劇場公開日 2013年12月20日

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴのレビュー・感想・評価

全20件を表示

2.5鑑賞時はジャームッシュの吸血鬼ものとだけの認識

2023年10月29日
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鑑賞方法:映画館

ティルダ・スウィントンもトム・ヒドルストンも識別できてない時期。ジャンルフィクションのつもりで観に行ったので、美しいのはわかるのだけれど、あいにく消化できる酵素を持ち合わせておらず、お腹を壊してしまった。

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なお

1.0アダム

2023年2月21日
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悲しい

知的

幸せ

人間ではない吸血鬼が主人公。
イヴの妹がアダムの友人の血を吸って殺してしまう。そこからが彼らの悲しい物語になってしまう。現実味があり、現代に生きる吸血鬼という感じが感じられる作品だった。
ずっと穏やかで面白くない。

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ゆい

3.5永遠に生きるって大変だあ

2022年9月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

コンスタンティン続編にティルダが出るかどうかハラハラするのでとりあえず出演作品を見て落ち着こう

吸血鬼モチーフのマイノリティがテーマなのかな、と感じた
現代の吸血鬼の生活描写が、例えば障害を持つ人々が生活する上で常にある不便さや、社会にまるでないものとして扱われている風刺に思える
逆にハンディキャップではなく、永遠に生きられることや、アダムがカリスマミュージシャンだと言う、優位性もまた時には差別の対象になることが描かれている

普段私たちは美人は得だな~とか、何気なく言っちゃうけど、学力でも運動神経でも、突出した才能を民衆の楽しみなり利益なりとして与えてくれない存在は容赦なく叩く、てのが罷り通ってると思う、ゲーテの旅行記(だったかな?)にも“この鳥ども(民衆)の囀ずりが…”みたいな嘆きがあるからSNSとか出来る以前からずっとあるとこなんでしょうねえ
ゾンビが世界をダメにしてるというのはそういうことなんだろうなあ
民衆に対して同じような感覚があるからアダムも芸術家とは仲良くできる

にしてもあらすじの“トラブルメーカーの妹”が全然出てこないなあと思っていたらトラブルを蒔いてあっさり退場、
映画まるまるティルダスウィントンとトムヒドルストンの美しさを見るだけの作品だった
印象の項目に“美しい”がない、どうすりゃいいんだ!?
それにしてもトムは太宰キャラ似合いすぎて格好いいよりなんだか面白くなってしまった

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バスト・ラー

4.0"ベニテングタケ"

2021年8月13日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

≪JIMJARMUSCHRetrospective2021≫

ジャームッシュ、本域での頭の中が垣間見れるような一筋縄ではいかない頭の良さ、イギリス文学史やら科学など音楽にしても小難しい要素が含まれ、単純にパンクやロックンロールなイメージから良くも悪くもインテリな印象も感じられる本作。

血を嗜み、血を求め彷徨う二人がジャンキーカップルにも映る、古き良き時代や文化を破壊する行為の民衆を"ゾンビ"に例えながら「デッド・ドント・ダイ」ではまんま物に執着するゾンビを描き、存在自体がこの世のものとは思えないティルダ・スウィントンの吸血鬼感、トム・ヒドルストンとの年齢差が二十も離れているのが信じられない優雅さが素晴らしい。

初公開時、チネ・ラヴィータにて鑑賞。

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万年 東一

3.5JIM JARMUSCH Retrospective 2021 ト...

2021年7月24日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

幸せ

JIM JARMUSCH Retrospective 2021
トム・ヒドルストンとティルダ・スウィントンという一度見たら忘れられない強烈な2人が繰り広げる不思議な世界観を持った作品。今も2人はどこかで生きてるのかな...

