度の数学の天才櫂直は、ギリギリまで平山を追い詰めます。“戦に勝って勝負に負けた”という感じでしょうか?
CGに定評のある山崎組の作品なので、CGの出来はまあまぁ。言ってしまえば、「あ、CGだな」と思う質ではありますが、細かいところまで描いているのは流石。大和の撃沈のシーンでは、改装後の対空兵装が強化された状態で描かれていますが、就役当初のシーンでは、航空兵装強化に際して撤去されてしまった副砲がちゃんと描かれていました。それと、また大和撃沈シーンの話ですが、この時の魚雷の当たったところとか、爆弾が落ちたところなどは、まぁまぁ正確に描かれている模様です。
上述の様に人に言われて見に行ったわけですが、結果としては、面白かったです。
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