ビッグ・フィッシュのレビュー・感想・評価
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それはまるで不思議で優しい絵本
今更ではあるがティム・バートンの独特な世界観を久しぶりに見たいと思って鑑賞
冒頭から不思議な世界観に個性的な登場人物
そうそうこの感じが観たかった
ただこの作品はいい意味で期待を裏切ってくれました
ティム・バートンの不思議で荒唐無稽なダークなファンタジーを詰め込んだビックリ箱みたいな父と、現実主義な息子、対極にあるような存在の2人が物語に奥行きをもたせてる
そして物語を見終わった時
しっかりしたヒューマンドラマを見たような感動と不思議なファンタジー世界の共存に、思わずテレビ画面の前でスタンディングオベーションしてしまうでしょう
やっと見た
何度レンタルしても見ずに返却して疎遠だったが、ようやくUNEXTで見た。ら、イメージと違ってて残念だった。父親役の俳優があまり好みじゃなかったし、なんだかなー、、って不完全燃焼な作品だった
ティム・バートンは少し苦手なのだが、これは観やすくてよかった。ほど...
ティム・バートンは少し苦手なのだが、これは観やすくてよかった。ほどよい感じがよかったのかな。
ほら話ばかりの父親に嫌気がさしていた息子が、父親の死期が近づいたことがきっかけに、父親のことを知り、ただのほら話だけではなかったこと知っていく。
そして自分の子にも伝えていく。親子の絆が描かれている。
若い頃の父親ユアン・マクレガーが母親に一面の水仙を贈るシーンは素敵だった。
男のロマン
本当の話なのか
ホラなのか?
はじめは息子が言うように空想話だと思った
途中から本当の話なのかと思ったり
よく分からない話だった
ホラを吹くときは男のロマンだったりする
でもここでは話の中の人たちが集まってくるので……内容は違うのかも知れないけど実際に関わった人達
奥さんとの出会いは感動ものでした
一途に愛したところも…
ビッグフィッシュ=ホラ話
ティム・バートン作品は好きではなかったが、この作品は唯一好きかも。
父のホラ話に嫌気が差した息子(ユアン・マクレガー)が、父と似たような体験をしていくという物語。
見てから感想書くまでに時間が経っちゃったから細かいところは覚えてないが、感動して良い作品だなって思った記憶はある。
ラストに父の話した登場人物が実際に集まっていたのも良かった。
好き嫌い分かれそう
「この世界観にはまる」って人と
「いや意味わからんし退屈」って人と
分かれそう
ストーリーはほとんどほら話なので
最初見た時はちょっと退屈しましたが、
アリソンローマンのかわいさを確認するため後日もう一度見たら、
なんとなくハマってしまいました
ティムバートン好きなら見るといいと思います
昔見たのでうろ覚えですが‥
ティムバートンにしてはダークな感じじゃなく
けっこう明るい感じだった気がします
ティム・バートンの作品の中ではいちばん好き
ティム・バートンは好きな監督の一人。その中でもこの作品がいちばん気にいっている。
心が洗われるような、優しい気持ちにしてくれる癒し系の何度も見たくなる映画だ。
父が語ったことは本当なのか、ちょっと誇張しているだけなのか、あるいは全くの嘘なのか?ラストでエピソードの登場人物が全員でてくるので、本当だったのかとも思わせるが、真実はわからない。
気に入っているエピソードは、父(ユアン・マクレガー)が妻(アリソン・ローマン、実に美しい)と出会った時と、靴を履かない町に迷い込んでしまった時。子供が彼の靴を手の届かない所に放り投げるシーンがなんともメルヘンチックだ。
他愛もない家族のワンシーンが感動
ひさびさに再視聴したくなり。
作品の中から父への愛があふれていて何度も泣いた。
子供の父に寄せる思いや葛藤。疑い。
そして信じたい思い。
最後のシーンがもう泣けて泣けて。
父のためにストーリーを描く息子。
最高の生のエンディング。
素晴らしい!
ファンタジー ファンタジー ファンタジー
バートン節全開、でも、
もともとファンタジー物語らしいから、原作者の手柄なのか、大道具さんの手柄なのか、まあ結果的にはリラックスして観られてとても良い映画です。個人的には「フォレストガンプ」や「トゥルーマン・ショー」を観たあとみたいなフンワリ感がありました。蛇足すれば、独特のバートンワールドには奇相のブシェミ君がよく似合う。あとは大巨人とシャム双生児美女のあと引き感も気持ち良いです。
感じ方ひとつでファンタジー
ホントの事だって感じ方ひとつでファンタジー。
人は現実の中に生きていてもどう感じるかで見え方は変わるものだ。
お父さんは人生をポジティブに生き、出来事を楽しく感じることが出来たんだろう。
それは素晴らしいことだ。
現実を味気ない世界にしていた息子はお父さんの話は信じたれなかった。
だけど、彼の生きる世界だって見方を変えればファンタジーにだってなるんだ
ってことが教えれたんじゃないだろうか?