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Yoshi K

2.0何処か想定内。以上。

2021年2月7日
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何処か想定内。以上。

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きねまっきい

3.0高貴な吸血鬼

2020年6月17日
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鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

寝られる

いかにも歳を取らなくて魔女のようなティルダ・スウィントンとどう見てもヴォルデモートにしか見えないトム・ヒドルトン2人が吸血鬼の恋人同士を演じた映画。
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『デッド・ドント・ダイ』の時も細かい小ネタが多かったジム・ジャームッシュ監督、この映画ではもっとわからん高等な科学、芸術、音楽についての小ネタもりだくさん。
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この吸血鬼の2人が劇中そういう文化について語り合うんだけど、何一つついていけなかったよね。そんなお高く止まってる吸血鬼は人間のことをゾンビと呼んでる。
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人間をゾンビって呼ぶことは、人間はその科学、芸術、音楽とかについて興味、知識のない下等な生き物と言いたいのか(笑).
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強くお尻を叩かれたような映画だったな。
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せつこん

5.0ジャームッシュの大傑作!

2017年9月2日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

文学、映画、音楽等の芸術をめぐる歴史を、資本主義(経済利己主義?)に塗れた「ゾンビ」と、過去の芸術を見守る「吸血鬼」(=天使)との闘い(?)として、時にメランコリック、時にユーモラスに描いたジャームッシュの大傑作!ジャームッシュ映画を観た後は、世界が輝いて見える。

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WEEKEND

4.0面白いかどうかというより お宝感満載で コレクションにしたい 役者...

2016年10月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

面白いかどうかというより お宝感満載で コレクションにしたい 役者とか映像だけで見ごたえがあったしストーリーはどうでも良い感じ

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ふうさん

3.0わからんね

2015年5月22日
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吸血鬼が現代で生きにくくなてるのは知ったが意味がイマイチでした

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素子

3.5緩やかに穏やかに

2015年4月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

淡々としつつ。
起承転結はイマイチわかりにくかったけど、観ていて飽きがこなかった。
長い人生の1ページ。

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まーみ

4.0これは優雅な映画

2014年11月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

幸せ

オープニングで、私はすでに満足してしまっていました。星空が映し出されたかと思ったら、それが回転し始め、そしてそれがレコードの回転に重ねあわされる。もうそれだけでジム・ジャームッシュ監督、全開というわけでした。音楽と、この編集のリズムもまた、ジム・ジャームッシュらしい!
ヴァンパイア達が、何かを創り出す、何かを残すこと、それだけを見つめているというリアリティに胸を打たれましたね。

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チャーリー

5.0衝撃!!

2014年7月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

知的

初ジム・ジャームッシュでした。が、この映画に惚れ込んでしまった。
たぶん、何百年と生きているであろう吸血鬼ふたりの、非日常的な日常の物語。
どのシーンがというわけではないんだけど、自分はこの作品をずっと忘れない気がする。トム・ヒドルストン、ティルダ・スゥィントンの存在感も素晴らしかった。

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seri

4.0新次元のジム、ジャームッシュ…

2014年3月3日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

凄い…見応えでした。

ジム・ジャームッシュ監督といえば、雰囲気監督のイメージですが。
その雰囲気と、物語の歯車が見事に噛み合った…
置いてかれなくて済む(笑)作品。
当然ながら、質が高いのは言うまでもありません。

ティルダ・スウィントンの「異相」の美も再確認。

「ゴースト・ドッグ」でもなく
「フローズン・フラワー」でもない
新しいジャームッシュ・スタイル。

映画好きなら押さえるべし。

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ

4.0命の枠組から外れた者たちの終わらない夜宴

2014年2月14日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

寝られる

萌える

正真正銘の、ジャームッシュ作品ですね。
笑いスレスレ、下手したらギャグに転びかねない展開を危ういままに、しかしきちんとシリアスに描く手腕はまさしく彼の特徴です。
絵空事というか、世間一般で認知されている吸血鬼の設定を、殆どアレンジ挟まずに臆面もなく堂々と現代21世紀の舞台に落とし込むなんて、或る意味ではリスキーな世界観の提示というかね。でもそれこそが、紛れもなくジャームッシュの作品なんですよ。だから良いんです。さっきから彼の作品だって主張を連呼してますけども。

しかし、ジャームッシュのヴァンパイアは、それでも余所とは一味も二味も違うんですね。
哲学、思考のループに絡め取られながら生きているというか。
命の枠組、輪廻から外れた彼らは人間=ゾンビを蔑み、回転するレコード盤に自身をなぞらえ、死んだままに永遠の命を彷徨う。その矛盾。

