劇場公開日 2015年11月14日

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恋人たちのレビュー・感想・評価

全95件中、61~80件目を表示

3.5黒田大輔がいい!

2015年12月6日
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最愛の妻を通り魔に殺された若者、田舎で姑と同居している主婦、ゲイのエリート弁護士と、彼らを取り囲む人達の群像劇。
通り魔への怒りが社会への怒りに変化して自分で生きづらくしてしまってる若者にしても、自他ともに認める才能を活かさずにいるし、暇つぶしに書いている小説を好きな男の前に置いておきながら「見ちゃやだー」と媚びを売るタバコ吸い過ぎ主婦とか、エリート意識が鼻につく弁護士、その他の周辺の人間もロクデナシばっか。共感する部分があるとは言え全面的には好きになれない人達の中で、唯一、若者の上司だけは泣けるほど良い人。
橋口亮輔監督の作品は初めて観たけどクスクス笑えるシーンも割とあり、他のも観てみたいと思った。
でも主婦の夫の変化などは説明がないというか無理があり、またその主婦が繰り返し見ている雅子さま御成婚当時のビデオの中で彼女の友達がスマホを手にしている?けっこう雑なのね、なんて。

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ミーノ

3.5恋人たち❔ 誰が❔

2015年12月6日
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鑑賞方法:映画館

3組の恋人たちなの❔
複雑過ぎて今3ぐらいかな❔(今1以下)

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⭕

4.0じわじわと良くなって来た

2015年12月5日
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鑑賞方法:映画館

最初は色々シーンが変わって行き、わかりずらいので「これが2時間以上か・・」と思っていました。
でも物語が進んでいくと主要な3人を中心にエピソードが展開されていき、ノンフィクションのような映画の肌触りで物語に引き込まれていきました。
3人が身近な知り合いのような気になってしまっていました。
終りの頃には「もっと続けて見たい」気になっている不思議な映画です。
映画ではなくて連続ドラマでも良かったかな・・でも地味すぎてスポンサー付かないのでNHKかなと余計な事まで考えていました。

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ふじひろ

1.5分からなくて汚い

2015年12月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

中年主婦のエピソードが持つ意味が全く分からない。汚いとしか言えない。
これが無かったら満点でもいい。

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じゅんぢ

3.5人と幸せについて

2015年12月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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Yu

4.0あっと言う間の220分。

2015年12月3日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

橋口監督の作品は1度はみたいなと思っていて初見。上映時間見て気が引けたけどあっという間でした。
立ち直れない人たちのオムニバス。三人三様の人生に明かりが見えない人々の生活がただ淡々と描かれてました。
話は暗いのに昔の日本映画のような重さは感じない。撮影がうまいんだと思う。あと、シーンの変わり具合もうまい。
ラストの立ち治り具合も最高、でした。

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peanuts

5.0タイトルをどうにかできなかったものか

2015年12月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

シンプルでつまらなそうな題名をつけることによって、この映画の覚悟を感じるが、さすがにもったいないと思ってしまう。危うく自分自身、タイトルだけでスルーしそうになった。内容が素晴らしかっただけに、余計このタイトルについて疑問を感じてしまっただけなのだが─。
まさに社会の縮図がそこにあり、ひどいドキュメンタリーなんかよりもリアルな日本を感じ取ることができる。
日常を丹念に描きつつ、涙も笑いも怒りも幸せもエロスも醜悪さも、社会が持っている面白いところを全て網羅しているような気がした。
とにかく皆一生懸命につくってるなぁ、そう感じるて、自然と涙・・・。
主演の彼が思いっきり笑ったときが一番泣いたなー。
音楽もしっくりハマっていたし、何より自分が好きな部類のものだったから一層話に入り込んでいった。
東京の水上交通の映像も良かった。見れそうで見れないところ、そして何気に美しかったりするもので、ブルーに染まって見応えあり。
全てにわたって抑えが効いていて、短絡的になることなく、淡々と終結するところが非常に自分には合っていた気がする。
長くて平坦な映画だが、東京物語なみに最後まで飽きることなく観賞できた。

