劇場公開日 2018年4月14日

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「リアリティに欠ける…」さよなら、僕のマンハッタン ジンジャー・ベイカーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0リアリティに欠ける…

2018年5月27日
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鑑賞方法:映画館

「500日のサマー」好きなのでマーク・ウェブ監督作である本作を鑑賞。自分の予想していたものとは違かった。
ストーリーは主人公のトーマスは引っ越してきた隣人と仲良くなり、悩みを打ち明ける仲になったが、父親が不倫しているのを目撃し…というもの。
正直、本作が何を描きたかったのかわからない。序盤のテンポと雰囲気は自分の好みであったが、終盤に迫るにつれて何を描きたいのかがわからなかった。
ラストに何かが発覚して…という展開の映画は別に嫌いではないが、その展開に意味をなさないと非常に後味が悪く、一貫性に欠け、リアリティも失う。そういう意味でも本作はキャラクターの心情を上手く描写できていたのか疑問である。
音楽は別に悪くなかった。サイモン&ガーファンクルも普通に良かった。その他の演出にはあまり魅力を感じることもなかった。
脚本がとにかく残念であった。テーマも曖昧で鑑賞後に自分の心に何も残らかった。マーク・ウェブ監督の作品ということで期待していただけに残念であった…

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ジンジャー・ベイカー