アリス・イン・ワンダーランドのレビュー・感想・評価
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バートンファン向けというより、原作ファン向け
確かにストーリーは薄くて、バートンらしいサイケデリックさも薄めで批判されるのも分からないでもない。が、それでもキャラクターの造形はやっぱり好きで、「不思議の国のアリス」の白ウサギやチャシャ猫、ヤマネなんかが動きまわっているだけで個人的には満足。「私を飲んで」の薬などもしかり。赤の女王も良かったけど、トランプがよかったなぁ……と思ったり。バートンらしさは薄くても、「不思議の国のアリス」らしさは出ていて、オリジナルストーリーでありながらも、原作世界観を壊さずに出来たのは、やっぱりバートンだからではと思った。彼にはもっとオリジナルな作品で、らしさを出してもらえれば。
しかし、エセ3Dは見ていてイライラ。序盤の地上でのシーンなんて、特に要らない。メガネはずしてました。2Dで十分楽しめると思います。
まさしくファンタジー
3Dで観ました。 多彩な色使いと、たっぷりのCGがファンタジーの世界をここぞとばかりに引き立ててくれる。
元々「不思議の国のアリス」のストーリーを分かっていなかったけど十分楽しめました。
原作に忠実なファンタジー世界の映像美
映像、演出に関しては素晴らしかったと思う。原作に割と忠実に作られている気がした(衣装や雰囲気など)。ただストーリーはあまり内容がないかなと。可もなく不可もなし…。アリス世界が映像で鮮やかに楽しめたからそれでいいかなと、納得したので、☆四つ。
ストーリーがもっと面白かったら文句なしに5個だったと思うけど、娯楽としては悪くない作品かと。
ただジョニーデップばかり目立つ気もしますが^^;(嫌ではないけど)
アリスがちゃんと完結したって感じ
初3Dでしたが立体感すごかったです!でも最後まで見終わってみてこの映画は別に3Dじゃなくても良かったですね。
内容・世界観は良かったです!
ティムバートン得意の世界観だったので映像を見てるだけでも楽しかったです。色使いもキレイ♪
アリスの19歳って年齢設定がピッタリでアニメ映画のアリスより言いたいことがちゃんと伝わったしアリス自身が自分と向き合い乗り越えたことでアリスって物語がちゃんと完結したって感じました。
アニメでみたキャラクターの解釈も面白くハマっていました。
原作にはないキャラも良かったです。
デザイン的に僕の好きな猿の惑星的な所も見え楽しめました。
最後はドラゴンで良かったのかどうかはちょっと気になりましたが全体的には○でした。
アリス役の女の子はもうちょっと花がある子だと良かったのかな〜という感じでした。
あと、ジョニーデップの役はあまり重要な役ではない所を立たせてもらってましたね(笑)
ステキなアリスでした
ヘンテコなままで女の子が大人になるのは、地上ではタフなことだと思います。
またもワンダーランドにたどり着いちゃうヘンテコなアリスのまま、大人になってくれてて良かったです。
いかれ帽子屋はかっこよくてイカレてて、さすがでした。吹き替えでも「マッドハッター」でした。響きがちょっとハリーポッターぽいからって、「いかれ帽子屋」だろうよ、と思いました。
白の女王、ワンダーランドの女王に相応しいヘンテコさがすごく良かったです。上品な無邪気さのある吹き替えが上手ねと思ったら、深キョンでビックリしました。
あと、赤いトランプの兵隊の動きが、昔のシンドバットの映画の特撮の怪獣みたいに、ちょっとカクカクしてて好きでした。
信じられないものを、信じろ
奇想天外な『不思議の国のアリス』の映画化に、ティム・バートンほど相応しい監督もいないかも知れないが、いざ出来上がった作品はどうも彼らしくない出来だった。
キャラ造形やワンダーランドの風景は確かに彼らしくクレイジーな感じだが、物語の展開は性急で驚きも少なく、キャラの性格も普段の彼の映画と比べると単純でやや魅力に乏しい(なんだかブラックな白の女王や常にマイペースなチェシャ猫は好き)。
数多のエキセントリックなキャラを100分程度の尺で見せ切るのは流石に難しかったか。それとも予算のかかる3D映画で、多くの人が観られる手堅い出来を目指した結果か……。
J・デップを前面に打ち出した宣伝といい、A・ラヴィーンの主題歌起用といい、どうにも「売れる映画にしろ」という制作会社側の意向が見え隠れしている気が……考え過ぎかしら?
