さよなら、僕のマンハッタンのレビュー・感想・評価
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ニューヨークの少年
邦題が何故さよなら、僕のマンハッタンなのかは
さて置き、
マークウェブが10年かけて…という割にはこんなもんか
って感じでした。
あと、アメイジングスパイダーマンはかなりストレス
だったんじゃないか?と思いました。
てっきり主人公はモテないオタク気質な少年かと思って
いたら、リア充だし結構グイグイ行くので嫉妬した。
マークウェブと言えば恋愛のキラキラ感を描くのが
上手いと僕は思ってたけど、
今回はキラキラ感を抑えて、
今のニューヨークの雰囲気、
今のニューヨークに生きる少年のリアルさを重視した
映像のように思えた。
なんか全体的に無難というか、
隣人の正体も薄々感じてたし、
主人公が、トーマスウェブなので
監督にとって撮るべき映画だったのかなと思いました。
年上がらみんな良い人なので、
ニューヨークって若い夢を持つ人を
見守ってくれる良い街なんじゃないかと思えました。
カラムくんの足が長い…
主演のカラムくん、モデルさんもやってるんだったか?
すべてのシーン、すべての衣装、何もかもが絵になる。
センスのかたまり。見てるだけで心が満ちてくる。
ほんでさ〜〜、ミミちゃん!
奇跡的にかわいい。めちゃめちゃかわいい。
これ見て以来ずっとサイモン&ガーファンクルのThe only living boy in New York聴いてる。
そうきたか
最初は「あー、アレだろ? 青年が目的もなくNYをウロウロしてるうちに色んな人に出会ってちょっぴり成長する的な、私小説っぽいアレだろ?」と思いながら観てたけど、後半で「あ、え、そういう事だったのか!」とビックリ。
面白かったし、ピアース・ブロスナンとジェフ・ブリッジス が良かった。
マーク・ウェブ監督のだいすきな映画
申し訳ないけど、NYCityの大学生のカップルがうまくいく訳ない(笑)いつだって女の子は大人にあこがれ、オトコの子よりすこしだけ大人なんだ。
しかも女の子は神がつくった最高傑作。
困ったことにピアノ曲がよく似合う。
しかも、ピアーズ・ブロスナンが父親で出てきて頭がガツン。
脇をジェフ・ブリッジスが固める周到さ。
NYCの映像はう信じられないくらいうつくしく上品だ。
シーンのテンポもスピード感もあって気持ちよい。カラム・ターナーの表情や間もすてきだ。とくに固い感じのするケイト・ベッキンセールとの知的な会話がよくて、刺激的な展開も申し分ない。
薄暗いショップでさがすレコードのシーンさえ意味ありげで興味深い。
古くからのテーマでもある、青年の解決不能なパズルと混乱。
サイモン&ガーファンクルの名曲「ニューヨークの少年(The Only Living Boy in New York)」が本当に似合っている。
もし個人的な好みの傾向があって、その・・指先に触れる感じるものを信じるなら、ぼくはこの映画がすきだ。
ナードを描いたら天下一品
いとおしきダメ男はもはやマーク・ウェブのお家芸か。
文学と音楽ネタの小品にはニヤリとさせられるところ多々ありだが、その一方で観るものとしてヒロインにクラリと出来なかったのがやや口惜しい。
サラッと夏向き
いい感じでした。俳優達の競演を楽しみました。
違和感を抱えたままなんとかやってきた感じが、イライラしながら優しく繊細に伝わってきます。
うっかりすると、かなりコッテリととろみのある感じになりかねないお話ですが、そこはマーク・ウエブ監督。サラサラしていて暑い夏向き、都市の雰囲気にも楽曲にもピッタリでした。
母親を演じたシンシア・ニクソンがとても良かった。不安定な、ほっとけない人物がそこにいました。
主人公を演じたカラム・ターナー、「イエロー・ハンカチーフ」の頃のエディ・レッドメインみたいでイイネと思っていたら、今度兄弟役を演じるようですね。期待です。
ミミ!
人には触れてはならない秘密ごとがあり、波風立たない様に妥協して生きていても、自分を見失いそうになった時どうするのだろう。
出版社の社長夫人に収まった母。業界を一人で泳ぎ回る敏腕女性編集者。恋人との日常に飽き足らずクロアチアへ留学しようとする女子学生。
一見バラバラな女性達が男性の野望と諦めの世界に絡み合ってシリアスなドラマを紡ぎ出す。
大人のドロドロからはじき出された様な女子学生の思いがひときわ胸を打つ。
いや〜、よかった!
