レッドシューズ

劇場公開日:

レッドシューズ

解説

シングルマザーのボクサーと幼い娘の絆を描いた人間ドラマ。

真名美は娘と2人で慎ましくも幸せに暮らしているが、女子ボクシングに打ち込む彼女の経済状況は悪く、娘の養育を義母に任せるべきだという行政の判断に押され気味になっていた。そんな中、正義感の強い真名美は、職場で理不尽な状況に陥った同僚を庇ったことで失業してしまう。新たに老人介護施設での職を得たものの、そこである事故を起こし、ついに娘と一緒にいられなくなる。愛する娘を取り戻すため、ボクシングのファイトマネーで生活を立て直すべくリングに立つ真名美だったが……。

俳優・モデルの朝比奈彩が映画初主演を務め、市原隼人、佐々木希、松下由樹、観月ありさ、森崎ウィンが共演。「カノン」の雑賀俊朗監督がメガホンをとり、全編北九州ロケを敢行した。

2022年製作/121分/G/日本
配給:S・D・P
劇場公開日:2023年2月24日

スタッフ・キャスト

監督
脚本
保木本真也
上杉京子
エグゼクティブプロデューサー
神品信市
プロデューサー
藤田修
江守徹
Coプロデューサー
小池唯一
アソシエイトプロデューサー
金澤秀一
ラインプロデューサー
竹森昌弘
撮影
出口朝彦
照明
金子拓矢
録音
甲斐匡
美術
岩井憲
衣装
松本人美
ヘアメイク
金森恵
編集
石井康裕
音楽
Marina M
主題歌
岡本真夜
音楽プロデューサー
森啓
助監督
井木義和
音響効果
柴崎憲治
制作担当
石井修之
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(C)映画レッドシューズ製作委員会

映画レビュー

3.5惜しい点も若干あるが、朝比奈彩の熱演が光る

2023年2月21日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

興奮

朝比奈彩という女優をドラマ版「チア☆ダン」で初めて認識し(チアのパフォーマンスも良かった)、その後バラエティ番組で高校まで陸上部だったと知り、その身体能力を活かした映画主演作が決まるといいなと思っていたが、ボクサーとは意外。そのスタイルの良さから、ダンサー役とか、スポーツでももっと華のある競技を予想していたが、顔と体を殴り合う、どちらかと言えばワイルドで泥臭いイメージの格闘技で奮闘する役に起用されたことに意表を突かれた。

ボクシングの演技は相当にトレーニングを積んだことがうかがわれ、試合場面などでは撮影の工夫も相まって臨場感があり、迫力もなかなか。「ケイコ 目を澄ませて」の岸井ゆきのもそうだったが、女優たちがハードな格闘技の演技に真摯に取り組む姿勢には心から敬意を表する。

全編北九州ロケとのことで、有名な若戸大橋など港湾風景をバックにしたシーンが印象的だが、深刻な言葉が交わされているのに背景に気を取られてしまう難点も。

脚本もところどころ気になる点が。たとえば老人介護施設で起きた騒動は、トラブルが発生した直後、観月ありさらが演じる職員たちがどう対処するのかがおそらく見所になったはずなのに、そこを省略していきなり結論めいた場面に飛んでしまうのはもったいない。描く部分と省略する部分のバランスが悪いのか、本編121分がやや長く感じられた。

脚本、演技、演出いずれも惜しい点はいくつかあるが、映画初主演を果たした朝比奈彩のさらなる飛躍を大いに期待したい。

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高森 郁哉

0.5途中退席

2023年8月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

この作品の製作に関わった方々には申し訳ないですが、脚本、演出、映像のクオリティーが低すぎて具合が悪くなり、上映開始から半ばほどで耐え切れずに退席。演じている役者さん達が可哀想になりました。

