HOUSE ハウスのレビュー・感想・評価
全24件中、1~20件目を表示
Essential Film School Viewing
No aspiring filmmaker should miss their homework on watching the all-nonsense horror/comedy classic House. It is a psychedelic masterpiece in playful story, sound design, cinematography, and editing, with some famous Japanese actors and musicians featured within. It's gravure idol-like cast is not spared from the male gaze, but far from the exploitative nature of other "pink films" of the era.
往年のスターアイドル!若かりし頃の幻影!
いや~、懐かしい。この一言です。
池上さんとか大場さん、若い。ホンッと可愛らしい。
さて、本編ですが、大林監督のデビュー作ですか。尾道三部作は、結構好きなんですが、それ以外は・・・
大林監督の作品って、やっぱり好き嫌いが別れますよね。あの自己主張の強い映像の数々。はっきり言って自分は嫌いです。
よく言えばファンタジーかもしれませんが、あの現実離れした小手先のトリック映像。嘘臭くて見るに見かねます。あくまで個人的な感想なんで、ファンの人、ごめんなさい。
本作品もそうですね。怖さなんて全く感じない、チープな映像のオンパレード。
家が人を食べるというストーリーは、面白い。ピアノが人を食べるってアイデアも良いんだけど、あの見せ方は・・・チープな映像も嫌いじゃないんだけど。
とは言うものの、池上さんのヌードがあったり、当時の若手アイドルのパンチラ(神保さんなんて、後半はパンツ一丁だったし)が拝めるということで、スケベおやじは高評価とさせていただきました。
大林監督の御冥福をお祈りいたします。
青春時代に帰れる作品
1977年公開当時に映画館にて鑑賞。その帰途に、レコード屋に立ち寄り、ゴダイゴによるサントラ盤(メインテーマのシングルレコード)を購入したことを鮮明に記憶している。
大林宣彦の劇場映画初監督作品として有名になったが、当時の私のお目当ては、
池上季実子、大場久美子、松原愛、神保美喜
といった若手女優、アイドルが出演する和製ホラーという珍しさに惹かれたからだった。
私にとって映画と言えば、『男はつらいよ』シリーズや任侠もの、特撮ヒーローものだったので、
本作は、映像、ストーリー、ちょっとしたお色気シーン、音楽…なにもかもが斬新で衝撃的だった。
大林宣彦監督は、
『尾道三部作』でその名声を確固たるものにしたが、この『HOUSE ハウス』は、大林宣彦監督の若さやチャレンジ精神、こんなこともあんなことも出来るぞ、という覇気のようなものがスクリーンから溢れ出ている。
個人的には、大林宣彦監督にはもっとたくさんSF系のファンタジー作品を撮ってほしかった。
眉村卓、星新一、筒井康隆などとの相性は抜群に良かったはずと勝手に思っている。
最近、本作を改めて見る機会があったが、
どうしても、当時の自分の感動をただただ反芻するような見方になってしまい、いまの自分としてのレビューが難しい。
ただ、鑑賞当時の私に与えた衝撃を考えると、最低でも★4.0かな。
ずっと探してた!!
子供の頃に観て強烈に印象に残ってた映画。
もう1度観たくても題名も分からず、
役者さん達のお顔もぼんやりでずっと探してました…
ある日突然おばちゃまの顔降臨!
「あれは南田陽子さんだった気がする!!!」
と検索かけて見事ヒットしましたー!!!
子供の頃はガチで怖かったのですが、
今観るとホラー度は低め。
ファンタジーホラーというのでしょうか…
邦画の古い作品ならではの共通の感じはありますが…
世界色やばいですね。この映画。
好き嫌い別れると思います。
何これ。嫌いじゃ無い。何か観ちゃう。
何十年かぶりに視聴しましたが、
がっつり持ってかれました。
役者さん達が可愛くて美しいですねー!
結構有名どころが出ててびっくり。
「この人だったんだ!」と。
若いなー!可愛いなぁー!