それは今を生きる自分やみんなも同じこと。
ホントに辛いことばかり?もう一度周りをよく見直して見れば?
そんな大人の童話。
【法螺吹きだと思っていた父の話は、ボクとボクのお母さんに対しての愛溢れる話であった・・。】
ー ティム・バートン監督作の中でも、3本指に入る好きな作品である。 それは、死を前にした父から、幼き頃から聞かされてきた法螺話が実は、自分と母に対する愛溢れる真実の話であった・・、という設定が素晴しいからである。
子を持つ者であれば、幼き子供達に絵本を読んだり、空想の話をした方は多いであろう。
幼き子供たちは、眠い目をこすりながらも話に聞き入っていた・・。
その後、温かき子供達に囲まれて、眠ってしまった事は数知れず・・。
幸せな思い出である・・。 -
■感想(簡潔に)
1.ウィル・ブルーム(ビリー・クラダップ)は七カ月の身重の美しき妻(マリオン・コティヤール)を持つ幸せな男。
だが、”いつものように”父エドワード・ブルームに自分の結婚式に、散々聞かされたビッグ・フィッシュの話を招待客にされ、浮かない顔で会場を後にする・・。
2.ここから、場面は若き、エドワード・ブルーム(ユアン・マクレガー)が、ウィルに話して来た”法螺話”が繰り広げられる。
・片目の魔女(へレム・ボーナム=カーター:ティム・バートン監督作には、当たり前だが、欠かせません・・。)が見せる、夫々の人生の最期。
・体長、5Mの巨人との出会い。
・靴を履かない人々が住む町に迷い込む話。
・サーカスで、出会ったシャム双生児たちとの出会い。
3.ウィル・ブルームが、徐々に病に侵された父、エドワードとの確執を乗り越えて行く姿。
<ウィル・ブルームは、法螺話をしていたのではないのである。愛する妻サンドラ(ジェシカ・ラング)と出会う旅の話を愛する息子にしていたのである。
素敵なファンタジー作品であると思います。>
睡眠導入剤か?
評判が良かったため、この映画を見たが、まじで時間の無駄をした。どこが面白いのかわからなかったし、何度も寝そうになって、体を必死に動かして、眠気を覚まそうとした。
すやすや眠りたい人には、おすすめします。私にとっては睡眠導入剤のような感じでした。
心に息づくファンタジーの大切さ。
後の「パンズ・ラビリンス」「テラビシアにかける橋」「怪物はささやく」「バーバラと心の巨人」といった、心に息づくファンタジーが、それもまた人にとってのひとつの現実として大切なことを語ってくれる作品群の先駆けとなった作品。本作がこれらの作品群と一線を画すのは、後の作品群がかなり深刻な物語になっている傾向があるの比較して、相当に温かみを感じさせる作風になっているところ。ラストには幸福感に包まれるのが実に心地よい。
感動しないわけでもないけど
嘘のような話を常々父親から聞かされ、うんざりする息子。
しかし、父親に関係するいろいろな人から話を聞くうちに、今まで父親が話していた嘘のような話は、本当の話なのか?というストーリー。
まず序盤。ストーリーが分かり始めるまで、父親の嘘のような話の再現シーンが長い。
この序盤のシーンは、中盤から徐々に伏線回収のように真相が解明されていく。このあたりからは退屈しない。
終盤は感動するが、ストーリーに感動しているというより、誰かが死ぬことに対する一般的な悲しみにすぎない気もする。
結局、すべてが作り話なわけでもなく、かといってすべてが真実だったわけでもなく、中途半端。
魔女のくだりやでかいナマズのくだりは、結局よく分からないまま終わった感じ。
ただ、父親の嘘のような話が嫌いだった息子が、最後に自分の作り話を聞かせるところは感動。
その話も結局、最後は現実になるところが特に。
バートンの上品なファンタジー映画
荒唐無稽な会話で人柄の良さを通した父とその息子の奇妙な人生を描く、バートンのファンタジー映画。事実通りの味気ないお話より、驚きとユーモアのある物語に、人間の内面に潜む本音を浮かび上がらせた、ストーリーテラーの興味に染められたコメディー映画でもある。バートンのアクのある奇抜さは影を潜め、行儀のよい形で終始描く。ユアン・マクレガー、アルバート・フィニー共に好演。
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