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alias

4.0ボクシングシーンは迫力あり

2023年3月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

朝比奈彩さん演じるシングルマザーの奮闘記といった内容で、次から次に降りかかる災難は展開的にややベタな感じで、これでもか、と言うぐらい不幸やトラブルが続きます。
主人公はそんな境遇に自暴自棄になったり泣き言を吐いたりするものの、愛する娘の為に立ち直り、世界タイトルのかかった試合に臨む、というストーリー。
昔観たハリウッド映画「チャンプ」の女性版という感じです。

主人公は思い込みが強く、後先考えずに行動するところがあり、やや情緒不安定気味なので、観る人によってはイライラさせられるかも。そんな主人公の感情を、朝比奈彩さんが目つきで演じ分けていて、さすがに表情豊か。これは共演の市原隼人さんにも言えることで、各シークエンスごとの主役の二人の表情が実に良い。

朝比奈彩さんはなかなかの熱演で、ボクシングのシーンは相当特訓したのでしょう、迫力もあって見応えは充分です。ただ、クライマックスの試合シーンは少し尺が足りないうらみがあります。死力を尽くしての闘いなので、もう少しじっくり見せて欲しかった。

ストーリー的にやや詰め込みすぎた感があるので、試合シーンや義母との葛藤(特にその原因)辺りはもう少し描いて欲しかったですね。

あと、ロケ地として北九州市の風景が出てきますが、いかにも観光地っぽい場所が出てくる訳でもなく、それでいて物語を盛り上げています。中でも港や波止場が、海のきらめきや逆光とともに印象に残ります。北九州市=工業都市のイメージしか無い私には特に印象的でした。

女性ボクサーの物語、と言うことで「ケイコ、目を澄ませて」と比べる方も多いですが、内容もテーマも全く違うので、比較する必要は無いと思います。

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天野空男

2.5ブルーシューズ

2023年3月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

興奮

寝られる

ギリギリまで見るかどうか迷ったものの、地元・福岡で撮影されているし、市原隼人も出演しているし、やっぱり見よう!と覚悟を決めて鑑賞したのですが、駄作も駄作でした...笑 なんなんでしょう、この映画は。誰に向けた、何?共感度ゼロでイライラするばかりです。

主人公は、ボクシングを熱く燃えたぎる闘志で続け...ではなく、お金がなく、仕事も転々とし、子どもにご飯も食べさせられず、ボクシングも上手くいかずな、人生どん底シングルマザー。廃棄処分をパクったり、馬鹿げたことで辞めさせられ、その癖して自分は母親だという自信だけは妙にあるバカ野郎。熱い心を持ったレッドシューズではなく、完全に気持ちがブルーな、ブルーシューズ。何も共感できず、腹が立って仕方ありません。人生甘くねぇぞ。娘が居るなら、もっとちゃんとしろや!!

主人公以外の登場人物に対しても、全くもって共感ができません。みんな怒ってばっかり。そして、感情がす〜ぐ変わる。主人公の都合のいいようにコロコロと。作られた物語感が強すぎて、エンタテインメント性もリアリティもこれっぽっちも感じられない。市原隼人はいい演技してましたけど、松下由樹がわざとらしくて笑えてしまう...笑

理由付けもまるでなっていないし、それならボクシングはしない方がいいんじゃね?と思ってしまう始末。別に、彼女がいいと思うならわざわざ止める必要なかったでしょ。どのシーンも浅くてしょうもなく、雑で見てられない。監督は何のためにこの映画を撮ったのでしょうか。何も目新しさはありませんし、なんなら王道ボクシング映画にもなり得ていませんけど。

ただ、ラストのボクシングシーンは流石に良かった。手に汗握ったし、興奮したし、何だかんだで主人公を応援することができた。でも、終わってからが泣け!泣け!って感じがして冷めてしまったが笑 しかも、なんであのタイミングで終わるんだよ笑 予算オーバーかな?

もう、とにかく見て後悔しました。
今年ワースト暫定1位。面白くないにも程があります。でも、市原隼人は大好き。今後もこういう役で映画に出演して欲しいな。

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サプライズ
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