X エックスのレビュー・感想・評価
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乙女として、殺人鬼として生涯現役
もうこの監督エグい。エロで気持ちを弛緩させた後は、とことんまで観客を追い込んでくる。しかも、これから起きる事を想像させて、ジワジワくるから肩の力を抜くことができない。変な汗もいっぱい出たところでエンディング。メンタルの鎧は、粉々になっておりました。
最初の方で、ワニが迫ってくるシーンがあるんだけど、このシーンで「X」ワールドに引きずり込まれる。
水面から顔を覗かせるワニ。ホラーでワニが登場すれば、もう答えは一つしかない。
来るよ来るよ、ジワジワ来る。狙われている本人は気がついていないけど、見ているこっちの心臓はバクバクする。
あー、来ちゃう来ちゃう。ドローンを使った上空からのショットが、物理的に絶対絶命な距離である事を教えてくれる。もう見ていられない。どうなっちゃうのこれ。
最高齢殺人鬼と謳っているジジイとババア。ヨタヨタとしか歩けないのに、殺しのバリエーションはやたらと多い。心臓が弱いっていうのは、フェイクじゃねーの。一体、いつから殺人を重ねているんだろうね。
『哭悲』がグロ界で名乗りを上げたと思ったら、『X』は老人界の殺人王として君臨する。今週は、ヘビー級の作品を堪能できて幸せ。
生涯現役には、こだわらないでおこう。そう思わせる逸品でございました。
『悪魔のいけにえ』
『ミッドサマー』のスタジオ、A24のホラー。
エロくてグロいです(笑)
付き合いたてのカップルで観るのは、かなり気まずいと思います(笑)
色んなホラー映画のオマージュが入ってるので、探すと面白いと思います。
僕が気付いたのは、
『悪魔のいけにえ』
『悪魔の沼』
『サイコ』
『シャイニング』
かな?
エログロだけじゃなく、考えさせられるモノも、ありますね…
まあまあ、かな。
とりあえず、もう1度観ます。
ラムネの語源はレモネード
1979年、ヒューストンのストリッパー達のトリプルバカップルが、自主製作で映画の撮影にやって来た農場で老夫婦に襲われる話。
事件現場と思しき農場に保安官がやって来て程なく24時間前…と始まり農場へと向かい、怪しげな老夫婦と絡んで行くけれど、何でしょうこれ?なかなかことが始まらず、まさかの池のヤツにそういう話?
そしてさらにいったい何を観に来たんだと思わせるポルノとドラマが展開しダレて来る。
まぁ、ある意味ユニークなドラマだし、それがストーリーに絡んでくる訳だけど。
やっとこ始まってもテンポはイマイチだし、やってることに残忍さはあるけれども、思ったよりも大人しいしで、退屈はしないけれどあまり盛り上がらなかった。
そしてエンドロール後、まさかの続編?しかも前日譚ですか…日本で公開されるのかな?とか思っていたら、3部作の予定なんですね。
ホラー苦手だけど、
後半まで、何もなくポルノ映画の撮影が続きました。
おばあさんは、最初から不気味でしたが、なるほどです。
マキシーンとロレインどちらが生き残るか息をのみました。
警察の捜査は、大変ですね!
怖かった
あれ?この映画ってホラー系じゃなかったっけ?って感じの前半(ポルノ映画)、すると徐々にだんだん来そうな気配が。。
きたー!怖っ!
前半、若干ランチ後の眠気と戦いましたが、後半は完全に目覚めてしまった。
中々良かった!怖いけど楽しめた。
鑑賞正解だった。
元気に老いるのが何よりです‼️❓迷惑をかけなければ‼️❓
アメリカにしては銃での殺し合いでないのは珍しいです。
ホラーにしては、仕込みが足りない、省エネ殺人です、アメリカならいるかも、意外性は無い。
ポルノも殺害の動機も、人物造形も中途半端です。
ある意味、コメディ的な物語何で、退屈はしません。
多くを語れるものではありませんが、暇ならどうぞ、ホラーが苦手な人でも大丈夫です。
エックス
ミッドサマーのA24制作ホラー映画。
3部作の第1部。
若者たちが殺人鬼老夫婦に襲われちゃう話。
ある意味ツッコミどころが多くて笑っちゃう所もあったけど、女性としての気持ちに共感出来る部分もあり、これぞ最強の愛だなと思えた映画だった。
性的場面多めなので注意。
胸糞わるいのにお洒落な怪作
A24らしいチャレンジングな映画。
普段ホラーをあまり観ないが、そのジャンルには一口では括れない斬新な企画と脚本だろう。その分純粋なホラーを求めている人にはやや拍子抜けしてしまう内容かもしれない。
さすがはA24、カメラワークやカット割に細部までこだわりを感じられスタイリッシュな映像に仕上がっているが、その中に「性」や「老い」という社会問題にも繋がるテーマをしっかりと忍ばせている。(ただしかなり生々しいのでエログロが苦手な人は要注意)
70年代の映像の質感や音楽もクールで、特にオープニングの小屋の中から出ていくことでスタンダードサイズからワイドに広がるように見せるカットは秀逸。
試写会の上映前に会場BGMでヘビロテしていて耳から離れなくなったが…予告編でも流れているテーマソング、というかスリルを煽る効果音のような曲もクセになる。
全く気づかなかったが老婆を誰が演じているかも注目どころ。
70年代のホラー(+ちょいコメディ)を現代に再現!
「死霊のはらわた」「悪魔のいけにえ」が近年、といっても2000年以降だが、リメイクされ、ぼちぼちヒットしてるようなので、本作もリメイクかと思ったがオリジナルみたいだ。
でもやってることは70年代のノリ。
当時を知る者にとっては「昔は良かった」と懐かしさを、
「13日の金曜日」や「エルム街の悪夢」すら見たことない若者にとっては新鮮な驚きのある作品だと思う。
何しろ、最近の映画には無い「セックス」と「グロテスク」が両方詰まっている。
(更に見たことない、見たくもないセックスシーンまであり、かなり笑える)
まあ、「初めてのデート」で見る映画ではないが、エンタメとして楽しめるのは確か。
えっちだけど、斬新な展開。先の読めないホラー映画。
久しぶりに面白いホラー映画を見た。今から45年前の時代設定にも関わらず、ホラー映画としては斬新な展開。はらはらするようなシーンもちりばめられていて、見ているものをあきさせない。ラストも無理のない展開で終わっている。証拠物件への保安官の最後の言葉「どうせくそホラー映画だ」がサイコーにおかしかった。
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