四月になれば彼女は

字幕メガネマーク 音声ガイドマーク

劇場公開日:

解説

川村元気による同名ベストセラー恋愛小説を、佐藤健、長澤まさみ、森七菜の共演で映画化したラブストーリー。

精神科医の藤代俊のもとに、かつての恋人である伊予田春から手紙が届く。「天空の鏡」と呼ばれるボリビアのウユニ塩湖から出されたその手紙には、10年前の初恋の記憶がつづられていた。その後も春は、プラハやアイスランドなど世界各地から手紙を送ってくる。その一方で藤代は現在の恋人・坂本弥生との結婚の準備を進めていたが、ある日突然、弥生は姿を消してしまう。春はなぜ手紙を送ってきたのか、そして弥生はどこへ消えたのか、ふたつの謎はやがてつながっていく。

主人公・藤代を佐藤健、現在の恋人・弥生を長澤まさみ、かつての恋人・春を森七菜が演じる。米津玄師「Lemon」など数々のミュージックビデオの演出を手がけてきた山田智和が長編映画初監督を務め、「新聞記者」の今村圭佑が撮影監督、「スワロウテイル」「キリエのうた」の小林武史が音楽を担当。

2024年製作/108分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2024年3月22日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17
  • 画像18
  • 画像19
  • 画像20

(C)2024「四月になれば彼女は」製作委員会

映画レビュー

4.0ストーリーを語らないセリフが秀逸

2024年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

長澤まさみ観たさに観たミーハーな動機だったけれど、脚本のセリフは特に含蓄があって、リアル。ストリーテリングとは関連のない言葉だけに揺さぶるものがあった。特に、弥生が動物と結婚した人の写真をみながら突然泣いてしまう場面はなぜ泣くの?という疑問の前に、こちらも泣きそうになった。幸せになるのが怖い、自分は幸せにはなれないと思い込んだような弥生のこころが溶けていくまでの転生の物語のように受け取った。

それは、春であったり、藤代であったり。人は結局、人に救われる、ということが今回の映画でもよく心に沁みた。この映画の秀逸だと思ったのはやはりセリフの含蓄さ。何もストーリに関連のない何気ない言葉がリアルで、思わせぶりでも、泣かせようとしているのでもないのがリアル。他者が聞けば、その人の心情とは時に何の関連もなさそうな言葉を聞かされることがあるから。

手紙というのは手書きの文字がその人の匂いや感情を生々しく伝えるもの。デジタルのLINEであったり、LINEの画像であったなら、あれほど伝わったかどうか。デジタル時代でも手紙は人に伝えるには有効なものだとこの映画を観ていて思った。なぜ藤代の現住所を知っていたのかな?っていう疑問が残るけれど、それは友達ツテに聞いたのかもしれない。

学生時代の友人ってかけがえのないものだなと。社会人になってからの出会いってなかなかピュアではなくなっているし、恋愛もこんな出会いであればいいなと思う。婚活ではこんな出会いはなかなか無いから。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
菜野 灯

4.0察してチャンばっかり出てくる困った作品だけど、何故か魅力がある

2024年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
helio624

4.0満ちていく時間、

2024年4月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
ムーミン

4.5あの日回せなかった車輪

2024年4月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 2件)
berkeley