鰐淵さんがちょっとしか出ないけど
美しかったなぁ…
画が官能的で美しい。無駄に美しい。
色々破茶滅茶な感じも受けますが
…ま。そんな事はいっか。ってなる笑
ホラーシーンも
今のようにはいきませんが…そんな安い
感じはしなかったな。この映画にはしっくり
きてる。そんな感じでした。
何かまた観たくなるんです。
私のトラウマ映画
子供の頃テレビで観ました。メチャクチャ怖かったのを覚えてます。
『白髪の南田洋子』、『大場久美子がファンタというニックネーム』、『女性がピアノに食べられるシーン』、『屋敷中が血の海』、この4つしか覚えてませんでしたが強烈な印象でした。
しかし大人になってDVDを購入し20年ぶりくらいに観たら全く怖くなく、むしろコミカルでファンタジー色が強い映画だなという印象に変わりました。
この頃の神保美喜さん可愛いですね。惨劇の合間夕焼け空を見つめるシーンと、大きな古時計の中でこちらを見てニコリとほほ笑むスウィートを見て『ごめんね』とつぶやくシーン・・・が特に好きです。
大林宣彦監督初の劇場用監督作品です。
ハリボテ感満載のセットやチープな特撮が何だか手作り感があって良い。
人喰い屋敷
大林監督の独創性が凄い
これ初の劇場用作品だよな?
ヤバくね?
ホラー映画としては微妙っていうか、怖さより不気味さが勝つ印象。
ただ、他では見られない独特な演出が目を引く。晩年の作品に通ずるものを感じるし、マジで類を見ない感じ。
女の子が可愛い!
これも0点か満点のどちらかしか評点の付けようがない映画。
1977年公開の映画で、大林宣彦の監督デビュー作。
公開当時、当時小学生だったが見に行ったのだが、エラく怖かった記憶があって、そのため成人するあたりまで清涼飲料の「ファンタ」が何となく怖かったという(笑)
で、久々にDVDを購入して再見したのだが…
この映画のどこが怖かったのだろう?当時の俺は?
映像はおそらく意図的に、徹底してチープな書き割りやセットを背景に繰り広げられる。ロケで撮影されたらしきシーンはほとんど1シーンしかないほど徹底している。
また、特殊効果も恐ろしくチープ。
高校生の時に友人が文化祭で撮った自主映画の方がよほど"らしい"特殊効果だった、と思うほど。
まあ要するに、大林宣彦の「女の子を可愛く撮る」ことに振り切った映画なのかと。
池上季実子(当時18歳)や大場久美子(当時13歳)は今見ても可愛いったらない。特に池上季実子はその若さでその色気は何事だ?と思うほどの妖艶さも見える。
7人のメインキャストの女の子のうち2人(池上季実子と松原愛)は脱いでるし。
ようやるわ大林さん(笑)
当時20代前半の檀ふみもチョイ役で出てるし、セリフはないものの三浦友和まで出てる。
また南田洋子、小林亜星、尾崎紀世彦といった面々も出ていて、若き日の彼らを見るだけで楽しい。
公開当時から賛否両論だったのも分かるが、今見ると貴重な映像ですわ。
大林宣彦の変態的少女偏愛志向。だからカルト。
魔物が張る結界に少女達は一時踏み込み死に近付く。
チープな書き割りと貼絵な特撮で魔界の異様を巧く描く、まどマギの系譜。
池上や大場ら美少女を執拗にねぶる大林宣彦の変態的少女偏愛志向が原典と思しきスピルバーグから一線を画し、そここそが魅力に。
カルト。
全部食っちまえ
押入れの奥にあった古いアルバムを開いているようで、それが過去にあったらしい、記憶として追えぬ、しかし微かに同時代感が残っている70年代後半を示している。ゴダイゴの音楽がその感覚を呼び起こす。
若かりし日の女優達が拝めば、タイムマシンに乗ったような新鮮さを感じられる。池上季実子は美しく、大場久美子は愛らしい。神保美喜のクンフーが躍動する。鰐淵晴子の麗しさも健在である。
今の時代の新作だったり若い人から見ればとんでも無い作品だが
当時彼女達より少し年下で今はおっさんになった方から見れば今でも活躍する池上 神保 ブレイク前のまだおどけない大場久美子の若き姿を観て懐かしむ作品 中身はメチャクチャでお遊び的な作品なので❗
よかった
大林監督が亡くなって作品を見返そうと思い2回目。画面の加工がすごいという印象があったのだけどやっぱりすごい。狂ってる。池上季実子と6人の同級生が出て、あだ名がいちいち恥ずかしい。誰か最後まで生き残る人にスポット当てて描いていけばいいのに、そんなこともないのであまり個に思い入れることなく一人ずつ死んでいく。登場人物はそれぞれシンプルな個性で紋切り型。
後の作品を見る際の軸となる感じだ。
この“HOUSE”から行って来ます
先日亡くなった大林宣彦監督の商業映画デビュー作。1977年の作品。
なかなか見る機会に恵まれず、今回が初鑑賞。色々噂には聞いていたが、確かに聞きしに勝る。
見た人によって傑作でもあり、駄作でもあるが、間違いなくこれだけは言える。
カルト怪作!
