マチネの終わりにのレビュー・感想・評価
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原作との比較として
原作からの変更が最小限に抑えられていて、丁寧に実写化されていてよかった。映画内の描写以外の心情を想像できてしまうだけに、映画単体での出来についてはもはやよく分からない。ただ小説には出来ないいくつかの心理描写としての映像表現はとても巧みだったし、美しかった。
欲を言えば各地の紛争や演奏曲、作曲家についての2人の知的な会話(2人の意気投合として大きかったはず)の多くが削られていたことや、牧野の空白の期間の落ち込み(それを象徴する皮膚病も)があっさりしていたことは、少し残念。登場人物各人の描写のバランスが良すぎた結果なのかもしれないけれど。
運命の出会い、許される愛とは…⁉️
出演者の重厚な演技と、音楽と海外ロケ等、邦画的なものではなく、海外作品かと思える恋愛映画でした。
邦画によくあるハッピーエンドかというと、個人的には色々な犠牲があって成り立っているドラマであり、大切にしなければいけないものと、運命の出会いの天秤が、人それぞれだと考えさせる作品かもしれないですね‼️(^-^)/
男が観ても、もちろん良い映画です。
マチネの終わりに。私は 50近いオッサンですが、「この映画気になるなー」って周りの人間に言うと、「あんなのは女の観る映画じゃ」と鼻で笑われて、ターミネーターを観るつもりで映画館に行きました。しかし、チケットを買う直前に何故かやはりこっちにしようと考えを改めて、この映画を観ました。平日の昼間の映画館、レディースデーではないのですが、やはりマダムというか、おば様方が圧倒的に多かった。やはりターミネーターにしたら良かったかな、と思いながら見始めましたが、映画の中でのギターの調べをバックグラウンドに、切ないラブストーリーを役者も熱演されて、とても良い映画だと思いました。私の涙腺をくすぐる所までは来ましたが涙は流石に落ちませんでした、しかし、回りのマダム達の所々から鼻をすする音が聞こえました。自分にも世界一大切な嫁と子供がいますが、嫁と出会う前に、大恋愛をした相手を思い出しました(嫁にはナイショですよ)。
素敵な大人のラブストーリー
まえに原作を読んだので映画を観に行きました。原作とは少しストーリーが違いますが映画も素敵で心に残る作品でした。絵葉書のような海外の街の風景が美しく、全編にながれる音楽は優しく心地よいです。キャリアのある2人が想い合いながら、お互い相手を想うからこそ強引になれず すれ違う。恋愛ってタイミングなんですよね。
大人気の石田ゆり子さんが海外ジャーナリスト役をフランス語と英語を話し好演しています2人のじゃまをするマネージャー役の桜井ユキさんの演技が良かったと思いました。
「未来はいつも過去を変えている」すれ違った2人はその後どうなったのでしょう?
パリのテロ、挫折、トラウマ、すれ違い、涙 シリアスなストーリーですが 後で心地よい
余韻が残りました。
2時間で無理矢理まとめないで連ドラの様にじっくり観たかったが
何せ状況の変化や話が途切れ途切れでどんどん進みわかりずらく物語に入りにくく知らないうちにマネージャーと結婚して石田もあっという間に結婚離婚して双方もと子供がいてもっと詳しくじっくり観たかったが!
美男美女揃いのところにエロ系専門の桜井の起用はあえて眼鏡っ子の非モテ系の演出?
みんな幸せに暮らして欲しい
「彼女」がイタズラをしなければあの二人は結ばれたのだろうか
お互い違う人と結婚し子どもも設け4年も経った時、なぜ「彼女」は突然告白したのだろう
「謝罪」、「贖罪」・・・「復習」?
