劇場公開日 2015年11月14日

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恋人たちのレビュー・感想・評価

全95件中、41~60件目を表示

4.0苦しかったけど、すごい

2016年2月5日
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鑑賞方法:映画館

さすがの橋口監督。全員の演技が素晴らしいが、家内は「演劇っぽくあざとい」との事。自分的には最高。

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hanataro2

4.0エール

2016年1月27日
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のん

4.0人生の5年ごとに観返したい一本。

2016年1月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

監督舞台挨拶ありでの鑑賞。

まさに「普通の人々の物語」の一本。

観ていて痛い、苦しい、息が詰まる。
それは主人公三組が決して突飛な人間ではないから。

誰もが抱える「日常の当たり前」と化したルーチンワークの中の行き詰まり。
そこ破ろうと少し足を踏み出す、そんな人たちの話。
三者三様、いろいろな痛み。
でもこれは特別なものでなく、日々生きていれば誰もの中にあるものだと自分は思う。

「自分は特別ではなく、また他人も特別である。」

禅問答のようだが、そんなことを感じた。

劇中に「救い」は用意されているのだが。
それを噛み砕いて観られるほど、個人的に抱える問題はまだ溶けるのに時間がかかるんだなと感じた作品。

「たった一人でいいんだよ」という監督の言葉と。
劇中、携帯のメモリを見ながら主人公がつぶやく

「昔友達だったあなたたちは、いまもともだちですか?」

その一言が忘れられない。

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ

3.5コアな作品

2016年1月1日
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鑑賞方法:映画館

元旦から内容の濃い映画をみた。今年1年は気持ちを寄り添うことって考える1年になるのかな。

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社交的なたぬき

3.0言葉にするということ

2015年12月31日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

観ているときは、陰々滅々としてやだなぁと思いながら見ていたんだけど、終わってからいろいろと考えてしまいました。

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ワイナオ@フロワク@映画おじさんの風呂が沸くまで

4.0息がつまる

2015年12月31日
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鑑賞方法:映画館

無差別殺人で妻を亡くし、毎日を生きるのが苦しい被害者遺族男性。夢とはほど遠い、退屈な毎日をおくる田舎の主婦。周囲から愛想をつかれるゲイのエリート弁護士。毎日を苦しみながら生きる3人のストーリー。

不器用な3人の負の日常のループ。加えて、何か不幸が重なり一度、階段から足を踏み外すと軌道修正を許さない社会。
自分自身が感じる今の日本の生きづらさや空気がそのまま切り取られていて、見ていてすごく息が詰まった。

悪い人じゃないけど気の合わない同僚、職場の程度の低いバカわらいと疎外感、変なトーンの喋り方……リアリティあるシーンが物語に現実味を与える。
俳優はこれが演技なのか、と疑うほど自然な語り口、ふるまい。聞き取れないセリフもあるほど。ドキュメンタリーを見ているような気持ちになる場面も。

橋口監督が描く繊細な空気感はヒリヒリ痛く、辛く。こんなに空気感というものが映像化できるのか、と舌を巻く。

繰り返し出てくるセリフ『くだらない世の中だけど生きていくしかない』これが映画のすべて。くだらない世の中だけど前へ進もう、いつもの優しいラストで救われる。

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あんこ

3.5不器用な男女の群像劇

2015年12月28日
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鑑賞方法:映画館

悩みや迷いを抱えて出口が見えないと思っている中で、身近な人に案外すんなり救われることもある。映画の軸になる3人もそう。目先のことから一生懸命やっていれば、それを見ている人は必ずいるのです。

映画に華美な感動はない。描かれているのは極めて控えめな希望ですが、それがあるから人は心を支えられて生きていけるのだと思います。

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むかしのまっち

1.0商品としてどうか

2015年12月26日
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鑑賞方法:映画館

普通の人たちの群像劇。批評などを読むと、現代日本社会とそこに生きる「私達」をリアルに描いている、ということになっている。

私には全くリアルに思えない。

まず、主演俳優達の演技がつたない。そのつたなさが役柄の不器用さとかぶって見えるという印象はあるけれど、芸としての上手さが感じられない。リズムも良くないし、セリフの抑揚もなく、くどく聞こえる。

