スタンド・バイ・ミーのレビュー・感想・評価
全246件中、101~120件目を表示
リバー・フェニックスがまぶしい
「友情」「一生の友達」に凄く憧れていた子どもの頃に見た。
(なぜか、友情ものの名作といえば、見つかるのは「少年同士の友情」ばかりだった)
私は女子だから、エピソードすべてに共感した、感動した、面白かった、とは言えない。
むしろキライな、目をそらしたくなるエピソードのほうが多いかもしれない。
男の人が見たら、ノスタルジーに駆られて、共感し感動するのかも。
決して綺麗なだけではない、
それに、かけがえのない真の友情とかそんな美しいもの
描かれてたかなと言えば 無かったかもしれない。
でも、なんとなくいつも一緒に遊ぶだけの友達が、
一生忘れられない存在になることはあるよな。
いつも強気なクリスが泣く場面、
僕は君を信じる、僕が守る、と言い切ったゴーディ。
若くして命を失ったリバー・フェニックスの姿が キラキラしていて強く印象に刻まれた。
今はもう二度と会えない、幼い頃の友達。
会えないからこそ、「そばにいて、離れないで」という明るい歌声が 切なく響く。
何に感動したのか、何が面白かったかと言えば、自分でもわからないけれど、
忘れられない映画になった。
ちなみに、後に、この「スタンドバイミー」をもとに、現代日本を舞台に書かれた小説
『夏の庭』(湯本香樹実・著)は本当に感動した大好きな小説だ。
旅と友の大切さ
4人の小学生が死体を探しに旅する話。
観れてなかった名作をやっと観ました!
1番の感想は「さすが名作」
旅と友の大切さを感じれた作品でした。
行く先々で起こるハプニングひとつひとつが
少年たちを大人にさせていってて、
この旅に出てなければ小さい街で
ずっとくすぶってたんだろうなと思った。
あとは少年たちがぶつかりながらも
お互いを受け入れて進んでいく様もよかった。
大人になると仲良かった友達とも
会わなくなってしまうけれど、
当時の思い出は一生色あせないんですよね。
子供ができたら
友達と旅に出てこい!
と言ってやりたいですね。
あとは若かりしころのキーファーさんと
ジョンさん見れて感動!
2人ともイケメン!
若いキーファーさんユアンさん感ある。笑
友達=思い出
青春時代は近所にたまたま住んでいる友人と時を過ごす。
大人になれば職につき、青春時代の友達とは疎遠になってしまう。
しかし、友達というのは常に心の中にあり、思い出こそが友達なのである。
この映画は思い出の映画であり、自身の経験が幾度となくフラッシュバックする。
思い出とは思い返して初めて思い出になることに気づかされる。
普遍的な思い出体験により、観る前と後で心の重さが変わってくる、映画とは素晴らしいものだ
個人的な思い出は心霊スポット巡りである。
床下の空き瓶と拳銃とゲロと死んだ者たち
STAND BY ME
1986年製作。アメリカ。コロンビア映画。スティーブンキング「THE BODY」の原作小説の映画化。
エースという若者がでていて誰か気になったが、若き日のキーファー・サザーランドでした。
キーファー・サザーランドVSリバー・フェニックスともとれる構図になるような映画だが、主軸はそこではなく、ある親友を回想した時の二泊三日の出来事を描く。
12歳の夏。クリスとバーンとテディとゴーディの四人の少年たちは森で死んだという同世代の少年の死体を探しに森の奥深くへ徒歩で入っていった。
線路を走るのは煙を吐く汽車。そしてすべての少年たちはタバコをプカプカ吸う。主人公がのちにタイプライターとして使用しているパソコンはGU Iが普及する前のグリーン文字のディスプレイ。それだけでこの映画が古いものだとわかるが、それほど古さを感じさせないのは、古さのなかに良き魂みたいなものが入ってるからだと思う。
画面に出てくるのはアメリカ郊外のチープな田舎町の住人たち、と世代の違う少年の二つのグループ11人だが、編集と撮影がしっかりしていていることを確認。シンプルな話だが、名作だ。
ただし、クレジット明けのおじさんになった主人公が車に乗っているシーケンスで、引きの絵と寄りの絵で襟から見えるシャツの色が違っており、何度も見返したが、多分リチャード・ドレイファスではないスタッフか誰かが上着を着て車に乗ったのだろう。髪の量も違う。