永遠の人生、それは幸せなのか不幸なのか。そんな一辺倒な幸福論は最後まで登場しない。所詮アンダーグラウンドに生きる者は、飽くまでアンダーグラウンドなる生き方に囲われる。

面白い物語体験でした。

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ロロ・トマシ

3.5アメリカから遠く離れて

2014年1月22日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

萌える

前回のスペインから、タンジール→パリ経由でデトロイトへ。かつての劇場今は駐車場と、ホーリーモータースのリムジンが集まる駐車場。比べるべきは、リミッツオブコントロールではなく、ましてやデッドマンであるはずもなく、パーマネントバケーションのアロイシスパーカーであるはずだ。

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ssspkk

4.5ジム・ジャームッシュの世界観

2014年1月8日
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鑑賞方法:映画館

笑える

彼の作品は初めて観ましたが、テンポと雰囲気がとても気に入りました。
ティルダとトムの演技もヴァンパイアなのにどこか人間ぽいところもあり、それぞれとても印象的でした。
二人の愛し合い方もイイですね。
とても気に入りました。

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げぴ!

3.5心地よいダークさとユーモアと耽美

2014年1月3日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

ジム・ジャームッシュのヴァンパイア物って、
どう料理するんだろうって思ってたら、
ダークだけどピリッとしたユーモアもあって、
アナログの良さ、ノスタルジアなのかな?
耽美といっていいのかな、、
心地よい作品でした。

とにかく二人の会話・関係がとても観ていて心地よい。。。

雰囲気・空気感はナイト・オン・ザ・プラネットを思い出しました。

それを妹がぁ~~>_<

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mayu

3.5大人のヴァンパイア映画

2013年12月28日
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鑑賞方法:映画館

知的

萌える

ヴァンパイアの主人公アダムとイヴを演じるトム・ヒドルストンとティルダ・スウィントン、それに老ヴァンパイアの文筆家マーロウのジョン・ハートを加えた3人の達者な演技に見とれる。血液を口に含んだあとの満たされた恍惚感と、同時に神経が研ぎ澄まされていく様子を表情の変化だけで表現する。巧い。若手の演技派筆頭といわれるミア・ワシコウスカも、さすがにかなわない。

この作品のヴァンパイアはむやみに人間を襲ったりはしない。何世紀もに渡る寿命を持ちながら、自分の時間を大切にした暮らしを送る。いや、時間があるからこそ生き急ぐ必要がないのかもしれない。時の流れに身を任せられる生活は人間にとって、とくに現代人にとって理想の姿といえる。
長い年月の中で、ときには歴史的な出来事に絡んできた彼らから見れば、人間の行動は他愛もなく浅はかで短絡的に違いない。
彼らヴァンパイアは夜しか街に出ない。『歴史は夜つくられる』を地で行くような存在だ。

派手なVFXはないが、現代社会が慢性的に抱える諸問題をすさんだ人間の体に流れる“汚れた血”に置き換えた風刺が垣間見える、大人のヴァンパイア映画だ。
すべてのシーンが夜だけという珍しい映画でもある。

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マスター@だんだん

4.5人生初ジャームッシュ監督作品

2013年12月21日
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鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

とにかく監督の趣味趣向が堪能できる作品であったのではないかな、と思います。
監督の好きなモチーフ、好きな場所、好きな小物、好きな音楽、好きな車楽器小説美しきアウトサイダー達…etc.
かといって、馴染みににくさや独特なくさみのようなものもなく、初めて見たジャームッシュ監督作品がこの作品で良かったと思えました。

アダムとイブのキャラクターもさることながら、終始穏やかな退廃を思わせる物悲しさの中でおりなす日常も魅力的。
駄目になっていく人間や世界に暗い批判を被せながら、それでも2人で愛し合いながら生きようとする姿勢は美しいの一言。
しかしまぁ吸血鬼というものはなんとも儘ならぬものですね…。

話の中で出てくるユーモアや固有名詞のネタも見ている内はよくわからなくても、普通にスルーできる軽さでしたし、さらにパンフレットを読めば理解できる親切さ。
無知にはありがたいです。
そして理解した上でまた見てクスリと笑いたい。
とことんまで作品を楽しみたいと素直に思える良い映画だと思います。

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市松