ローン・サバイバーのレビュー・感想・評価
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苦しくなるが、観ないといけない気にさせる映画
2015年くらいに一度観たが、辛くなるので二度目はないかと思った。
何かに惹きつけられてもう一度観たが、一回めよりグッと来るものがあった。
否定的な意見もあるけど、どこまでも映画はエンターテイメントであることを前提に考えれば脚色があればこそだし、それで作品から得られるものや、映画が好きだという気持ちが大きくなれば、それだけでこの作品は素晴らしいものだと言える。
そういうふうに観れただけ、2回めを観てよかった。
痛い痛い痛い。けどあっという間に感じる
まあ、タイトルからも読み取れるんだけども
ラストにこんな展開!
って思わせる、とても悲しいけども
こんな人たちもいるんだって思わせてくれる映画。
こんなんが実話ベースだとは…。
最初の訓練シーンでシールズの絆を伝えて
そこを芯に構成されて、すごく見やすかった。
全編に渡って繰り広げられる痛々しいシーンの
オンパレードも、ある意味軍人さんの凄さを伝えてくれたし、
エンドロール前のメッセージ?も泣かせてくれたわ。
アフガンの村人の掟
多数の犠牲を出した最悪の作戦だから失敗すると分かって観る戦争映画は辛い、何故マーカス兵曹は生き延びたのかは、映画の冒頭で延々見せられる過酷な訓練、精神力は肉体を凌駕すると鍛え抜かれたシールズだからと思いきや、村人の掟「パシュトゥーンワーリー」でしたという話。
任務の最中でも無駄話ばかり、髭を生やしていて老け顔だが全員20代の若者たち、実戦経験も少ないのだろう。タリバンの首謀を狙える状況で本部の上官に狙撃許可を求めるも無線は使えずもたもたしている間に潜伏失敗で敵の衛星電話を使うも指揮官は仮眠中というお粗末、実戦は訓練やマニュアル通りでは立ちいかないと言いたいのだろう。潜伏がばれるのもたまたま山に来た村の山羊飼いだしマーカスを助けるのもたまたま水辺に来ていた村人という皮肉、馬鹿な軍隊よりタリバンと戦うアフガンの村人の方が立派に思える映画でした。もっとも最後の救出での戦闘は実際には行われず脚色らしい・・。
【マーク・ウォールバーグ主演、ピーター・バーグ監督のタッグ作品の中でも頭一つ抜きん出た優れた作品。】
米海軍特殊部隊ネイビーシールズ創設以来"最大の惨事"と言われた「レッド・ウィング作戦」を、怒涛の迫力、緊迫感で描く。
『バシュトューンの掟』
"助けを求めにきた客人は、どんな犠牲を払っても守り抜く"が、この映画を感動的なものにしているのは間違いないが、何故にこの掟を平和的に使えなかったのか?ブッシュ政権 とも思ってしまった作品でもある。
〈2014年3月 映画館にて鑑賞〉
人に助けられて生きている。
たくさんの場面で、人は一人では生きられないんだということを考えさせられた。仲間にも、見ず知らずの人にも大なり小なり影響を受けながら生きているんだということを痛感させてくれた。
あのときあの一発がなければ生きていられなかったかもしれない。自分の人生に置き換え、生きていることに感謝して全力で生きていきたい!
満身創痍
痛々しい描写がたくさんある。肉体的な痛さが強烈に伝わってきて、その痛さが仲間と自分の痛さを通してどんなに心情に訴えかける映画より、リアルに伝わった。
そして、今俺自身が精神的にダウナーで逃げてる状態にあるためピンポイントに刺さった…。
「戦いからは決して逃げない」
この言葉の重さよ…。
肉体的痛みって理屈抜きで精神的痛みを超える。
あの状況下であの行動は全員タフガイすぎる。
そしてなにより!
実話というのが1番刺さる。実話というか、
実話に基づいてて、しかも実在していた男たちの
話というのがすごい。
(映画の終わりのその後話で痛感した)
フェイバリット映画。
著書「アフガン、たった一人の生還」に基づいた戦争実録映画。 映像・...
著書「アフガン、たった一人の生還」に基づいた戦争実録映画。
映像・音楽が美しい反面、戦闘描写がリアルに残酷・無残でまともに観ていられませんでした。
エンドロールをしっかり観てほしい。
犠牲になる人々
NAVY SEALs創設以来で最悪の損害を出した、
実際の軍事作戦を描いた作品。
やはり実話ベースとなると話の重みが全然ちがう。
現場で命を張る方々はすごいと思うけど、
どうしても「戦争の意義」みたいなものを考えてしまった。
山羊飼いを解放しなかったら…とか
最後の村でもタリバンを返さなかったら…とか
部外者としては色々思うところがあるけど
その場でその判断になった必然性はきっとあったんだろう、と
勝手に納得している次第であります。
壮絶
圧倒的な絶望感と、想像を越えた展開で目が離せなかった。
現地の人達こそ、一番の被害者だと痛感。その中でも、死をも恐れぬ選択をできる勇敢さに感動した。
また新しい、戦争の側面を知れた。
因果応報とは言うけど、マーカス、マーフィ達の選択に正解なんて無かっただろう。
まさに衝撃の実話。
MARCUS with his son AXE,2012
圧倒された。本当にすごい作品だった。仲間想いの言葉に泣けた。何発も弾くらいながらも助け合う姿に本当に感動した。崖の場面のグシャッボキッっていう描写が痛すぎて観ていて苦しくなった。
最後の写真でまた涙が出た。MARCUS with his son AXE,2012
アフガン、たった一人の生還を読んでみたくなりました。
リアル
銃撃戦や米軍兵の逃走がリアルに描かれている。
中でも負傷した際の兵士のパニック状況や銃撃されたあと死に至る際の呼吸や瞳孔の開いた感じなど細部にリアル感を追求した演技は圧巻。最後まで巻き込まれてしまう。
パシュトゥーンの掟!!
4年前に映画館で観た時は崖をゴロゴロ転がり続けるシーンが印象的でしたが、やはり捕らえた民間人をどうするかを話し合うシーンが映画のピークだと思います。やはり殺害するか、脱出が確定してから解放すればプロらしかったと思います。通信状況が極めて悪く、現地語を話せる者が一人もいないのも準備段階から甘かったと思います。相手部隊の規模が分からないのに、やり過ごさず先に仕掛けてしまったのも冷静ではなかったと思います。ヘリの人たちはみんな死んでしまったのでしょうか。「ブラックホーク・ダウン」と同じく、ちょっかいを出してやろうとして失敗し、泥沼にはまっていくさまを上手く映画にしています。民間人を殺すなと主張した者が後に別の民間人に救われるという展開が、自分の信仰に適ったりしたのが原作がヒットした理由の一つでしょうが、現実でも自分の仕事ぶりを見ていてくれる人ですらなかなかいないので、そのような機会に恵まれる事は難しいですよね。南スーダンに金融資本家の油田を守りに行って戦死した、自衛隊員たちの戦いも知りたいです。
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