自分の伝えたい事を伝えるために創作したものは、あくまで作り物であって、現実としての力はもたない。素人同然の役者を使っても、ドキュメンタリーっぽい物にすぎない。役者そのものを描きたいならドキュメンタリーにすればいい。

テーマも「そもそも生きてくってそういうことじゃない?」という問題で、日本社会の問題を掘り下げているようには思えない。

全体に監督が感じていることを詰め込んだという印象で、お金をとるなら商品としてもっと整えてほしいと感じた。

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Noriko

3.0不思議な気持ちになりました。わくわくするわけでもなく、単調なんだけ...

2015年12月21日
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不思議な気持ちになりました。わくわくするわけでもなく、単調なんだけど、でも、最後までずっと集中して見続けました。この映画は面白い。悩み深いな。みんな。と思いました。

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SUZUKI TOMONORI

3.0なんか不幸な気分

2015年12月20日
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鑑賞方法:映画館

評判の映画で、人の入りも上々。
ここででの評価も良いのですが、私には面白くない映画でした。
何かが得られたわけでも無し、感動したわけでも共感したわけでも無し。
しかも美しい映画と言えない・・・・し
思おうがままにならない世界を描きたかった?
観た後、不幸な気分になりました。
しかし、力強くて人を引き付ける力がある映画であるのは事実です。

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シネパラ

3.0投影

2015年12月19日
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自分本位でいい
殺しちゃだめだよ、だって殺しちゃったらこうやってあなたとお話せないじゃん、僕はもっとあなたと話したいと思うよ」
そのセリフが聴けただけで観てよかったなあ

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ぼんぼんじー

5.0それでも頑張ろう!

2015年12月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

人対人の付き合いを濃くしようと動き始めた矢先に見た映画。

「そうそう、人付き合いってこうだよね〜」と、スクリーンに映る泥臭くてどうしようもない生きづらさを、ある種、懐かしみながら見ていられたのが序盤だけ。それぞれの生きづらさが徐々に色濃くなるに連れ、自分のダメさと重なることが多くなった。ラストシーンが今後の自分を写してしまうようで、このままどこまで堕ちて行くのだろうと心配になった。

でもそれでもなんとか生きていく。
ダメでもいいさ、いいこともある。

ラストシーンの空と笑顔、
そしてエンドロール後の風景が
清々しい余韻を残した。

あまり考えすぎず、自分らしく人と接する勇気をもらった。
いいタイミングでもらった希望。

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TKひっち

3.5つらい気分になる

2015年12月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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吉泉知彦

4.0個人は描けたが、世間は描けてないのでは・・・

2015年12月14日
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鑑賞方法:映画館

『ぐるりのこと。』以来7年ぶりの橋口亮輔監督作品『恋人たち』は、今年、一・二を争う注目作品。
前作『ぐるりのこと。』では、夫婦の物語を通して、日本という国全体を文字どおり「ぐるり」と見廻した。
謳い文句の「それでも人は、生きていく」というのも心に引っかかる。
さて、そんな期待を胸に、映画のこと。

主人公は三人。
橋梁の安全点検作業者のアツシは、数年前、通り魔に妻を殺害された過去を持っている。
夫と反りの合わない姑と三人暮らしの主婦の瞳子は、弁当をづくりのパートをしながら、退屈な日々を送っている。
同性愛者の弁護士の四ノ宮は、相手を見下していることを悟られ、同棲相手から別れを切り出されてしまう。

