散歩する侵略者のレビュー・感想・評価
全249件中、201~220件目を表示
松田龍平の侵略者役が上手すぎる。ほぼ無表情なのに違和感がなくとても...
松田龍平の侵略者役が上手すぎる。ほぼ無表情なのに違和感がなくとても良かった。そして何より全体的に出演者たちの演技力が高かった。
少しずつズレていく現実
今年は邦画も洋画も特徴的な宇宙人ものが多いが、なかでも突出する一本。
原作は舞台ということで構成は
所々、強引でぶっ飛んでるが、
出演者がみな素晴らしい。
特に、無になった長澤まさみったら!
もう少しテンポが良ければ…。
最高
松田龍平の大ファンということで見に行ったが、その色眼鏡を取っても素晴らしい作品と言える。
日常に潜む私たちの概念の在り方についてもう一度考えさせられる作品だ。
それから普段分かってはいても言葉にすると難しい「愛」がどういうものなのか形として理解できた。
長澤まさみの演技がとても良かったと思う。
怖い!乗っ取られる!!
主人公鳴海を演じる長澤まさみがとても良かった
突然夫が別人となり僕は侵略者だなんて言われたら
妻はいいたいどうしたらいいのだ!!
宇宙人と化した夫を嘆きながらもイライラしながらも
懸命に夫と向き合おうとする姿に感動しました
夫演じる松田龍平は相変わらず 同じようなキャラで
笑えましたが 無表情なのに気持ちが伝わってくるのには
毎度 毎度 彼は凄いと思ってしまいます
ジャーナリストと2人の宇宙人の話も面白かった
ジャーナリスト演じる長谷川博巳が街中の人に向かって
「見ぬふりをしているのではないですか?」と言う問いが
心にささりました
日本や海外今や色々問題がある中 私たちは見ぬふりを
してはいないか?
宇宙人役の高杉真宙もいつのまにやら背が伸びて
顔も長くなって今まで以上にかっこよくなっていて
嬉しかった!!
この映画は
昔 テレビでやっていた「ウルトラQ 」を思い起こさせるような
不思議なSF作品でした
☆☆☆★★ 原作未読。 映画は長澤・松田コンビのパートと、長谷川博...
☆☆☆★★
原作未読。
映画は長澤・松田コンビのパートと、長谷川博巳パートの話の2っに別れる。
長谷川博巳の話は【言葉の概念】について…とゆうざっくりとしたモノ。
それに対して、長澤・松田コンビは【愛の概念】とゆうはっきりとしたモノについて。
この2っの流れが合体した時に、宇宙人による地球侵略が始まるとゆう話。
但し2っの概念についての、はっきりとした実体は無い!
概念を奪い合うとゆう長谷川博巳の話は。どこか地球上に起こっている紛争レベルの、比喩になっているのか?と、言えなくも無い…と感じる。
対する長澤・松田の話で語られる【愛の概念】も実体は無い!
無いのだが、地球上には男女の2種類しか存在しない。それゆえに単純で有りながら、誰にもその本質を見抜く事は出来ない。
本質…本質!…そう本質だ?
真面目にレビューを書こうとすればするほど、この作品には相応しく無いし。大体監督である黒沢清自体が、どこまで真面目に撮っているのか?すら怪しい。
何しろ、長谷川博巳の話などは。映画が進めば進むほど、どんどんとドタバタ喜劇に向かって行くのだから。
「今、笑うところだよなあ〜?」の連続で、どうして良いのやら悩む事しばしば。
だから尚更作品中に長澤まさみの言うセリフが真理の様に思えて来た。
「宇宙人なら大量殺人すれば!」
「宇宙人なら50年くらい待てないの?」
この後に名セリフと言える…。
「あ〜あ! ◯んなっ◯⚪︎ったな〜!」
が聞ける^_^
そう!愛とは、相手の全てを受け入れられる広い心を持ち。相手のする事を理解できる、優しい心を持つ事でも有る。
自分の自我を捨て。相手の立場を第一に考える。
その気持ちこそが【愛の概念】へと近づいて行く。
長澤にとっての【愛の概念】とは、松田への想いの全てでも有った。
その想いを松田は奪ってしまった。
思わず仰け反ってしまうほどの愛を!
だからこそ全てを奪われた長澤は、人間としての姿を失ってしまったのだった。
松田は人間の愛を理解し、今は完全に人間へと移った。
しんちゃんへとなったのだ!