1959年。小さな町。キングが売れっ子作家になる前の前の少年時代の物語。二十数年前の回想。おそらく全編ロケ。とくに故リバーフェニックスがいい。二泊三日の物語で、前半の一泊二日の昼までを丁寧に描く。少年たちの服装はずっと同じだしメイクも大して変わらない。
木の上の秘密の隠れ家、隠し場所のわからなくなった小銭入りの瓶、父の引き出しから拝借してきた拳銃、ろくに食料のないハイキング、ショートカットしたためにヒルのいる沼に入ったり、兄たちは二台の車でいとも簡単に追いついてしまうところなど、面白い。クオーターバックだった兄デニーが事故死して4ヶ月、町の住人はほぼ顔見知り。
自分は再見ですが、ほぼ全くストーリーを覚えてませんでした。森に入って行ってどうなったか、四人は無事に帰ってこれたのか、彼ら四人の生い立ちその後など、全く忘れてました。
しかし、今回再見して、太った少年は、おしゃべりで心配性だったなとかメガネの少年はフランス人の軍人の息子だったのかとかの再発見がありました。
四人は九月から中学校。そのあたりの複雑な気持ちも丁寧に描かれています。進路、才能、子供であること、上の世代への反発、少年時代の終わり。暴力。
多分、自分が前回見たときは、台詞をろくに読んでいなかったのだと思われます。理解力もなく、死体をただ発見して帰ってきただけの物語としてしか覚えていませんでした。
今回、二回目見てわかったのですが、作家になった家族持ちの男(リチャード・ドレイファス)が、少年時代を回顧する話で、とくに、弁護士になったクリス(演リバー・フェニックス)を思い出していたのでした。
自分的には理由もなしにリチャード・ドレイファスはあまり好きな俳優ではないのですが、最初と最後とナレーションでしか出ませんでした。
若いときには、分からず、歳をとってからわかるようになる名作のひとつです。
名作を今更。
『あの12歳の時のような友だちはもうできない』
思い出は本当にかけがえのない宝物。
その思い出の素材、友だちや出来事すべてが人生の財産。
自分を形成する大事な経験で、大切な淡い想いを改めて感じれました。
わたしも自分の思い出を思い出しました。
もう戻れないっていうのがより一層、美化させるのかもしれませんが。
当時辛いことも今となっては大事な…
子どもも大人と同じ1人の人間
主人公は4人みんなだと思うのだけど、語り手として、大人のゴーディが昔の話を語ってる形だから、主人公はゴーディなのかな。
内容的に主となるものは、友達の死体を見つけに行くってものだから、原本がホラー作品なのは、超理解。笑
ふつうに、子供たちだけで死体見にいくってやばいよね、、、
兄弟の蟠り、兄との比較、みんな現実にあり得ることばかりだった。1986年の作品だけど、真新しい感覚だった。アメリカ映画だから、壮大で、カラッとしてる中でのストーリー展開
クリスが良い子だった、ラストはまさかすぎた。実際に彼は亡くなっているそう。クリスが誰もが見習わなくちゃいけないリーダー性を表してる気がした。最後まで人のためだった。。
面白いところもあり、そこをとりあげられることが多いと思うけれど、これは深い部分が多すぎる。観てよかった。子供だけど、大人のような悩みを持っている。後世に残る作品の理由がわかった気がした。
このエンディングの曲も、あ、これなのか!ってわかった!いや、エンドロールの歌詞のところ必ず観るべき。ものすごく繋がってた。あの曲自体よく聴いたことがあるけれど、こんなに物語性があったとは、、。字幕に感謝。
良い物は色褪せない。
実は、この映画子供の頃に映画館で観たんです
でも、すっかり忘れていたし、あまり感動とかしなかった記憶があります。
たまたま映画を録画してあったので、子供と見ました
昔の映画だと思っていましたが、何故こんなにもいいのでしょうか
今だから感じるものがあります。
いい物は、月日が経っても薄れませんね
少年時代の良い思い出
2020年5月10日
映画 #スタンド・バイ・ミー (1986年)鑑賞
少年時代の仲良し4人組のプチ冒険談。
冒険と言いながら基本的にはレールの上を歩いていくところがメタファー
子供の頃はあんなに仲がよかったのに、成長するにつれ全然会わなくなるのはなぜなんだろう?