映画の出来には不満が残ったが、映画から感じられるメッセージには胸を熱くするものがあった。
ワンダーランドを訪れた当初のアリスは何かにつけて「信じない」という意味の言葉を口にする。だが何より信じられないのは『自分に巨大な怪物を打ち倒す力がある』という事だ。
自分の力を試す前に、それに伴う恐怖や苦痛から逃げ出そうとしている訳だ。「信じない」という手っ取り早い方法によって。
しかし、クライマックスで遂にアリスは「信じられないもの」を信じる。それはつまり自分に降り掛かる恐怖や苦痛を受け入れる覚悟を決めたということ。
最後にアリスが見せる晴れやかな笑顔はどんな困難でも笑って受け入れてやるという自信に満ち満ちていて、彼女の眼前に広がった青空のように美しい(アリスの衣装やアブソレムも澄んだ青空色だった)。
恐れるな。自分を信じろ。
大丈夫、君には人生を戦い抜く力が備わってるんだ。
まるでそう言われているかのようだ。
『現実はうまくいかない』という映画が幅を利かせる今のご時世だが、この映画からは古臭くも輝かしい希望の匂いがする。
そんなに世の中甘かないぜと一笑に伏す人もいるだろう。しかしこれは、己のビジュアルセンスや世界観を信じて秀作を作り続けてきたティム・バートン監督の映画だ。少しは信じてみても良さそうな気がする。
ところで2Dと3Dの両方を鑑賞したが、僕は2Dでも遜色無く楽しめた。眼が疲れる3Dよりか2Dがオススメです。
<2010/4/17 2D版鑑賞>
<2010/5/4 3D版鑑賞>
アリス的には…
普通の映画として見たら面白いかもしれませんが
アリス的にはちょっと善悪がきつかったと思います
アリス本人もちょっと正常すぎたような気もします…
でもジョニー・デップは最高でした!
最後のジョニー・デップのダンスの締めはすごく良かったと思います
首回ってたけど…
剣と魔法のファンタジー
もともとの「不思議の国のアリス」はきちんとストーリー知らないんですが、この「アリス」は、幼少児に一度来た(ただし覚えてない)「不思議の国」を再び訪れた、という設定みたいです。
で、そのストーリーはといえば、もともと「不思議の国」には、異世界から来た勇者アリスが伝説の剣を使って邪悪な女王の手先のドラゴンを斬り殺し世界の平和を取り戻す、という伝承があったところ、アリスがその伝説の通りの働きをみせる、というものです。なんじゃそりゃ。
「不思議の国」はアリスの夢の世界なので、アリスが日ごろ抱いていた6つの空想の通りの物語だった、というわけですが、でもこの6つの空想も物語上何らの意味を持つものではなく、竜を倒す瞬間に唐突に竜を倒す空想をしてきたとか言いだす。
現実世界との繋がりもなんだかなぁという感じ。「不思議の国」から帰ってきたアリスは、親の決めたフィアンセからの茶番じみたプロポーズを断り独自の道を歩み始める。それは「不思議の国」で勇気を得たから……というわけでは全然無くて、そもそもアリスは「不思議の国」に行く前から因習の類に反発しており、「不思議の国」で人間的成長があったというわけでもありません。
じゃ、そういうテーマ性みたいなものを抜きにして娯楽作品として面白かったかというと、これまた特に面白いポイントも無く…。
あと、余談というか、この映画についての感想ではなくなるのですが。3D映画、初体験でした。
メガネの上から3Dメガネをかけるのは、ちょっと痛いです。
3Dに違和感はあまり感じませんでした。私が視線を合わせてた部分のピントをむりやり外されたときは違和感ありましたけど。
でも、3Dになったからって特別に感動が増すというわけでもないので、300円の価格差はちょっと悩みます。
「不思議の国のアリス」を見ておけば・・・。
大きくなったアリスの話なので、「不思議の国のアリス」を見てから行けばよかったと思いました。
アニメやディズニーランドにいるハートの女王が、赤の女王なのかな?
ティム・バートン監督なので全体的には暗いんですが、やはりキャラクターが可愛い!! チェシャ猫なんて3Dで見たので、すごく触りたくなる質感でした。
この映画は2Dよりも3Dが必須だと思います!!
