スイス・アーミー・マンのレビュー・感想・評価
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苦笑
ものすごいシュールな映画。最初の死体ライドシーンの出オチの映画だと思ったけど、よくここまでストーリーにしましたね。全編シュールなシーン満載で笑えました。ラドクリフさんは、死体役はハマり役(笑)それにしても、ラドクリフさんは悪役とか、キワモノばかりで不憫です。
実はもなにも、しょうもない作品
チラシの見た目から、無人島でのサバイバルが主だと思っていたのだが、
簡単にオナラジェットスキーで脱出できてしまう!
ランドにたどり着いてからの話になるんだけど、それも想像以上に人里離れていない!ってところがミソ( ´∀` )b
具体的には、主人公を追いかけて森に走り込んだ幼い少女が、一人で海岸まで到着できる距離。その距離を、よくもまぁ大層に描いていることよ(笑)
この主人公にしても、
(バスで気になる女性に声もかけられず、盗撮するしかなく、そんな自分が嫌になり、自暴自棄で無人島に行ったはいいが帰れなくなり、仕方ない自殺か!)Oo.( ゚A゚ )
てな憶測でこの映画を見ると、なんとまぁしょうもない!
でも、なんとまぁ身をつまされることでしょう!
すごくオオゴトに感じていることが、
端からはすごくバカげたことに見えることも、
それでも自分にとっては人生最大の出来事に思えることも、
そのどちらも体験できたから、私はこの映画が好きです(*‘ω‘ *)
MVあがりの監督を敬遠する人が多いが、個人的には凄く好き。やっぱり...
MVあがりの監督を敬遠する人が多いが、個人的には凄く好き。やっぱり映像芸術は個性豊かで記憶に残るビジュアル展開をさせる事はかなり重要な事だし、映像という媒体ならではの他にはできない芸術表現だから、短い時間で記憶に残すMV表現は作り方と使い方を間違えなければ最高のものになると思う。
今作は奇抜なストーリーですでに印象に残る作品になっているが、MV監督ならではの綺麗な映像美で小さな世界に広がりを持たせられているところに魅せられる。
自作バスの中でのひとり演劇はとても綺麗な描写で、綺麗な絵だからこそ尚更ひとり芝居の切なさが際立って切なさ倍増、ジュラシックパークのテーマがまた良すぎるほど良い…。最高のシーンでした。
本作のメニーを演じているのがダニエルラドクリフが演じている事が特に深い!
華やかな世界で生きてきたダニエルを死んでから妄想オタクストーカー野郎がオモチャにするなんて…恐怖度マックス!
出落ちでは終わらない、素晴らしい作品。
なんじゃこら!
なんじゃこら!てなります。どうとらえていいかわからなくて戸惑います。1人で観てしまうと受け止めきれません。バカバカしいけどいろいろマジメに考えちゃうような。たぶん、誰かと一緒に観て、観終わってからいろいろ話すのがいいんだと思います。観終わってからが本番というか。だから、1人で観るんじゃなくて、誰かと一緒に観た方がいいです。観ても観なくてもどっちでもいいけど、観たら楽しい、そんな映画でした。
ラドクリフは軍人じゃない
タイトルの意味がわかっていなかったせいで、ダニエル・ラドクリフは軍人の死体なのかと思っていたが、そんな訳もなく。
十徳ナイフ=スイスアーミーナイフ→スイスアーミーマン、なのだ。いわばレインマン的な。
わりと王道のイマジナリーフレンドものなので、ポスターのインパクトのせいでひねりの効いたサバイバルものを期待していく(私だ)と拍子抜けする。
惹句の「青春・サバイバル・アドベンチャー」は語順が成分と正確に比例しているわけで、つまり青年期の心のつまづきがメインのお題。
それにしては冒頭、タイトルまでのパンチが強すぎるんだよなあ…
ありていに言ってしまえば、好きな女の子に話しかけることもできない自分を責めるあまり、とうとう自殺を試みるほどに追い詰められた主人公が、(無知で無邪気だったころの)自分の分身である喋る死体と出会い、ともに冒険をしながら、失っていた色鮮やかな世界を取り戻し、現実に立ち向かう力を獲得していく話、ということになる。
いわば、内向的な青年が抑うつ状態から回復する過程の心象風景を漂流物、死体という仕掛けを使って描いた一種のファンタジーなわけだ。
私の読解力が貧しいためラストまでそれが汲み取れず、リアルなの? ファンタジーなの? と、はっきりしないまま観てしまったので、正直中盤の前半部でたるく感じる場面もあった。
