ヘレディタリー 継承のレビュー・感想・評価
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笑顔で狂気を描く アリ・アスター
当然の如く期待を超えた傑作!!今世紀最高のホラー確定💪わざと見せず想像させる演出が格別に上手く、恐怖シーンに至るまでの持っていき方が秀悦。普通のホラーとは一味も二味も違う!トニ・コレットにはベスト怪演賞を与えたい🏆何回も見て謎を解明したい!
20世紀ホラーの最高傑作がエクソシストとシックスセンスなら今世紀は間違いなくこれと死霊館!!四半世紀過ぎる前に決まってしまった感✨こけおどしではなくずっと嫌な感情を抱かせる演出が上手い!完璧な傑作!傑作!
それしか言えない💪
アナベル死霊人形の誕生で家を背景に夜からゆっくり朝に変わるシーンがセンスあって印象的だったが
ヘレディタリーでは家を背景に夜から朝、朝から夜に一瞬で変わるシーンがカッコいい。
明暗を交互に使い分けたり、長回しのシーンを多用するなど古典ホラーと新時代ホラーがMIXされたの傑作!
トッ!
「ミッドサマー」(19)で強烈なインパクトを受けたので、その前年に作られた初の長編映画である今作を観ました。こっちの世界とあっちの世界との境界を彷徨うような浮遊感からじわじわくる恐怖が堪らないですね。自分の精神が病んでいるのか、それとも実際に超常現象が起きているのか、その混沌とした描写に手に汗握り、一気にラストまで緊張が続きました。個人的には、「ミッドサマー」のぶっ飛んだ感じの方が面白かったです(笑)。
オモシロさ…わかるけど
アリ.アスター監督
ミッドサマーとメッセージが
基本変わらないと思いました
愛する身近な人を亡くして
喪失感を何をもって
…癒すのか
冒頭のミニチュアハウスが
可愛くて目を引きますが
家の中も離れも素敵
綺麗さの中に不気味さや
汚さを対比させ
音と音楽で恐怖感を
あおいでいる
この監督の特徴は
空からと天井から逆さに映る手法
そして潰れた顔があります
でも作り物感が強いので
さほどリアルに感じない
所々ホッとするところもあるので
怖さはあるけど…後に引きづらない
…最後は
お決まりの宗教じみたstory
でしらけて★を減らしました
一つ疑問なことがあります
裸体の男女が出てきます
何か意味があるのだろうか
…魅力的なつくりに引き込まれる
チャーリー、可哀相。
魔王ペイモン(パイモン)の降臨と存在の自由と
一家の悲哀(否eye:否愛:神の否定)を描いた作品。
非情で凄惨な描写が多く、一見精神を病んだ者の
妄想言動を主としたものかと思わせるが、そうではなく、
単純に悪魔誕生を描いた作品であった。
悪魔誕生という結末が故に、それを知った“後”、
一家が物凄く可哀相な存在となる。
一家がどんなにもがき、あえいでも、結末は決まっているから。
チャーリーも、アニーも、ピーターも、スティーブもみんな可哀相。
“どうして生んだの?”
“生みたくなかったけど、どんなことをしても殺せなかった”
のセリフは本当に可哀相で、悪魔的。
あと、この魔王の他に8体の魔王。
大公、公爵、侯爵、伯爵、騎士、総裁が63体。こわ。
この後の魔王&悪魔降臨、対となる天使降臨、
指輪と使役を含め、妄想が膨らむ膨らむ。
アリ・アスターは天才。
最強
過去10年くらいだと これを超える怖い映画は無い
ジャンプスケアや CGでバリバリお化けがでる作品じゃないのが凄い この作品を悪く言う人で 最悪だとか 救われない終わり方だとか言ってるのは
逆に高評価って事だったりする
あと 家族で食事のシーンは映画市場最も最悪な展開というか会話で 最悪過ぎて笑ってしまった
一線を超えると逆に笑いになるってのを初めて知りました
あと兄が妹が〇〇になった時 妹を一切最初は見せないで 兄の顔をずっと写して 母親の絶叫でっていう
シーンは直接的な映像無いけど強烈だった
ねっとりしてる
ミッドサマーはカラッとしたホラーだったが、こちらは終始ねっとりしていた。オープニングのカメラワークや、物語の途中でもミニチュア模型のカットが入るところが見せ方として面白かった。お話としては、結論カルトなので、その行動指針というか動機がよくわからなくて(わからないから怖いのだけど)もやっとした。ただ映画そのものはものすごく怖い。お兄ちゃんがとにかくずっとかわいそうだった……
ミリー・シャピロ
トニ・コレットの演技が上手いな…
『オールド』の男の子も出てますね。
娘役のミリー・シャピロが嫌悪感を抱かせる、すごい存在感(笑)
主演のトニ・コレットより存在感あります(笑)
この映画の顔は彼女だと思う。
好みのホラー映画じゃないけど、ホラー映画としては傑作では?