不思議の国のアリスが好きじゃないと。
昔から不思議の国のアリス、鏡の国のアリスが好きだったので、内容がよくわかり、私はとてもいいと思った。衣装も洋裁をやっている私としてはとても楽しめたし。3Dは、アバターのときにはよさを感じなかったが、今回IMAXで見たので迫力があり、よかった
微妙
ストーリーは良かったが単純。とてもティムバートンらしかった。
あまり、3Dにする意味がなかったような気がする。
マッドハッターが地味にパイレーツオブカリビアンの
ジャック・スパロウの動きに似ていた。[かぶってる]
足りませんでした
アンちゃん綺麗だったぁぁぁ
まじで、ドンドン綺麗になっていくのでビックリ
お話については、想像のが上を行っちゃってたかなぁ~
3Dで見たんだけど
何か見ていてお話が頭に入ってくるより
目が疲れちゃう方が上回っちゃったかな・・・(爆)
バートンならではの、摩訶不思議系が弱かった気が。
もっと奇抜でグイッとしてて欲しかったなぁ~
これでも、いちお、前売り券を発売日に買って
楽しみにしていたんですよ~・・・w
一番感動したのが、エンドロール。w
あれは、素晴らしかった
別に3Dの必要は・・・
アバターを見なかったので、初の3D映画。
軽く酔いました(笑)
しかし、この映画は別に3Dでなくとも楽しめると思います。
というか、3Dじゃない方が良いような・・・
別に自分が酔ったからではありませんが、
ストーリーや、画面の美しさだけで見せられる映画だと思いました。
良くも悪くもティム・バートンワールド
まあ、話題作だが・・・。
結果的にはティム・バートンのティム・バートンによる、ティム・バートンのための映画なだけであった。
内容と言うより、彼のワールドを堪能する世界映画といったところ。
言葉遊びはハッキリ言って字幕ではワケ解らないだけだし、見終わって頭に残るのはヘレナ・ボナムカーターの「クビをはねよ!!」だけという、何ともトホホな始末。
映像的には非常に3D向きだし、劇場で観るに十分な迫力もある。
しかし、これが稀代の名作かと言うと、そうじゃないね。
これだったら、同じティム・バートンでも「ビッグ・フィッシュ」のほうが断然素晴らしい。
話題作なだけに売れるとは思うが、記憶には残らない作品となりました。
期待しすぎました
3Dの映像にジョニー・デップ。
期待度MUXで観に行きました。
確かに映像は美しく、
不思議の国を魅力的に映し出していました。
ジョニー・デップも良かったです。
でも、内容がイマイチ・・・
話に入り込めなかったのは、
週末で疲れていたせいかも知れません。
素敵な映画だと思います。
凄い映像美と、個性的な俳優陣の演技、物語の構成に感動〜!
ティムバートン×ジョニーデップのコラボとあって、去年から期待していた作品!
IMAX3D 字幕版で鑑賞しました!
すばらしく音と映像が美しく、この映像美をしっかり観たい方には吹替え版がいいかもしれません。
各所に施されたCGも凄かったです!
ちなみにジョニーデップ演じる帽子屋マッドハッターは、目をCGで約3倍に加工されているそうです!
また、ラストシーンのマッドハッターのなんともいえないダンスシーンがコケティッシュで印象的でよかったです!
大人も子供も楽しめる毒ありファンタジー★
Alice in Wonder Underground
初3Dムービー鑑賞。
IMAXシアターで鑑賞。
僕の大好きな言葉である、
「映画はアニメだ」
という押井守監督の言葉の意味を考えさせられる映画だった。
映画はアニメでしかない。CGでしかない。
3D映画の登場・普及により、もはや映画は、非現実的空間の呈示でしかなくなってきた。
生身の人間さえ加工され、作品世界の住人としてほとんどアニメ(CG)の世界を生きる。
すべてはアニメやゲームの世界。
特にこの「アリス」は、世界観がFINAL FANTAYのよう。
魔法に剣に、喋る動物に、ドラゴンにって、RPGの世界観そのもの。
原作をよく知らない&思い入れはない僕としては、すんなり楽しんだ。
3D映画も、ゲーム世代、特別な感動は無い。
「当たり前」な印象。
しかし、この世界観は大いに満足。
メルヘンに、ちょっぴりゴシックで、どこかロリータで、
でファンタジーで、ちょっと道化的でもある世界。
3D IMAX、¥2200という鑑賞料金はかなり痛手で、
もしかしたら映画2本観た方が良い気もするけれど、満足。
映画館で観るべき映画だと思う。
映画は良かったけども、やっぱり3Dが物足りない!
5/11 3D字幕にて観賞
映像がとにかく綺麗です!その点は満足かな?
ヘレナ・ボナム=カーター演じる赤の女王はこれでもか!これでもか!といわんばかりの赤色とハート型で統一されて(だってマッド・ハッターを処刑しようとする斧の刃までハート型!)
トランプのハートのカードからきてるのかぁ・・・。
しっかし、イギリス時代劇ばかり出てた頃の、あの美しさはどこへ・・・?
引き出しが多いという事はいいことなのだけど、
ふっと、レースたっぷりのドレスを着て帽子をかぶっていた彼女を思い出す。
ミア・ワシコウスカ。とっても 良かったです。
貴重で短い20代に入る直前の、女性の美しさと透明感が出てて
ビューティフルでした。衣装もどれも綺麗でした。
猫大好きな私は、何といってもチェシャ猫LOVE★でした。
あの空中で丸まっているポーズのかわいさったら!
ニヤニヤ笑いは目立ってなかったですね。何回もしてたけど。
やっぱり昔の飛び出す3Dの方が迫力があって良かったなあ。
メガネもチャチかったから軽かったし。こめかみが痛くならなかったもん。
重いよね~。あのメガネ。
ジョニー・デップは3Dでもジョニー・デップだった!
でも好きです。
全158件中、101~120件目を表示