ところで黒沢清よ! ひょっとして割といい加減に撮ってはいないよなあ?
だとしたら…。
「人類舐めんなよ!」
(2017年9月10日 TOHOシネマズ市川コルトンプラザ/スクリーン7)
大作ではない良さがあります
オープニングがショッキングなので、そっち方向に行くかと思いきや。。。
主人公の人妻と、事件に否応なしに絡むことになった週刊誌ライターのふたつの目線で物語が展開します。
特殊な設定ですが、舞台が元になっているということで、台詞や演出で説明する部分が多くてわかりやすい。
しかし映画であることを生かし、もっと俳優さんの演技力に任せてみたらさらに奥深い作品になったのでは?というところが少し残念。
長谷川さんの演技がとても良かった。
松田さんはいつも通りだった。
長澤さんのおっぱいが気になった。
あと、びっくりするくらいエンドロールが短い。
いい感じのB級映画という感想です
雰囲気いいけど、もう少し細かく設定してくれ!
アラ探しじゃないが、話しの辻褄が合わないと、映画に集中出来ない。
侵略の目的がわからないのは、まあいい。
なぜ、三人が選ばれてきた?
どうして、感染と思われる症状が急拡大した?
桜井さんが、宇宙人に感情移入していく過程は?
せっかく三人いるんだから、役目を変えてみよう。
女の子は、人間の身体の調査のため、
身体の専門家であったとしたら?
身体の使い方には詳しくて、身体を操りがうまくて、
すぐにマスターし、強い。が、頭が足りなくて、
殺人事件を起こす。
少年は、エンジニアで、人類の技術を調査し、
通信機を作る役目。アンテナ探してたら、マスコミの移動中継車両を発見し、利用出来ると思った。
桜井と出会う。
通信機目的だったが、ひとりひとり概念を採っていたら効率悪いので、アンテナで採取出来る装置にした。
そのため、概念喪失 患者が、大量発生し始めたとする。
松田は、ココロの専門家。ゆえに、身体が最初操れず、よく転ぶ。表情も乏しい。だから、よく散歩して歩く練習する必要があったとしたら?
そして、自分たちにはなかったと思われる、
複雑な「人類の愛」
に関心を持ち、調査し始める。
究極のナルミの自己を殺させるほどの愛の概念を直接に受けとり、結果侵略をストップさせる。
教会では、概念とらなかったけど、なぜ?
取ったけど、まだ侵略止める程の概念じゃなかったって方が、いいんじゃないか?
ナルミが松田に送った夫婦愛のひとりが、ひとりに対しての愛が、最大最強だって事で。
最後の場面、ナルミ脱け殻だったけど、期待ハズレ。
教会の説教で、愛は、限りなく生み出されるとか言ってたじゃないか!
概念盗られたけど、あんまり変わらないって言ってたじゃないか。
他にない症例って、メチャクチャ元気で現場で働いてた。だけど、松田の事は忘れちゃった、松田に対する愛は無くなった、とかだったらどう?
それでも、ナルミのために、これから生涯、生き続けます。とかだったら?
すごく、もったいない映画だと思う。
黒沢監督作品
だから突っ込むことなく観ました。
黒沢作品としては珍しく愛を語った作品でした。でもちょっと風呂敷広げたためか、直前に三度目の殺人を観たためか、消化不良気味。カメオ出演的な東出くん、キョンキョンには違和感が。
黒沢清の描く「愛」
『ボディ・スナッチャー』やけど長澤まさみと松田龍平の関係は『E.T.』みたいやし長谷川博己が狂っていく様は『未知との遭遇』のよう。黒沢演出も照明を筆頭にいつもの如く冴え渡って楽しい!でもオチが少し弱くないか?正直「愛が人類を救っちゃうのか…」と思ってしまった
長澤まさみは綺麗だった。松田龍平は空っぽだった(空っぽ演出において黒沢清の右に出る者はいない!)。個人的には人間のはずなのに空っぽな東出昌大とバカな満島真之介がツボだった
長谷川博己はゾンビ歩き(ゾンビではない)が最高だった!
『散歩する侵略者』は面白いけど俺は『岸辺の旅』とか『クリーピー』の方が好きだな
今年は『メッセージ』『美しい星』『散歩する侵略者』と宇宙人コンタクト系SFが続いとるけど何かあるのか?ほんで俺は『美しい星』『散歩する侵略者』『メッセージ』の順番で好きだな
テーマは愛かな?