意表を突く種明かし。
そうきたか!と手を叩きたくなった。
見に行ってよかった。
それぞれの登場人物に向けて、最後には「よかったですね。」と言ってあげたくなる映画。
これ、ネタを知った上でもう一度見たら、きっと涙を流してしまうんじゃないだろうか。
何も知らない主人公以外の一人ひとりに、一言ずつだけ とても味わい深い台詞を与えられているなぁと思いました。
リアリティに欠ける…
「500日のサマー」好きなのでマーク・ウェブ監督作である本作を鑑賞。自分の予想していたものとは違かった。
ストーリーは主人公のトーマスは引っ越してきた隣人と仲良くなり、悩みを打ち明ける仲になったが、父親が不倫しているのを目撃し…というもの。
正直、本作が何を描きたかったのかわからない。序盤のテンポと雰囲気は自分の好みであったが、終盤に迫るにつれて何を描きたいのかがわからなかった。
ラストに何かが発覚して…という展開の映画は別に嫌いではないが、その展開に意味をなさないと非常に後味が悪く、一貫性に欠け、リアリティも失う。そういう意味でも本作はキャラクターの心情を上手く描写できていたのか疑問である。
音楽は別に悪くなかった。サイモン&ガーファンクルも普通に良かった。その他の演出にはあまり魅力を感じることもなかった。
脚本がとにかく残念であった。テーマも曖昧で鑑賞後に自分の心に何も残らかった。マーク・ウェブ監督の作品ということで期待していただけに残念であった…
迷える大人達の物語。 悩める若者を通して見えるのは、成長してない大...
迷える大人達の物語。
悩める若者を通して見えるのは、成長してない大人達のもどかしい物語。
大人のフリをして、いろいろな言い訳を並び立てたって想いは収まらない。
若者の勢いで、思いがけず弾けたそれぞれの想いが、優しく穏やかに流れて行く。
すっと前を向く人々に、柔らかな後味を感じながら余韻に浸った。若者は案外大人だったな。
大人だな〜本当、大人な映画〜〜
お父さんの浮気現場を目撃!なんて少々訳ありな予告編で
「BGMがサイモンとガーファンクルのウディ・アレン的作品」
と勘違いしそうですが、全然違うので、
ウディ・アレンアレルギーの方も安心見られます。(笑)
大学を卒業したのに自分の将来を決めかねてる若者と
ちょっと不思議な中年男のやりとりと言うと
説教くさい内容を想像するけど
そこはやっぱ現代風なのでそう言う感じはないですね。
大人の狡さと、大人だからこその愛情と両方が交錯する
なかなかに見応えのある家族ドラマです。
で、月に10本ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては
オチは、途中でちょっと感じましたが
別にそんなにがっかりしませんでした。
そこへ行くまでのドラマ部分が素敵でしたね。
マンハッタンの階級差や地域差もうまく生かされていたし
やっぱり様々な人がいて様々な文化が混ざり合う街の
いろんな「大人の事情」は最先端な新しい時代の
「ものの捉え方」を示唆してくれます。
脚本、良かった!!
主演のカラム・ターナーもいい!
繊細そうに見えて、案外しぶとい(笑)
でないとあんなことはできないよね〜
最初は細っぽいダメ兄ちゃんだったのに、
最後はいい感じの兄ちゃんに見えてくる。
ピアース・ブロスナンも最近はいいですね。
二枚目が年齢を経て肩の力の抜けた
いい演技派になって行くのは観てて嬉しい。
最近のニューヨークやマンハッタンが舞台の
良質な人間ドラマを AMAZON CONTENT SERVICES LLC が
積極的に作ってて新しい流れを感じてます。
米、アカデミー賞のコメントでも話題になった
クメイル・ナンジアニの実話を映画化した
「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」
も AMAZON CONTENT SERVICES LLC の作品だったしね。
ちょっと以前の都会的な大人のドラマと言えば
ウディ・アレン!という感じでしたが
今や人種やジェンダー問題を横に置いた作品は
もう、きついんでしょうね。
これからの
AMAZON CONTENT SERVICES LLC の作品に期待したいです。
@もう一度観るなら?
「配信でじっくり、そこ、もう一回!とか戻しながら観たい」
じわじわと感動を味わえる良作
父親の不倫している事実を知った青年が、不倫相手の女性に父親と別れるよう促す。マンションの隣人であるおじさんやガールフレンドと絡みながら成長する姿を描いた青春映画。
主人公の行動に全面的な共感や賛同はできないが、父親の不倫相手に恋してしまうのは非難できない。だってキレイだもの!そんなキレイな女性をめぐって父親との争うって話かと思いきや、後半一気にトーンが変わった。
意外といえば意外だが、そこに大きな感動があるわけではない。でも、なんか気持ちいいし、前向きになれる終わり方だった。
そして相変わらずマーク・ウェブの映画は音楽がいい。好き嫌いは分かれるかもしれないが、彼の監督作が好きならはずせない映画のはず。
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