登場人物がほぼ2人で、風景や状況の変化に乏しく、音楽の使い方含めてシーンの盛り上げ方がやや単調なせいもあるとは思う。
もう1回観たら、色んな場面でシンプルに泣けるのかも知れないなあ。
それにしてもダニエル・ラドクリフは死体役が本当に似合う。
笑えない、泣ける
映画は自由なんだとあらためて思いました。決まりなんてない。驚きが9割でした。これは歩んできた人生によって感想がわかれるのではないかと思います。ただただ笑える人、くだらないと思う人、泣ける人。それぞれの哲学に委ねられた映画。
映画の題名からして
スイスにアーミーはありえないから、ということで映画の内容もありえないことづくしでした。もし、これからこの映画をみる方で、英語が分かる方でしたら、なるべく字幕を見ずに主人公(死体と、死体とお話する男)たちの演技に注目しながらみたほうが見ごたえがあると思いました。今年見た映画の中では一番、演技に注目!して欲しい映画です。
2017-76
奇天烈。
荒唐無稽。
ゲス。
色々すごい。
はまる人は、はまるし、
はまらんひとには絶対はまらんと思う。
わたしは前者。
まぁでも、これ面白いよ!って薦めてくる人とは仲良くなれそう😃笑
きっと頭のいい人は、この映画から哲学的な何かを汲み取るのかもしれない。
ばかなので、それは出来なかったけど、頭空っぽにして、ただただゲスな笑いやたまに感じるファンタジーっぽさにやられた。
始まって体感5分で、ポスターの光景になる。
クライマックスだと思っていたのに、まさかのあのシーンは物語の最初で、あのシーンのあとにタイトルコール。
そこから死体がどんどん万能に。
物語の9割は主人公と死体だけで進んでいく。
小さい頃、「不思議の国のアリス」が、ひとつひとつのダンジョンをこなしていく感覚が大好きだったように、
次の困難にはどう立ち向かうんだろう、
次はどんな能力に目覚めるんだろうとワクワクする感覚を味わえました。
ハリポタやりはじめた頃のダニエル君に、君は将来こんな映画に出るんだよって見せたら、どう思うんだろ笑
思ってたのと違った!(多分いい意味で)
今年見た中で一番不思議な映画。
中学生がふざけて考えた内容だと思ったら意外と哲学的だったような、いやただの悪ふざけのような…
最後でああそういう話かと納得したのに、最後の最後で「ん、どういうこと?」と煙に巻かれた感じ。
なかなかこんな脚本は書けないなと思ったらMV監督(しかも二人組)だったのでなんか納得。
『Turn Down for What』『Houdini』というPVを見たら見事にまんまの世界だった。
主演の2人は素晴らしい。
なんだかんだ結構好きな映画だ。
シュールすぎて
面白かったんだけどシュールすぎてついて行けず2回くらい寝てしまい、ますますついて行けなくなった。元気な時にもう一度観たいくらいなのだけど。なんで寝ちゃったのかなあ。面白くて爆笑してたのに。
恐ろしいくらいに主張が…
ただただ笑う映画だけでしかない。
作中で語られる意味深な主張などは全くといっていいほどに頭の中に入ってこない。主張が皆無だとは思わないし、実際、何だか含みを持たせた人生観みないなものも語られているのだけれど、ダニエル・ラドクリフの絵力があまりにも強すぎて、思い返してみても何を語っていたのか全く覚えていない。だから残念という思いもないし、訳分からない設定の奇妙奇天烈な展開そのものだけで楽しめた。
結局何だったのか、物語の背景なども不明のまま。多少の不満がないわけではないけれど、おバカと笑い飛ばしてしまえばそれで済む。
劇中歌が何気に良かった。その切なくて美しい響きは思いの外、お下劣な設定や展開に効果的で、どーでもいい話に不思議な含みを与えてくれるような印象。ああいい話、などという錯覚を覚えてしまうくらいに幻惑的なしらべを感じてしまった。
何事も考えすぎてはいけないのかな
深いのか、ブラックファンタジーなのか
不思議なストーリーだけど、いわんとしていることは、とこかまっとうな気もするし。
でも、このストーリじゃなきゃだめだったの?って気にはなるかな〜
ラドクリフのポーカーフェイスが、不気味でもあり、どんどんラドクリフにはまっていって、とんでもないどんでん返しになるのでは?と変に期待が膨らんだりして。
そして、彼はどうなるんだろう?