最初の場面はちょっと目を覆いたくなりましたが、全体的にはそんなに怖い感じではありませんでした。
加瀬夫妻、桜井と天野それぞれの間の愛とか絆みたいのを感じることができました。
牧師さんのお話で、「愛は枯れない」とあったから奪われてもまた湧き出るのでは?と期待してます。
俳優さんたちの演技もすごく良かったと思います。
桜井役の長谷川さんはさすが!って感じで、「サンプルで残りたい」と言った時のちょっとずるい感や、爆破シーンの演技などすべてさすがだな~って思いました!!
ミカンなんだな。
地球を侵略しに来た宇宙人達が、偵察のために人間のなかから「概念」を収集していくという設定が面白い。
彼らが人間から奪っていく「概念」とは、辞書にのっている「定義」のような普遍的なものではなく、奪い取った元の個人それぞれによって違うものである気がする。教会で子供たちに「愛とは何か」を尋ねたときに、それぞれの答えが返ってきたように。
最後に宇宙人が鳴海からもらった「愛」の概念は、鳴海から真治に向けた愛なのであり、愛情を手に入れた宇宙人が廃人となってしまった鳴海にかける「ずっとそばにいるからね」という言葉も、突然おかしくなってしまった夫に翻弄されながらも一緒に歩きつづけた彼女のなかにあった気持ちだったのだと思うと、切なくてグッときてしまった。
冷め切った夫婦関係から鳴海が愛情を取り戻した相手が、真治本人ではなく真治とは食べ物の好みも違う宇宙人だというのは皮肉な気もするけれど。
無機質で殺伐とした病室のなかで鳴海に差し出されたミカンの美しさだけでもう、この映画観てよかったな〜という気持ちです。
派手なアクションシーンよりも、宇宙人が散歩しながら概念を奪っていく様子や夫婦のシーンをもっと見たかったかも。
ちょっと散歩してくる
今回もしっかり黒沢清監督印ついてた。
ありえない・馬鹿馬鹿しい設定を大まじめに撮り、そこから滲み出してくる恐怖やら愛を問うてくる。キャストが豪華でも銃撃戦があってもキモは変わらず。
宇宙人がよく似合う龍平、そこはかとなくエロい人妻長澤、トリガー外れた演技最高のハセヒロ、と独自の見所は多数。あと宇宙人役の高杉真宙君もよかったねぇ。
どこかクラッシック感を漂わす恋愛シーンと、笑っていいのかわからぬ謎の設定&演出が混合した、見る人を選ぶ映画です。
侵略の目的
ん〰️。
宇宙人には仲間意識があっても
愛の概念がなかった。
その概念を知ることで、
侵略の愚かさに気付き、
やめた?
侵略による植民地化をしないと
宇宙人は生きていけないのでは
ないのか。
やめていいのか?
侵略にきた目的が不明のまま
もやっと終わってしまう。
人類を視察にきた3つの宇宙人は
人間の思想を、我々が物事を認識する
概念の集まりとして研究することで
人間とはどういうものなのかを
仲間に伝えようとしている。
盛り上がるストーリー性は
無いのだけれど、退席するほど
退屈でもない。
見所はどこなんだろう。
長澤まさみさんの包容力、母性愛は、
ファンでなくても、安心感あるし
役者さんの宇宙人演技と
長谷川博己さんの爆弾による被爆姿の
演技かなぁ。
素直な感想としては、
愛着があれば、宇宙人でも
愛せる人がいてそうだなと。
なんか、
自主映画のような自由なノリでした。
概念
地球侵略の為に情報収集にやって来た宇宙人が人間から「概念」を奪っていくストーリー。
設定は面白く感じるところもあるけれど、辻褄があっておらず強引に話しが展開して行きかなりムリがある。
面白おかしさもそれ程ないし、テンポも悪いし、そこまでやっておいて何で?という終わり方も無理矢理でしまらなかった。
難しかったです
自分は鑑賞スキルが低いのでしょうか、何か話が散らかっている印象を受けてしまいました。
設定は面白いと思いましたし、長澤まさみさんの演技に魅せられて、夫婦のやり取りには引き込まれました。
個人的には、全部夫婦パートでも良かったなと・・・。
全249件中、201~220件目を表示