#リバー・フェニックス の魅力満載!
あつい友情物語!モンスト映画がインスパイア!
モンストの映画でスタンドバイミーを彷彿させる場面があると聞いて見てみました。
四人の子供が行方不明の死体があるというニュースを聞き、死体を見つければヒーローになれると死体を探す旅に出ます。
主人公の友達のクリスがとてもいい奴です!
劣等感を感じている主人公を本気で励ましたり、向き合っている姿を見て感動しました!
本気で向き合ってくれる友人がいるって素敵なことなんだなと感じました。
私もこの映画のような未知の世界に飛び込むような冒険をしたいです!
友人の大切さを感じられる作品です!
じわじわと胸に染みる
言わずと知れた名作。
あまりに有名なのでとてもドラマチックなのかと思いきや、そうでもない。そして90分にも満たない短さ。
でも、観賞後胸にじわじわとくる懐かしさや、愛おしさや切なさ。
きっと誰もが子ども時代に探検をした記憶が蘇る。ただただ好奇心に満ちていた頃。底知れないパワーであちこち無邪気に駆け抜けていた頃。たまに垣間見る大人の世界。そしてなにより、その時代を共にした過去の友人たち。
もう、子供時代にしかない経験があったんだ、と打ちひしがれるような感覚。
派手さはないけれど、胸にじわじわと少しずつ染みる色々な気持ちがとても愛おしい作品でした。
「そばにいるということ」
家族のことで頭がいっぱい。
家の近所が世界のすべて。
些細なことが大切に思える。
少しの遠出。
無断外泊。
本当に大切なものを手に入れる旅。
無駄のない84分間。
物語は子供の時間感覚で進んでいるのに、観ている方は映画としては短めな84分を濃密に感じる不思議。
回想形式になっていることが時間短縮に役立っている上、おまけにノスタルジーも際立たせる。
この手の映画に弱い。
観ていて思い出したのは、
「キングス・オブ・サマー」
「私たちのハァハァ」
「LIFE」
帰ってこれる映画が増えるのは心強い。
何故か親近感を抱く「あの頃」を
この映画を見たことがない人でも曲だけは知っている、そんな名作
内容としてはそこまで派手でもなく、「もしかしたらこんな青春もあるのかな」と思わせる。
青年の時に見て、大人になってからもう一度見てほしい作品。
線路を歩くだけだが退屈ではない
語りながらひたすら線路を歩くだけ。
けどなぜか不思議と退屈しない。
子どもなりにみんないろいろ悩みがあることを思い出すストーリー。
国や文化の違いから、自分たちが置かれた状況は物語の4人とはかなりかけ離れているが、根本は同じような悩みであることを感じさせる。
ハッピーエンドでもバッドエンドでもない、淡々とした終わり。
ただ、12歳の頃感じた楽しみや悩みの感情、友達と過ごす感覚は、今後の自分にはもう二度と感じることがないことを実感し、切ない気持ちになる。
一生の友になる。
大人の目をかい潜り、大冒険の旅に出る4人は、困難を乗り越え、互いに持ってる悩みを打ち明け、共に成長する。そして、一生の友になる。
大冒険は距離や険しさではなく、濃さが重要なのかなぁとも感じました。
僕も非日常を通して、一生の友と言える友人が出来ました。相手がどう思ってるかわかりませんが…笑
人の親として感じたのは、兄弟で差別する様な親にはなりたく無い…
ゴーディが傷付き、クリスに打ち明ける姿は心が痛い…
全246件中、101~120件目を表示