あんなにみっともなく泣きじゃくる石田ゆり子の演技にビックリ
ラストシーンはスマートでオシャレでしたね
向き合って子どもみたいに駆け出すオトナの瞬間を切り取る様な映像を想像してました
私はセンスが昭和で映画監督にはなれそうもないです
最後の最後の画像で涙
出会ってしまったんだ。
過去を変えられるような出会いが、きっと未来にある。
その未来を、掴むんだ。
過去を変えよう。
運命の人と出会った瞬間、自分を傷つけるのは、もうその人しかいないかも。
あなたが死んだら、私も死ぬ。
どんなに悲しい感情であっても、もう消せない。
だって、出会ったもの。
控えめで麗しい大人の恋物語
同じように音楽を主題に何年にも亘る恋愛物語を描いた映画に「 COLD WAR あの歌、2つの心」という作品があった。今年の6月に日本公開された映画だから、観た人もいると思う。1950年代を描いたポーランド映画で、互いに恋人ができ、結婚して子供ができても、それでもなお互いを愛し続けるという、究極の男女の愛の形を浮かび上がらせていて、大変に感動した。登場人物が二人しかいないような、そんな映画だった。
対して本作品は21世紀の日本の大人の恋の物語。ポーランド映画の傍若無人な主人公たちと違って周囲に気を遣うこちらの二人は、存在も控えめなので脇役の活躍が結構目立つ。特にトリックスターとして物語を歪めてしまう桜井ユキ演じる三谷早苗が大きな役割を果たす。おかげで愛の成就がスムーズにいかない主人公だが、ふたりとも恐ろしく寛容で理性的で、誰のせいにもせず、誰も責めない。叫ぶことも暴れたりすることもなく、担々と物語が進んでいく。
福山雅治演じる蒔野が石田ゆり子の小峰洋子に対して一度だけ言う非常識な台詞「あなたが死んだら僕も死ぬ」が本作品の肝になっている。一体どれだけの女性が、男性からこんな台詞を言われているだろうか。それもチャラチャラした若い男ではなく、分別のある40代の男からである。心を動かされない女性はいないだろう。このときの石田ゆり子の表情は、大人の女性らしく非常に複雑だ。平静な大人の食事のシーンで波乱万丈な会話が繰り広げられているところが素晴らしい。
クラシックギターを引くシーンは流石にギターの上手い福山雅治らしく実に堂々としている。とりわけ最後の演奏で弾く「幸福の硬貨」は感動的だ。大人の恋物語は控えめで静かで麗しい。観終わってホッとして、優しい気持ちになれる佳作である。
変わるのは今なのかも
"未来は常に過去を変えているんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える"
こんな事を言われたら『今』は「今」とは違って見える
過去に色々な出来事が誰にだってある
胸が締め付けられるような事だっていくつかあるだろう
いくらかの年月がその思いを薄めてはくれる
過去の事実を知ってしまったら、それまでの年月を飛び越えて過去が「今」になってしまうこともあるのでしょうね
変わらないものなどもしかしたらないのかも知れない
今を大切に生きていてもそれが未来によって変わってしまうとしたら、そんなことがあるのだとしたら…
年齢層高めのカップルは是非見るべし(夫婦可)
基本 、石田ゆり子(と福山雅治)を愛でる映画。なぜ2回しか会っていないのに深い恋に落ちるのか、理解するには自身の経験?と想像力が必要。思い出に浸りたいジジババ向き。「未来は過去を変える」ので。福山さんのギタリストはさすが様になっている。海外ロケで手間暇お金を掛けたおかげでいい絵が撮れていて作品に厚みが出た。 予告編で半分観たような気になっていたが、実際に最後までみると不思議な満足感で映画館を出ることになる。https://matinee-movie.jp #マチネの終わりに
たった三度でも、そんなに愛せるのは、石田ゆり子だから…
