ハムナプトラ 失われた砂漠の都

劇場公開日:

解説

砂漠の奥地に眠る“死者の都”に財宝探しに赴いた一行と生きながら葬られてこの世に再び甦った魔道士の戦いを描いた冒険アクション。監督・脚本は「ジャングル・ブック」のスティーヴン・ソマーズ。原案はソマーズ、ロイド・フォンビール、ケヴィン・ジャール(製作総指揮も兼任)。製作は「マイケル」のジェームズ・ジャックスと『アメリカン・ミー』(V)のショーン・ダニエル。撮影は「エイリアン2」のエイドリアン・ビドル。音楽は「ムーラン」のジェリー・ゴールドスミス。美術はアラン・キャメロン。編集は「ジャングル・ブック」などソマーズとコンビを組むボブ・ダグセイ。衣裳は「ロビン・フッド」のジョン・ブルームフィールド。SFXは「スター・ウォーズ」シリーズのILM。出演は「ジャングル・ジョージ」のブレンダン・フレイザー、「アイ ウォント ユー」のレイチェル・ワイズ、「スライディング・ドア」のジョン・ハナ、「ハード・ターゲット」のアーノルド・ボスルー、「アミスタッド」のケヴィン・J・オコナー、「アナコンダ」のジョナサン・ハイドほか。

1998年製作/125分/アメリカ
原題:The Mummy
配給:UIP
劇場公開日:1999年6月19日

ストーリー

エジプト。3000年前の古代、新王朝時代。国王セティ1世の御代、邪悪な力を誇った魔術師にして高僧のイムホテップ(アーノルド・ボスルー)は王の愛人アナクスナムン(パトリシア・ヴェラスケス)と許されざる恋に落ち、王を暗殺。死者の都ハムナプトラで、イムホテップは彼女を生き返らせる儀式を行う寸前に捕らえられ、“ホムダイ”と呼ばれる、ミイラにされ棺の中で永遠に生き続けさせられる究極の極刑を受けた……。1923年。サハラ砂漠の奥地の伝説の都ハムナプトラに眠るという財宝を探しに、探検隊が来訪。都の場所を知りながら謎の部族の襲撃を受けて身一つで脱出した若き冒険家リック・オコンネル(ブレンダン・フレイザー)は、カイロ刑務所に捕らわれの身となり、処刑されるところを、都に眠る古文書を探す女性科学者エヴリン(レイチェル・ワイズ)によって救われる。財宝を狙う彼女の詐欺師まがいの兄ジョナサン(ジョン・ハナ)が都の場所を知るというリックの噂を聞いて、エヴリンをたきつけ、彼女にこれまた財宝を狙う強欲な刑務所長(オミット・ジャリリ)を説得させたのだ。リックと同じく財宝を追うかつて彼を裏切った狡滑な傭兵ベニ(ケヴィン・J・オコナー)とエジプト学者(ジョナサン・ハイド)を擁する別の探検隊一行と鍔ぜり合いを演じ、謎の部族の襲撃を受けたりしながら、ようやくハムナプトラヘたどりつく一行。ところが、そこには“死者の都”を守る秘密結社の一団が待ち構えていた。リーダー、アーデス・ベイ(オーディド・フェール)に率いられたその一団は、古来より伝え聞くイムホテップの復活を阻止せんがために神聖な墓所を守っているのだった。墓所にひそむ残酷無比な肉食のスカラベの襲撃を受けながらも一行は古代の秘密の呪文を記した“アムン・ラーの書”を発掘。ところがその書を開くパズルボックスを持っていたエヴリンが、うっかりと呪文を声を出して読んでしまい、ついにイムホテップがこの世に甦ってしまう。甦ったイムホテップは出くわしたベニを手下につけて、人々を餌食にして恐るべき魔力で復活を遂げていく。彼の望みはおのれの王国を築き、かつての恋人アナクスナムンを甦らせること。イムホテップはリックらを追い回し、エヴリンをいけにえとして連れ去る。かくしてリックらは死者の都に再び赴き、エヴリンを救い出し、イムホテップを倒すのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第72回 アカデミー賞(2000年)

ノミネート

音響賞  
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映画レビュー

4.0ホラーというよりアクション・アドベンチャー大作‼️

2024年3月7日
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楽しい

怖い

単純

ユニバーサルは考えた‼️往年の怪奇映画「ミイラ再生」をリメイクするにあたり、ホラーではなくアクション・アドベンチャーの要素を取り入れ、第二の「インディ・ジョーンズ」を目指し、シリーズ展開しよう‼️その目論みは成功します‼️太古の眠りから目覚めた僧侶が、前世で結ばれなかった愛する人も復活させようと画策するが・・・。これを阻止しようとするヒーロー役ブレンダン・フレイザーがホントに魅力的で、インディを目標になかなか頑張ってます‼️ヒロイン役のレイチェル・ワイズも頭はいいけど世間知らずのおてんば娘がハマり役‼️そしてイムホテップ役のアーノルド・ボズルーの人間を超越した迫力も素晴らしいです‼️そのイムホテップが、最初のミイラ姿から、一人また一人と生気を吸い取ることで、徐々に人間に近づいていく描写‼️水がすべて血に変わってしまったり、大量の虫が発生するといった天変地異の描写も終末っぽくて印象的‼️そして客船上での大襲撃戦や飛行機を砂の化け物が襲ったり、骸骨軍団との戦いなど、これぞアクション・アドベンチャーな魅力も満載で、ホント楽しめます‼️私的には同時期に公開され失望させられた「ファントム・メナス」より圧倒的に好きでした‼️

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活動写真愛好家

4.0【”死は全ての始まり。”4半世紀以上の前の作品だが当時最新VFX技術により、見応え充分なアドベンチャーになっている。ブレンダン・フレイザーもその後イロイロ有ったけれど、オスカー取れて良かったね。】

2024年2月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

■1923年。サハラ砂漠の奥地にあるとされる伝説の都ハムナプトラに隠された財宝を求め、エジプトを訪れた冒険家リック(ブレンダン・フレイザー)は考古学者エヴリン(レイチェル・ワイズ:当たり前だが、無茶若い。)とその兄ジョナサンと出会う。
 彼女らとハムナプトラを目指すなか、3000年ぶりに蘇った悪僧イムホテップが立ちはだかる。

◆感想

・序盤のイムホテップが、王の愛人アナクスナムンと恋に落ち、禁断の呪い”ホムダイ”に掛けられ生きたまま石棺に封じ込まれる所から、雰囲気バッチリである。

・そして、3000年後にエジプトにやって来た冒険家リック達の前に現れる蘇ったイムホテップの姿。

<この作品,2024年に劇場公開してもヒットするんじゃないかなと思う位、面白かったしVFXも違和感がない。
 ブレンダン・フレイザーも、その後大変な人生を送ったようだが、「ザ・ホエール」でオスカー取ったし、良かった良かった。>

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NOBU

4.0イムホーテップ‼️イムホーテップ‼️

2024年1月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

面白いコメディアクション
たまに雑なとこあるけど話が面白すぎて全然気にならない
イムホーテップ‼️イムホーテップ‼️

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暇

3.5感想メモ

2024年1月2日
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興奮

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ヒラめ
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