劇場公開日 2019年11月1日

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「たった三度でも、そんなに愛せるのは、石田ゆり子だから…」マチネの終わりに らぶにゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0たった三度でも、そんなに愛せるのは、石田ゆり子だから…

2019年11月9日
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福山 主演だったので、観に行きましたが、予告編で「たった三度会ったあなたが、誰よりも深く愛した人だったー」ってのを観た時から、もやもやとしてました。三度しか会ってないのに、そんなに愛せるの?っていう思いと、そんなに簡単に愛せるなら、誰でも簡単に愛せるんじゃないの?って思いと…。あと、愛せたとしても、映画では、表現しきれないでしょう?っていうのも思っていました。実際の映画では、三度って言う割には、メール等いろいろ交流もあったので、納得できなくはなかったですが…。まあ、石田ゆり子、いい女でしたからね。三度でも十分ですかね。いい年した大人の男が、本能のままに行動できるって、ある意味、羨ましいです。
桜井ユキちゃん、凄かったですね。最低女でした。ラスト、本当のことを打ち明けましたが、あれってどうなんでしょう?子供もいるから、自分たちが捨てられることはないと思ったのか…。捨てられてもいい、薪野のためと思ったのか…。その後の結末がなかったので、気になりました。
この映画で印象に残ったのは、未来が過去を変えることもあるってセリフですかね。そういうこと、無意識に分かってはいましたが、言葉にしたことなかったから。違う言い方をすると、縁起物とかが、これにななるんでしょうね。私は、お気に入りのハンカチが、ある時、ある事が起こってから、使えなくなりました。そういうことなのかな…と。
大人のラブストーリー、悪くはなかったです。…が、大絶賛するほどでもなかったかな。これ、きっと、原作の方が、楽しめる気がします。

らぶにゃん