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SH

4.0ドラマチックじゃない人間の複雑さ

2015年12月1日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

難しい

登場人物(特に妻を亡くした男)の置かれた状況がつら過ぎて、始まるとすぐに、早く終わってくれ〜と思いながら観る。

分かりやすい盛り上がりはほとんどないが、役者たちの恐ろしくリアルな演技に引き込まれて、イヤな気持ちとはウラハラに目が離せなかなった。

今にも感情が爆発しそうなエピソードが積み重なるから、最後にとんでもないことが起きるのでは?という緊張感が続くが、たまにどうしようもない人間のバカバカしい振る舞いにクスリとくる場面もあり、とことん暗くならないバランスが良かったのかも知れない。

これまでの自分とはあまりにも境遇の違う人達の話なので、共感ではなく、いつか自分やその周りに来るかもしれないその時を想像しつつ、そんな中でもなんとかやっていけるのかも知れない、人間ってそんなに単純で弱いもんじゃない、なんてことを思った。

感情的で分かりやすくカタルシスを感じさせる映画が基本的には好きだが、たまにはこういう映画も良い。

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ほにゃらら

4.0日本社会を描いてくれてありがとう

2015年11月30日
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鑑賞方法:映画館

韓国の南北問題を描いたレッドファミリーやフランスに根付く教養の階級社会を描いたアデルブルーは熱い色
アメリカを風刺した天才スピヴェット等。
社会の姿を切り取った名作は沢山あるのに、どういうわけか日本の社会を描いたドラマには最近出会っていなかった。

日本のいまを生きる人々の出口の見えない絶望が、橋口監督の実体験を交えてスクリーンに映し出され続ける。

この映画の舞台である日本は紛れもなく自分達が生きている社会で、登場人物達は自分達の隣人であり、自分達自身でもある。

しかしこの映画は同時にかすかな希望を納得のリアリティで提示してくれる。

橋口監督には、日本社会を描いたこんなにも良質な作品を撮ってくれた事に感謝したい。

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ビート板教室5年目

4.5人生ってのは筑前煮みたいなもので、この映画も、筑前煮みたいな映画でした。

2015年11月29日
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人生ってのは筑前煮みたいなもので、この映画も、筑前煮みたいな映画でした。

人生の挫折とか、社会の残酷さとか、そういうものを体験してる人なら、ジワっとくると思います。
つまり万人受けする映画なんだけど、こういった煮物みたいな映画に慣れていない人にはハードルが高いと思います。
僕はこれ鬱の時に見てたらきっと号泣してましたね…。いまが辛い人に見て欲しい映画です。

冷たい熱帯魚みたいに、人生ってのはなぁ辛いんだよぉ!と言わない所が、好きです。勿論冷たい熱帯魚も大好きですが。

見てる間は退屈なんだけど、見終わると、一つ一つのシーンが、とても印象深いです。そしてあの登場人物たちにも、実際に会ってきた、そんな感じがします。

あの胡散臭いスナック アムールのおばさんや鶏のおっさん。
タバコを肺に入れないで吸う薄っぺらいおばさん。
人生に絶望している主人公の男。
元左翼で左腕吹っ飛ばしちゃった優しい目のおっさん。
橋下徹みたいに偉そうな弁護士。
調子のいい職場の後輩。
立ちションのバカカップル。
メインから脇役までみんなすごくいいです。みんな一見嫌な奴なんだけど、みんな各々辛く苦しい人生を生きています。

主人公の男は、見えない欠陥を探す仕事です。
彼はトンカチで橋の支柱を叩きながら、自分の人生が壊れているかを確認します。
支柱に大きな×を書いて、全部壊れてるよ、と言い投げます。自分の人生は壊れているんだと。
誰にも感謝されるわけでもなく、客の笑顔も見えない仕事は、辛いです。
だからこそ、先輩に、才能あるんだからさ。なんて言われると、とても救いになります。
食べて、笑えれば、それで良いんだよ。
という台詞にも、とても救われます。
先輩の言葉は、痛みを知ってる人が言える言葉だと感じました。
それは彼の態度や表情にも十分現れています。

