ネクスト・ゴール・ウィンズのレビュー・感想・評価
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232 サモアとアメリカ領サモアって東西ドイツみたいなことやねんね。勉強になった。
マイケル・ファスベンダーこんな演技できるんや。めっちゃいい!
王道のスポーツ感激もので目頭が熱くなったが、
みんなが監督の言う事聞くようになった理由にもう少し時間をかけてほしかった。
2時間超えればもっといい作品になったと思う。
音楽もよかったのにね。惜しい!
60点
TOHOシネマズ梅田 20240229
心がすっきりする映画
サッカーの戦術、トレーニングに焦点を当てた、有りがちなストーリーかと思っていましたが、競技を知らなくて充分楽しめます。サッカーを通じて描いた人の心、触れ合い、価値観を考えさせられた映画でした。勝利、一番になる事が、求められ、賛美される世の中ですが、この映画を観て自身も何が大切か色々と考えさせてもらえました。他の有名なスポーツ映画をオマージュ、セリフ、設定を引用しているところは、面白かったです。監督も全てが完璧にこなしてる訳では無いところに親近感が湧き、共感できました。舞台となっているサモアの伸び伸びした人達、土地の雰囲気が良ったです。全体的に観ていて、楽しく、清々しいて気分にさせてもらえました。
Smile we
史実をベースにタイカ・ワイティティ監督が作りあげた作品で、ドキュメンタリーもあるのも今作きっかけで知りました。
しっかり感動しました。コメディ全開なのかなと思ったら人間関係だったりに重点を置いて一本の映画になっていて素晴らしかったです。
序盤ワイティティ監督が直々にこの実話は素晴らしいんだ!でもちょっとオーバーにもしてみたよ!っていう茶目っ気全開のオープニングからニヤッとさせられるんですが、その後の展開もニヤリとさせてくれるものばかりで楽しかったです。
サッカーチームの面々がギャグ漫画かってくらいにポンコツプレーを連発するので、ここをオーバーにしたんだろうなぁと思いました。体育の授業でもそうそう見ないボールの軌道や足捌きだったのでクスクス笑わせていただきました。
監督を務めていたチームの不振で追い出されたロンゲンがサモアに半ば飛ばされる形でやってきて、チーム全体の杜撰さに呆れ果てていましたが、自分を見つめ直したりしてチーム指導に力を入れていく様子は鋭い剣幕が相まってコメディにも見えて良かったです。
公式戦の最中にチームの不甲斐なさにブチギレて帰ろうとするけれど、やっぱ自分自身も見つめ直さなきゃなという事で帰ってきて楽しもうぜ!ってテンションで盛り上がりまくる様子もまた暖かったです。
ファファフィネという第三の性を持つジャイヤが物語のキーパーソンになっていたのも印象的でした。女性になるためにホルモン注射を打っているので体つきも女性っぽくなっているけれど、完全に女性になってしまうとサモア代表にはいられないという悩みもありつつ、練習も最初は不真面目で、ロンゲンとぶつかり合う事も多かったけれど、お互い謝って解決して、友達くらいの関係性で物事を進めていったのが物語の流れをガラッと変えたなと思いました。
その後のエピローグでFIFAのお偉いさんまで駆け上がったというのが出て、本人の努力が実りに実りまくったんだなぁとちょっとウルっとしてしまいました。真っ向から性の取り組みを描いたのが清々しく、偏見なんてどこかいってしまうくらいに彼女は素敵でした。
真面目にスポーツ映画として観るとどうしても試合シーンのダイジェスト感だったりは気になるところですが、ワイティティ監督はそこを省いて選手と監督の関係性や成長を強く描いたんだなと思いました。
選手以外のキャラクターも濃くて、ロンゲンに面白いくらい懐く笑顔の素敵な少年や、頼りなさげだけど優しさでチームを包むコーチのエース、サモアのサッカー代表のゴールを望み続ける会長と、皆それぞれの形でサモア代表を応援している姿がとても良かったです。
サモアのロケーションも美しく、機会があれば現地に行ってみたい美しい光景に息を呑みました。
ワイティティ監督が最後を締め括ったと思ったら池に足を突っ込んで終わるという、それやりたかったがために神父の格好したんだなーと思うとなんだか微笑ましかったです。こういう遊び心全開なところに惹かれるんだろうなーと思いました。
良い作品に出会えました。観終わったあとハッピーになれる作品はなんぼあっても良いなぁと思いました。ワイティティ監督の次回作にも期待大です。
鑑賞日 2/27
鑑賞時間 16:10〜18:05
座席 G-5
アメリカ領サモアのサポーター宣言!
