マチネの終わりにのレビュー・感想・評価
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「映画」として完成された作品
ストーリーはベタですが、それを役者の魅力、映像と楽曲の美しさ、上品で文学的な表現で仕立てた、完成された作品だと感じました。
ベタなストーリーだからこそ、先の読める展開をどう表現するのか期待させられ、返ってくる回答を楽しむ。
ちゃんとした映画を観たなという満足を感じられる映画でした。
天才ギタリスト(福山)と女性ジャーナリスト(石田)のラブストーリー...
天才ギタリスト(福山)と女性ジャーナリスト(石田)のラブストーリー。
滅多に会えないがお互いに惹かれ合っている。
石田は婚約者がいたが、それを承知でアプローチする福山の強引さ。
石田も一大決心をし、一度は婚約者と別れて福山の誘いに乗ろうとするが・・・。
2人がすれ違うシーンは観ていて悲しくなった。
あの程度の妨害工作で壊れてしまう関係なら所詮その程度のものだともいえるが。
美しい街と、美しい洋子さん
原作も読みました。
あまり期待してなかったので、よかったと感じました。
小説ではちょっとぐだぐだしたところも(そこが良いのかもしれませんが、、)
映画ではドライになっていてよかったのかな。
大人の恋愛は近くて遠い
数日、数ヶ月の話じゃなくて、
深く心に残る恋愛の後味が、
その年月が、丁寧に描かれていてよかった。
三谷さんは小説では本当に理解できなかったけど、
映画になったら憎めない感じに表現されてて
演出の良いところだなと感じました。
パリとかニューヨークとかちゃんと撮影されてたのが良かった。美しかった。
マキノ夫妻の家はなぜあんなに実家感のある普通の家にしたんだろ、、。
ギターから離れていた時期だったとはいえ、マキノはずっと独り身で自分だけの世界で生きてたはず。
家庭を持っても、もっとスタイリッシュな生き方かと思ってたけど。
洋子の部屋も意外と生活感のある物の多い部屋でびっくりしました。
仕事道具とかでごちゃついてはいるかもしれないけど、もう少しスッキリとかっこよく過ごしてる女性のイメージでした。
言葉の数は決して多くなかったです。 言葉だけでは伝えきれないもの、...
言葉の数は決して多くなかったです。
言葉だけでは伝えきれないもの、
言葉で伝えるより大切なこと、
そんなことを想いながら観ました。
ギターの音にも癒されました。
全てが下手そうな石田ゆり子だから良い。
今更のベタにやられた。
キーの台詞(泣く程良い)でターミネーターにテーマを被らせ分かり易く咀嚼したのは狙いか。
石田ゆり子は全てが(演技も)下手そうだからこそ良いと知る演出も買おう。
年テン入り。
いやあ映画ってほんとにいいもんですね。
きれーーーーすぎ
切なく美しい大人の恋愛物語
っつーか、あんまりじゃね?
内容は単純、ドラマあるあるなんだけど、
舞台とキャストが凄まじい美貌を放ち、
見とれて微細な話の端っこが入ってこない。
福山、石田、やっぱりすげ〜わ。
このごろ、小説より映画が良かったかもと思う作品がよくあるが、これは...
このごろ、小説より映画が良かったかもと思う作品がよくあるが、これは違った。原作は、緻密な描写のリアリズムで説得力があるが、映像にされると、「んなことないでしょう?」と違和感を覚えてしまうご都合設定多々あり。それに、美男俳優代表の福山雅治がいつもに比べてもうひとつ美男に見えない。これはもしかしてわざと? あまりに美形どや!で恋愛ばっちりじゃ嫌味だからとか。美女のほうもなんだかいまいち。もっと夢のように美しく映せるでしょ?だからわざとかなと思ってしまう。全体の映像のつくりもあまりどうってことなく。原作が、うわ、マジで圧巻恋愛小説って、すごいなあ、と感心していたので映画も楽しみしていたが、映画的に面白みのないものだった。
すれ違い…コント。
美しい映像と音楽で
しっとりさせてくれるけど、
ガキの私にはアンジャッシュのすれ違いコント!
しかも壮大!と思ってしまった。
チャップリンの寄りで見たら悲劇も俯瞰で見たら喜劇
と言う言葉も頭を巡って、コントに見えてしまった。
大人は感動するのだろうな。
本当に愛した人と結ばれずにヤキモキするのだろうな。
だけど私には、
伊勢谷友介の気持ちが分かるし、
早苗はひどいやつだし、
しかも結婚するんかい!と思っちゃったし、
大人の恋愛が分からなかった。
正直自分には
福山雅治も石田ゆり子もどうでも良くて、
早苗が気になって仕方なかった。
どう言う四年を過ごしたのだろう?
悪いやつだけど辛かったろうな…と
なので「薪野が全て」と言う言葉にはズシンと来た。
結婚も略奪したかったわけでなく、
薪野のためにやってた事を薪野が勝手に惚れてくれた、
薪野が子どもを欲したから生んだ。
ずっと受動的に生きてきたのだと思うと
一番愛すべきキャラなんじゃないだろうかと
思いました。
早苗を誰か抱きしめてやって下さい。
自分にはまだわからない。。。
マネージャーがだいぶヤバい奴に思えてしまう自分はまだまだ生き足りないのかな。
ハッピーエンドには思えなくて、でも嫌いじゃなかった。
石田ゆり子や福山雅治の演技、話のテンポ、楽曲が良かったからか、スッと見られた。
「過去の事実は変わらなくても、過去の心は感じ方は変えられる」これはなんか刺さる言葉だったな。
最悪な気分だった昨日が、今日の幸せな出会いによって、大切な日だったと思えることもある。
胸に沁みる大人恋愛映画、お見事!
福山雅治さん、石田ゆり子さん、桜井ユキさんで織りなす至極の大人恋愛を描く。
世代が同じと言うだけで入れ込み気味に鑑賞😅
こんな切ない大人恋愛をどれだけの人が経験するのだろう。
ほとんどいないよねぇ〜
だからこそこういうのいいな〜って思いながら観られるんだなぁ。
これぞ映画!これぞドラマ!
自でやったらややこしすぎます🤣
作品終始、アコースティックギター🎸のサントラで進み、シックな雰囲気に取り込まれる。
福山雅治さんの良さを出しすぎず、石田ゆり子さんの魅力もギリギリに、でも2人が一瞬にして惹かれあう。
観ているものの殆どが「あ〜😞」と劇中何度となくため息混じりの感嘆を心の中で叫ぶだろう。
やっぱりなんちゃってではなく、福山雅治自身がアコースティックギターを演奏してるところもこの作品の質感が上がる。
楽器を弾ける人ってホンマ、カッコええわ。
ズルい!🤣
キャストの実力を余すところなく演出し、監督、脚本のコンビネーションが抜群にハマった。
井上由美子さんの脚本はホントにいい!
ドラマも大好き。
福山作品のラストレターでショボかっただけに、これでスッキリしました😊
最後に。
いい作品なのに、これもテレビ放送は程遠いかお蔵入りか。
伊勢谷友介でてたな。
もったいない😤
すれ違いに翻弄される大人の恋。原作は知らないがこのストーリーを紡ぐ...
すれ違いに翻弄される大人の恋。原作は知らないがこのストーリーを紡ぐことのできる役者はきっと福山雅治と石田ゆり子置いて他にはいないと思うほど二人は素晴らしかった。石田ゆり子の表情に見え隠れする芯の強さ、切なさは見事。いつしか物語に深く入り込んでいた。台詞の無いラストシーンの残像とギターの美しい音色の余韻がいつまでも心に響く素敵な映画だった。
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