福山 主演だったので、観に行きましたが、予告編で「たった三度会ったあなたが、誰よりも深く愛した人だったー」ってのを観た時から、もやもやとしてました。三度しか会ってないのに、そんなに愛せるの?っていう思いと、そんなに簡単に愛せるなら、誰でも簡単に愛せるんじゃないの?って思いと…。あと、愛せたとしても、映画では、表現しきれないでしょう?っていうのも思っていました。実際の映画では、三度って言う割には、メール等いろいろ交流もあったので、納得できなくはなかったですが…。まあ、石田ゆり子、いい女でしたからね。三度でも十分ですかね。いい年した大人の男が、本能のままに行動できるって、ある意味、羨ましいです。
桜井ユキちゃん、凄かったですね。最低女でした。ラスト、本当のことを打ち明けましたが、あれってどうなんでしょう?子供もいるから、自分たちが捨てられることはないと思ったのか…。捨てられてもいい、薪野のためと思ったのか…。その後の結末がなかったので、気になりました。
この映画で印象に残ったのは、未来が過去を変えることもあるってセリフですかね。そういうこと、無意識に分かってはいましたが、言葉にしたことなかったから。違う言い方をすると、縁起物とかが、これにななるんでしょうね。私は、お気に入りのハンカチが、ある時、ある事が起こってから、使えなくなりました。そういうことなのかな…と。
大人のラブストーリー、悪くはなかったです。…が、大絶賛するほどでもなかったかな。これ、きっと、原作の方が、楽しめる気がします。
全体的に大人の恋の雰囲気に包まれて
パリの空気感とセントラルパークの風景がこの物語の雰囲気を大いに盛り上げている。
石田ゆり子さんにベストマッチな作品だと思います。
エンディングの微笑みがすべてをいや未来が過去を変えるであって欲しいと願いながらエンドロールを観ていた。
是非映画館で🎦
運命ならば結ばれる
恋愛と音楽がうまく絡み合った作品。音楽が人の心を癒すといったメッセージせいのある内容で恋愛のかたちもうまく表現されていると思う。ストーリーの中で人間の嫉妬心や独占欲といったものがいかに人を傷付け心を崩壊させるのかをわからせる場面が盛り込まれていて、恋愛のかたちに正解はないけれど偽りで結ばれた男女関係は本当に幸せとよべるのだろうか?と観ていて思ってしまった。
エンドロール前に福山雅治が言う台詞
あの名言は忘れられない。
邦画の恋愛作品ではかなりいい作品だと思う。福山雅治ファンには必見の作品になるだろう。
石田ゆり子はミスキャスト
原作を読んでいたので石田ゆり子で大丈夫かなと心配しながら見に行ったら、やっぱり残念、ミスキャストだった。
国際的に活躍しているジャーナリストには絶対に見えない。ただ恋する女性でしかない。せめて離婚後に仕事再開の面接を受けるときジャーナリストの顔になってほしかったが、フニャッとしたまま。同じ映画に出ていた板谷由夏が演じた方がまだましだと思った。
反面、福山雅治はよかった。原作の蒔野そのもののイメージだった。彼の心の動きが伝わってくる演技力に驚いた。福山雅治はこんなに役者だったのだとビックリした。
初めて会って心引かれた場面、PCで話す場面、パリを訪ねた場面、どれも押さえようもなく小峰洋子に引かれているのがよくわかった。ギタリストとしての苦悩は映画の構成上あまりなかったが、まあ仕方ない。
石田ゆり子でやるならパリやマドリッド、ニューヨークでロケするほどの映画ではなかったかな。小峰洋子を石田ゆり子がやったので女性側の存在感が薄くなって自立した大人の男女の恋には見えず残念だった。
すれ違いがあって互いに結婚し子供を持ち、(原作では)でもまた巡り会ってしまって、長い時間を経て大人の恋が漂泊して人間として深く結び付く、その読後感が良かったのだけど、映画では恋の成就で終わりにされたみたいで、私としてはうーん!!!だった。
#マチネの終わりに
大人の恋愛って、
こんなにもシンプルなんですね。
会った回数や年月、
住んでる場所や仕事、
そんなことら関係ない。
ただ3度会っただけ。
恋はするものではなく、
落ちるもの
とこの作品で感じました。
ギターを弾いている福山雅治さんが
とてもかっこよかった。
黒のスーツを着て、
ステージで弾く姿よりも、
丸メガネ、ヒゲの
スタジオで弾く姿の方が、
私は好きですねー。
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