ずっるいなぁタイカ監督!!
初っ端から笑わせてくれちゃって調子に乗り過ぎっ!
笑いを堪えるのがキツかったぁ
正直サッカーは全く興味が無く苦手な部類なのですが予告編のチームのダメダメっぷりや個性溢れる登場人物…タイカ監督大好物の私が見逃すわけにはいかん!と
実話を私みたいなサッカー無興味者をも巻き込む人情溢れる笑劇に仕上げた監督&キャストに拍車喝采です!
オマケにポロリとさせるシーンもありと
泣き笑いに忙しいあっと言う間の104分でした
本当!1番後ろに座ってて良かった!
(怪しい動きをしていたからね💦)
早々と今年No.1作品に躍り出ました!
こんな寒い冬の日にリゾート地に旅行し
心に暖を取った様な気持ちになれました!
「ジョジョ・ラビット」「マイティ・ソー」シリーズのタイカ・ワイティ...
「ジョジョ・ラビット」「マイティ・ソー」シリーズのタイカ・ワイティティ監督が、世界最弱のサッカーチームがワールドカップ予選で起こした奇跡のような実話をもとに映画化。2014年に「ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦」としてドキュメンタリー映画化もされたエピソードを、ワイティティ監督独自の世界観とユーモアを交えて描き出す。
米領サモアのサッカー代表チームは、2001年にワールドカップ予選史上最悪となる0対31の大敗を喫して以来、1ゴールも決められずにいた。次の予選が迫る中、型破りな性格のためアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲンが監督に就任し、チームの立て直しを図るが……。
主人公トーマス・ロンゲンを「それでも夜は明ける」のマイケル・ファスベンダー、米領サモアのサッカー協会会長タヴィタをオスカー・ナイトリー、ロンゲンの元妻ゲイルをドラマ「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語」のエリザベス・モスが演じた。
14 F-10
監督...?
監督の感情の起伏がわからない。
最初のチーム発起のためのきっかけの場面はあるにせよ、それにしてはちっぽけなことでなぜあそこまでチームへの入れ込み方が変わるのか...理解できないギャップがあった。
そこに至るまでの小さい場面場面での描写を入れないと見てる側はただただ冷める。他にも同じ理由で首を傾げるシーンが多々あり、全編通すと見せ方が下手と言わざるをえないほど(この映画監督の他の作品は未鑑賞)。
媒体は違うけど、あれを漫画に直して出版社に持って行ったらボツだと思う。
そのくらい感情の動きをあまりに軽視していた作品。
目標を一勝ではなく1ゴールとする絶妙さ
FIFAランキング最下位常連だった米領・サモアの代表チームが、ヨーロッパとアメリカで監督を歴任したロンゲンを迎えて「1ゴール」を目指す物語。
チームは選手層の薄さに加え、スタッフも選手も兼業でチームに携わっているため練習不足が否めず、技術も姿勢も未熟。勝ちたい、1ゴールが欲しいとは言うが、ロンゲンには彼らのやる気が見えず、チームに対して頻繁に爆発する。
サッカーを愛し、競技者・指導者としてサッカーに全力で携わってきたからこそ狭くなっていたロンゲンの視野が、サッカー協会長・タビタやチームのムードメーカー・ジャイヤとの交流を通して広がって行く過程が温かかった。
勝ち負けや点数・キャリアだけにとらわれないサッカーやチームスポーツの楽しさ、人生の楽しみ方、自分の幸せだけでなく周囲と共に幸せであろうとすることの尊さを讃える本作は、スポーツ好きだけでなく、競争社会や勝利至上主義の体育会系的な観念に疲れた人にも響くだろう。
迂闊にただ笑っていると…
最近、鑑賞後のレビューを書くのが本当に大変で、「これは劇場で観なくてもいいか」と考え方の論理としておかしいのが判っているのですが。。。
本作もタイカ・ワイティティ×マイケル・ファスベンダーならつまらないことはないだろうと思いつつ、恐らく「劇場」にこだわることないかな、と思い見送りかけて気づいた「配給:ディズニー(サーチライト・ピクチャーズ)」。私、ディズニープラス解約中なのです。「それが何か?」という質問には答えず進めますが、意を決して参戦してまいりました。
で、結論は「思った以上に良かった」ですよ。「おもろい」と「良いこと言ってる」のバランスが素晴らしく、迂闊にただ笑っていると、不意を突いて泣かされそうになる展開、特に後半の「W杯予選」のシーンではそれがつるべ打ちで、心底その尊さに対し感慨にふけります。
単純に「そこ(今作の舞台はアメリカ領サモア)に行けば何かが変わる」なんて自分探しとは違うんです。ちゃんと人生掛けて、本気で関わることで、何度くじけても起き上がるトーマス・ロンゲン(マイケル・ファスベンダー)にほだされ、結果で返す選手たちという構図が重要なんです。あぁ、思い起こしても素敵だわ。
事実ベースの物語に対し、タイカ・ワイティテイ自身が冒頭で「盛ってますけど」とギャグにしていますが、いやいや、その大盛りサービスもたれることなくペロッといただきました。特にキャラクター豊かなサモア人役キャストは皆素晴らしく、中でもジャイヤ役のカイマナさん、可愛らしく、カッコよく、兎に角素敵です。観る価値あり。
実話に間違いナシと思っていましたが・・・
最後の方は良かったと思いますが~監督の人物像に違和感がありました。本物がどうかは知りませんが、厳しいのか優しいのか???