お嬢様学校に通う“オシャレ”。
夏休みを仕事で留守の多い父と軽井沢の伯母の家で過ごすのを楽しみにしていた。が、父は再婚相手と3人で過ごそうと言う…。
オシャレは友達を誘って、伯母の家に遊びに行く事にした。
序盤はさながら美少女たちのPV。
明朗な青春モノとドタバタ漫画劇。
都会の街並みや軽井沢の風景画など背景が作画だったり、風変わりな作風はすでにこの頃から。
周りが自然に囲まれた伯母の家に到着。車椅子の伯母は嬉しそうに迎えてくれる。
…が、怪現象相次ぎ、一人一人消えていく。その度に、伯母が若返っていく。
実はすでに伯母は亡く、若返る為に彼女たちを食らう“人喰い屋敷”だった…!
まるでアサイラム作品のようなB級題材。
しかし、この異才の手に掛かれば、何とも形容し難い作品に。
この手の作品のお楽しみはスプラッター描写だが、直接的な生々しい描写や流血は避け、チープな特撮や合成で漫画チックなコミカルな表現に。
それでいて、きちんとホラーらしい生首や目玉の造形も。
スプラッターと言うより、ファンタジータッチのホラー・コメディ。
そこに、大林監督のやりたい放題を投入。
もう本当に、“怪作”としか言い様がない。
伯母には、戦時中婚約者を亡くしたという悲しい過去が。霊体となった今も待ち続けている。
本作の後に企画したのが、2017年発表の『花筐/HANAGATAMI』。反戦メッセージはすでにもう。
大林作品と言えば、美少女。池上季実子が何と初々しい。
大林監督の得意技の一つである“脱がせ屋”としても早々と。
リアルタイムで見た人はどう思っただろう。
スゲー鬼才が現れたorヘンな監督が現れた。
これから手掛けていく作品も傑作があれば、駄作も怪作も。
でも、どれを取っても誰も真似する事が出来ない唯一無二の大林作品。
その作品群はここから始まった。
だから敢えて言おう、名作であると!
日本映画のニューミュージック
虫の知らせというものは有るのかも知れません
何故か大林監督の映画が急に無性に見たくなり何枚かDVDを借りてきたら、訃報が飛び込んで来ました
斬新な映像です
21世紀の現代から何の予備知識もなく本作を観てもどこが斬新なのか分からないと思います
本作のような映像がいまでは当たり前になっているわけなのですから
昭和は歌謡曲か演歌しかなかった時代
そこに山下達郎さんなどのニューミュージックが生まれて日本の音楽界に革新が生まれたのです
ニューミュージックがその後のJ-POPの母胎になり、今日の日本の音楽のルーツはそちらにこそ根ざしていると思います
本作は日本映画のニューミュージックのようなものなのです
歌謡曲か演歌しかなかった日本映画を革新したのです
CM界の大林監督がいきなりメジャーの東宝でプロデューサー兼監督で映画を撮らせた東宝の凄さもまた驚嘆すべきことだと思います
大林監督は日本映画を革新したのです!
ファンタジックホラー
大林宣彦監督のデビュー作で、独特のスタイルでホラーが描かれる。
少女たちが夏休みの合宿で泊まる因縁深い屋敷で経験する恐ろしい話。
若手は池上季実子、大場久美子、神保美喜ほか、ベテラン勢は南田洋子、鰐淵晴子。
サービスショットが多く楽しませてくれる。
全24件中、1~20件目を表示