赤線地帯

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劇場公開日:

解説

売春防止法施行直前の吉原を舞台に女たちの生き様を描き、巨匠・溝口健二の遺作となった傑作群像劇。芝木好子の短編小説「洲崎の女」を物語の一部に取り入れ、「新・平家物語」の成沢昌茂が脚本を手がけた。国会で売春防止法案が審議されている頃、吉原にある特殊飲食店「夢の里」には、それぞれの事情から身体を売る女たちの姿があった。普通の主婦に憧れるより江は客と結婚するが、夫婦生活が破綻し店に戻ってくる。ひとり息子のために働くゆめ子は、息子に自分の仕事を否定され発狂してしまう。客を騙して金を貯めているやすみは、自分に貢ぐため横領した客に殺されそうになる。

1956年製作/85分/日本
配給:大映
劇場公開日:1956年3月18日

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映画レビュー

4.5吉原の夢

2024年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

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abokado0329

3.5【様々な事情で多額の借金を抱え、娼婦になった女たちの夫々の生き様を描いた何とも切ない群像劇である。】

2024年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

■売春防止法が施行される直前の吉原。
 赤線地帯にあるサロン「夢の里」には、父の保釈金のために働くやすみ(若尾文子)、失業中の夫を抱えたハナエ(木暮実千代)など、さまざまな事情から体を売る女たちがいた。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・ハナエの身体を悪くした夫は、赤子を抱えながら生活しているが、ある日自殺未遂を起こす。

・やすみは巧みに客の男達から金を巻き上げ、一度は殺されつつも貸布団屋の女主人になる。

■一番可哀想だったシーン

・息子と暮らすことを夢見ていたゆめ子(三益愛子)が、息子から自身の仕事を否定され、発狂するシーン。

<赤線地帯で働く女性たちの様々な生きざまを描いた、巨匠・溝口健二監督の遺作。
 けれど、今作はちょっと見ているとキツカッタナア。>

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NOBU

3.5赤線があった当時を知るのにいい

2023年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

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parsifal3745

5.0女子に対する補導処分

2023年6月16日
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マサシ
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