終盤、久々に、マジで怖かった(笑)
けっこう胸クソ悪いです(笑)
4を付けてもいいかな?と少し思ったけど、4は高すぎるかな?とも思う。
3.5と4の間で、厳しめの3.5です。
いつもの**オチが…
ネタバレはレビューで見てて、好きな真相じゃなかったので見なくていいかなーと避けてた。改めて見たけどやはり好みではなかった。
海外のホラーには多いけど、悪魔オチは逆に怖さ薄れる…。
息子役の人はほくろが見覚えあるなと思ったらOLDにも出てた。
ジャンプスケアが少なめなのは良かった。娘は雰囲気怖いし、緊張感のあるときに断続的にドンドンドンドンという心拍音みたいな音がとても不快で良かった。イヤホン推奨。ネタバレ見てたからアレだけど、伏線と回収も丁寧。話は父親が一番共感した…。冷静な人はサクッと退場させられるぅ。
真相の悪魔オチに関しては感想は未見の時のまま。終盤はホラーと言うよりギャグみも感じた…。このへん宗教やら信仰やらの価値観の違いなんだろうなあ。正体不明なのが一番怖い。
悪魔崇拝
凄く丁寧に悪魔崇拝を描いてて好感が持てる。
ホラーなのに音で驚かせる演出もなく演出で不気味さや怖さを表現してるのも良い。
終盤の画角に映り込む姿に背筋が寒くなった。
トニ・コレットは個人的怖い演技の『エミリー・ローズ』に匹敵する熱演。
富への欲望が生み出したカルト教団の恐ろしさを描いた 見ている側の想...
富への欲望が生み出したカルト教団の恐ろしさを描いた
見ている側の想像を振り回すのが巧みで全く先を想像できない展開だった
突如来る奇行やアレルギーとかもう関係あるのかないのかわからない要素も沢山
恐怖体験の詰め合わせ
映像、音楽、演技、文句なしで良かったです。
脚本としては
冒頭、「妹のサイコパス的な異常性」
事故が起こり展開
中盤、「母親のヒステリーや異常性」
霊召喚が起こり展開
後半、「心霊体験」
と恐怖の質を緩やかに変化させていました。
ミニチュアがそれらに連動もしていて、話の作り込みを感じました。監督30歳ソコソコで、凄いです。
かなり焦らしのシーンが多くて緊張しましたが、絶叫系ではなかったです。
そういったホラーを求めている方は肩透かしを受けると思います。
母親が頭を連打しているシーンは良かったですね。特に恐怖を感じました。
少し気になるところとしては、
・息子の人種が違う理由
・母親ではなく父親が燃えた理由
・死体を掘り返したのは母親であって欲しかった(示唆するものがなかった)
ラストは完全に趣味の世界でしたね
母親が浮きながら首を刺しまくるシーンで終わってもアリだったかなと思います
不気味不気味不気味
ミッドサマーもそうだが、この監督はイかれた人間の狂気を描くのがうまい。
グロテスクなシーンが相まって、こんな村が、こんな風習が、こんな継承が実際にあるんじゃないかと見てるうちに思わされてしまう。
後半は驚きのシーンの連続で息もつかせぬ展開である。自分の理解力が足りないのかもしれないが、結末に関してはかなり唐突で謎が残るように感じた。
アリアスターの作品人燃えがち
主人公一家のおばあの葬式から物語はスタート
おばあちゃん子だったという娘がなんか不気味、話の端々でおばあちゃんも不穏な感じ、ふむふむ、子供が悪魔系のホラーやな!
と思ったら娘あっさり事故で退場、あれれ?お兄さんのほうも妹の面倒全然みないし、事故起こしてもそのままにして両親にも言わず就寝、こっちもおかしいのか?
自分も娘のことネグレクト気味だったくせに亡くなったら盛大に嘆き悲しむ&ショックを受けている兄を罵倒の母、更にそこに付け入ろうとする胡散臭い霊媒師みたいのまで参戦する…
と、一つ一つの要素は既存のホラーによくあるテーマだけど全部乗せ状態にされると展開もだれなくてちょっと楽しい
しかも黒幕が分かりだしても、実は◯◯はそこまで悪くなかった、ていうどんでん返しじゃなくて、登場人物の欠落や弱さが結局それぞれの末路に繋がってるてのもよかった
まあまあ早めに母親が夢遊病で所謂“信用ならない語り手”なことが判明して、このまま着地するのかとおもったらカルト出てきてとってもアリアスターだったw
でも今でこそカルト=アリアスターが定着したけどよく考えたらすごく変な終わり方なのでは
普通カルト系のホラーて親切そうな村人がじわじわ本性をあらわしてくるような(降霊術のおばさんも親切だったけど最初から怪しさMAXだったからなあ)そう考えればミッドサマーの方がまだ話しの流れはポピュラーなのか
映像面では奥さんが娘のスケッチブックを燃やすように旦那さんを説得するシーン、二人の温度差に思わずクスっとしてしまった、ふざけてる訳じゃないのに変に滑稽なシーンがあるのもアリアスター監督の特徴ですね
この燃やすシーンを筆頭にいろいろ怪奇現象起こるけど、実は不思議なことは何も起こっていなくて、母親が夢遊病中に見ている幻覚で(旦那さんを燃やしたのも兄を引っ張ったりしたのも本人)ラストも極度のストレスに晒された兄が妹だと思い込むようしむけられたて解釈で良いのかなあ?
H.ジェームスのネジの回転みたいにどっちともとれるようにしてあるのか
不気味な感覚!
悪魔を扱うホラーとはこういうことだと思う。
基本的に主人公一家以外の登場人物でストーリーに深く関わってくる人物はただひとり。
FBIも警察も弁護士も神父も霊能者も出てこない。
しかし、人が死んでいく。
そして世間には知られないところで恐ろしいことが起こっていた。
キャビン(11年)、ボーグマン(13年)、イットフォローズ(14年)、ザ・ヴォイド (16年)など、結局のところ最終的にどういうこと?というホラー映画はやっぱり革新的だと思う。
怖い!
そして面白い!
とりあえず今作は演出が素晴らしい!
ホラーは苦手だけど、引き込まれ目が離せない。
人類至上主義の現世界に針を刺す。
チクチクと。
悪魔があるとしたら、それは人間が生み出したもの。
神を崇める一方で、悪魔を必要とする。
この分離した欲望こそ、人が人たる所以。
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