Akeboshiの主題歌も良いです。
Usual life。映画の登場人物たちが普段の生活に戻るように、映画を見終わった観客たちに、エンドロールで「Get back to usual life」と語りかける感じです。
オリジナル版は、安倍さんのアンダーコントロールスピーチをサンプリングしています。是非聞いてみてください。

劇場を出た後、世界が少し変わって見えました。今年の邦画で一番感動しました。

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saikimujin

2.5良いダメ 悪いダメ タチの悪いダメ

2015年11月28日
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泣ける

悲しい

映画の内容自体は、この手の作品の題材で使われるような出来事であり、救われないという意味では往年のATG映画のようでもある。但し、そういう映画自体が少なくなっている現在に於いては希有な作品として評価されてもいいと思う。
社会の厳しく、苦しく、絶望的ですらある事実に、否応なしに巻き込まれそして堕ちていく生活の破綻に、それでも自ら生を終わりに出来ず、藻掻き、足掻き、益々沈んでしまう負のスパイラルを人間はどうやって乗り越えるのか、否、乗り越える必要があるのか、そうやって生きるという『地獄』をやり過ごすきっかけを掴むのが、作品としての締めである。
強い感動はない、感嘆もない、静かに静かに沁みる映画である。
浅ましく、だらしない、そしていて強く逞しく過ごす人間に称賛を送っている監督の気持ちが強く刻まれているのを、ジワジワと心に入り込む。

切ない、非常に切ない、そしていて、それでも生きようよって、元全共闘の片腕を爆弾で吹き飛ばしてしまった上司の存在、その役がこの作品を言い表しているような・・・

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いぱねま

1.0やたらと評判が良いから観たけど、何が良いのかさっぱりわからなかった...

2015年11月26日
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やたらと評判が良いから観たけど、何が良いのかさっぱりわからなかった。ダメダメな3人のオムニバス形式だが、ダメなまま終わってしまう。自分はダメな人に厳しいのだろうか。全く感情移入出来ない。

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NEO

3.5シーンがころころ変わって初め意味分からないが、徐々に意味が分かって...

2015年11月26日
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シーンがころころ変わって初め意味分からないが、徐々に意味が分かってくる群像劇。弁護士さんが一番共感したかな。自分が望んでも、どうにもならないんだよね。
後、素敵な役者が何人かいた。会社の先輩、会話もない献身的な奥さん、弁護士も好青年そう。

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マサロック

3.5恋人たち

2015年11月25日
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『それでも人は生きていく』がタイトルのほうがしっくりくる気がするけれど、ある意味、確かにラブストーリーな気もする。
期待しすぎたせいか、絶賛とまではいかないが良作ではあると思う。
実際にこういった出来事は身近で起きていてると思うんだけど、考えれば考えるほどリアルなのかそうでもないのか、ちょっとわからなくなってしまう部分も…
ラストは、それぞれに、少なからず小さな光を見つけられた感じでよかった。
それでも人は生きていく…

