ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ

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ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ

解説

スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルが、「ビフォア・サンセット」「6才のボクが、大人になるまで。」のイーサン・ホークと、「マンダロリアン」「THE LAST OF US」のペドロ・パスカルを主演に迎えて手がけた短編作品。男性社会で生きるクイアの保安官たちの切ない愛を濃密に描いた西部劇ドラマ。

1910年。若き日にともに雇われガンマンとして働いていた旧友の保安官ジェイクを訪ねるため、シルバは馬に乗って砂漠を横断する。メキシコ出身のシルバはしっかり者で感情的、つかみどころがないが温かい心の持ち主だ。一方、アメリカ出身のジェイクは厳格な性格をしており、冷淡で不可解で、シルバとは正反対だった。出会ってから25年が経つ2人は酒を酌み交わし、再会を祝い愛し合う。しかし翌朝、ジェイクは前日とは打って変わり、シルバがここへ来た本当の目的を探ろうとする。

メゾンとして初めて本格的に映画製作に参入したイヴ・サンローランの子会社サンローラン・プロダクションズが製作に参加した作品で、サンローランのクリエイティブディレクターとして知られるファッションデザイナーのアンソニー・バカレロが手がけた色鮮やかな衣装も見どころ。アルモドバル監督が短編を手がけるのは「ヒューマン・ボイス」に続いて2作目。

2023年製作/31分/スペイン・フランス合作
原題:Extrana forma de vida
配給:ハーク
劇場公開日:2024年7月12日

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映画レビュー

4.531分の上映時間にアルモドバル汁がギュウギュウに詰まった異色西部劇。

2024年1月31日
PCから投稿

上映時間31分のアルモドバル版西部劇(初の英語作品になるらしい)。いや、短編だけれど濃厚なアルモドバル汁がぎゅうぎゅうに詰まっていて、それでいてスタイリッシュでバカバカしくて、でもなんかほんのり切実な、かつてカップルだった初老カウボーイの愛憎劇。30分で描かれるストーリーなんて微々たる量かもしれないが、十分にアルモドバルを浴びたという達成感アリ。とりあえず性的欲求を男のケツを映せばよいというアルモドバルらしさも健在でした。しかし、どこに向かってるのかもどこにたどり着いたのかもわからないお話を、こんなに面白おかしく撮れてしまうアルモドバルはやっぱりスゴいなあ。

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村山章

3.0イケオジ好きでやおい大好きの人必見

2024年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

単純

萌える

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regency
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