そんな彼らが、居場所を求め、居場所を探し、自分の気持ちと折り合いをつけて生きていく、そんなハナシ。

主人公の三人を演じるのは、これまで演技経験のない、いわば素人。
橋口監督とのワークショップで、役作りをしたという。

彼らが表現する感情は痛いほど伝わってくる。

自分の気持ちは、どうしたら他人が判ってくれるのだろうか。
自分は、不当に扱われている(しまっている)のじゃなかろうか。
自分に居場所なんかないんじゃないか。
なんだか、あまりにも理不尽な世の中だ・・・

そんな感情が吐露され、爆発する。

たしかに、そういう気持ちはわかる、そういう気持ちになることもある。
しかし・・・
そういった「自分が」「自分は」ばかりを見せられると、観客としてツラくなる。

『ぐるりのこと。』もツラいハナシだったが、夫婦ふたりに感情移入したり、自己投影したりして、そういうことで「ぐるり」と世間が見えたけれど、この映画ではそれが見えない。
なんなんのだろうか、この違い。

考えてみると、主人公三人を取り巻くひとびとのエピソードが薄っぺらいからではありますまいか。
特に、かなりの尺を割いて描かれる瞳子に絡む光石研と安藤玉恵のエピソードが作り物めいている。
そして、ふたりが演技すればするほど、ハナシが嘘にみえてくる、世間が嘘にみえてくる。

そういうように見えてしまうと、「自分が」「自分は」といっている主人公三人の感情の吐露も爆発も、うまく受け取る(受け容れる)ことができなくなってしまった。

個人は描けているが、世間は描けていない。
『ぐるりのこと。』とは、そこが大きな違いでしょう。

とはいえ、やはり今年一・二を争う注目作品ということは変わらない。

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りゃんひさ

3.0悲惨な愛にも輝きの瞬間はある

2015年12月13日
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鑑賞方法:映画館、VOD

ドキュメンタリータッチの映画だが、悲惨な恋愛事情の人々がなんとも痛い。
にぶい生活と色褪せた愛、ただれた愛。
タイトルからくる明るいイメージは一切ない。
わかるけど、共感したくない世界。
微妙な作品ですな。

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shigeshigeshigeo

3.0世間的にヘビーだけど現実に存在する日常の物語。もがき生きてるのが普...

2015年12月13日
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鑑賞方法:映画館

世間的にヘビーだけど現実に存在する日常の物語。もがき生きてるのが普通だと思う。川を辿る景色が綺麗で、最後に救いを見出せる。

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Bee

3.0心の距離を映すカット

2015年12月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

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佐分 利信

5.0一気に橋口監督のファンに!

2015年12月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

当たり前の日常のなかにある生きづらさが少しずつ、少しずつ明らかになってゆきます。序盤は客観的に観ていられるけど終盤はこちらまで息が苦しくなってくるようで完全に映画の世界に入り込んでいました。主人公の悲痛な「駄目、駄目!!」のシーンは悲しい気持ちが溢れて、辛かった。
ふえるかわめとか、ヒステリック弁当屋、女子アナなどの小ネタも面白くてついニヤニヤしてしまいました。演技、間が完璧すぎて。
シュールなのが好きな方にオススメです。

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Saki

5.0その闇を

2015年12月9日
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知っている。そこから這い上がって今の暮らしを得た。
劇中の3人は今まさに闇の中にいるのかな?
どういうふうに生きてくればそこに辿り着かずに済んだのかな?器用に世の中を渡っている人もたくさんいるのに。
タイトルの「恋人たち」が切なすぎる。
もうそっちに二度と戻りたくないから今は無神経に生きてる。
気がつかないフリをしてる。アツシや瞳子や四ノ宮はすぐ側にいるから。
あまりに苦しくなって涙は出ない。
明日からまた生きると自分に言い聞かせて席を立った。

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tasuku

1.0しんどい

2015年12月7日
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鑑賞方法:映画館

ただただ、見ている間中、しんどかった。
本当に長い苦痛の時間だった。

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gokurousan