片腕のおじさんの存在が一番ぐっときた。

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Riko

4.5川が人を隔て、橋が人を繋ぐ。

2015年11月25日
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いい映画を観ると、すぐさま外に飛び出して、日の光を存分に浴びたくなる。けれども、この作品は、エンドロールで絶品の光と青空を惜しげなく用意してくれていた。そのあたたかさとまぶしさに、とても満たされた。映画が終わり、客電が点いてしまうのが惜しいような気さえした。
あちら側とこちら側をふらふらとしている主婦、こちら側にしがみついている弁護士、あちら側とこちら側を結ぶ「橋」を点検している男…。特に、深い傷と闇を抱えざるを得なくなった男が、「橋」に関わる仕事をしていることに心撃たれた。ずぶずぶと底の見えない淀んだ水、折り重なる高架線と橋で光を遮られた、薄暗い場所。そんな中を、彼は日々這いずりさまよっている。出口の見えない毎日を、綱渡りのように生きるため…。そんな彼を、そっと見守る同僚たちの存在に、じわっと救われる気がした。特に、先輩格(「滝を見に行く」でツアコンを演じた黒田大輔さん)が、仕出し弁当を下げて男の家を尋ねるシーンは忘れ難い。ずずっと男の独白に迫っていくカメラの勇気に、思わず息をのんだ。
一方、主婦は滑稽なまでのいじらしさと可愛らしさで物語に動きを与え、頑なな弁護士は人の心に巣食う臆病さを見せつけ、わだかまりや苛立ちをくさびのように打ち込む。人を疑わず、気持ちのままに新たな世界に飛び込もうとする女と、傷つくことをどこまでも恐れて人と繋がりを持てずにいる男は、一見両極にいる。けれども、次第にそれぞれの痛みと声にならない叫びが切実に響き出し、共に光をつかんでほしい、闇に落ちてほしくないと願わずにいられなかった。(「サッドティー」に続き、内田慈(ちか)さんがいい味を出していた。)
私事ながら、前作「ぐるりのこと」も、本作も、奇しくも人生の節目に出会えている。とてもありがたいことだと思う。きっと本作も、繰り返し観返すことだろう。とことんまで落ち込みたいとき、そっと背中を押してほしいとき、ただただ劇場の闇に身を置きたいとき、などなど。…本作を劇場でちゃんと観ることができ、これで、お腹の子がいつ産まれても心残りはないな、という気持ちになった。(とはいえ、予定日近くまでは慌てずに居てほしいけれど。)
久しぶりに出会えた良作に、どこまでも感謝。

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cma

4.0ウェルメイドの対極にある訴求力

2015年11月24日
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泣ける

悲しい

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だいず

4.0地味なのに飽きさせない

2015年11月24日
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地味なストーリーなのに、飽きさせないストーリー展開は、まさに職人芸。
主人公たちに感情移入はできないが、傍観者の視点で淡々と眺めることで、人の人生のヒトコマを面白く、哀しく、感じとることができる映画。

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はるひろ

4.0じわじわ

2015年11月24日
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笑える

悲しい

劇場満席、立ち見も出るくらいだったので驚きました。

観賞した直後より時間が経過した後の方がじわじわくる映画だと感じた。

エンディングに明確な救いがある訳でもない、それでも呑み込み受け入れて生きて日常は続いていく、その中に光を見出だせる瞬間がある、ということなのかな、と。

語り口の3人を取り巻く人々もそれぞれ何かしら抱えているのを匂わせてくる感じで、全て語らないところがまたよかった。

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ヒレ肉

5.0それでも生きて行く

2015年11月22日
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メジャー作品では表現しにくい感情の剥き出し具合が凄く、橋口監督らしさ全開で安心しました。

現代を生きる自分たちにとって目を背向けたくなる様なシーンが多く、社会的弱者を強制的に目の当たりにさせられるのは正直胸が苦しくなりました。

それでも絶望せず、踠きながらも明日も生きて行こうとする主人公3人に感情移入してしまう手腕は名監督たる所以だと思います。

終盤、妻を亡くしたアツシが上司の黒田に溜まりに溜まった怒りや悲しみの感情を吐露するシーンは涙腺崩壊必死です。
こんなにリアルで悲しみに満ちたワンシーンは、近年の甘ったるくて虫酸の走る様な邦画ばかり見ている方にこそ見て頂きたい名場面です。

かの淀川長治氏が橋口監督を「人間のハラワタを掴んで描く人」と評してましたが、正にその通りの内容です。

この時代の「今」を生きる人に劇場でリアルタイムに観て欲しい映画です‼︎
(自分は映画関係者ではありません笑)

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Shigeruman

5.0今年一番多くの人に観てもらいたい作品。

2015年11月22日
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突貫小僧