ある意味で忘れない映画
悪趣味で吐きそうです。
エグイ映像とは裏腹に、たまに流れてくる幻想的なBGMは脳を混乱させます。
でも制作の深意を探りながら、最後に必ず答えが出るだろうと思い期待しながら観てしまいましたが…何もなく。
オナラを連発する場面で、力ない自分の笑い声に悲哀を感じました。
総じていえば、死体愛好家の話?
死や性や生を描くのならば、もっと上等な物語があるはずです。
というか、ストーリーそのものが存在しない映画でした。
久しぶりに映画が好きだ!と思えました。
なんと言葉にしたらいいのかわからないのだけれど、この種のファンタジーと現実が絶妙なバランスで成立している映画は久しぶりに観た気がします。
死体を有効活用するというぶっ飛んだ発想と、でも死体は死体として出来る範疇を越えない (会話は男の妄想と捉えられるし、身体の動きは細かいところまで主人公が補佐するカットが散りばめられている) という徹底ぶりが、より男の孤独との葛藤を表していて、胸がグッとなりました。
ありえない!と思うところが、きちんと笑えるまでのクオリティにしてあったので、アメリカ人が好きな"おなら"も下品に感じなかったし、生きることへの渇望を持つ大事さを丁寧に教えてもらった、そんな愛溢れる作品だったと思います。
なにより音楽が最高でした!
主題歌や挿入歌もそうだし、ジュラシックパークのテーマソングを鼻唄で歌うシーンは、グッと登場人物たちを身近に感じさせてくれました。
そしてポールダノの佇まい、ダニエルラドクリフの存在感、この2人で無ければ成立しなかったし、彼ら以外でこの作品を観たいと思わない、それ程素晴らしかったです。
個人的な感想としては、
学生の頃、映画にはまり始めた時の感覚が蘇って、
"こういう"映画が好きだったんだそうそう!と思わせてくれたことに感謝です。
笑って、泣いて、ドキドキして、ワクワクして、
でも芯はしっかり貫いてくれる。
これからの ダニエルズ、要注目です!
人の醜さ
人は誰しも醜い部分を持ってる。
それは子供の頃はさらけ出していたのに、「成長」するにつれて、いつのまにか自分自身の奥に閉じ込めようとしてしまうもの。
だけど、そんな自分を肯定してこそ誰しもが感じる孤独から真の意味で解放されるんだ
ってことなのかな。言いたいことは。
まぁ、好き嫌いは分かれそうな作品でした。
は?なにが言いたいの?とか思う人もいると思いました。
どんな型にもはまってない
なんだか解らない映画なの。
遭難して無人島にきちゃって、助けもこないし死のうかと思ってると死体が流れ着いて、これがなんだか色々便利で。言葉もしゃべるし友達になって・・・っていう話。
教訓っぽいことも、ちょっと描写あるんだけど、別に訴えてるわけでもないし。
笑いのツボを押さえるのはうまくて、声出して笑っちゃう。
ヒロインが「どこかで観た?」って顔で「あ、《スコット・ピルグリム》だ!」って解ったときは嬉しかったよ。
死体役はハリー・ポッターの人なんだね。演技うまい。
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