何となく盛り上がりに欠けたような気がします。実話で初めて後悔しました。
勝ちたいならとにかく楽しめ!
世界最弱 米領サモア のサッカーチームが、過去のW杯予選で大敗して以来、1点のゴールも出来ずにいたが、アメリカを追われた鬼コーチ ロンゲンが監督に就任し、チームと共にロンゲン自身も再起していくストーリー。
私のようなスポーツのことがよく分からなくても、サッカーのルールが分からなくても、そんなのは全然問題なく、むしろそこでは無い。
登場人物がタイカ・ワイティティらしく、ユニークに愛らしく描かれていて、全体的に明るく前向きでいい作品でした。
笑いあり、ちょっと感動あり。
話の内容や演出含め安定して見れる作品。テンポも良く飽きもしない。クスッと笑えるような所もおおい。
感動もする。
話の内容としてはありきたりな弱小チームが監督によって変わっていくというものだが、結構無理やりな流れでチームがもう少しどう変化していったのかが見たかった。
話の内容としては少し浅いかなとは思うが見て後悔なし。みるべし。
元気がもらえる!愛すべき映画です
まったくのノーマークでしたが、友人に強く勧められて観に行きました。
のどかな島国の世界最弱サッカーチームが起こした奇跡、という解説で想像できることほぼそのままなので、驚きはないのですが、この安心感と心地よさは何なのでしょう。
MC(?)の神父さんや何でも屋のサモアサッカー協会会長の超・明るく前向きな発言がすとんと心に入ってきて、人生これでいいじゃないかという気分になります。
考え込むシーンもあるけれど、上映時間の大半で、観ながら口が笑っていました。
それにしても「ベスト・キッド」って、ここまでネタにできるほど知られているんですね!
複雑な現代社会に疲れて落ち込んでいる人たちにぜひお勧めしたいです。
クール・ランニング以来の気持ちよさ
個人評価:3.8
久しくこういった映画を観ていなかった。
純粋に応援し、笑い、感動する。
クール・ランニング以来かもしれない。
こういった実話を所縁のあるワイティティ監督が作品にするのは意義がある事だと感じる。しかもマイケル・ファスベンダーがコーチなのが良い。
見終わった後は、なんたがサモアの人達の様に穏やかで、ポジティブな気持ちになる。
王道スポ根映画
タイカ監督らしいユーモアが散りばめられている超王道のスポ根映画。
誰が観ても一定以上は面白いと思えるようなお勧めしやすい作品だけど、ジョジョラビットで感じたような「これは絶対観た方がいい!」と強くお勧め出来るほどの尖った魅力は感じなかった。
選手や島の住人、食べ物や景色、文化など、米領サモアに行ってみたいと思える要素は沢山あって、1ヶ月ぐらいここでゆっくりしたら人生で溜まった澱がクリアになりそうな気がした。期待度を上げ過ぎなければ十分良い作品。
楽しくやろうぜ。\\(^Q^)(^Q^)//
南国のおおらかさが 羨ましいです。
競争社会の現代の 愚かさを気付かさせてくれます。
せめぎ合う戦いに 没入していると 忘れがちな優しさ
「第三の性」って いい言葉ですね。
見終わって ほっこりできるのは 良い映画です。
エンドロール後に 一幕ありますが 意味不明でした。
でもいいの 楽しかったから。
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